2021.5月号の編集部だより【記事を書いた翌日“なりすまし”に引っかかりました。】

2021年04月24日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

今月号のTRAVEL-MODEでお伝えした「新しい生活様式に乗じた不審な“なりすまし”、詐欺にご注意ください。」。この記事を書いた翌日、コロナに関連したことではありませんが、わたくし自身が悪質な斡旋業者に自ら電話をしてしまいました。こういうのは、上手く出来ていて気付きにくいですよ、本当に!

引越しをするにあたり、九州電力に電話をしたつもりだったのです。インターネットで電話の窓口を探し、まんまと「九州電力」を名乗るところに架けてしまったんですね。疑うこともなく電話してますから、相手のリードでどんどん話が進んでいきます。九州電力に電話しているはずなのに、「お客様の場合、○○(東電系新電力)の方が5%お得になることがわかりました。こちらで進めますね。」などと言われ、聞かれるがままに個人情報つらつらと…。途中でおかしいと思い「私はどこに電話していますか?九州電力さんですか?」「本当に九電さんですか?」と何度か尋ねましたが「九州電力です。」と言うではありませんか。

結局、申し込みをしてしまいましたが、電話を切った後でやはり腑に落ちぬモヤモヤが湧き起こり、申し込んだ新電力会社の公式を調べ、やっぱり取り消したいと電話すると、「申し込まれていません。」という返事。
私は一体どこに申し込んだん?? 誰と話したん?? この時、本当に心臓バクバクでした。

 

画像はイメージですが、ほんとにこんな感じです!

画像:iStock

 

「お電話されたところに問い合わせて、取り消しされてください。」とのことでしたので、電話の履歴を辿って、「さっき申し込んだのを取り消したい。」と申し出ると、新電力への切り替えは国が推進しているとか、メリットを知っているかとか電話を引き延ばしてきます。キッパリ「取り消して!」と言ったところ、「わかりました。失礼します。」と切電されそうになりました。「ちょっと待って!!本人確認もせず取り取り消せるんですか? どうやって? 私まだ名乗ってないですよ!取り消したってこっちはわかるんですか!」と言いますと、「着信の番号が表示されてるんで。」「ananさんですよね?白紙にしましたから。」と。まあぁ、若い女性でしたが、その横柄な物言いに呆れるばかりです。

後で、その電話番号を調べると、九州電力に限らず全国の大手電力会社の名で、同じ手口で勝手に申し込まれた。悪徳商法だ!と言う書き込みが沢山ありました。しかも電話番号コロコロ変えているとのこと。悪質です。消費者庁188に電話します!

新しい生活様式に乗じた不審な“なりすまし”、詐欺にご注意ください。」にも書いていますが、URLを見れば、公式のサイトであるかどうかがわかります。コロナ関連でなくても、情報化社会の中では、まんまと引っかかるような罠が沢山仕掛けてあるのだと自ら実感した次第です。

みなさまはくれぐれもご注意を! 

 

それではみなさま、また来月〜

 

(編集部anan)

 

投稿2021.5月号の編集部だより【記事を書いた翌日“なりすまし”に引っかかりました。】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

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