カナダ・ヴィクトリア在住のpapricaさんブログ「Can of Good Goodies」より、2024年11月03日の記事をお伝えいたします。自宅に実ったリンゴを収穫して季節をいただく。季節が巡ることを感じながら過ごすヴィクトリアの日々を一緒に味わいましょう。
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我が家の老樹のりんごたちも熟れてきた☆
毎年、秋も深まる10月の終わり〜11月の始めにかけて、りんごの話をする。この晩秋の頃がうちのりんごたちの食べ頃だから。毎日、ぽとぽとと地面に落ちるようになるのが「食べ頃でーす」のお知らせ。落ちたものは、チューイが遊んだり食べたり、ネズミたちがかじったり。落ちてすぐのきれいなものは私が集める。そっと手で持ち上げて、ぽろっととれるものも食べ頃。
今週末はりんご祭りだった。笑。
作ったもの:りんごのジャム、りんごの酵素ジュース、アップルソースケーキ、りんごとレーズン入りのパンプディング(←これは初挑戦!別記事で書くね)
品種のわからないこのりんご。
見て下さいな。コレ、「蜜」がきんきんにつまってる♪
この「蜜」というのは英語では(多分同じだと思う)「Watercore」というらしい。名前には水っぽいひびきがあるけれど、この部分には「Sorbitol」という糖分を含む炭水化物が多く含まれるんだって。アップルサイダーやアップルソースを作る人たちには喜ばれる種なんだそうな。食べても美味しいけれど、Watercoreがある品種は、あまり日持ちしないのでお店に並べるのには向いていないんだってー。
りんご好きな同僚にも食べてもらうと、甘さがすごく爽やかだって喜んでくれた。それと、丸ごとかじって食べていて、すぐに変色するのが面白いって。スーパーなどに出回っているリンゴは「GMO(遺伝子組換え作物)」だから、すぐすぐ変色しないんだって。言われてみると、そう、うちのは切ってまな板の上においている間に色が変わってくるよなー。それが普通だと思ってた。
全部にこれだけの「蜜」が見られるわけでもないのだけど、食べ頃のものはほんのりと良い香りがして、切ると中心部分がジューシーな黄色。少し冷やして食べるのが好き。冷やして、というのは、今の外の気温位がちょうどいい。
酵素ジュース用には1.7kg。ヘタも皮も種も全部いれるので、簡単に乱切りにするだけ。ジャムの方は、芯を取り皮を剥き、適当な大きさに切る。この作業が面倒なんだけど、やっぱりジャムやアップルソースは皮が無いほうが食べるときに食べやすい。
酵素ジュースのレシピを見ると、「果物の重さと同量の砂糖」が普通らしい。でも、過去に作ったときも半量の砂糖で充分だったし、私は作ったジュースを冷蔵庫に入れて、結構速いペースで飲んでしまうので。ひとに飲ませるわけでもなし、大丈夫かなと。
レモンと生姜も適当に混ぜ入れた。↑の写真は二日目の今朝の様子。随分水分が出てきている。これは10日ほどこのままにする。
りんごのジャムたち。
水を加えるのを忘れた。笑。
ごろごろっとリンゴの食感が残るくらいのが好き。
来週末は砂糖を少しだけ使うアップルソースを作ろう。去年は、スパイスをくわえたものも作ったけれど、結局、使うときには「りんごだけのもの」が使いやすく美味しく感じることに気づいた。
落ち葉集めも頑張ったし、裏庭のパティオ(というハイカラなものでもないけど)にはびこった「苔」も9割がた剥がせたし、よく体を動かせた週末だった!
こうして一日わしわしと作業できるほど、体が元気であること、ありがたいことだなぁと思う。
今週は隣国の大統領選挙の結果がでるわけで、、、少し落ち着かないかな。
次は、今日始めて作った「ブレッドプディング」のレシピを紹介しまーす。 良い一週間を!
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