世界平和指数ランキング2016

2016年10月18日 category:旅行準備 | 読者リクエスト特集

2016年~2017年・年末年始休暇を利用して、海外旅行をお考えの皆さま、行き先は決まりましたか? まだ行き先が決まっていない方、平和度ランキングから選んでみてはいかがでしょうか?

 

編集部にはテロや事件のない安全な国情報を特集してくださいと、リクエストをいただきます。いつどこで何が起きるかわからない昨今、海外旅行するならこの国は絶対に安全です!と言い切れる所はありません。大きなテロ事件などに巻き込まれる危険性は低くとも、現地でスリ・置き引きなどの盗難トラブルが多い国や地域もありますしね。
そこで、今回は、「世界平和指数(グローバル・ピース・インデックス/Global Peace Index)」が発表した2016年のランキングを掲載し、旅先での注意点をまとめてみました。上位ランキング=安心というワケではありませんので、外務省の海外安全ホームページの情報も合わせて、今後の旅計画の参考にしてみてくださいね。

◆「2016年版世界平和指数(グローバル・ピース・インデックス/Global Peace Index)」
社会の安全性や治安のレベル、国内および海外との紛争、軍事化の度合いなどの項目を基準として5段階で評価した主要163カ国を対象とした「平和度ランキング」です。
※海外旅行の安全度を示すものではありません。


まずはランキングベスト10から

10位:スロベニア共和国

旧ユーゴスラビアの国の一つ、スロベニア共和国。あまり馴染みがない国ですね。お隣の国クロアチア、オーストリア、ハンガリーに比べると、旅先としてマイナーな国ですが、見所も多く、他のEU諸国に比べ治安がよいそうです。親日家も多くのんびりひとり旅にもよいかも。

3825977908_d3e3ae35ed_zChurch of the Assumption, Slovenia / jsouthorn

9位:日本

アジア圏では唯一トップ10入りの日本です。安心・安全を自負し、またそれに慣れてしまっていますが、海外にこの感覚持ち込むと危ないですよ。

15608018214_13ff9325c8_zJapan / Moyan_Brenn

8位:カナダ

一般的な旅行者が行くような観光地、町の中心地といった場所で、命に関わるような凶悪犯罪に巻き込まれるようなケースはほぼないということで、学生さんの留学先に選ばれることが多いですね。

19253981780_8df5a6f401_zMoraine Lake Alberta Canada / davebloggs007


7位:スイス

失業者が世界一少ないということで、治安がよいスイスですが、なにしろ物価が高い!という声も。
でもさすがは観光大国。街並みが綺麗に整備されていたり、主要都市では市内無料交通券がもらえたりと、ツーリスト優遇サービスも色々あるようで、旅行しやすそうです。

6977574383_3d2e29493a_zMontagne / girolame

Lauterbrunnen Valley / kBandara

6位:チェコ共和国

他のヨーロッパ諸国と比較すると犯罪は比較的少なめです。しかし、世界中から一年中観光客が訪れる所ですので、それなりにスリ・置き引き犯罪もあるようです。トラム内や駅構内では特に気を引き締めて。ガードの甘い日本人はターゲットにされやすいということです。

 

6365127501_7669a250d9_zPrague / Moyan_Brenn

5位:ポルトガル

外国で守るべき行動規範に従えば問題なく旅行を楽しめる国です。物価も安く、食べ物もおいしいと行ったことのある人からの評判も良いです。ただし、やはり観光客はスリ・置き引きターゲットとなりますので、ご注意を。

136308082_cae98e7f13_zTraditional Musical Group / pedrosimoes7

4位:ニュージーランド

カナダと並んで留学先に選ばれることが多いニュージーランド。治安も良く、イメージ的にもほのぼのしている気がします。がしかし、車上荒しや泥棒など、単純に犯罪件数だけみると意外にも日本より高いのだとか。安心し過ぎず、心配し過ぎず、気を抜かずに訪れましょう。

8322009114_e1068b036e_zqueenstown / paul bica

3位:オーストリア

第二次世界大戦後に永世中立国となったため、テロの標的にもされにくく、危険なイメージは思い浮かべにくいオーストリアですが、やっぱり油断禁物。軽犯罪被害はよくあるとのこと。最も気をつけたいのはビュッフェ式レストランでの置き引き、カフェ・列車内でのスリ、ニセ警官もいるようですのでお気をつけください。

 

7512867864_ec9e88141c_zVienna Christmas / Traveloscopy

 

2位:デンマーク

デンマークは国民の幸福度が非常に高い国で、『世界一幸せな国』ランキングでもおなじみの上位常連国ですが、2015年の連続銃撃テロは記憶にも新しいところ。それでも平和指数第二位!! 英語も通じ、比較的旅行しやすいですが、コペンハーゲン市内にはいくつか日本人ひとりでは近づかない方がいい地区もあります。中央駅では明らかにデンマーク人ではない外国人によるスリ集団も発生しているということです。

 

14296753624_4703959488_zCopenhagen / Moyan_Brenn

1位:アイスランド

「世界平和指数ランキング」の栄えある1位に輝いたのは、島国で豊かな自然に囲まれているなど日本との類似点も多いアイスランド。銃社会であるアイスランドだが、政府による犯罪対策が功を奏し、殺人事件発生率の低さにつながっているということです。

7351293786_22eef2d39c_zLooking North East over Reykjavik from the top of the Hallgrimskirkja Church / Daniel2005

旅先に選んではいけないワースト10はこちら

ワースト10位:リビア

ワースト9位:スーダン共和国

ワースト8位:ウクライナ

ワースト7位:中央アフリカ共和国

ワースト6位:イエメン共和国

ワースト5位:ソマリア

ワースト4位:アフガニスタン

ワースト3位:イラク

ワースト2位:南スーダン

ワースト1位:シリア


いかがでしたか?海外旅行の旅先としてはマイナーだけれど、他の人が行かないような所に行きたい派にもスロベニアは注目株ではないでしょうか!? 治安は良くても100%の安全保障の国はありませんので、おでかけ前には海外旅行保険加入をお忘れなく。


出展:
日本は何位?「世界平和指数ランキング2016」ベスト&ワースト国発表

投稿世界平和指数ランキング2016海外旅行保険 の最初に登場しました。

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