海外トラブル情報
≪ショック!海外お買物トラブル≫
ジュネーブの大噴水 (スイス)
Jet d’Eau, Geneva / fritzson
信じていたのに・・・こんな経験ありませんか?
★ロシアのお土産屋さんで・・・!
東京都 こじゃるははさん 40代女性
今年の2月に娘とロシアに行きました。現地ガイドが案内するお土産屋さんでの事。料金の表示はユーロ、支払いはルーブル、ユーロか米ドルということでルーブルで支払いました。出発の時間が迫っていると言われあわてて支払いをしましたが、レシートを欲しいと言っても首をかしげられ、バスに戻って良く考えるとすごく高い気がして・・・。計算してみたらユーロからルーブルのレートがすごく高いし20パーセントオフと言われていたのになってない。言葉はガイドさん頼りだしやけにせかすし、やられちゃったなっていう感じでした。いい勉強になりました。(こじゃるははさん)
★北京での悔しすぎる出来事!
兵庫県 ハッピーさん 60代女性
北京に行った時、iPhone4で写真を撮ってバックのポケットに入れて、近くの売店があったのでコーラを買って飲み終わって、主人に写真を見せようとポケットを探したら、ほんの僅かなうちに抜き盗られていました。旅行中に写真が全部無くしてしまいました。海外保険に入っていたので、帰ってから保険で携帯は買えましたが、思い出の写真がありません!
それから、添乗員が連れて行ってくれた所で、ひすいのペンダントを購入しましたが、国が認定している店なので信用して良いですよと言うので、買ったのですが、旅行中に嬉しくて付けてみました。それを見たツアーで一緒になった方から、中国で99パーセント本物は無いのよと言われました。帰ってから宝石店で見てもらうと、やはり、偽物でした。1万円ぐらいなら良い経験と言えますが、10万円だったので、悔しくて悔しくて・・・中国にはもう二度と行きたくないです!(ハッピーさん)
ツアーで立ち寄る土産店では冷静に!
ツアー旅行の場合は時間に追われることもあり、このような土産店トラブルをよく耳にします。特に宝石類は鑑定が難しく、購入の際は細心の注意が必要です。帰国してから偽物と気付き、利用した旅行会社やクレジットカード会社に返品相談を持ち込むケースもあるようです。ちなみに消費者庁では海外ショッピングのトラブルに特化した相談窓口「消費者庁越境消費者センター」を開設しています。海外でも冷静さを欠くことなく、満足のいくショッピングができることが理想ですが、もしもの場合にはこのような相談窓口を活用されてみてはいかがでしょうか。
≪「閉じ込められる」という恐怖体験≫
お米を山(トゥンペン)に見立てた お祝い料理「ナシトゥンペン」
Indonesia-983 / idirectori
こんな場面、あなたは冷静に対処できますか?
★ニューヨークのエレベーターが突然…!!
東京都 teruteruさん 50代女性
ニューヨークのホテルで、娘とエレベーターに乗っているとき、突然がたがた音がして上がり下がりして、降りる階に来ても止まらない。驚いてすべての階のボタンを押し続けた。しばらくするとある階で、止まりドアが開いたのですぐに降りた。思い出しても恐怖の数分間だった(teruteruさん)
★トルコの遺跡でトイレの鍵が…!!
愛媛県 れいマさん 60代女性
先日行ったトルコ旅行で遺跡の観光中トイレに入ると鍵が壊れ出られなくなった。助けを呼びトイレの係りの人が警察官を呼んで来てくれて言葉が通じ何とか出る事が出来た、毎回添乗員が自分の携帯番号を知らせてくれるが、今回は知らされて無かったので焦った、やはり日本と違い油断大敵ってつくづく思った(れいマさん)
意外と難しい!現地の言葉でSOS
海外の古いホテルなどでは鍵の故障により部屋に閉じ込められてしまうケースをよく耳にします。あるフランスの例では部屋とフロントが離れていたため大声で叫んでも聞こえずに、電話をかけてもフロントに英語が通じず、途方に暮れたのだとか。結果的には携帯電話をインターネットに接続して翻訳機能を用いて対処したという事例でしたが、エレベーター内のように携帯電話が圏外になってしまう場所もあります。また日本の携帯電話でインターネットを使うと、契約によっては海外パケット代金が高額になることもあります。まずは、現地語で「助けて!」と叫べるように準備しておくこと(メモを持つなど)が必要かもしれませんね。
≪海外での体調不良≫
Twelve Opostles Great Ocean Road (Australia 2011) / paularps
海外での病気やケガ。あなたなら、どう対処しますか?
★「目薬はノーマーク!」
愛知県 まゆぼんさん 50代 女性
海外に旅行するときは 万が一の事を考え 一通りの薬を持参しますが カナダに旅行した際 乾燥のせいか 目がものすごく痛くなり 添乗員さんの目薬を譲って頂きました。(本当は他の人が使用した目薬はささない方がいい)目薬はノーマークだったので 次からの旅行の持ち物の中に加えました。(まゆぽんさん)
常備薬、持っていますか?
まゆぼんさんのように、準備万端の旅人さんでもノーマークだったという「目薬」。このようなお話を伺うまで、頭痛薬や胃薬しか意識していなかったという方も多いのではないでしょうか?ところで、薬を持参する際には外箱や説明書も一緒に持参することがポイントです。いつも使っているからといって中身だけを持って行くと、いざ荷物検査等で何の薬か尋ねられた場合に、説明するのが難しいものです。また、体調が悪いときに英語で症状を伝えるのも至難の業です。外務省では、もしもの時の医療英語を紹介していますので、常備薬の準備と併せて、このようなメモを持参しておくことをお勧めします。
≪海外での「チップ」どうしてる?≫
アンドラ風ポテトサラダ「トリンチャット」
Trinxat de la Cerdanya / by onnoth
日本人には馴染みのないチップ制度。慣れていないとスマートに渡せず、タイミングを逸してしまうことも多々ありますよね。今回はチップにまつわる体験談をご紹介します。
◆挨拶かと思いきや・・・!【純コーヒーさん 60代女性】
トイレに入った時、出口の女性が手を出されたので握手をしてしまった。実はチップを上げなければならなかったようです。
海外の「トイレ」&「チップ」事情
世界中のどこを旅しても、必ず立ち寄るのが「トイレ」です。以前、マレーシアのトイレ事情をご紹介しましたが、国によってトイレの形状や使用方法が大きく異なるので、驚くことも多いものです。そして、海外のトイレは大半が有料で、既定の料金を入れないとドアが開かなかったり、チップ用の受け皿が置いてあったりと様々です。常駐する世話人にチップを手渡すトイレもありますので、純コーヒーさんが手を差し出されたトイレは、きっとこのタイプだったのでしょうね。
気になるチップの金額は?
チップ習慣のない日本人にとって気になるのは、その金額です。基本的にはサービスに対するお礼なので、金額は気持ち次第でOKです。ただ、チップはマナーが問われるものでもありますので、だいたいの相場は知っておきたいものです。ホテルのドアマンやポーターに渡すチップの場合は日本円で100円程度、トイレでは50円~100円程度が目安といわれています。
≪私が遭遇した海外トラブル≫
カンボジアで食される「バナナの花」
Banana Tree / Barefoot In Florida
前回に引き続き、読者様のトラブル体験をご紹介します!
◆税関で大ピンチ!「タバコ」で大変な目に。
【愛媛県 @@@さん 60代男性】
オーストラリアでタバコの持込本数を勘違いして没収、えらい目にあいました。
国によって違う!物品の持ち込み制限
免税範囲や持ち込み禁止品は国によってさまざまです。例えばタバコ1本から課税されるシンガポールでは、申告せずに持ち込みが発覚すると多額の罰金(最高で約39万円)を徴収されます。シンガポールではチューインガム(医療用を除く)やグラビア写真掲載の週刊誌等も持ち込みが禁止されているので注意が必要です。また、ドイツの国際空港では総額430ユーロ(約54,000円)相当以上の物品を機内に持ち込む場合には申告が必要ですが、楽器やパソコン、カメラなどの不申告を指摘されて税や反則金を徴収されるケースが増えています。これらの情報は渡航先の大使館や税関のサイト等で調べることができますので、事前にチェックして「うっかり」を防いでくださいね。
◆帰国してショック!買ったばかりのブランド財布が・・・
【茨城県 sachikoさん 40代女性】
スペインのホテルでの出来事です。お土産にブランドのバッグとお財布を買い、バッグの中にお財布を入れておいたのですが、中のお財布だけなくなっていました。気が付いたのは、もちろん帰国後です・・・。
ご注意ください!多様化するスリ犯罪
sachikoさんのお財布がどのように無くなってしまったのかは判りませんが、ヨーロッパでは旅行者のスリ被害が後を絶ちません。外務省の安全対策基礎データによると、ケチャップをかけて気を引く「ケチャップスリ」をはじめ、新聞を広げてポケットや鞄を隠しながら盗む「目隠しスリ」、グルになった数人が被害者を取り囲んで犯行に及ぶ「エスカレータースリ」、混んだ地下鉄車内で発生しやすい鞄の「切り裂きスリ」など、その手口はさまざまです。組織化した子どものスリ集団も存在します。被害を防ぐためには、鞄の底部や持ち手がカッターなどで切られにくい材質を選ぶことや、鞄を身体の前面に密着させて持つなどの工夫が必要です。スリの手口を把握しておき、同じような場面を作らせないように意識するだけでも効果的です。
★海外旅行保険だけじゃない!あなたのリスクを管理する保険
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≪私が遭遇した海外トラブル≫
チェコ名物 ローストダックとクネドリーキ(ゆでパン)
P1010869 / rictulio
慣れない海外でのアクシデント。あなたならどう対処しますか?
◆現地ガイドと思いきや・・・!
~バリの空港で現金請求~ ひろっこさん(福岡県 30代 女性)
初海外だったバリの空港で荷物を受け取った後、制服を着た男性が寄ってきてトランクを運ぼうとしてきたので初めは躊躇しましたが、制服を着ていたので旅行会社の現地ガイドだと思い、言われるがままに数メートル運んでもらうと、空港のゲートを出た途端に現金を請求してきてびっくりしました。断りましたが、強面で強く迫られたので、仕方なく日本円で千円支払うはめになりました。旅行の初日で、いきなりのトラブルだったので相当ヘコみました。(ひろっこさん)
ニセモノ商売にご注意を!
外務省の邦人事件簿でも紹介されていますが、世界には観光客を欺き、現金を巻き上げることを生業としている人々が少なからず存在します。空港に現地ガイドらしき人が迎えに来たら(残念なことではありますが)まずは疑うことです。勇気を持って「どこの旅行会社のガイドさんですか?」と質問し、相手に社名を言ってもらうのが効果的です。本物のガイドさんだったら失礼かも・・・と躊躇してしまいがちですが、やはり安全が最優先。真のガイドさんならば、むしろその心構えを歓迎されることでしょう。
◆「注意力」と「語学力」
~スイスのヒヤヒヤ個人旅行~ MARIMOさん(北海道 50代 女性)
ホテルサイトの口コミで、スイスは3つ星でも清潔で問題ないという事だったので50室位のかわいい!3つ星ホテルにしました。確かにテレビの映り以外はOKだったのですが・・・ディナー後、11時過ぎにホテルにもどったら、なんと玄関はロックされていて、真っ青でした。どうにかスタッフ通用口をみつけましたが、小規模でスタッフの人数が少なかったようです。(まぁ3つ星とは関係ないですが・・・)それにチェックインの時にその説明はあったのかもしれません。個人旅行は注意力、語学力は必須と実感したヒヤヒヤ体験でした。(MARIMOさん)
海外ホテルの門限・鍵の問題
ドイツやスイスの中級クラス以下のホテルでは、夜中にフロントが不在になり正面玄関を施錠してしまうところも結構あるようです。帰宅が遅くなりそうな場合はあらかじめ申し出ておくと、待っていてくれたり玄関用の鍵を預からせてくれたりなどホテル毎に対応されます。たまに預かった鍵が壊れていて入れないケースもあるようですので、細かいようですが事前に鍵穴に差してみて確認しておくことをおすすめします。語学力に不安がある場合は、事前に英文の質問メモを用意しておくと安心です。
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≪読者体験談!「アルコールは控えめに」≫
(投稿:4人のおじんチームさん)
Norway 2011. / Shiggydoodah
今月は読者の方からお寄せいただいた、ホットな体験談をご紹介します!
7月初め、オランダ・ベルギー等を廻ってきました。ブリュッセルで昼食後、世界遺産の都市ブリュージュへとバスはハイウェイをひた走ること50分。と、突然大渋滞が始まり、やがてピクリとも動かなくなりました。情報では、トレラーがトラックと接触して横転、3車線をふさいだ上、積荷のガラスが散乱したとのことでした。バスはそのまま現場に約2時間立ち往生。 ブリュージュ観光が短縮されるのはともかく、困ったのはトイレです。なにしろ昼にうまいベルギービールを堪能したので、皆さんそろそろせっぱ詰まってきた様子、しかも中高年が大多数でしたから・・・。小生、アルコールはあまりいける口でなかったのが幸いし、それほどの緊迫感も感じなかったのですが、もしこのままあと1~2時間もと考えるとやはり不安でした。やっと動き出したのでドライバーの機転で、直近の出口から一般道へ下りましたが、トイレなどはなく、またまた別ルートのハイウェイへ上がり、かろうじてドライブインに到達。全員タッチの差でなんとか事なきを得ました。というわけで、突然のアクシデント、ヨーロッパの美味しいワインやビールもちょっぴり自重が必要かなと、一行反省したのですが、喉元過ぎればなんとやら、その後はやはりそちらの魅力には勝てなかったようです。(投稿:4人のおじんチームさん)
タイトルを見て、酒席での失態かと思いきや、まさかこの展開とは!4人のおじんチームさん、本当に大変な思いをなさいましたね!トイレは行けない状況に陥ると、焦ってますます行きたくなるものです。今回は筆者様をはじめ、皆様が「ご無事で」何よりでした。最近はバッグに入るサイズの「携帯用トイレ」もありますので、ハイウェイ利用時などは持っておくと安心かもしれませんね。それでは今月も、海外でのオモシロ体験や失敗談など、皆さんの情報をお待ちしています!(イチコ)
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≪夏の緊急企画!旅行中の「空き巣」対策≫
Puebla, Mexico / RussBowling
海外旅行といえば、数日間から数週間は自宅を空けることになります。そんなときに注意したいのが、侵入犯罪「空き巣」。今回は皆さんからお寄せいただいた、留守宅の防犯対策をご紹介します!
◆窓に防犯ベルを設置。【千葉県 チャキさん 30代女性】
◆洗濯物を干しておく。【広島県 えいちゃん 男性】
◆新聞と郵便の配達を止める。【千葉県 おはぎさん 30代女性】
◆電気をつけてラジオを流しておく。【東京都 tomoさん 60代女性】
◆お隣さんに留守を告げていく。【福岡県 すずりんさん 50代女性】
◆補助のカギをつけている。【大阪府 らじまるさん 40代女性】
◆空き巣が来ないほど田舎です。【茨城県 yukiさん 20代男性】
◆タイマーで雨戸が開くように設定している。【奈良県 きーママさん 40代女性】
◆貸金庫の利用。2ロックドア。【大阪府 あ2こさん 60代女性】
◆留守番電話の設定はしない。【徳島県 kumaphooさん 50代男性】
◆玄関前に傘(日傘)を置いて誰かいる雰囲気を装う。【三重県 ソラノさん 30代女性】
今回もいろいろなご意見を頂戴し大変参考になりました。警察庁HPによると、施錠等が複雑で「5分以上」手間取ってしまうようなお宅では、約7割の侵入者が諦める傾向にあるようです。また、近隣の方に声をかけられたり、ジロジロ見られるだけでも犯行を諦める十分な理由になるとのこと。住民同士の連帯感が強い地域には犯罪者が立ち寄りにくいといわれています。多くの皆さんが実行されているように「補助錠」の設置や「近所の方へ一声かけておく」ことはとても有効なんですね。旅先での安全対策に加え、留守宅の防犯にも万全を期して、トータルで「いい旅」にしてくださいね。(イチコ)
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年越しのパリ旅行で「スリ」に遭い、寸前で撃退したという福岡県のKAZUさん(54歳女性)!今回は、その体験記をお寄せいただきましたので、抜粋してご紹介します。
オペラ座の横の横断歩道を渡り終えると20歳前後の若い女の子が署名を求めてきました。なにやらしきりに話しかけてきましたが、全くわからない言語だったのでI don’t understand.と言ったとたん3人の女の子が私の顔を署名用紙で取り囲み、スペイン語風の巻き舌言語で何かを捲し立てました。なんだかとても危険を感じ、ウエストポーチをコートの上から押さえたところ、なんとスリの手も一緒に押さえてしまいました。大きな声で「ノー」と言ったところ、慌てたスリが力任せに手を引っこ抜いて逃げていきました。ウエストポーチのチャックは半分まで開けられていました。オペラ座界隈は特に危険だそうです。くれぐれも署名活動には気をつけましょう。
非常にショッキングな体験にもかかわらず、ご投稿いただきありがとうございます。しかし、寸前のところで被害を食い止めることができたとのこと。お怪我もなく本当によかったです。ご同行された甥子さんも危うくスマートフォンを奪われそうになったとか。外務省でも「道案内」や「コイン拾い」を装ったスリの注意喚起がなされています。皆様、ご注意くださいね!(イチコ)