Category: 特集一覧

絶対立ち寄りたい【世界のオシャレなスーパーマーケット・ヨーロッパ4選】

2023年05月25日 category:特集一覧

海外のスーパーマーケットと言えば思い浮かぶのはどこでしょうか? 世界のスーパーマーケットと言えば、規模も売上高もダントツにアメリカ勢が名を連ねます。その辺りはきっとご存知かと思いますので、今回はヨーロッパから、絶対立ち寄りたい4つのスーパーマーケットをご紹介します。その国に行くことがあれば、朝ごはん、おやつの調達やおみやげ探しにぜひご利用ください。

★★★

 

DESPAR Teatro Italia(デスパール テアトロ イタリア)

ヴェネツィア/イタリア

イタリア北東部、アドリア海に面した港湾都市ヴェネツィアは、水の都として世界的に有名な観光地。運河沿いにはルネッサンス様式やゴシック様式の宮殿が並んでいて、とても美しい所です。
そのヴェネツィアでは、スーパーマケットも世界遺産の街に溶け込みます。イタリアで一番美しいと言われるスーパーマーケット「DESPAR(デスパール)」を紹介します。

 

画像:iStock

 

美しいスーパーマーケットと言われる所以は、その建物にあります。1914年に劇場として誕生した「テアトロ・イタリア」。使われなくなって荒廃が進んでいたところ、大手スーパーマーケットチェーンの「DESPAR(デスパール)」が 建物の改修と店舗の設備に250 万ユーロ以上を投資し、リノベーションを手掛けました。

外観も街の景観を損なわず、ほぼ当時のまま修復され、そこがスーパーマーケットとは分かりません。内部は、高い天井、2階の観客席を囲む手すりもそのままに活かされ、なんといっても美しくエレガントな雰囲気を際立たせているのは壁面を彩るフレスコ画です。美的観点からも、遮るものなく建物内部の美しさを堪能できるよう、低い什器が使われています。さらにこの建物やフレスコ画を守ため、照明やスーパー特有の設備にも配慮がなされています。年中無休、午前8時から午後9時までの長い営業時間もこの建物を目掛けてくるお客様へのサービスということです。多くの文化財や歴史的建築物を有する世界遺産の都市ならではの画期的な取り組みが見て取れますね。

 

画像出典:SPER 公式サイトより

 

 

 

Marks&Spencer(マークス&スペンサー)

イギリス

マークス&スペンサー(Marks & Spencer)は、アパレル製品から家庭用雑貨・食品までもPBブランドで展開・販売するイギリスの大手。創業は1894年と言いますから、かなりの老舗です。イギリス国内には、300店以上の店舗があるのでご存知の方も多いでしょう。

 

画像:iStock

 

とにかくPB商品が充実している「マークス&スペンサー」。シンプルなパッケージデザインも好感度が高く、トートバッグやハンドクリームなどのコスメ、どの商品をとっても、スーパーのオリジナルとは思えないオシャレ感。高級志向のスーパーながら、お値段は優しめ。小菓子や珍しい食品なども含めて、ばら撒き用のお土産の調達には、大変重宝すること間違いありません。大型店舗では、食料品から衣料品まで扱っているので、スーパーというよりデパートの雰囲気があります。

 

画像:TRAVEL-MODE

 

イギリス国内のみならず、世界30カ国でも展開していて、香港、シンガポール、フィリピンにもあるので、そちら方面へお出かけされる方も要チェックです。

https://www.marksandspencer.com/

 

 

MONOPRIX/モノプリ

フランス

画像:iStock

 

フランスを代表するオシャレ高級志向のスーパーマーケットと言えば、モノプリです。こちらもPB商品が充実していて、食料品ばかりでなく、衣類、生活雑貨、書籍や文具など何でもそろうスーパーマーケットです。その品揃えはハイブランドの食料品から庶民派メーカーまで幅広く、お菓子の品揃えもコスパも抜群!プチプラコスメやスキンケアグッズも充実のモノプリ。エッフェル塔グッズやパリならではのおみやげに最適なお菓子もたくさんあるので、お土産選びに困ることはありません。
とにかく品揃えが豊富でどれにしようか迷いそう!時間に余裕を持って行くことをお勧めします。

店舗は小さいですが、コンビニ型の「Monop’(モノップ)」は、営業時間も長めで、小腹が空いた時や食品系のお土産を買うのに便利です。最近ではモノプリのインテリア専門店もオープンしているようなので、パリのおしゃれな雑貨を手に入れたい方は、お見逃しなくチェックを!

https://www.monoprix.fr/

 

 

IRMA(イヤマ)

デンマーク

画像:iStock

 

1886年に創業したデンマーク最古のスーパーマーケット Irma(イヤマ)。最古と言っても店舗は清潔感あり(当たり前ですが)スタイリッシュなブランディングは、さすがデンマーク、抜かりなくオシャレです。日本でもトートバッグは人気がありますが、現地では、オーガニックや自然素材の品揃えには定評があります。PB商品も多く、やぱりパッケージはシンプルでとってもオシャレ。キッチン雑貨も充実しています。

 

画像:TRAVEL-MODE

 

マスコットキャラクターになっている女の子「Irma Girl(イヤマちゃん)」は、創業者の娘さんがモデル。筆者もコペンハーゲンに滞在する度、朝ごはんから晩ごはんまで、食材調達は安心のイヤマで。おみやげも自分用のストックも何から何までイヤマにお世話になった経験がございます。

ホームページもかわいいですよ。
Irma.dk



いかがでしたか?
行ったことのあるスーパー、または行ってみたいスーパーはありましたか?
ヨーロッパは古い建物を修復しながら使っていることが多いので、今回紹介したスーパーも近代的なビルに入っていることもあれば、歴史を感じる建物に入っていることもあり、中に入って外観と内装のギャップに驚かされることも多く、良いカルチャーショックを受けることがあります。その中でもデスパールは別格ではないでしょうか。ヴェネツィアに行くご予定があれば、プランの中に忘れず入れておいてくださいね。
そして、スーパーマーケットは消費者の一番身近なオピニオンリーダーですから、エコやオーガニックの観点からも最先端のトレンドを知ることができますね。それにしても、各国どのスーパーのPBはデザインが優れていて魅力的です。お土産選びに困らないのは大変ありがたいと思います。時間も限られた中、お土産選びに迷うのは、ストレスになりがち。おしゃれなスーパーマーケットでサクッと買ってしまうのはアリではないでしょうか。ぜひご活用くださいませ。

 

投稿絶対立ち寄りたい【世界のオシャレなスーパーマーケット・ヨーロッパ4選】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

絶対立ち寄りたい【世界のオシャレなスーパーマーケット・ヨーロッパ4選】

2023年05月25日 category:特集一覧

海外のスーパーマーケットと言えば思い浮かぶのはどこでしょうか? 世界のスーパーマーケットと言えば、規模も売上高もダントツにアメリカ勢が名を連ねます。その辺りはきっとご存知かと思いますので、今回はヨーロッパから、絶対立ち寄りたい4つのスーパーマーケットをご紹介します。その国に行くことがあれば、朝ごはん、おやつの調達やおみやげ探しにぜひご利用ください。

★★★

 

DESPAR Teatro Italia(デスパール テアトロ イタリア)

ヴェネツィア/イタリア

イタリア北東部、アドリア海に面した港湾都市ヴェネツィアは、水の都として世界的に有名な観光地。運河沿いにはルネッサンス様式やゴシック様式の宮殿が並んでいて、とても美しい所です。
そのヴェネツィアでは、スーパーマケットも世界遺産の街に溶け込みます。イタリアで一番美しいと言われるスーパーマーケット「DESPAR(デスパール)」を紹介します。

 

画像:iStock

 

美しいスーパーマーケットと言われる所以は、その建物にあります。1914年に劇場として誕生した「テアトロ・イタリア」。使われなくなって荒廃が進んでいたところ、大手スーパーマーケットチェーンの「DESPAR(デスパール)」が 建物の改修と店舗の設備に250 万ユーロ以上を投資し、リノベーションを手掛けました。

外観も街の景観を損なわず、ほぼ当時のまま修復され、そこがスーパーマーケットとは分かりません。内部は、高い天井、2階の観客席を囲む手すりもそのままに活かされ、なんといっても美しくエレガントな雰囲気を際立たせているのは壁面を彩るフレスコ画です。美的観点からも、遮るものなく建物内部の美しさを堪能できるよう、低い什器が使われています。さらにこの建物やフレスコ画を守ため、照明やスーパー特有の設備にも配慮がなされています。年中無休、午前8時から午後9時までの長い営業時間もこの建物を目掛けてくるお客様へのサービスということです。多くの文化財や歴史的建築物を有する世界遺産の都市ならではの画期的な取り組みが見て取れますね。

 

画像出典:SPER 公式サイトより

 

 

 

Marks&Spencer(マークス&スペンサー)

イギリス

マークス&スペンサー(Marks & Spencer)は、アパレル製品から家庭用雑貨・食品までもPBブランドで展開・販売するイギリスの大手。創業は1894年と言いますから、かなりの老舗です。イギリス国内には、300店以上の店舗があるのでご存知の方も多いでしょう。

 

画像:iStock

 

とにかくPB商品が充実している「マークス&スペンサー」。シンプルなパッケージデザインも好感度が高く、トートバッグやハンドクリームなどのコスメ、どの商品をとっても、スーパーのオリジナルとは思えないオシャレ感。高級志向のスーパーながら、お値段は優しめ。小菓子や珍しい食品なども含めて、ばら撒き用のお土産の調達には、大変重宝すること間違いありません。大型店舗では、食料品から衣料品まで扱っているので、スーパーというよりデパートの雰囲気があります。

 

画像:TRAVEL-MODE

 

イギリス国内のみならず、世界30カ国でも展開していて、香港、シンガポール、フィリピンにもあるので、そちら方面へお出かけされる方も要チェックです。

https://www.marksandspencer.com/

 

 

MONOPRIX/モノプリ

フランス

画像:iStock

 

フランスを代表するオシャレ高級志向のスーパーマーケットと言えば、モノプリです。こちらもPB商品が充実していて、食料品ばかりでなく、衣類、生活雑貨、書籍や文具など何でもそろうスーパーマーケットです。その品揃えはハイブランドの食料品から庶民派メーカーまで幅広く、お菓子の品揃えもコスパも抜群!プチプラコスメやスキンケアグッズも充実のモノプリ。エッフェル塔グッズやパリならではのおみやげに最適なお菓子もたくさんあるので、お土産選びに困ることはありません。
とにかく品揃えが豊富でどれにしようか迷いそう!時間に余裕を持って行くことをお勧めします。

店舗は小さいですが、コンビニ型の「Monop’(モノップ)」は、営業時間も長めで、小腹が空いた時や食品系のお土産を買うのに便利です。最近ではモノプリのインテリア専門店もオープンしているようなので、パリのおしゃれな雑貨を手に入れたい方は、お見逃しなくチェックを!

https://www.monoprix.fr/

 

 

IRMA(イヤマ)

デンマーク

画像:iStock

 

1886年に創業したデンマーク最古のスーパーマーケット Irma(イヤマ)。最古と言っても店舗は清潔感あり(当たり前ですが)スタイリッシュなブランディングは、さすがデンマーク、抜かりなくオシャレです。日本でもトートバッグは人気がありますが、現地では、オーガニックや自然素材の品揃えには定評があります。PB商品も多く、やぱりパッケージはシンプルでとってもオシャレ。キッチン雑貨も充実しています。

 

画像:TRAVEL-MODE

 

マスコットキャラクターになっている女の子「Irma Girl(イヤマちゃん)」は、創業者の娘さんがモデル。筆者もコペンハーゲンに滞在する度、朝ごはんから晩ごはんまで、食材調達は安心のイヤマで。おみやげも自分用のストックも何から何までイヤマにお世話になった経験がございます。

ホームページもかわいいですよ。
Irma.dk



いかがでしたか?
行ったことのあるスーパー、または行ってみたいスーパーはありましたか?
ヨーロッパは古い建物を修復しながら使っていることが多いので、今回紹介したスーパーも近代的なビルに入っていることもあれば、歴史を感じる建物に入っていることもあり、中に入って外観と内装のギャップに驚かされることも多く、良いカルチャーショックを受けることがあります。その中でもデスパールは別格ではないでしょうか。ヴェネツィアに行くご予定があれば、プランの中に忘れず入れておいてくださいね。
そして、スーパーマーケットは消費者の一番身近なオピニオンリーダーですから、エコやオーガニックの観点からも最先端のトレンドを知ることができますね。それにしても、各国どのスーパーのPBはデザインが優れていて魅力的です。お土産選びに困らないのは大変ありがたいと思います。時間も限られた中、お土産選びに迷うのは、ストレスになりがち。おしゃれなスーパーマーケットでサクッと買ってしまうのはアリではないでしょうか。ぜひご活用くださいませ。

 

投稿絶対立ち寄りたい【世界のオシャレなスーパーマーケット・ヨーロッパ4選】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

2023年【人気の渡航先】第1位はハワイ!【海外旅行で味わった苦い体験談】

2023年04月24日 category:特集一覧

そろそろみんな動き出した? 今年は海外旅行に行きたい、行けそうですよね。数年、間が空いていたので、いざ!となると「さあどこへ行こう。」

海外旅行需要が増してくる2023年の人気旅行先を発表!

株式会社 アイコム総研が運営するクレコミにて「2023年に行きたい、行く予定の旅行先」アンケートが実施され、人気の旅行先が公開されました。過去の海外旅行で味わった苦い体験談もアンケートされてますので、ぜひ渡航先の参考にしてください。

 

画像:iStock

 

 

★★★

 

Q. 2023年に行く、行く予定の海外旅行先は?


 

ヨーロッパ方面は、ほぼ制限なく入国できる中、まだ引き続きワクチン接種証明は必要なアメリカが圧倒的な人気です。1位になったアメリカの中でもダントツ人気だは、ハワイ!やはり海外旅行先としては、ハワイに憧れる人は多いようです。行きやすさ、快適さもあって、不動の人気です。

 


 

◆ハワイ入国情報(2023.0105現在)ハワイ州観光局サイトへジャンプします。
ハワイへのご旅行を計画されている皆様へ(新型コロナウイルス情報)

 

◆アメリカ合衆国入国情報
在日米国大使館・領事館 米国への渡航 COVID-19ワクチン接種の要件
(2023.4.24現在の情報です。)

 


他の地域別人気の渡航先はこちらです。
アジアではインド、ヨーロッパではイタリアという結果でした。

 

 

Q.これまでの海外旅行へ行った回数は?

 

2回以上の方、59%に加えて、数えきれないくらいと答えている方も20%超え。海外旅行経験者は、ものすごく多いとわかりました。みなさん、あちこち行ってらっしゃるのですね!

 

Q. 海外旅行で一番困った体験

 

確かに「水が飲めない・合わない」「食事が合わない」問題は、健康面でも危惧もあり、切実です。特に水は、海外では歯磨きする時やシャワーでも気をつけなければならず、うっかりということも多いにあるので注意が必要ですね。他にも「トイレ関係」が4位にランクインしており、世界一キレイなトイレが当たり前な日本から海外へ行くと、結構困りますね。トイレの造り自体はオシャレでも、使い方がちょっとねということで、抵抗を感じる方は多いと思います。ただ、生理現象なので我慢はなさらないでくださいね。

他は、インフラや物理的な問題、カルチャーショック的な内容でみなさん、一度は驚いたり、憤ったりのご経験がおありのようです。「ここは日本じゃない。」と肝に銘じておくのも対策のひとつかもしれません。

 


Q. これから初めて海外旅行へ行く人に向けてのアドバイス。

 

困った経験で一位だった「水問題」ですが、アドバイスでは3位になっています。一位は、命の次に大事な「パスポート」や貴重品のことですね。治安の事前リサーチも不可欠ですが、どう守るか?やもしもの時にどうするかは、必ず対策しておいた方がいいでしょう。海外では、十分気をつけていたつもりでも、巧みな手口にやられたり、また慣れない場所や言葉の問題で、注意力が分散してしまうことを頭に入れておきましょう。

 

2023年は海外旅行に行く人が激増する見込みです。ようやく行ける!と思うと、テンションも上がりますが、海外旅行にはトラブルもゼロではありません。ぜひこの記事を参考にご旅行の計画を立ててみてくださいね。

それでは良い旅いを〜!

 

 

投稿2023年【人気の渡航先】第1位はハワイ!【海外旅行で味わった苦い体験談】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

陽気なラテンの国に行きたい!【メキシコ特集】

2023年03月24日 category:他北米 | 特集一覧

些細なことは気にしない!ぱぁ〜と明るく陽気な所に出かけて見ませんか? 今回は
アステカ文化とヨーロッパ文化が交差し、カラフルでカオスな雰囲気が魅力的なメキシコを紹介します。世界遺産からラグジュアリーなビーチリゾート、スペイン統治時代の名残のこるコロニアルシティなど、南北に長いメキシコには様々特徴ある街が存在します。メキシコはどんな国?ぜひチェックしてみてください。

 

画像:iStock Puerto Vallarta, Mexico

 

 

★★★

 

メキシコ合衆国

メキシコは北にアメリカ、南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西部にはバハ・カリフォルニア半島、メキシコ湾とカリブ海にユカタン半島があります。南北に山脈が走り、砂漠、ジャングルといった多彩な風景で知られています。首都はメキシコシティ、公用語はなく共通語としてスペイン語が使われています。通貨はメキシコペソ(1ペソ=7.08 円* 2023/3/23現在)。日本との時差は15時間です。
青いカリブ海の美しいビーチ、マヤ文明の古代遺跡など世界遺産も多く、明るく陽気な魅力あふれる国です。

 

どんな街がある?

【首都・メキシコシティ】

メキシコシティは2,000万人の人口を擁する世界最大級の都市。成田から直行便も出ています。標高の高い高地に位置するため、気候は暑くなりすぎず、寒くなりすぎず街歩きには程よい気候と言えますが、季節によっては防寒が必要です。

近代的な街並みに、見ただけでも元気になりそうなカラフルな民芸品が並ぶ市場、アステカ文化とヨーロッパ文化が交差し、混沌とした雰囲気が魅力的な街です。路面バスや地下鉄などの公共交通機関も充実しているため、旅行者が楽しめる要素が詰まっている街と言えます。

 

画像:iStock Mexico City, Mexico; August 06 2022: Madero street in the center of Mexico City, people walking.

 

【サン・ミゲル・デ・アジェンデ】

グアナファト州にある世界遺産の街サン・ミゲル・デ・アジェンデは、1542年に修道士サン・ミゲルによって創設された標高1870メートルに位置する小さなコロニアル都市です 。多くの建物は18世紀頃のもので、細い石畳の道が続く街並みはどこか欧州の雰囲気を感じさせます。

カラフルな色使いがメキシコらしさを表現しており、年月をかけて文化が融合したさまが世界中の人々を魅了しています。他のメキシコの都市に比べ整備がされ、ここ数年に渡って「世界で最も住みやすい街」に選ばれるほど、アメリカからの移住者も多く見られます。メキシコ観光局認定の「魔法の町」として登録もされています。

 

画像:iStock San Miguel de Allende, Colonial Mexican Style.

 


【オアハカ】

メキシコの南部にあるオアハカ州の州都オアハカは、メキシコ風バロック建築の建物や、モンテ・アルバン遺跡などの見所もありますが、なんと言ってもこの街を有名にしているのが、ユネスコ無形文化遺産「死者の日」。

 

画像:iStock Oaxaca, Oaxaca, Mexico

 

この「死者の日」は、メキシコにおいて最も重要な風習の一つで、毎年11月1日と2日にメキシコ全土で祝われるもの。しかし、本場オアハカの「死者の日」は格別。名前は怖いけれど、華やかで賑やかなパレードにカラフルな祭壇など、さすが明るいラテンのノリの死者との向き合い方!町中に飾られたカラフルな切り紙の旗や骸骨の人形、鮮やかなオレンジ色のマリーゴールドの花が印象的で、とびきり楽しい「死者の日」の期間には、世界中から観光客が訪れます。

先住民の人口比率が全国一位のオアハカの街並みは、カラフルで最もメキシコらしい街並みとも称されています。先住民族の文化が色濃く残る市場巡りもお勧めです。

 

画像:iStock Oaxaca

 

 

【メリダ】

ユカタン半島の首都メリダは、スペイン風の豪壮な建築物が街の中心部に建ち並んでおり、植民地時代の雰囲気が色濃く残るコロニアルシティです。「魔法使いのピラミッド等が有名なマヤ文明の遺跡が周辺に多く、16世紀に建造されたルネッサンス様式のカセドラル大聖堂、北米大陸最古のカトリック修道院など、見どころも多く観光地としても発展しています。メキシコシティからは飛行機で、実際にはカンクンからバスで行く人が多い所です。

また、メリダはグルメな都市でも有名。バナナの葉で包まれた料理が多いユカタン料理をパティオで楽しむもよし、コロニアル調の建物に入るレストランで優雅にヌーベルキュイジーヌを楽しむもよし、文化的にも歴史的にも味わい深いグルメな街を食べ歩きして見ましょう。

 

画像:iStock Merida, Mexico. Plaza Grande

 

【カンクン】

カリブ海に臨むリゾート地で、温暖な気候が魅力です。ダイビングなどのマリンアクティビティのほか、セノーテやマヤ遺跡といったここにしかない体験ができるのも世界的な人気の理由のひとつです。

 

画像:iStock sunset on a Cancun resort with blue water

 

カリビアンブルーの美しい海はとてもロマンチックで、ハネムーンで訪れるカップルも憧れの地ではないでしょうか。オーシャンビュールームを擁する豪華リゾートが数多く、ほとんどがオールインクルーシブで、優雅に連泊できるシステムが整っています。郊外でドルフィン・エンカウンターやジャングルトレッキングなどアクティビティも充実。メキシコの中でもカンクンは、治安を気にすることなく過ごすことができるのも大きな魅力となっています。

 

【ロス・カボス】

ロスカボスは、カボ サンルーカスとサンホセ デル カボの2つの町の総称で、全長1,700km にわたってのびるハバカリフォルニア半島にあります。ロサンゼルスから飛行機で2時間の近さ!ハリウッドセレブも御用達のビーチリゾートというだけあって、カンクンよりもアメリカ西海岸の雰囲気が漂います。

 

画像:iStock Golden morning light on Cabo San Lucas, Mexico

 

コルテス海は世界遺産にも認定されるほど、海洋生物の種類が豊富。ダイビングやシュノーケリングでもジンベイザメやクジラ、イルカなどに遭遇する率が高いことで知られています。レンタカーは必須となりますが、郊外のトドスサントスには、イーグルスの代表曲のひとつ『ホテルカリフォルニア』のモデルになったホテルがあります。かわいらしいお土産屋さんや素朴なレストランでほのぼのとノスタルジックな雰囲気も楽しめます。車での移動中には「荒野にサボテン」のメキシコらしい風景も広がっています。

 

★★★

 

写真を見るだけでもカラフルで楽しそう! 眩しい太陽、テキーラにライムの香り、魅惑のマリアッチ演奏などなど、メキシコは陽気で明るい所!コロニアルな雰囲気もミステリアスな古代の遺跡も美しいカリビアンブルーの海も!いろんな表情があって魅力的な国です。メキシコは5月からベストシーズンを迎えます。元気とパワーをチャージしに、アフターコロナの海外旅行にいかがでしょうか? 

 

 

 

投稿陽気なラテンの国に行きたい!【メキシコ特集】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

陽気なラテンの国に行きたい!【メキシコ特集】

2023年03月24日 category:他北米 | 特集一覧

些細なことは気にしない!ぱぁ〜と明るく陽気な所に出かけて見ませんか? 今回は
アステカ文化とヨーロッパ文化が交差し、カラフルでカオスな雰囲気が魅力的なメキシコを紹介します。世界遺産からラグジュアリーなビーチリゾート、スペイン統治時代の名残のこるコロニアルシティなど、南北に長いメキシコには様々特徴ある街が存在します。メキシコはどんな国?ぜひチェックしてみてください。

 

画像:iStock Puerto Vallarta, Mexico

 

 

★★★

 

メキシコ合衆国

メキシコは北にアメリカ、南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西部にはバハ・カリフォルニア半島、メキシコ湾とカリブ海にユカタン半島があります。南北に山脈が走り、砂漠、ジャングルといった多彩な風景で知られています。首都はメキシコシティ、公用語はなく共通語としてスペイン語が使われています。通貨はメキシコペソ(1ペソ=7.08 円* 2023/3/23現在)。日本との時差は15時間です。
青いカリブ海の美しいビーチ、マヤ文明の古代遺跡など世界遺産も多く、明るく陽気な魅力あふれる国です。

 

どんな街がある?

【首都・メキシコシティ】

メキシコシティは2,000万人の人口を擁する世界最大級の都市。成田から直行便も出ています。標高の高い高地に位置するため、気候は暑くなりすぎず、寒くなりすぎず街歩きには程よい気候と言えますが、季節によっては防寒が必要です。

近代的な街並みに、見ただけでも元気になりそうなカラフルな民芸品が並ぶ市場、アステカ文化とヨーロッパ文化が交差し、混沌とした雰囲気が魅力的な街です。路面バスや地下鉄などの公共交通機関も充実しているため、旅行者が楽しめる要素が詰まっている街と言えます。

 

画像:iStock Mexico City, Mexico; August 06 2022: Madero street in the center of Mexico City, people walking.

 

【サン・ミゲル・デ・アジェンデ】

グアナファト州にある世界遺産の街サン・ミゲル・デ・アジェンデは、1542年に修道士サン・ミゲルによって創設された標高1870メートルに位置する小さなコロニアル都市です 。多くの建物は18世紀頃のもので、細い石畳の道が続く街並みはどこか欧州の雰囲気を感じさせます。

カラフルな色使いがメキシコらしさを表現しており、年月をかけて文化が融合したさまが世界中の人々を魅了しています。他のメキシコの都市に比べ整備がされ、ここ数年に渡って「世界で最も住みやすい街」に選ばれるほど、アメリカからの移住者も多く見られます。メキシコ観光局認定の「魔法の町」として登録もされています。

 

画像:iStock San Miguel de Allende, Colonial Mexican Style.

 


【オアハカ】

メキシコの南部にあるオアハカ州の州都オアハカは、メキシコ風バロック建築の建物や、モンテ・アルバン遺跡などの見所もありますが、なんと言ってもこの街を有名にしているのが、ユネスコ無形文化遺産「死者の日」。

 

画像:iStock Oaxaca, Oaxaca, Mexico

 

この「死者の日」は、メキシコにおいて最も重要な風習の一つで、毎年11月1日と2日にメキシコ全土で祝われるもの。しかし、本場オアハカの「死者の日」は格別。名前は怖いけれど、華やかで賑やかなパレードにカラフルな祭壇など、さすが明るいラテンのノリの死者との向き合い方!町中に飾られたカラフルな切り紙の旗や骸骨の人形、鮮やかなオレンジ色のマリーゴールドの花が印象的で、とびきり楽しい「死者の日」の期間には、世界中から観光客が訪れます。

先住民の人口比率が全国一位のオアハカの街並みは、カラフルで最もメキシコらしい街並みとも称されています。先住民族の文化が色濃く残る市場巡りもお勧めです。

 

画像:iStock Oaxaca

 

 

【メリダ】

ユカタン半島の首都メリダは、スペイン風の豪壮な建築物が街の中心部に建ち並んでおり、植民地時代の雰囲気が色濃く残るコロニアルシティです。「魔法使いのピラミッド等が有名なマヤ文明の遺跡が周辺に多く、16世紀に建造されたルネッサンス様式のカセドラル大聖堂、北米大陸最古のカトリック修道院など、見どころも多く観光地としても発展しています。メキシコシティからは飛行機で、実際にはカンクンからバスで行く人が多い所です。

また、メリダはグルメな都市でも有名。バナナの葉で包まれた料理が多いユカタン料理をパティオで楽しむもよし、コロニアル調の建物に入るレストランで優雅にヌーベルキュイジーヌを楽しむもよし、文化的にも歴史的にも味わい深いグルメな街を食べ歩きして見ましょう。

 

画像:iStock Merida, Mexico. Plaza Grande

 

【カンクン】

カリブ海に臨むリゾート地で、温暖な気候が魅力です。ダイビングなどのマリンアクティビティのほか、セノーテやマヤ遺跡といったここにしかない体験ができるのも世界的な人気の理由のひとつです。

 

画像:iStock sunset on a Cancun resort with blue water

 

カリビアンブルーの美しい海はとてもロマンチックで、ハネムーンで訪れるカップルも憧れの地ではないでしょうか。オーシャンビュールームを擁する豪華リゾートが数多く、ほとんどがオールインクルーシブで、優雅に連泊できるシステムが整っています。郊外でドルフィン・エンカウンターやジャングルトレッキングなどアクティビティも充実。メキシコの中でもカンクンは、治安を気にすることなく過ごすことができるのも大きな魅力となっています。

 

【ロス・カボス】

ロスカボスは、カボ サンルーカスとサンホセ デル カボの2つの町の総称で、全長1,700km にわたってのびるハバカリフォルニア半島にあります。ロサンゼルスから飛行機で2時間の近さ!ハリウッドセレブも御用達のビーチリゾートというだけあって、カンクンよりもアメリカ西海岸の雰囲気が漂います。

 

画像:iStock Golden morning light on Cabo San Lucas, Mexico

 

コルテス海は世界遺産にも認定されるほど、海洋生物の種類が豊富。ダイビングやシュノーケリングでもジンベイザメやクジラ、イルカなどに遭遇する率が高いことで知られています。レンタカーは必須となりますが、郊外のトドスサントスには、イーグルスの代表曲のひとつ『ホテルカリフォルニア』のモデルになったホテルがあります。かわいらしいお土産屋さんや素朴なレストランでほのぼのとノスタルジックな雰囲気も楽しめます。車での移動中には「荒野にサボテン」のメキシコらしい風景も広がっています。

 

★★★

 

写真を見るだけでもカラフルで楽しそう! 眩しい太陽、テキーラにライムの香り、魅惑のマリアッチ演奏などなど、メキシコは陽気で明るい所!コロニアルな雰囲気もミステリアスな古代の遺跡も美しいカリビアンブルーの海も!いろんな表情があって魅力的な国です。メキシコは5月からベストシーズンを迎えます。元気とパワーをチャージしに、アフターコロナの海外旅行にいかがでしょうか? 

 

 

 

投稿陽気なラテンの国に行きたい!【メキシコ特集】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

絶対食べたいローカルフード【東南アジア編】

2023年02月25日 category:アジア | 特集一覧

あなたはどこへ何をしにいきたいですか? TRAVEL-MODE 2023年の第一弾の特集でお伝えした「世界一と言われる美食の街【ヨーロッパ編・外せない三都市】」に引き続き、第二弾はアジア編。アジア各国美味しいものが多く、世界一の都市をを選ぶのは難しい! そこで今回はこの国に行ったら絶対食べたい!美味しいローカルフードをご紹介します。

 

★★★

人気の行き先東南アジアの食べ物は、日本人の口にも合っていて、美味しい!ものが沢山あります。渡航された経験のある方も多く、印象に残った美味しいものはそれぞれでしょう。お国は違えど、同じ文化圏ですから名物的なもの、伝統的なもの、結構似ています。同じもののようでちょっとアレンジが違っていたり。例えばシンガポールやマレーシアを代表する食べ物で有名なチキンライス。タイではカオマンガイですね。漢字でかくと「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」。シンガポールやマレーシアのチキンライスは生姜とレモンのソース、または地理ソーク。タイのカオマンガイはニンニクがガッツリが効いています。似ていることが文化の流れと考えると面白いです。

 

画像:iStock

 

絶対に食べたいローカルフードは、各国沢山あって紹介しきれませんが、次の旅のインスピレーションになりますように。これを見て食べたくなったら、Let’s Go!! 今年こそ海外旅行へ出かけ、「あの時あそこで食べたあの味が忘れられない!」と思えるローカルフードを見つけましょう。

 

◆マレーシア

世界でも美食の国として評価が高いマレーシアの食文化の特徴は、なんと言っても多様性です。マレーシアは世界中から移民が集まる多民族国家。主にマレー系、中華系、インド系からなる複数の人種や文化が交じり合い共存しています。使われている言語同様に、食文化も発展してきました。

人口の67%を占めるマレー系の料理は、インドネシアのスマトラ地方と類似点が多いと言われています。、ココナッツとカレーが合わさった麺料理「ラクサ」、チャーハンのような「ナシゴレン」、焼きそば「ミーゴレン」は日本でもすっかりお馴染みとなりました。マレーシアの料理は、スパイス、ハーブ、ココナッツミルクが使われた料理が多く、スパイシーでまろやか。また、芳醇なスパイスと融合した中華系の料理は、本土で食べる中華料理よりも美味しいと定評もあります。

 

||ナシレマ||

マレー料理の代表格「ナシレマ」は、ココナッツミルク(クリーム)で炊いたご飯に数品おかずが付け合わされるプレート料理。「ナシ」は米を意味し、「レマ」はココナッツを意味します。辛すぎず食べやすいサンバルソース(香味調味料)、イワシ、ピーナッツなどが付け合わせられ、そこに表面がカリカリに上がったチキンなど、好みの肉料理を選んでおかずにします。一皿の中にいろんな味の融合があって、まさに多民族国家マレーシアを表しているようです。

 

画像:iStock

 

 

◆シンガポール

シンガポールもまた、マレーシア同様に多民族国家で、中国系やマレー系、インド系の人たちが互いを尊重しつつ共存しています。シンガポールのババニョニャ民族(中華系の男性とマレー系の女性の混血)に代々受け継がれている、独自の家庭料理が特徴的で、中国の食材をインドネシアやマレーシアのスパイス技術で調理した「ニョニャ料理」と呼ばれています。冒頭で紹介した「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」中国南部の海南島からの移住者が伝えたものとされています。もうひとつ、シンガポールでの食文化として大きな点が外食志向ということです。安くて早くて美味しい!は、そうした習慣的傾向から生まれたものかもしれませんね。

 

||チリクラブ||

シンガポールへ行ったら「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」は、マストで食すことになるでしょう。今回紹介するのは「チリクラブ」。丸ごと炒めたカニにチリソースを絡ませた豪快な料理で、これこそまさに、シンガポールで味わうべき逸品。「チリクラブ」を目掛けてシンガポールに旅立つ人もいることでしょう。手はベタベタになりますが、濃厚なソースが絡んだやわらかいカニの身は絶品で、夢中で食べること間違いなし。一緒にマントウを注文するのもお忘れなく。

 

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◆タイ

人気の旅先タイへの渡航目的の一つは、やっぱりグルメ!辛い・酸っぱい・しょっぱい・甘い、そしてハーブの香りを一度に味わえるのかタイ料理の魅力であり特徴です。パクチーやレモングラス、ライムなど香りを嗅ぐだけでもタイへ飛びたくなる方もいることでしょう。タイ調理が好まれるのは、そのエスニック体験はもちろんのこと、ナンプラーやエビなど旨味の元となるものも多く、食材もバラエティー豊かです。甘いものは徹底的に甘く、辛いものはロケットが発射しそうなほど辛い!この刺激もハマる理由の一つかもしれませんね。

||カオソーイ||

そんなタイ料理の中でも一度食べたら病みつきになってしまうのが「カオソーイ」。発祥はタイ北部のチェンマイということですが、ラオス北部でも食べられているようです。ココナッツミルクがたっぷりと入ったまろやかなスープカレーとラーメンが合体したような料理ですが、その特徴は二種類の麺にあります。スープの中は茹でた麺、トッピングにはカリカリの揚げた麺が載っています。この揚げ麺がスープを吸って食感が変化し、柔らかい茹で麺も一緒の口に入ると、不思議な感覚で面白く美味しいのです。茹でる、揚げる同時の工程は、結構面倒でタイミングが難しいのではないかと想像します。ぜひ本場、チェンマイに行って、カオソーイならまかせて!というお店を見つけて下さい。

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◆インドネシア

インドネシアは、赤道をまたがる形で島々が散在しています。その島々に暮らす民族の種類は300以上の多民族国家。人々の習慣・伝統文化、宗教、風土、自然環境も多種多様!島によっては、外国に行くのと同じくらいその違いを感じることでしょう。豊かな海に囲まれているインドネシアの料理の特徴は、気温が高い日でも食欲が落ちないように、スパイスを利かせた料理が多いことです。スパイスには食品を傷みにくくする効果もあります。なかでも、インドネシア料理に欠かせない辛味調味料がサンバルです。唐辛子、玉ねぎ、エビのペーストなどで作られた調味料で、多種多様な民族、地域性同様、様々なサンバルが存在しています。海を隔て、それぞれの島が育ててきた味の違いを比較し、楽しめるのがインドネシア料理の魅力でもあります。

 

||テンペ||

テンペは、インドネシアで400年以上も昔から親しまれてきた発酵食品で、国民的食材です。インドネシア版納豆ですね。元は納豆と同じく大豆ですが、発酵はテンペ菌によるもので、バナナの葉に包んで発酵させます。ブロック状に固められていて、日本の納豆のようにネバネバしていません。カットして味付けされたテンペをカリカリに揚げて、ご飯に添えたり、スープに入れたり、ヘルシーなタンパク源として、世界中で注目が集まっています。おやつ代わりとなる「テンペゴレン」は、小腹が空いた時にも、ビールのおつまみにも最適です。旅先で見つけたら、カリカリをぜひお試しあれ。

 

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◆フィリピン

フィリピン国民の主食は、日本と同じお米です。料理は島国のため、新鮮な魚介類を使ったものが多く、日本人に馴染みやすい料理が数多くあります。先住民族が食べていたシンプルな調理法の料理から、スペインや中国の食文化を取り入れた料理など、フィリピン料理もなかなか多彩です。そして、食べてみて意外なのが、フィリピン料理は辛くないものが多く、使う調味料も和食と似ていることです(辛いものもあります)。和食よりこってりとしていて、気候的側面から見ると沖縄料理のように暑さと上手につきあっていくための食材や味付けと言えるのではないでしょうか。新鮮なシーフードも魅力のフィリピン。中でも「魚の王様」と呼ばれるフィリピンの高級魚「ラプラプ」は、現地でしか食べることができない味覚。フィリピンに行ったら、ぜひ名前も可愛いラプラプを味わってみましょう。

 

||シシグ||

フォリピンに行くなら知っておきたいローカルフードは「シシグ」。細かく刻んだ豚肉をしょう油、 ビネガー、にんにく、唐辛子で炒めた鉄板料理です。熱々ジュージューの鉄板料理に卵が載っているのを見ると、食欲をそそります。現地では、炭火で焼いた豚の耳や顔の頰肉を刻み、ガーリックやオニオンで炒めます。豚肉のほほ肉を使うのが一般的ですが、鶏レバーや魚を使ったものもあります。脂っこくてしっかりした味付けのシシグに柑橘系カラマンシーをかけてもさっぱりと。暑い中、ビールもぐびぐび進んでしまいそうです。

 

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◆ベトナム

ベトナム料理は多くのエスニック料理のように辛すぎたり、甘すぎるといった味わいではなくさっぱりとマイルドな味付けが特徴です。海に面したベトナムは新鮮な海鮮料理も豊富でそれに加え、生野菜や香草をたっぷりと使っているため、ヘルシーな料理が多くあります。ベトナムの主食は日本と同じくお米。麺料理ですが「フォー」もその一つですね。ベトナム料理は中国文化の影響を色濃く受けていいますが、一方で、フランスの植民地統治を受けていた影響で、フランスパンやコーヒーなどが暮らしに根付いています。南北に長いベトナムもまた、地域性が高く、多彩な食文化があります。

 

||バインセオ||

ベトナム風お好み焼きと言われるB級グルメ「バインセオ」。見た目は卵焼きのようですが、皮は米粉を水とココナッツミルクでのばし、ターメリックで黄色く色づけたものです。具材は様々で、定番はエビともやし。キノコや貝類、豚挽き肉が入ったものもあります。クレープのように生地を薄〜く伸ばして、パリパリに焼いたものです。もしかしてこれもフランス統治時代の影響でしょうか? 本当のところはわかりませんが、焼きたてパリパリの「バインセオ」をふうふうしながら食べるもよし。
「バインセオ」は、ちぎって葉物野菜に巻いて、ヌクマムを垂らし手で食べるのが定番みたいですよ。

 

画像:iStock

 

 

いかがでしたか? 
なぜか私たち日本人はエスニック料理に惹かれますね。和食とそう遠くかけ離れているわけではなく、いつも慣れ親しんだ味から、風味や刺激の変化を求めたくなるからでしょうか。東南アジアは、日本よりも外食文化が進んでいて、朝ご飯から気軽に路面のお店でということも多く、小学生でも学校へ行く途中で買ったりしていますね。焼き立て揚げたてを頬張り、街歩きができるのも楽しいものです。ただし、お店は選んで、お腹には気をつけてくださいね。

 

投稿絶対食べたいローカルフード【東南アジア編】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

世界一と言われる美食の街【ヨーロッパ編・外せない三都市】

2023年01月25日 category:特集一覧

海外旅行が復活の兆しの中、あなたはどこへ何をしにいきたいですか? TRAVEL-MODE 2023年の第一弾は、まずは心も体も満たせる「食」にスポットを当てて、美味しいものを食べに行く旅を特集します。

 

画像:iStock

 

★★★

「世界一の美食の街」と称賛される都市は、沢山あってどこが本当の世界一? 切り口は色々あって、角度やその時の流行りによって変動するのかもしれません。きっとどの街も我こそ「世界一」と誇りに思い、自慢の食材、腕を奮っていることでしょう。第一回目はヨーロッパからスタート。あなたが行ってみたい「世界一の美食の街」どこでしょうか。

 

◆リヨン(フランス)

まずは、フランス第二の都市・リヨンから紹介します。

リヨンはフランスのローヌ・アルプ地方にあり、北ヨーロッパと地中海地域の接点に位置します。ローヌ川とソーヌ川が合流する場所にあり、古くから交通と交易の要衝として栄えてきました。豊かな自然に恵まれ、川の幸、山の幸を素材にした料理は広く世界の食通に知られています。

世界遺産でもある旧市街には、トラブールという建物の回廊や中庭を伝って通り抜けられる通路などもあり、迷路を散策するように街歩きも楽しめます。リヨンは、地理的にボージョレやブルゴーニュなどのワイン銘醸地や、シャロレー牛、ブレスの鶏肉など美味しい食材の産地に囲まれています。リヨンを旅することはフランス美食の旅の王道とも言えるでしょう。

 

画像:iStock

 

【リヨンの食の特徴】
リヨンには「ブション」と呼ばれる大衆食堂が多く軒を連ね、素朴な家庭料理を味わう事が出来ます。リヨンの伝統的な料理の特徴は、豚や牛、鶏肉類の肉料理が中心です。内臓や皮、脂肪や血など肉のすべてが調理されているのが特徴です。前菜で出されるサラダリヨネーズ(リヨン風サラダ)は、日本でも馴染みのあるサラダではないでしょうか。サラダニソワーズ(ニース風サラダ)と並んで、フランスの二大サラダに数えられています。

 

画像:Wikimedia(Salade Lyonnaise)

 

また、「ブション」で欠かせないリヨンの名物料理と言えば「クネル」があります。
白身魚のすり身をオーブンで焼いた料理です。スフレのようにふわふわとした食感と濃厚ソースのハーモニーは日本人の舌にも合い、はんぺんに似ていると言われています。

画像:Wikimedia (File Quenelle de brochet sauce Nantua.jpg)

 

リヨンには4000軒を超えるレストランがあって、星付きのレストランも沢山あります。フランスの三ツ星シェフ、ポール・ボキューズもこの町で生まれています。ガストロノミーの重要拠点として、「食」に関して世界中から注目を浴びています。
12世紀から2010年まで約800年もの長きに渡り、リヨンの市民病院だった中世の建物は、2018年オフィス、商業施設や5つ星ホテルなどを擁した複合施設「グラン・オテル・デューGrand Hôtel Dieu」としてオープンし、建物の最も古い部分は、リヨン国際美食館(La Cite Internationale de la Gastronomie)として活用され、「食と健康」をテーマに学び、体験できる施設へと生まれ変わっています。

 

画像:wikimedia (Hôtel Dieu)

 

庶民の台所でもあるポール・ボキューズマルシェも外せません。
約60店舗ものチーズ・お肉屋・ソーセージ屋などのお店が一度に集まる食材市場。 中にはこの場で食べられるテーブルがあり小さなレストランになっているお店もあります。食べたいものをその場でお試しできるのも楽しみの一つとなります。

 

画像:iStock(Lyon, France – May 10, 2022 : Various sausages and meat at a butcher shop inside the famous Halles of Lyon)

 

 

◆サン・セバスチャン(スペイン)

ヨーロッパの美食を語る上で、欠かせないのがサン・セバスチャンです。
スペイン北部のバスク地方に位置するサン・セバスチャンは、ミシュラン星付きのレストランが集まっており、世界中の美食家たちが、絶対に訪れたいと願う所です。

サン・セバスチャンは「ビスケー湾の真珠」と称され、欧米の人たちにとってのリゾート地として有名な街でもあります。 自然に囲まれた魅力的な小さな街や村が多く、自然豊かな景色もバスク地方の特徴です。スペインのバルでよく見かける、小さなパンの上に肉や魚介類などを乗せて串をさしたピンチョスは、バスク地方の名物料理として知られています。旧市街では、立ち飲み屋バル文化が盛ん! 海の幸、山の幸を取り入れた創作料理など腕自慢が軒を連ね、近代的な食が観光資源となり世界中から注目を浴びています。

 

画像:iStock(San Sebastian, Spain )

 

【サン・セバスチャンの食の特徴】
サン・セバスチャンを代表する料理は、なんと言ってもピンチョス。フィンガーサイズの小さな世界にスペインのおいしさが凝縮していて、そのバリエーション豊かな食材の組み合わせ、味のハーモニーは、今席巻する食のスタイルの最先端と言っても過言ではありません。

バル=居酒屋というイメージがありますが、もう少し気軽なイメージで、お酒が飲めなくても食べることが好きな人なら、誰でも楽しめます。数多く店が立ち並ぶバル街を歩き、各店の看板オリジナルメニューを1皿ずつ試しながら「店をはしごする」というのが定番の楽しみ方です。1日3~4軒まわれば、スペインの美食を堪能することができます。沢山食べたい気持ちを抑えて、ぜひバル巡りを楽しみましょう。

 

画像:iStock(Traditional tapas food from Basque Country)

 

ブームとなった“バスチー”こと「バスクチーズケーキ」は、サン・セバスチャンにあるバルが発祥です。外側を黒く焦がしたキャラメルのほろ苦さと濃厚な風味のあるチーズケーキは、みんな大好きですよね。バスクチーズケーキは、このサン・セバスチャンにあるラ・ビーニャ(La Viña)というバルから生まれました。現地では単なる「チーズケーキ」を指す「タルタ・デ・ケソ」(tarta de queso)と呼ばれています。

 

画像:iStock(Basque burnt cheesecake freshly baked. Tasty San Sebastian cheesecake ready to serve and eat.)

 

ピンチョスと一緒に楽しむ「チャコリ」

 

画像:iStock(Waitress serving Txakoli)

 

チャコリは、バスク地方で古くから親しまれてきたワインです。ピレネー山脈の西に位置するバスク州で造られるチャコリは、アルコール度数が低く、フレッシュで爽やかな酸味とミネラル感が特徴のワインです。楽しみなのは、チャコリの注ぎ方にあります。観光客向けのパフォーマンスでもあるようですが、グラスの20センチほど上から注いでもらうと、きっと感嘆の声が漏れてしまうでしょう。高く注ぐのは、チャコリの香りを開かせ、酸を和らげるため、適度に泡を立たせるためと言われています。軽いので飲み過ぎに注意して、ピンチョスとのマリアージュを楽しみましょう。

豊富で新鮮な食材に恵まれたサン・セバスチャン。世界屈指の美食の街となったのは、資源だけに頼るのではなく「地産地消」「美食倶楽部」「4年制の料理大学」など、食を突き詰め日夜、研鑽と前進があっての今がそこにあります。

 

 

◆ブリュッセル(ベルギー)

ヨーロッパの美食と聞けば、真っ先に「ブリュッセル!」と答える方は多いのではないでしょうか。ビール、チョコレート、ワッフルなど既に日本でもベルギーの美味しいものして馴染みのあるものが沢山ありますね。美食というより「食い倒れ」的なイメージがあります。

ベルギーは、フランスやドイツ、オランダに囲まれた小さな国です。異なる文化が混ざり合うことが食文化が発達した所以でしょう。ベルギーの公用語は、フランス語、ドイツ語、オランダ語と3つの公用語が使われています。英語も話しますので4ヶ国語になりますね。ほぼ日本語しか話さない我々からすると、ちょっと不思議です。言語が複数あるということは、それだけ文化が混ざり合っているということになります。きっといいとこ取りをした結果、美食の国として発展したのもうなづけますし、そこがベルギーの最大の魅力ではないでしょうか。

 

画像:iStock(Grand Place Brussels, Belgium at dusk.)

 

「食」と並んで有名なのは、現存する建築物の美しさ。「アール・ヌーヴォーの建築の聖地」と呼ばれています。TRAVEL-MODEでも何度も登場した「グラン・プラス」は世界一美しい広場と謳われています。そのグラン・プラスから一歩入った裏通りにブリュッセルの胃袋と呼ばれる「イル・サクレエリア」があります。オープンテラスがひしめきあいレストランが軒を連ねます。

「イル・サクレエリア」を有名にしているのは、ムール貝のワイン蒸しとフライドポテト。ベルギービールの組み合わせは、ここで味わうべきです。ブリュッセルのみならずベルギーの名物料理とも言えるムール貝は、9月から12月が特に美味しい!バケツサイズのココットに入った香草風味のムール貝は迫力もあり、見ても美味しい!ムール貝の殻をピンチにして身を摘み、ぜひ手で食べましょう!

 

画像:iStock(Horizontal view of hands of a woman eating traditional mussel and french fries dish called “Moules et Frites”)

 

つけ合わせのフライドポテトは、なんとベルギー発祥。フリッツと呼ばれています。お腹に余裕があればおかわりもできます。ブリュッセルにあるムール貝レストランで最も有名なのは「シェ・レオン」。「イル・サクレエリア」には、客引きやぼったくりも多いので、初めて行く方は、老舗と言われているレストランを選ぶのがおすすめです。

ベルギーのビールはなぜ美味しい?
2016年、ベルギーのビール文化は世界遺産に登録されました。ベルギーには小さな醸造所が多く、ローカルなクラフトビールがメインです。特にブリュッセル郊外で造られるランビック・ビールや、修道院で造られるトラピスト・ビールなど、伝統的なベルギービールは、その地域性と特色を表す文化のひとつとして評価されています。ベルギーのビールは、食事の合間の飲み物以外にも、料理を美味しくする調味料の役割も果たしていることも大きな特徴です。機会があったら、牛肉をコクのあるビールで煮込んだベルギーの郷土料理「カルボナード」をお試しください。

 

画像:iStock(Female hands holding glasses of beer on a street, selective focus on the foreground.)

 

そしてやっぱり、欠かせないのはチョコレートとワッフル!

日本でも高級なチョコレートとして扱われているベルギーのチョコレート。有名なところではゴディバやノイハウス、デルレイなどがあります。ベルギーのチョコレートの特徴は、中の詰め物「プラリネ」の豊富さにあります。なめらかなキャラメルや果物のジュレ、ナッツやコーヒー、チョコレートのクリームなど様々。そしてこのプラリネを生んだのが「ノイハウス」です。その始まりは1912年。プラリネの登場でチョコレートは一層魅惑の食べ物となり、人々を魅了してきました。ベルギーチョコレートが有名になったのは、このプラリネのおかげ。新しくおしゃれなチョコレートショップも沢山ありますが、ブリュッセルへ行ったら、ぜひノイハウス本店にも訪れてみてください。

 

画像:iStock(many different kinds of chocolate, background)

 

そして、街に出ればそこかしこにワッフル専門店やスタンドがあるブリュッセル。ワッフルを食すには事欠きません。ワッフルと言ってもベルギーでは「ブリュッセル風」と「リエージュ風」と2種類存在しています。

 

画像:iStock

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ブリュッセル風 リエージュ風

 

簡単に言えばブリュッセル風は四角い形。生地自体にはほとんど甘みがなく、粉砂糖やチョコレート、生クリーム、アイスクリーム、フルーツなどをトッピングして、フォークとナイフで食べることが多いです。リエージュ風は楕円形をしていて、生地の中にザクザクしたお砂糖が入っているのが特徴です。パールシュガー独特のジャリッとした食感が楽しく、街の中を食べ歩きできるのは「リエージュ風」です。「ブリュッセル風」を楽しみたい場合は、サロンでちょっとおしゃれに気取ったティータイムも良い時間が過ごせそうです。

 

さて、いかがでしたか?
「おいしい!」には地理的な背景や歴史が折り重なって、今日があるということですね。フランスのリヨン、スペインのサン・セバスチャン、ベルギーのブリュッセル、どこも魅力的で、3都市周遊しようと思えばできなくない距離でもあります。コロナ禍で3年お預けだった分、たっぷり贅沢な旅を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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2023年の旅のトレンドは「自由に楽しむノーノーマル」にシフト!?

2022年12月25日 category:特集一覧

2022年12月25日現在、日本の入国制限は大幅に緩和され、3回以上のワクチン接種を完了してさえいれば、海外旅行できるようになっています。今年はいよいよ海外旅行解禁。さて、どこに行きましょうか? 今回のTRAVL-MODEは、エクスペディアとホテルズドットコムが発表した「2023年の旅行トレンド」「入国制限のない国一覧」など、アフターコロナの海外旅行情報をお届けします。

 

画像:iStock

 

 

★★★

 

エクスペディアとホテルズドットコムが発表した「2023年の旅行トレンド」によると、2023年は、「ノーマルでもニューノーマルでもなく、個人が本当に自分のやりたいことを自由に楽しむノーノーマル(No Normal)な旅行がトレンドになる」ということです。

 

エクスペディアとホテルズドットコムが日本を含む17地域の2万4000人の旅行者と業界専門家を対象に調査を行った結果、「世界の国々の人々が来年どんな旅行をしたいのか、また旅行に何を求めているのか」ということが見て取れるとのことです。これらの結果は、次なる旅のトレンドに反映されていくことでしょう。

2022年は、新型コロナウイルス感染防止に伴う行動規制の緩和が欧米を中心に進み、日本やアジア諸国においてもこの秋からコロナ前と同じように何の制限もなく自由に旅行が楽しめる状態に戻りました。それでも海外旅行へ出かけるのは限られた人たちで、その旅の目的は、人混みや大都会を避け、自然のなかでキャンプを楽しむといった旅のスタイル、あるいはリモートワークやワーケーションといった“ニューノーマル”(=新しい生活様式)がトレンドとなっていました。当TRAVEL-MODEでもそうした新しい旅のトレンドをお伝えしてきましたね。

 

画像:iStock(Sahara desert) 

 

しかし、エクスペディアとホテルズドットコムによると2023年は、「ノーマルでもニューノーマルでもなく、個人が本当に自分のやりたいことを自由に楽しむノーノーマル(No Normal)な旅行がトレンドになる」といいます。特に、世界で大都市の人気が再び高まっているということです。
発表された人気の旅先は以下の通りです。

 

2023年の人気旅行先

・エディンバラ(スコットランド)
・リスボン(ポルトガル)
・東京(日本)
・ダブリン(アイルランド)
・ニューヨーク(アメリカ)
・シドニー(オーストラリア)
・ドバイ(アラブ首長国連邦)
・モントリオール(カナダ)
・ミュンヘン(ドイツ)
・バンコク(タイ)

 

画像:iStock(Edinburgh, Scotland )

 

同グループの調査によると、2023年は歴史ある街並みやネオンが輝く都市部の検索数が多い結果となっています。ドラマや映画の舞台を訪れる旅がトレンドになっているということも注目すべきポイントでしょう。世界では66%、日本では44%が「ストリーミングサービスを観て旅先を選んだことがある」と回答しており、友人や家族からのアドバイスと同じくらい影響力を持つことが分かったとのことです。

 

画像:iStock

 

その他、コロナ禍で注目された“ウェルネストラベル”については、日本人旅行者の33%が前向きであり、ミレニアル世代(25~34歳)の約半数となる49%が、新たなウェルネストラベルの楽しみ方を模索していると回答。そのなかでも林浴や果物の収穫体験など、一風変わったアクティビティが人気傾向にあり、さらに面白いことを体験したいという人が増えていくと同グループは予想しています。また、単なる宿泊施設にとどまらない質の高いサービスを提供するホテルも増えていることもあり、アメニティや無料朝食などの追加サービス付きのプランのあるお得な3つ星ホテルが人気を集めています。日本の旅行者の54%が、2023年は1~3つ星ホテルに滞在する予定だと回答しています。

人々の今後の旅行に対する考え方は、コロナ禍に「行きたかった旅行先リストの旅先を訪れる」という考え方から、「今行きたい旅行先に行く」という、自発的なアプローチへと移行しつつあるとまとめました。

(出典:トラベルWstch)

 

いかがでしょうか?
コロナ禍に一区切りつけて、再び海外旅行を楽しむ気運が高まっていることが伝わりますね。
今回お伝えしたエクスペディアとホテルズドットコムの調査には、かなり同意するという方が多いのではないでしょうか。3年の我慢の後は、それまで溜めてきた行きたい所リストから、まずは行きやすいところを選んで、思う存分羽を伸ばしたいものです。

 

◆ワクチン接種なしで行ける国規制緩和された国や地域。)

※渡航の際は必ずご自身で入国情報をお調べください。
※渡航先が入国制限のない国であっても、経由地に制限がある場合があります。

 

【北米】
・カナダ

【ヨーロッパ】
・アイスランド・アイルランド・アルバニア・アルメニア・アンドラ
・イギリス・イタリア・エストニア・オーストリア・オランダ
・北マケドニア・キプロス・ギリシャ・クロアチア・コソボ
・サンマリノ・ジョージア・スイス・スウェーデン・スペイン
・スロバキア・スロべニア・セルビア・チェコ・デンマーク
・ドイツ・トルコ・ノルウェー・ハンガリー・フィンランド
・フランス・ブルガリア・ベラルーシ・ベルギー・ポーランド
・ボスニア・ヘルツェゴヴィナ・ポルトガル・マルタ・モナコ
・モンテネグロ・モルドバ・ラトビア・リトアニア・リヒテンシュタイン
・ルクセンブルク・ルーマニア・ロシア

【アジア】
・アフガニスタン・インド・ウズベキスタン・カザフスタン・韓国
・カンボジア・キルギス・タイ・ブータン・ブルネイ
・ベトナム ・マレーシア・モルディブ・モンゴル

【オセアニア】
・オーストラリア・サモア・クック諸島・ニュージーランド・バヌアツ

【中南米】
・グレナダ・ジャマイカ・ドミニカ共和国・トリニダードトバゴ
・バハマ・バルバドス・ベリーズ・セントクリストファー・ネイビス
・ドミニカ国・アルゼンチン・エクアドル・エルサルバドル・コスタリカ
・グアテマラ・メキシコ・パナマ・パラグアイ・ペルー

アフリカ】
・アルジェリア・エジプト・エチオピア・ガボン・カーボベルデ
・コンゴ共和国・ソマリア・スーダン・ベナン・ボツワナ
・南アフリカ・モーリシャス・ルワンダ・マダガスカル・ナミビア
・レソト

【中東】
・アラブ首長国連邦・イエメン・イスラエル・オマーン・カタール
・クウェート・サウジアラビア・バーレーン・レバノン・ヨルダン

【日本入国】
3回以上のワクチン接種を条件に帰国前PCR検査と陰性証明提示が不要となりました。
1回目・2回目の接種完了者と未接種の場合はこれまで通り、帰国前検査と陰性証明書が必要です。

 

2023年は、皆さまにとって海外旅行を思いっきり楽しめる年となりますように!

 

投稿2023年の旅のトレンドは「自由に楽しむノーノーマル」にシフト!?三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

一度は行ってみたいクリスマスマーケット

2022年11月24日 category:特集一覧

日本でもメジャーになってきたクリスマスマーケットですが、本場ヨーロッパのクリスマスマーケットは規模も大きく、中世の街並みというロケーションも重なって、その雰囲気は格別!ロマンチックに輝く美しいイルミネーションの中、クリスマスのお祝いで賑わうヨーロッパ、一度はタイムリーに訪れてみたいですね。今回のTRAVEL-MODEは、ヨーロッパの中でも最大級のクリスマスマーケットをご紹介します。

★★★

 

ヴァイナハツ・ツァウバー(ジャンダルメンマルクト広場)
ベルリン/ドイツ

 

french dome and christmas market in berlin germany

 

多くのクリスマスマーケットで賑わうドイツの中でも、ロマンチックな雰囲気を味わえるクリスマスマーケットがこちら。ベルリンの中心部にあるコンサートホール「コンツェルトハウス」の前に広がる広場で開催されるクリスマスマーケットです。
フランスドームとドイツドームが向かい合うジャンダルメンマルクトは、ヴァイナハツ・ツァウバー(Weihnachtszauber)「クリスマスの魔法」と呼ばれ、華やかで美しいクリスマスマーケットです。会場内にはミニステージが設置され、コンサートやパフォーマンスが行われており、買い物や食事を楽しむだけでなく、エンターテイメントも楽しめる場所としても人気があります。

https://www.weihnachtsmarkt-berlin.de/

 


ニュルンベルク クリスマス マーケット
ニュルンベルク/ドイツ

ドイツ三大クリスマーケットのひとつで世界一有名とも言われているのが、ニュルンベルクのクリスマスマーケットです。17世紀から続く歴史のあるニュルンベルクのクリスマスマーケットの訪問者数は、毎年200万人と言いますから驚きです(コロナ禍除く)。こちらの特徴は、赤と白で統一された屋台の屋根。メイン会場であるハウプト広場に広がる紅白の屋根は圧巻です。

ブラウエン教会を中心とした中世そのままの街並みを背景に、おもちゃ箱をひっくり返したかのような賑やかさは、おとぎの国のクリスマスそのものです。甘い香りを放つ伝統菓子や、名物の焼きソーセージを食べながら、本場のマーケットを楽しんでみるのはいかがでしょうか。

 

画像:iStock

 

もうひとつ、ニュルンベルク クリスマス マーケットには特徴が。それは生誕したてのイエス・キリスト「クリスト・キント」の存在です。候補者から選出された10代後半の女性が、金色の巻き髪の天使の姿になり、開幕宣言やボランティア活動を行います。「クリスト・キント」は、ニュルンベルクのクリスマス象徴として、あちらこちらに飾られています。

 

画像:iStock

 


バース クリスマス マーケット
バース/イギリス

画像:iStock

 

イギリス西部のバースはロンドンに次ぐ多くの観光客が訪れる人気の観光地。イギリスで唯一古代ローマ時代から豊かな温泉が湧く町として栄えた町です。世界遺産の美しい古都バースでのクリスマス・マーケットは規模も大きく、地元のイギリス人にも大人気のイベントとなります。
バースのクリスマス マーケットは、16 世紀建造のバース寺院の隣で開催されます。170軒以上の期間限定のお店や、クリスマスならではの食べ物屋台が並びます。温泉の町らしく、ナチュラルスキンケア商品のお店も話題です。スパイスの香りいっぱいのグリューワインを片手に、思い出に残るようなクリスマスグッズを探すのはいかがでしょうか?

https://bathchristmasmarket.co.uk/

 


ブリュッセル ウィンターワンダーズ
ブリュッセル/ベルギー

画像:iStock

 

ブリュッセルのウィンターワンダーズ は、世界で最も美しい広場とも賞賛される世界遺産のグランプラス広場を中心に開催されます。クリスマスマーケットのみならず、グランプラス広場がライトアップされ、ストリートパフォーマンスやコンサートが行われる他、クラシカルな観覧車など移動遊園地も登場します。グランプラスを彩る巨大なクリスマスツリーの他、馬小屋でキリストが生まれた場面を再現した「クレッシュ」は、一目見たさに見学する人で溢れます。まさしくベルギー最大!圧巻の開催規模です。ベルギーは美食の国だけあって、クリスマスマーケットの屋台でも食べ物は充実。有名ショコラティエのチョコレートにワッフル!シャンパンにフレッシュなオイスターでベルギーのクリスマスを満喫するのはいかがでしょうか。

https://www.brussels.be/winter-wonders

 


ラートハウス (市庁舎)  ウィーン/オーストリア

画像:iStock

 


ゴシック様式のウィーン市庁舎正面のラートハウス広場で開かれるこのマーケットは、8,500㎡という広大な広場に例年150件近くの屋台が並ぶ、文句なしにウイーン最大のクリスマスマーケットです。ハンドメイドのものや陶器、ガラス製品までオーナメントの種類も豊富で、集まるグルメも洗練されているのが特徴です。夜には美しいイルミネーションで彩られ、とてもロマンチックな雰囲気。スケートリンクや移動遊園地もあり、お子さまも飽きることはありません。ご家族で、冬の女子旅にもぴったりなクリスマスマーケットです。

 

 

いかがでしたか?
長いコロナ禍を経て、開催されるクリスマスマーケットは一層賑やかで、人々の喜びが溢れていることでしょう。ライトアップされる建物もお国によって特徴あり、楽しみ方も様々です。寒いけれど、クリスマスマーケットは冬のヨーロッパの最大のお楽しみ。ワクワクを胸に、ぜひいつか本場のクリスマスを味わってみてください。

 

 

投稿一度は行ってみたいクリスマスマーケット三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

【極上の癒し旅】チバソム・インターナショナル・ヘルスリゾート/タイ・ホアヒン

2022年10月23日 category:特集一覧

心と体の健康、そして生きるということの原点回帰の旅として、【ウェルネスツーリズム】に注目が集まっています。これからの旅のトレンドとなりそうなウェルネスツーリズムとは? 今回のTRAVEL-MODEでは、そのパイオニアとなったタイ・ホアヒンにある極上癒しリゾート「チバソム・インターナショナル・ヘルスリゾート」をご紹介します。

イメージ画像:iStock

 

 

★★★

 

ウェルネスツーリズムとは?

ウェルネスツーリズムとは、旅先でスパ、ヨガ、瞑想、フィットネス、ヘルシー食、レクリエーション、地元の人との交流などを通して、心と体の健康に気づく旅のことを言います。海外では10年以上前からウェルネスツーリズムのニーズがありましたが、コロナ禍になってから、感染リスクを低くするために「免疫を高くすること」が意識されるようになり、より多くの人からのニーズが高まるようになりました。


ウェルネスツーリズム3つのテーマ

・リラクゼーション
・スポーツアクティビティ
・ヘルシーフード

温泉、スパ、マッサージ、瞑想などのリラクゼーション
ヨガ、フィットネス、ジョギング、ハイキング、ゴルフなどのスポーツアクティビティ。
デトックス効果をねらったギルトフリーやオーガニックなヘルシーフード

この3つを大きな柱としてサービスを提供するホテルの多くは、ホリスティックに着目し、個々の状態に合わせたプランやウェルネスアドバイザーによるサポートがあり、総合的にリトリートすることを目的としています。基本的にはホテルで過ごすことが多く、世界でもラグジュアリーなホテルが続々とオープンしています。今回は、その中でも創業27年、ウェルネスツーリズムの最先端「チバソム・インターナショナル・ヘルスリゾート」をご紹介します。

 

◆ チバソム・インターナショナル・ヘルスリゾート
(タイ・ホアヒン)

デスティネーションスパリゾートの先駆け

タイの王室リゾートとして知られるホアヒンにある「チバソム・インターナショナル・ヘルスリゾート」は、1995年に創業。世界のウェルネスリゾートの先駆けとなり、今も尚、進化し続けています。「チバソム」とは、タイ語で「くつろぎの隠れ家」という意味があり、その名の通り、カトリーヌ・ドヌーブ、ベッカム夫婦、スーパーモデルなども訪れ、リトリートしています。世界のセレブたちをも魅了する超ラグジュアリーなデスティネーションスパリゾート「チバソム」の魅力を覗いてみましょう。

 

出典:https://www.chivasom.com/

 

より高いレベルでの健康状態を取り戻すことを最大の目標にしている

チェックイン時に、自然療法士の資格を持つ専門スタッフによって、普段の食生活や運動、生活習慣、心身のどこを改善したいかなど、丁寧なカウンセリングが行われます。スパ、免疫改善、睡眠改善、アンチエイジング、デトックス、持続可能な減量など多数あるテーマの中から、いずれかに決めた上で、目的に添った滞在スケジュールが提案されます。アクティビティ・プログラムの内容も、体を動かすものから瞑想、ワークショップ、マッサージと鍼灸などバリエーションも多彩。その数300種類以上で、今もなお、増え続けていると言いますから驚きです。このプログラムの中から各ゲストに合ったクラスに参加するというシステムになっています。

1日のメニューは、3コマから4コマのフィジカルなトレーニングメニューとスパ・マッサージで構成され、各プログラムでは、理学療法士を初め専門分野のスペシャリストがサポートしてくれます。医療的行為以外、ホリスティックに、そして一人ひとりの目的達成に向けてメニューが組まれるきめ細やかさ、革新的な取り組みで世界的に高く評価されていることに納得です。

 

出典:https://www.chivasom.com/

 

デジタルデトックス

滞在中はウェルビーイングに専念するという理念から、アルコール飲料も夕方6時以降リクエストのみの提供。施設内での携帯電話等電子機器の使用は、ゲストのプライバシー確保とデジタルデトックスの理由から禁止とされています。これもゲストが安心して、滞在スケジュールに専念出来るような配慮のひとつです。(共有スペースでは使用できませんが、各部屋では使えます。)

 

目にも心にも美しい癒しの食事

「チバソム」の食事は「スパキュイジーヌ」と呼ばれ、美味しく美しいのも魅力のひとつ。近隣の農園や海で採れた新鮮な食材を使って調理されていて、健康的でありながら満足感が高く、目にも心にも体にも優しく、風情や趣きも大事にされた料理に、満ち足りた気分が押し寄せてくること間違いありません。
レストランは2箇所あり、ベジタブルミールだけではなく、柔らかく良質な肉類、新鮮な魚料理も選ぶことも可能です。3食の食事全て、低脂肪、低カロリー、低塩分、低糖分。スパイスやハーブでアレンジされた料理の奥深さ、複雑ながらまとまり、ハーモニーを奏でるスパキュイジーヌは、驚くほどの美味しさと賞賛の声はやみません。リトリートプログラムの中にクッキングクラスもあるので、参加するのもよし。レシピも販売されているので、自宅に戻ってからもスパキュイジーヌは持続可能となります。

 

出典:https://www.chivasom.com/

 


選びきれないほど豊富なスパメニュー

タイ式マッサージ、ストーンマッサージ、ハイドロ・セラピーに、ハンドマッサージなど、スタンダードなものからユニークなものまで豊富なメニュー。その全てが極上のクオリティ。どう選んだらいいか迷ってしまいそうですが、カウンセリング時に専門スタッフによって、希望に沿ったメニューを組んでもらえます。

 

出典:https://www.chivasom.com/

 


宿泊・滞在費はオールインクルーシブ

「チバソム」は、目的達成のための滞在型ホテルです。その為、最低3泊〜の宿泊が設定されています。3食の食事、アクティビティやスパなどのリトリートメニュー、すべてを含んだオールインクルーシブ。すべてのリトリートメニューの料金設定は同一ですが、お部屋タイプや滞在日数、シーズンによって変わってきます。ちなみに目安としては、1室2名利用で3泊した場合、1名の滞在費は約30万円〜となっています。ご参考まで。

 


一流のホスピタリティ

チェックイン時に、ゲストは写真撮影があります。この写真はホテルスタッフに共有され、全てのスタッフがゲストの顔を覚えるのだとか。施設内のどのパビリオンを利用しても、名前や部屋番号を告げることなく、スタッフはにこやかに対応してくれます。チバソムならではの心からのホスピタリティは、目的達成に一役も二役も買ってくれることでしょう。

 

 

★★★

 

健康・美容の悩みを持続可能的に解決でき、これまで経験したことのない極上の癒しを得られる滞在で、嗜好や価値観、世界観まで変化が得られることでしょう。長かったコロナ禍からの解放、自分の体と向き合い、喜びを与えるウェルネスツーリズム、ひとりで行くのもおすすめです。

 

チバソム・インターナショナル・ヘルスリゾート

73/4 Petchkasem Road.Hua Hin, Prachap Khiri Khan,77110,Thailand
tel.+66-3253-6536 www.chivasom.com

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