Category: インド特集

特集:インド

2012年12月17日 category:インド特集



Sun setting over the Presidential Palace, New Delhi / Larry Johnson

何年ぶりだろうか。
雑踏で鉢合わせるには刺激の強すぎる
そんな人に遭遇した。

彼女は相変わらず辛口で、僕を見るなり
少し痩せたことと、無沙汰を批判した。
僕も相変わらず逃げ腰で、夕暮れ時を理由に
早く立ち去ることばかり考えた。

それでも僕は 彼女が嫌いではない。
真っ向から勝負しては悔やむものの
スパイシーな彼女に体温を上げる自分が
ときどき懐かしくなる。


India – Madurai – 021-2 – Rajasthani pilgrims / mckaysavage

人口12億のパワフルな市場、そして多くの民族と宗教がひしめき合う、インド。
近年、ITや自動車、医薬品などの産業でめざましい成長を遂げるこの国は、世界第1位の製作数・観客数を誇る「映画大国」としても、その勢いが止まらない。映画産業の中心地、ムンバイ(旧ボンベイ)をハリウッドならぬ「ボリウッド」と呼び、唐突感あふれるコミカルな作風で、インドに漂う独特の世界観を発信する。

そんなインド市場に向けて、日本は今月23日から人気アニメ『巨人の星』をリメイクした『スーラジ ザ・ライジングスター』の現地放送をスタートさせる。こちらは野球ではなく、インドで人気のクリケットがテーマだ。今年、国交60周年を迎えた日本とインド。来年はこんな旅先も、あなたの人生を豊かにするかもしれない。

豊かな人生のためにできること。必要な人に必要な保険を。

Close up !「インド人の洗濯」

2012年12月17日 category:インド特集

 

India – Varanasi – 031 – laundry on the ghats / mckaysavage

今回は、旅人さんのインド・レポートをご紹介します。
インドで度々お腹を下しながらも、波乱万丈の旅を続ける旅人さん。この日はボランティアをするために早起きをして、バラナシにあるマザーテレサハウスに向かいました。マザーテレサハウスでは病気を抱えた人や親に恵まれない子ども達などが生活していて、各国からのボランティアが集まることでも知られています。

この日は男女3名ずつ、合わせて6名がボランティアに参加しました(うち日本人は3名)。ここでは男女に分かれて活動するのですが、旅人さん(男性)は地下で掃除や洗濯、チャバティ(インドのパン)作りなどをお手伝いしたのだとか。スタッフの人々は厳しいうえに英語があまり使えず、終始ヒンドゥー語での指示。今にも棒でお尻を叩かれそうな雰囲気の中、なんとかジェスチャーで感じ取るしかない!!

そんな活動を何とか無事に終え、ガンジス川のほとりをお散歩していると・・・遭遇したのがこの光景です。インドでは衣類を石に叩きつけて洗濯するのが一般的で「洗剤の実」と呼ばれるエコな植物を使って汚れを落とす人もいるようです。そして、何家族分でしょうか。大量の洗濯物が整然と干されています。インド人といえば、何かにつけていい加減な性格が取り沙汰されますが、お洗濯に関しては案外キッチリしているんですね。暮らしぶりを肌で感じたからこそ分かる、リアルなインド人の姿です。

60歳を過ぎ、これからの入院が心配です。(60代男性)

インド人は虫歯にならないのか?

2012年12月17日 category:インド特集


とっても甘いインドのおやつ 「ジレビー」

Merry Christmas, Indian Way! / Koshyk

豊富な香辛料を巧みに操り、飽きることなくスパイシーな料理を食べ続けるインドの人々。

そんな激辛生活の反動なのか、インドスイーツの甘さは尋常ではありません!例えば、伝統菓子の「ロッソゴッラ」。これはミルク味の生地を丸めてシロップ漬けにしたものですが、一口噛むとスポンジに染み込んだシロップがほとばしり、口内をとんでもなく甘い世界へと誘います。この他にも揚げドーナツのシロップ漬け「グラブジャムン」や、ミルク風味の半生菓子「バルフィ」など、インドではシロップや牛乳を使ったスイーツが多いのが特徴です。

牛乳の多用はインドの宗教とも深く関係しています。インドでは国民の約8割がヒンドゥー教徒。牛を聖なるものとして崇めるお国柄で、不殺生の戒律により牛肉は食べません。しかし命を奪うことなく得られる牛乳は神からの恵みと捉え、むしろ積極的に頂戴するのです。牛乳は辛い料理がまだ食べられないインド幼児の貴重な栄養源としても重宝されています。

スパイスいろいろ

spice_1 / srqpix

それにしても、大半がシロップ漬けのお菓子なんて、すぐに虫歯になってしまいそう。でも、インド人は虫歯が少ないことで有名なんです。その理由は「歯磨き」をかなり念入りに行うから。食後であれば道端でも列車の中でもお構いなし。いたるところに歯磨きをする人がいます。特徴的なのは、歯ブラシではなく「ニーム」という木の枝を口にくわえている人が多いということ。ニームは日本でも害虫除けの木として知られていますが、その薬効をインドでは古くから歯磨きや治療薬に用いてきました。歯磨き粉や楊枝はインドからアジア各国に広まったともいわれています。お洗濯と同様、オーラルケアでも予想外にキッチリなインド人なんですね。

更に、虫歯になりにくい理由がもうひとつ。インドのカレーに使われる多種多様のスパイスには、漢方成分が含まれるものが多くあり、薬膳としての力を発揮しています。例えば「クローブ」というスパイスは抗炎症作用があるので虫歯の上に乗せると痛みが軽減するんだとか。激辛カレーと激甘スイーツなんて、インド人の味覚って変じゃないの?と思っていましたが、ある意味では理にかなった食習慣だったんですね。

でも、インドがキッチリな話ばかりで終わるはずがありません。実はインドのパンやご飯には、かなりの確率で「小石」が混入しています。つまり、歯が折れてしまうというアクシデントは日常茶飯事!残念ながら、歯医者要らずの国というわけではなさそうですね。

資料をじっくり検討できたので助かりました。(40代女性)

外務省情報(2012.12.12付)

2012年12月17日 category:インド特集

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