海外旅行再開に期待【オーストラリア入国規制緩和】

2021年11月25日 category:特集一覧

12月より、オーストラリアは入国規制を緩和し、ワクチン接種完了*した日本人に対して、事前許可なしで入国を認めることを発表しました。対象には観光客やビジネス出張者も含まれ、主要都市のシドニーやメルボルンで隔離なしで入国できるようになります。

 

画像:iStock

 

★★★

 

在日オーストラリア大使館
オーストラリア入国措置の緩和について

オーストラリア連邦政府は、2021年12月1日から日本からの渡航する日本国籍者を対象に隔離なしでの受入れを再開する方針を発表しました。今回の発表は、オーストラリア政府による段階的な国境再開によるもので、日本からの隔離なしでの入国の条件は、オーストラリア保健省薬品・医療品行政が承認した新型コロナウイルスワクチンの完全な接種とPCR検査による陰性証明となります。

トラベルボイス観光産業ニュースより

 

オーストラリアへの渡航が再開になるのは、海外旅行を待ち侘びている方々には嬉しいニュースとなりました。併せて、ワーキングホリデービザ(サブクラス417)、ワーク&ホリデービザ(サブクラス462)所有者においても、ワクチン接種完了を条件に、旅行免除に関する特別申請は必要なく、オーストラリアに入国できることが発表されています。

ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、及びオーストラリア首都特別地域には、事前許可なしで入国を認めるとのことですが、入国対象者はワクチン接種に関する条件を満たす場合となります。尚、オーストラリアへ渡航の際は、利用エアライン、経由地など、乗り継ぎ規制がないか注意が必要です。
※2021.11.25現在の情報です。

 

◆規制緩和された入国可能都市

ニューサウスウェールズ州(NSW)主な都市:シドニー

ビクトリア州(VIC)主な都市:メルボルン

オーストラリア首都特別地域(ACT)主な都市:キャンベラ

オーストラリア到着後、他の州や準州へ移動する場合は、オーストラリア国内、各州の移動規制を確認してください。

 

画像:iStock

 

◆オーストラリア入国条件

(1)有効な豪州の査証を保持している日本国籍者(日本在住の第三国の国籍保持者、第三国から出国する日本国籍者は対象外)

(2)日本から出発し豪州に入国する者。

(3)ワクチン接種を完了し(注1)、その証明を提示できる者。なお、未成年者(17歳以下)については、ワクチン接種を完了した者と一緒に渡航する場合、ワクチン未接種であっても渡航が許可される。

(4)日本出国前3日以内に行われたPCR検査による陰性証明を提示できる者

(5)特定の管轄区域(NSW州、VIC州、ACT)へ入国する者。

(注1)ワクチン接種完了の要件:TGA(豪州治療製品管理局)が国内使用を承認またはそれらと同等の効果があるとして認知したワクチンを規定回数接種してから7日後よりワクチン接種完了者と見なされる。現時点におけるワクチンの種類および投与量は次のとおり。

【14日以上の間隔をとり、以下のワクチンを2回接種】
○アストラゼネカ(AstraZeneca Vaxzevria)
○アストラゼネカ・コビシールド(AstraZeneca Covishield)
○ファイザー(Pfizer/Biontech Comirnaty)
○モデルナ(Moderna Spikevax)
○シノバック(Sinovac Coronavac)
○コヴァクシン(Bharat Biotech Covaxin)
○シノファーム(Sinopharm BBIBP-CorV)

【以下のワクチンを1回接種】
○ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson&Johnson / Janssen-CilagCOVID)

【その他留意事項】
○種類の異なるワクチンによる混合接種を受けた場合、いずれもTGAによって承認 または認知されているワクチンであれば、ワクチン接種完了としてみなされる。

対象者は、従来の免除申請(いわゆるexemption)が不要となります。

 

・オーストラリアへの渡航に関する詳しい情報は、オーストラリア政府内務省の「オーストラリアへの渡航」をご覧ください(https://www.australia.gov.au/travelling-to-australia

・オーストラリアの特定の州や準州への渡航に関する規則や条件については、オーストラリア政府内務省の「州・準州情報」をご覧ください(https://www.australia.gov.au/states)  

 

※画像はイメージです(iStock)

 

◆日本へ帰国

1. 日本政府による水際対策の一環として、出国前72時間以内にPCR検査を受ける事を義務付けられています。PCR検査の陰性証明書が無い場合、日本行きフライトへのご搭乗が出来ません。
陰性証明書は日本政府が指定する特定のフォーマットでの発行が必要となります

日本入国時に有効な「出国前検査証明」フォーマットについて

豪州内で、日本政府指定のフォーマットでの検査証明が取得可能な検査機関について

2. 日本へ出発日当日スマートフォンで質問票WEBへご回答し、発行されたQRコードを到着地空港にて提示します。
到着後は唾液によるPCR検査を受けます。(所要時間30分~2時間)
ご到着時に、出発72時間以内に取得したPCR検査の陰性証明のご提示が必要です。
ご到着時、検疫所へ「誓約書」のご提出が必要です。 誓約書サンプル検疫にて追跡アプリ等、数種類のアプリをダウンロードする必要があります。

3. 到着後は検疫法に基づく隔離(入院)・停留が必要となる場合があるほか、検疫所長が指定する場所(自宅等)において14日間の待機が必要です。
また、ご自宅等へは公共交通機関を使わず、ご家族やお勤めの会社等による送迎が求められています。
詳細はこちら
新型コロナウィルスに関する入国前後の Q&A ( 厚生労働省 )


日本国内線も公共交通機関とみなされるため国内線へ乗り継ぐフライトは利用できません。
→到着地周辺のホテルにて14日間検疫が必要となり、費用は全て自己負担となります。

4. オーストラリアで発行されたワクチン接種証明書所持者で、入国後10日目以降にPCR検査を受ける等の条件を満たした方は14日間の待機期間が10日間に短縮となります。詳しくはこちらをご覧ください。

 

企業等の「受入責任者」の管理の下で、入国後の行動制限緩和の申請を行なった場合、「待機期間最短3日+7日間の行動管理」に短縮されています。通常の観光目的の渡航の場合は適用されず、大幅な緩和はありません。

自家用車で発着空港に行けるか、家族の送迎がなければ14日間ホテル滞在になりますので、地方都市からの渡航は、まだまだ帰国時のハードルが高いです。ただ、今回のオーストラリア入国制限の緩和は、withコロナ時代の往来に風穴を開けるのか期待が高まりますね。

 

◆参考になるサイト

H.I.S  オーストラリア出入国情報
豪州国内/日本の出入国規制について

日本橋夢屋 
日本への入国・帰国時の手続きの手順

JAL  搭乗前PCR検査について
日本へ出発のお客さまへ

トラベルドンキー オーストラリア出入国情報/現地情報
オーストラリアのコロナウィルス最新情報

在日オーストラリア大使館

オーストラリア政府観光局

在オーストラリア日本大使館

外務省・海外安全ホームページ

厚生労働省・水際対策

 

 

投稿海外旅行再開に期待【オーストラリア入国規制緩和】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

海外旅行再開に期待【オーストラリア入国規制緩和】

2021年11月25日 category:特集一覧

12月より、オーストラリアは入国規制を緩和し、ワクチン接種完了*した日本人に対して、事前許可なしで入国を認めることを発表しました。対象には観光客やビジネス出張者も含まれ、主要都市のシドニーやメルボルンで隔離なしで入国できるようになります。

 

画像:iStock

 

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在日オーストラリア大使館
オーストラリア入国措置の緩和について

オーストラリア連邦政府は、2021年12月1日から日本からの渡航する日本国籍者を対象に隔離なしでの受入れを再開する方針を発表しました。今回の発表は、オーストラリア政府による段階的な国境再開によるもので、日本からの隔離なしでの入国の条件は、オーストラリア保健省薬品・医療品行政が承認した新型コロナウイルスワクチンの完全な接種とPCR検査による陰性証明となります。

トラベルボイス観光産業ニュースより

 

オーストラリアへの渡航が再開になるのは、海外旅行を待ち侘びている方々には嬉しいニュースとなりました。併せて、ワーキングホリデービザ(サブクラス417)、ワーク&ホリデービザ(サブクラス462)所有者においても、ワクチン接種完了を条件に、旅行免除に関する特別申請は必要なく、オーストラリアに入国できることが発表されています。

ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、及びオーストラリア首都特別地域には、事前許可なしで入国を認めるとのことですが、入国対象者はワクチン接種に関する条件を満たす場合となります。尚、オーストラリアへ渡航の際は、利用エアライン、経由地など、乗り継ぎ規制がないか注意が必要です。
※2021.11.25現在の情報です。

 

◆規制緩和された入国可能都市

ニューサウスウェールズ州(NSW)主な都市:シドニー

ビクトリア州(VIC)主な都市:メルボルン

オーストラリア首都特別地域(ACT)主な都市:キャンベラ

オーストラリア到着後、他の州や準州へ移動する場合は、オーストラリア国内、各州の移動規制を確認してください。

 

画像:iStock

 

◆オーストラリア入国条件

(1)有効な豪州の査証を保持している日本国籍者(日本在住の第三国の国籍保持者、第三国から出国する日本国籍者は対象外)

(2)日本から出発し豪州に入国する者。

(3)ワクチン接種を完了し(注1)、その証明を提示できる者。なお、未成年者(17歳以下)については、ワクチン接種を完了した者と一緒に渡航する場合、ワクチン未接種であっても渡航が許可される。

(4)日本出国前3日以内に行われたPCR検査による陰性証明を提示できる者

(5)特定の管轄区域(NSW州、VIC州、ACT)へ入国する者。

(注1)ワクチン接種完了の要件:TGA(豪州治療製品管理局)が国内使用を承認またはそれらと同等の効果があるとして認知したワクチンを規定回数接種してから7日後よりワクチン接種完了者と見なされる。現時点におけるワクチンの種類および投与量は次のとおり。

【14日以上の間隔をとり、以下のワクチンを2回接種】
○アストラゼネカ(AstraZeneca Vaxzevria)
○アストラゼネカ・コビシールド(AstraZeneca Covishield)
○ファイザー(Pfizer/Biontech Comirnaty)
○モデルナ(Moderna Spikevax)
○シノバック(Sinovac Coronavac)
○コヴァクシン(Bharat Biotech Covaxin)
○シノファーム(Sinopharm BBIBP-CorV)

【以下のワクチンを1回接種】
○ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson&Johnson / Janssen-CilagCOVID)

【その他留意事項】
○種類の異なるワクチンによる混合接種を受けた場合、いずれもTGAによって承認 または認知されているワクチンであれば、ワクチン接種完了としてみなされる。

対象者は、従来の免除申請(いわゆるexemption)が不要となります。

 

・オーストラリアへの渡航に関する詳しい情報は、オーストラリア政府内務省の「オーストラリアへの渡航」をご覧ください(https://www.australia.gov.au/travelling-to-australia

・オーストラリアの特定の州や準州への渡航に関する規則や条件については、オーストラリア政府内務省の「州・準州情報」をご覧ください(https://www.australia.gov.au/states)  

 

※画像はイメージです(iStock)

 

◆日本へ帰国

1. 日本政府による水際対策の一環として、出国前72時間以内にPCR検査を受ける事を義務付けられています。PCR検査の陰性証明書が無い場合、日本行きフライトへのご搭乗が出来ません。
陰性証明書は日本政府が指定する特定のフォーマットでの発行が必要となります

日本入国時に有効な「出国前検査証明」フォーマットについて

豪州内で、日本政府指定のフォーマットでの検査証明が取得可能な検査機関について

2. 日本へ出発日当日スマートフォンで質問票WEBへご回答し、発行されたQRコードを到着地空港にて提示します。
到着後は唾液によるPCR検査を受けます。(所要時間30分~2時間)
ご到着時に、出発72時間以内に取得したPCR検査の陰性証明のご提示が必要です。
ご到着時、検疫所へ「誓約書」のご提出が必要です。 誓約書サンプル検疫にて追跡アプリ等、数種類のアプリをダウンロードする必要があります。

3. 到着後は検疫法に基づく隔離(入院)・停留が必要となる場合があるほか、検疫所長が指定する場所(自宅等)において14日間の待機が必要です。
また、ご自宅等へは公共交通機関を使わず、ご家族やお勤めの会社等による送迎が求められています。
詳細はこちら
新型コロナウィルスに関する入国前後の Q&A ( 厚生労働省 )


日本国内線も公共交通機関とみなされるため国内線へ乗り継ぐフライトは利用できません。
→到着地周辺のホテルにて14日間検疫が必要となり、費用は全て自己負担となります。

4. オーストラリアで発行されたワクチン接種証明書所持者で、入国後10日目以降にPCR検査を受ける等の条件を満たした方は14日間の待機期間が10日間に短縮となります。詳しくはこちらをご覧ください。

 

企業等の「受入責任者」の管理の下で、入国後の行動制限緩和の申請を行なった場合、「待機期間最短3日+7日間の行動管理」に短縮されています。通常の観光目的の渡航の場合は適用されず、大幅な緩和はありません。

自家用車で発着空港に行けるか、家族の送迎がなければ14日間ホテル滞在になりますので、地方都市からの渡航は、まだまだ帰国時のハードルが高いです。ただ、今回のオーストラリア入国制限の緩和は、withコロナ時代の往来に風穴を開けるのか期待が高まりますね。

 

◆参考になるサイト

H.I.S  オーストラリア出入国情報
豪州国内/日本の出入国規制について

日本橋夢屋 
日本への入国・帰国時の手続きの手順

JAL  搭乗前PCR検査について
日本へ出発のお客さまへ

トラベルドンキー オーストラリア出入国情報/現地情報
オーストラリアのコロナウィルス最新情報

在日オーストラリア大使館

オーストラリア政府観光局

在オーストラリア日本大使館

外務省・海外安全ホームページ

厚生労働省・水際対策

 

 

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