世界には名だたるラグジュアリーなホテルは沢山あります。あなたの一度は泊まってみたい憧れのホテルはどこですか?最近では、ラグジュアリーのさらに上を行く「ウルトララグジュアリー」というカテゴリーもあり、その優雅さ、ホスピタリティ、ロケーション、全てにおいて異次元的な満足感が約束されています。今回は、世界有数のホテルブランドが揃うインドネシア・バリ島のウルトララグジュアリーから、究極のリラクゼーション体験ができる4つの施設をお届けします。至高の時間をどこで過ごしたいですか?
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画像:iStock
◆ Mulia ムリア
Muliaとは日本語で「高貴」という意味。その名を冠した「ムリア」は、全てにおいて、この上なき優美さを兼ね備えた最高級のリゾート。「ムリアリゾート」「ザ・ムリア」「ムリアヴィラス」の3つのタイプの宿泊スタイルがあり、その規模、バリ島史上最大にして、ウルトララグジュアリーの極み6つ星と称されています。
ムリアブランドの中で最高峰は「ザ・ムリア」。111室全室がスイート仕様、24時間バトラーサービス付きの贅沢空間です。ベッドルームとバルコニーの間のガラス窓は完全解放され、広々としたオーシャンビュー。スタイリッシュとエレガンスを兼ね備えたインテリアの設え、最高級の上質リネン、その全てが時を忘れる非日常空間です。絶景を見渡しながら、王様と妃になり至福の時を過ごすことができます。
「ムリアヴィラス」は、よりプライベート感を重視した最高級ヴィラです。 1ベッドルームのお部屋の広さはなんと505㎡!1ベッドルームのヴィラでさえ、バリ島最大級と言いますから驚きです。
1ベッドルームヴィラでも、十分すぎるラグジュアリースイートなのですが、さらにその上を行く広さのヴィラも!3ベッドルームの2階建てプレジデンシャルヴィラ、さらに、6ベッドルームのムリアマンションは広さが3300㎡は驚愕の異次元的一棟貸し。ラグジュアリーを超越したウルトラ感は、このスケールの大きさにも表れています。
公式サイトに全ヴィラのツアー動画がありますので、そのグラマラスな全容をご覧ください。
Mulia Villas Virtual Tour
全6棟526室からなる大型ホテルタイプの「ムリア リゾート」であっても、お部屋の広さは一般的なホテルであれば、十分スイートと言われる広さを誇ります。あまりにも印象的なオーシャンフロントプールを始め、お子様用スライダープールなど、プールは4種類、ビーチアクティビティも充実していて、ファミリーでも楽しむことができます。もちろんリネンはフカフカの最上級。たっぷり遊んだ後も、広いバスタブに浸かり、ベッドに身を沈めて疲れを取ることができるでしょう。
エリア:ヌサドゥア
ヌサドゥア湾沿いの美しいビーチを一望する素晴らしい景色、壮大な自然も感じられるロケーションの中、リゾート内に展開する9か所のレストランやバー、最新器具を整えたフィットネスセンター、ビーチフロントプールなど、すべての施設が最高級と評価が高く、贅を尽くしたアフタヌーンティーや朝食においても、感嘆のため息は絶えません。
◆The Apurva Kempinski Bali
ジ アプルヴァ ケンピンスキー バリ
1897年創業の「ヨーロッパ最古の高級ホテルグループ」と言われているケンピンスキーブランドは、ドイツのホテル運営会社で、現在世界30カ国で80軒以上の高級ホテルを運営する一流ブランドです。
バリのケンピンスキーは2019年にオープンしたインドネシアらしさを味わえる大型ラグジュアリーリゾートです。リゾートのテーマは、「オープンエアーシアター」。14世紀に繁栄したマジャパヒト王朝の王宮をイメージしたというフロントロビーは開放的で、豪華絢爛なリゾートが見渡せます。各施設のデザインには、インドネシア=「インド洋の島々」にインスパイアされた仕掛けが随所に。バリ島・インドネシア旅行気分も存分に味わえ、建物も設もまるでゴージャスな劇場のような演出です。印象的な演出と空間、そして見渡すパノラマに驚愕と感嘆の声を漏らしてしまうでしょう。
リゾート内の随所にもインドネシアの様々な民族の文化を取り入れており、水族館レストランは注目の的。お子様向けサービスの充実感もあり、ファミリーでも大満足な大型のラグジュアリーリゾートとなっています。
公式HP
The Apurva Kempinski Bali
◆ Capella Ubud, Bali カペラ ウブド バリ
世界中にセンセーショナルなホテルを送り続けているカペラホテルグループが、2018年ウブドのケリキ地区にオープンさせたカペラ ウブド バリ。世界ホテルランキング一位に選ばれた正真正銘ウルトララグジュアリーの極み。
画像出典:Capella Ubud, Bali
1800年代初頭にインドネシアに入植したヨーロッパ人の冒険心にインスパイアされた著名ホテルデザイナーであるビル・ベンズリーによって手がけられました。その魅力は鬱蒼としげるジャングルに点在するテンティッドスタイルの客室。野生の木を一本も切ることなく完成に至ったという施設内に、ヴィラは全部で23室。テント内は1800年代にタイムスリップしたと錯覚するようなデザインにになっていて、クラシックでゴージャスなサファリをイメージした空間にいると、なんだか前世を思い出しそうな不思議な感覚になりそうです。どこを切り取っても映画のワンシーンのような世界感。アンティークやレトロなものがお好きな方にはたまらない至高の滞在となるでしょう。
画像出典:Capella Ubud, Bali
1ベッドルームテントの広さは、173平方メートルと十分な広さ。全てのテントで美しいレインフォレストの景観を独り占めにでき、ソファベッドが置かれたテラスやジャグジーが付きのプライベートプールが配置されています。
画像出典:Capella Ubud, Bali
レストラン、食後の娯楽においてもクラッシックでゴージャスなサファリの演出や仕掛けはいっぱい。日が暮れたら、手付かずの大自然を感じながら、キャンプファイヤーを囲み、他の宿泊客や現地の語り部たちとの交流まで楽しめてしまう。ウルトララグジュアリーに加えて、ユニークでワクワクさせてくれるのがカペラウブドの最大の魅力です。
公式HP
Capella Ubud, Bali
◆ BVLGARI RESORT BALI ブルガリリゾート バリ
ブルガリ ホテルズ&リゾーツ系列で世界で2番目にできたブルガリ・リゾート・バリは、空港から約45分のウルワツにあります。インド洋に面した断崖絶壁の上にあり、ヴィラは全室オーシャンビュー。どのパブリックスペースからも絶景を見渡すことができます。ハイブランドが手がけたリゾートだけあって、洗練されたセンスは非の打ち所がありません。バリの文化や自然を生かしつつ、現代アートとの融合が、優雅な雰囲気を醸し出しています。これらのインテリアは、建築家であるアントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィエルが手がけたもの。また食器や家具は、地元の建築家やアーティストと共同で作られています。
画像出典:ガルーダインドネシア
ブルガリ・リゾート・バリには64の部屋があり、全室がプライベートプール付きのオーシャンビュー!アメニティは全てブルガリ、というのも魅力のひとつ。もっともっと贅沢にブルガリ・リゾートを満喫したい方には、ヴィラがおすすめです。
画像出典:ブルガリ・リゾート公式
全32棟のヴィラの内装は、バリのアンティークで飾られ、広いオープンエアのリビングルームとサンデッキ、プルンジプールを備えています。広いバスルームの中央には贅沢にバスタブが配置され、屋外にもレインシャワーが設置されています。特に8棟しかないオーシャンクリフ ヴィラは、遮るものが一切ない高い断崖絶壁の先端に建ち、目の前はどこまでも続く水平線のみ。美しい色で時を刻む景色を見ていると、何もかもを忘れ、心も体もすっかり浄化されることでしょう。
画像出典:ブルガリ・リゾート公式
開放的で上質なエレガンス、比類なき品格あるリゾートに滞在すれば、すっかり気分はセレブ。もしかしたらヴィラから一歩も外に出たくなくなってしまうかもしれませんね。
公式HP
BVLGARI RESORT BALI
いかがでしたか?
インドネシア・バリ島には世界最高峰のホテルが集中します。目的や何度目のバリかでもホテルを選ぶクラス、立地も変わってくるでしょう。今回は数ある中から厳選した4施設でしたが、ウルトララグジュアリーなリゾートは他に多々あります。リーズナブル、またはこじんまりしているのに、コスパの良いホテルも沢山!バリって、本当に旅のプランが悩ましい所です。またテーマによって特集を組んでいきますので、次のご旅行の参考になりましたら幸いです。
投稿【異次元的な満足感】バリ島・ウルトララグジュアリー4選は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
2023年世界で最も平和な国はどこ?【世界平和度指数】
2023年08月25日 category:特集一覧今回で17回目を迎える「世界平和度指数2023」が発表されました。治安も良く安心して旅行できるのはどの国?女性ひとりでも大丈夫?今後の旅先のご参考に、1位〜10位にランクインした国を紹介します。
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「世界平和度指数」とは?
オーストラリアに本部をおく国際的なシンクタンク、経済平和研究所(IEP)が毎年発表を行っているもので、世界各国の平和度合いを数値化し、ランキング形式でまとめたものです。世界163の国と地域が対象で、以下3つのカテゴリー/全23項目を数値化。スコアが低いほど、平和度が高いことを示しています。
3つのカテゴリー
・社会の安全・治安
・現在進行中の国内外の紛争
・軍事化
それでは、10位から紹介していきます
第10位 スイス

画像:iStock
スイスは、ドイツ、フランス、イタリア、リヒテンシュタイン、オーストリアに囲まれた内陸の国です。スイスには、美しいアルプスの山岳風景、湖など、大自然の魅力が詰まっています。アルプスの山村を舞台にした「ハイジ」のイメージそのものです。観光としても人気がありますが、経済都市として知られるチューリッヒや多くの国際機関が本部を構えるジュネーブなど、都市の魅力も見逃せません。
国際社会の中で「スイス」という国を語るとき,その特徴として挙げられるのが,永世中立国であること,そして国際人道主義発祥の地であるということが挙げられます。中立国として紛争下にある地域間の仲裁をしたり、拠点の受け入れ国としての役割を果たしたりしています。
スイスは近隣諸国と比べても犯罪率の低い治安の良い国です。街の美化、衛生基準でも世界トップクラスを誇っています。治安はいいとは言え、スリや置き引きは発生しています。 旅行の際は、荷物から目を離さないなど、最低限の注意は必要です。
第9位 日本

画像:iStock
銃器の所有が法律で禁止されている日本では、銃犯罪に巻き込まれる危険性が少なく、テロの発生率も世界的に見て低いといわれています。南北に長く、地域によって異なる文化や景色を楽しむことが出来き、四季折々に日本ならではの美しい景色があるのも大きな魅力です。
第8位 スロベニア

画像:iStock
スロベニアは、タリアとクロアチアに接近し、南欧に区分されます。さらには、東欧に属すハンガリー、西欧に属するオーストリアに囲まれた国です。四国ほどの面積の小さな国です。 地理的には、アルプス山脈・アドリア海に接しており、変化に富んだ地形や気候・生物多様性を有します。
第二次世界大戦後、セルビアなどとともに社会主義体制のユーゴスラビア連邦を結成しましたが、セルビア人との対立などから1991年に独立しました。旧ユーゴの中では最先進工業国で、国民性も職人気質なのだとか。一人当たり国民総所得は中東欧で最高水準です。
スロベニアは旅先としてはマイナーですが、首都リュブリャナは、暖色の屋根が映える家々が並び、おとぎの国のようにとてもかわいらしい町です。他のEU諸国に比べ治安がよく、親日家も多いので、女性ひとりでも落ち着いた旅ができるところです。
第7位 ポルトガル

画像:iStock
日本にとってポルトガルはヨーロッパの中でも最も長い友好の歴史を持つ国の1つです。ヨーロッパのイベリア半島南西部に位置するポルトガル共和国は,東と北の国境をスペインと接し,西と南は大西洋に面した海岸線が広がる欧州最西端の国です。大西洋の海の幸に恵まれたポルトガルでは,料理の素材に魚介類が多く使われ、我々日本人でも馴染みやすい食文化があります。親日家も多く、助け合いの精神もあるため、滞在時に困ることはない所です。
ポルトガルは、EU圏内からの移住はメリットも多く、日本から移住する人たちも増えています。ヨーロッパの中では犯罪発生率の低い国の一つと言われおり、凶悪事件の発生は少ないものの、日本と比較すると、すり、ひったくり、車上狙い等の窃盗犯罪が日常的に発生しています。
第6位 シンガポール

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シンガポールはマレーシアの南に位置する島の都市国家で、世界的な金融センターになっています。気候は熱帯気候に属し、国内には多様な文化が存在しています。観光もビジネスでも日本人が多く訪れるシンガポール。治安の良さでも知られています。実際、シンガポールでは年間犯罪件数が日本以上に少なく、静けさや社会的結束、安全な環境を育むための継続的な努力の証であると評価されています。安定した国家と言えますが、夜は軽犯罪などに巻き込まれる可能性もあるため、注意は必要です。
社会の安全、軍事化の抑制、そして国際紛争の少なさ。高い治安と調和の取り組みが、シンガポールをアジアでの平和のリーダーに押し上げた要因です。パスポートランキングでもこれまで首位だった日本を抜いて、現在最強となっています。
第5位 オーストリア

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オーストリアはヨーロッパ大陸のほぼ中央に位置し、ドイツやイタリア、チェコ、ハンガリーなど8ヵ国に囲まれた内陸国です。首都ウィーンは、芸術の街として世界中から旅行客が訪れ、華やかなイメージがありますが、国土の約3分の2はアルプス山脈が占め、切り立った雪山や氷河、山腹の牧草地など、豊かな自然にも恵まれた国です。モーツアルトの出身地ザルツブルグは、バロック様式の建物が中世のまま建ち並び、美しい湖水地方、自然から文化まで多様な魅力を誇ります。文化的で知的水準が高く、安全な国として評価の高い国です。
永世中立国であるオーストリアは、中東等へ軍事介入をしていないため、政治的な報復テロの可能性が低いことから、近隣のヨーロッパ諸国に比べテロの脅威レベルは低いとされています。ウィーンの治安は、置き引きやスリなどの犯罪はありますが、比較的深刻な犯罪は少ないと言えるでしょう。
第4位 ニュージーランド

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ニュージーランドはヨーロッパ系の白人が人口の約7割を占めていますが、その他にも先住民であるマオリ系やアジアやポリネシアからの移民など、多様な背景を持つ人々が暮らす他民族国家です。 国土は南北に細長く、北島と南島に分かれていますが、人口の3/4は北島に居住しています。羊が草を食む草原の風景、海に囲まれた雄大な自然は、ニュージーランドの大きな魅力です。
日本と同じ島国であるため、不法移民も少なく治安が安定しています。優しくておおらかな国民性は親しみやすく、ワーキングホリデーや留学先として学生さんでも安心して暮らせる所です。
第3位 アイルランド

画像:iStock
アイルランドは、北大西洋に面した豊かな自然に恵まれた所です。ダブリン城をはじめとする古城や、モハーの断崖、古代遺跡などの歴史的遺産、雄大な自然を感じられる観光スポットが多くあります。この地に古くから根付くケルト民族の文化に触れれば、アイルランドの魅力をさらに深く知ることができるでしょう。
一時はイギリスに併合されていた時代もありましたが、現在では北アイルランドを除いた形で独立国家となっています。アイルランドの国民性は、旅行者にもフレンドリーで、おしゃべり好き。一般犯罪の発生率も日本と比べれば高いですが、英語圏各国のトラベルアドバイス上は注意喚起はなく、各国政府とも安全度が高いと評価しています。
第2位 デンマーク

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デンマークは北欧の最も南にあり、ユトランド半島と多くの島々からなる北欧の国です。ヨーロッパ諸国の中でも小さな国ですが、農業生産力が高く、酪農製品では高い国際競争力を誇ります。 「人魚姫」などの童話の作者、アンデルセンの母国としても有名で世界的観光地としても人気です。
社会保障が充実し、貧困格差が少なく、個人の自由度や政府に対する信頼度が高いことなどもあり、「世界幸福度ランキング」にも毎回ランクイン。幸福度の高さは治安の良さに直結しています。北欧のラテン系とも言われるほど、明るくフレンドリーな人たちが多く、安心して旅行することが出来ます。
第1位 アイスランド

画像:iStock
第1位は、16年連続でトップとなっているアイスランドです。アイスランドは北欧の島国で、氷と火の国と呼ばれる通り、火山、間欠泉、温泉、溶岩原、氷河を擁する大自然で知られています。アイスランドの自然を語る上で欠かせないのが「白夜」と「オーロラ」。夏は真夜中でも太陽が沈まない白夜となり、冬には夜空を舞うオーロラが現れます。
独立国としては世界でも稀な軍隊を保有しない国家であり、受刑者が10万人に33人という欧州では1番の犯罪率の低さで、治安がいいと評判です。北海道と四国をあわせたくらいの国土面積に人口は約37万人と、人口密度が低いことでも知られており、手つかずの自然が多く残っています。
アイスランドは生活水準も高く、近年の観光ブームのために新しい施設も整えられてきています。快適に旅行ができる国ではありますが、物価の高さや交通手段など、ちょっと気を付けておかないといけない点もあります。
投稿2023年世界で最も平和な国はどこ?【世界平和度指数】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
世界のパブリックアート【米国・英国編】
2023年07月25日 category:特集一覧街中の公共空間にある芸術作品のことを「パブリックアート」と言います。その都市の歴史や願いを形にしたり、その作品があることで、その街の文化的価値を上げ、活性化に役立てられています。どうなっているか不思議なものや、屋外を活かしたスケールの大きさに圧倒されるものなど、見応えがありますね。日本にも沢山ありますが、今回はアメリカとイギリスのパブリックアートをピックアップしてみました。旅の行き先を探すインスピレーションにお役立てください。
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パイオニアプラザ(米国・ダラス)
画像出典:visit irvingtexas.com
1995 年、テキサスツリー財団によって寄贈されたパイオニアプラザ。大きな公園の中、一際存在感を放つ牛の群れ。大迫力で本物と見紛うばかりの牛追いは、「ダラス キャトル ドライブ スカルプチュア」と呼ばれるブロンズ像です。その数49体の牛と3人のカウボーイで構成された作品は、入植当時の光景そのもの。ダラスに入植者をもたらした道とテキサスの牛追いの歴史的重要性を記念し、地元のアーティスト、ロバート サマーズによって作成されました。プラザには自然の小川、自生の木々や植物があり、ダウンタウンの公園としては美しい環境です。
I See What You Mean(米国・デンバー)

画像:iStock
別名「ブルー・ベア」で親しまれている巨大なクマの彫刻は、コンベンションセンターの外にあります。40フィートもの高さの青いクマがガラス張りの建物の中をのぞき込む姿はなんとも愛らしく、癒されます。作品タイトル「言いたいことはわかります。」も、とってもユニークで、創られてからすぐに人気者になったのもうなづけます。デンバーの街の中には、他にもアート作品があちこちに設置されているので、探しながら楽しい散策ができそうです。
クラウン ファウンテン(米国・シカゴ)
画像:Wikimedia
ミレニアム・パークのシンボルともなっているジャウメ・プレンサの『クラウン・ファウンテン』は、噴水アトラクションを兼ね備えたアート作品です。15mの2つのタワーの間には浅いプールが設けられ、シカゴ市民の憩の場となっています。タワーにはLEDでシカゴ市民の顔が映し出され、遊び心ある表情にあわせで唇から水が飛び出す仕掛けになっています。楽しいですね。シカゴ市民や子供たちは、自分の顔が映し出されるのを楽しみにしているそうですよ。
アナザー プレイス(英国・リバプール)

画像:iStock
イギリスを代表する現代彫刻家・アントニー・ゴームリーの作品。
上の画像ではわかりにくいですが、リバプールのクロスビービーチの岸沿い約2.5km、沖合1kmのエリアに、100体の人物像が点々と並べられています。海の向こう米国への旅立ちに憧れ、新世界を夢見る人たちが海を使って表現されています。人物はゴームリー自身を象ったと言われ、潮の満ち引きによって、姿の現れ方が変化するシュールな作品です。
エンジェル・オブ・ザ・ノース「北の天使」
(英国・タインアンドウィア州ゲーツヘッド)
画像:Wikimedia
こちらもアントニー・ゴームリーの代表作。「北の天使」と呼ばれる鋼鉄製の天使は、全高20m、両翼の長さ54mもあり、旅客機のボーイング757よりも大きいのです。その想像を超える大きさと風景に占める存在感は、多くの人に美的な衝撃を与えています。「像が建つ丘の下にあった炭鉱と、そこで働いた炭鉱労働者に注目を与える」というコンセプトでコンセプトで創られたとのことです。
どこかサイボーグのような天使の姿が印象的です。
Well Hung Lover(英国・ブリストル)

Bristol, United Kingdom – 3th May 2014: Buildings at Park Street displaying the famous Bansky’s graffiti “Naked Man”.
イギリスでパブリックアートと言えばバンクシー。「Well Hung Lover」は、2006年の作品で、イギリスで初めて合法とされたストリートアートです。窓から片手でぶら下がっている裸の男性が描かれています。窓の中には周囲を見渡す男性とその妻と思われる女性が描かれています。青や白のまだらな部分は2009年にペイントガンで汚されたものであり、市議会の手である程度修復されましたが、散布した塗料が残ったままになっています。
ブリストルは、バンクシーの出身地とも言われていて、他にも、「Girls with a Pierced Eardrum」オランダの巨匠フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」をモチーフにした作品もあります。イギリス南西部に位置している湾岸都市で、ロンドン-ブリストル間は電車で約1時間45分くらいなので、ロンドンからの日帰りで出かけるのもいいかもしれません。
いかがでしたか?
アメリカもイギリスのみならず、世界中に有名なパブリックアートがありますね。散策中に見つけるものから、一度は見てみたいと思わせてくれる大作。また、突如出現し、期間限定で消えてしまうものもあります。見逃したくない作品がありましたら、それをきっかけにその土地を訪れてみるのもいいでしょう。ぜひ楽しんでください!
投稿世界のパブリックアート【米国・英国編】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
海外旅行【予約のポイント・お財布に優しい情報】
2023年06月24日 category:特集一覧円安も止まらず、海外旅行はまだ以前のような格安感はまだないですが、自由に往来ができる日常が戻り、この夏休みはいよいよ海外旅行に出かけるという方もいらっしゃるでしょう。為替の状況によるハードルの高さもありますが、今後、海外旅行を検討・予約するにあたって、少しお得になるコツ、お財布に優しい情報をご紹介します。

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比較サイトを利用して、根気よく納得がいく方法を探す
骨は折れますが、航空会社や代理店からリアルタイムの価格を一括比較して最安値を表示してくれるサイトを利用して、徹底的に納得する方法、金額を探すことです。注意したいのは、LCCなど一見安く見えても経由地が1〜2か所あって、近場のアジア圏なのに所要時間が10数時間と言ったものもあります。また表示されている金額はサーチャージ込みか別かもチェックしておきましょう。
よく利用される比較サイト
<海外航空券予約>
・スカイスキャナー(skyscanner)
海外旅行行きの格安航空券を、多くの航空会社から比較して安い順に表示してくれるサイト
・Surprice(サプライス)
日本の旅行会社・H.I.S(エイチ・アイ・エス)が運営している海外航空券の予約サイトです。
お得なキャッシュバックやクーポンもあ理、海外のサイトと違い、日本人にもわかりやすいシステムになっています。
<海外宿泊ホテル予約>
・ブッキングドットコム(Booking.com)
オランダ発、世界最大のオンライン宿泊予約サイトとして掲載している宿泊施設の数は100万軒を超えています。
・ホテルズドットコム(Hotels.com)
エクスペディアと同じグループに属するアメリカ発のホテル予約サイトです。10泊すると1泊分のボーナスステイがもらえるHotels.com リワードは見逃せないメリットです。

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パッケージツアーを利用する
気軽にネットで個人手配をするのが主流となっていますが、飛行機とホテルを個人手配するより、意外とパッケージツアーの方が安くお得という場合もたくさんあります。特に学生さんは、学割のような学生さん向けのパッケージもありますし、一般の方も早割などを活用すれば、往復航空券の金額で旅行を楽しむことも可能な場合があります。
予定を自由に決められないといったデメリットはありますが、とにかく海外旅行に行きたい方、旅行慣れしていない方など、パッケージツアーから検索してみるのもありです。
<パッケージツアーなど海外旅行全般>
・エクスペディア
海外航空券、ホテル、ツアー(航空券+ホテル)と海外旅行全般をカバーしていて、ツアーを申し込むと航空券+ホテルの合計額より割引になる場合もあります。お得な旅の提案をお見逃しなく。
・トラベルコ
JTBや阪急交通社など国内の旅行会社と提携しているのが強みです。国内の旅行会社が企画する海外向けツアーも充実していて、海外サイトと違い、安心感が違いますね。
・国内大手各社
ANA SKY WEB TOUR
JALパック
旅工房
近畿日本ツーリスト
楽天トラベル
阪急交通社
H.I.S
JTB
日本旅行

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ユースやゲストハウスを利用する
ラグジュアリーなホテルは憧れ。でも円高が進んでくるまではちょっと気持ちを抑えて、ホテルのグレードを落として、旅行を決断するのもあり。旅の目的で考えてみてください。観たい所、行きたいところ、食べたいもの、体験したいことがあるなら、ユースやゲストハウスで立地の良いところは沢山あります。最近では、スタイリッシュでセキュリテーもしっかりしているユースもありますので、口コミなどをみて探してみましょう。Airbnbであれば、ラグジュアリーなコンセプトでリーズナブルな物件もあり、家族や数人の友人などで行く場合は、Airbnbはお得です。
Airbnbは、借りたい人と貸したい人をつなぐ、マッチングサービスなので、海外で利用する場合は、基本的に貸主との英語でのやりとりになります。トラブルになるリスクも稀にありますが、貸主の評価やトラブル時の対応などをチェックして、トライするのはありです。

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とにかく早めに予約する
当然ながら、お盆の時期は旅行代金が高騰します。日程をずらすことが可能な方は、お盆時期を避けて予約しましょう。空港も混雑しますしね。数日ずらすだけで数万円単位で旅行代金が変わってきます。航空券は安い席から埋まっていくので、行く!と決めたら早めに予約しましょう。日程は航空券が安い日に合わせて取るのが最も安くなる方法です。
<どれくらい前に予約すればいい?>
・連休などに海外に行きたい場合は、3〜4ヶ月前
(GW、年末年始など大型連休は半年前)
・週末利用 2〜3ヶ月前
・平日でも早い方がいいですが、1ヶ月前まで
アジアに強いKKday
KKdayは、台湾のツアー会社が運営する旅行予約サイトですが、台湾のみならず、韓国、シンガポール、香港、タイといったアジア地域の現地ツアーに強い。オプショナルツアーもですが、各種施設の入場チケットが格安だったり、現地の交通系ICカードをお得に購入することもできます。
クレジットカードを利用する
特に航空会社が出しているクレジットカードを利用すれば、マイルに交換できたり、カードの種類によってはラウンジの利用もできます。ラウンジが利用できれば飲食代が浮きますね。そして、買い物をしてもマイルに移行できて貯めることができれば、次回の旅行に有効に使えます。
マイレージサービスの相互乗り入れなどの業務提携をしている航空会社グループ(航空連合)を使うと貯まりやすくなります。
現在、世界的な航空連合はスターアライアンス、スカイチーム、ワンワールドの3つになります。

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通信費を抑える
現地での通信費を抑えるなら、モバイルWi-Fiや格安SIMも活用しましょう。モバイルWi-Fiの相場は1台1,000円~3,000円/日程度。1人で使うと割高ですが、グループで使えば1日数百円程度で利用可能。格安SIMの相場は1日500円程度で、通信量が無制限のサービスも多いです。現地で自由にインターネットを使いたい方は、SIMを活用するのがお得です。
アジア圏内であれば、先に記述したKKdayでは、多種多様なSIMとモバイルWi-Fiをレンタル可能。公式サイトから予約し、指定の店舗でQRコードを提示すれば、スムーズに借りることができます。
香港 & マカオ & 日本 & 韓国 & マレーシア & シンガポール|無制限データ 4G WiFi エッグ (香港郵便/銅鑼湾ピックアップ) 特別柔軟なピックアップとリターンの手配

画像:iStock
いかがでしょうか?
今回お伝えした情報は、為替が回復してきても使える情報となりますので、ぜひお得に、なるべく安く、楽しい海外旅行の計画にお役立てください。
投稿海外旅行【予約のポイント・お財布に優しい情報】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
絶対立ち寄りたい【世界のオシャレなスーパーマーケット・ヨーロッパ4選】
2023年05月25日 category:特集一覧海外のスーパーマーケットと言えば思い浮かぶのはどこでしょうか? 世界のスーパーマーケットと言えば、規模も売上高もダントツにアメリカ勢が名を連ねます。その辺りはきっとご存知かと思いますので、今回はヨーロッパから、絶対立ち寄りたい4つのスーパーマーケットをご紹介します。その国に行くことがあれば、朝ごはん、おやつの調達やおみやげ探しにぜひご利用ください。
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DESPAR Teatro Italia(デスパール テアトロ イタリア)
ヴェネツィア/イタリア
イタリア北東部、アドリア海に面した港湾都市ヴェネツィアは、水の都として世界的に有名な観光地。運河沿いにはルネッサンス様式やゴシック様式の宮殿が並んでいて、とても美しい所です。
そのヴェネツィアでは、スーパーマケットも世界遺産の街に溶け込みます。イタリアで一番美しいと言われるスーパーマーケット「DESPAR(デスパール)」を紹介します。

画像:iStock
美しいスーパーマーケットと言われる所以は、その建物にあります。1914年に劇場として誕生した「テアトロ・イタリア」。使われなくなって荒廃が進んでいたところ、大手スーパーマーケットチェーンの「DESPAR(デスパール)」が 建物の改修と店舗の設備に250 万ユーロ以上を投資し、リノベーションを手掛けました。
外観も街の景観を損なわず、ほぼ当時のまま修復され、そこがスーパーマーケットとは分かりません。内部は、高い天井、2階の観客席を囲む手すりもそのままに活かされ、なんといっても美しくエレガントな雰囲気を際立たせているのは壁面を彩るフレスコ画です。美的観点からも、遮るものなく建物内部の美しさを堪能できるよう、低い什器が使われています。さらにこの建物やフレスコ画を守ため、照明やスーパー特有の設備にも配慮がなされています。年中無休、午前8時から午後9時までの長い営業時間もこの建物を目掛けてくるお客様へのサービスということです。多くの文化財や歴史的建築物を有する世界遺産の都市ならではの画期的な取り組みが見て取れますね。
画像出典:SPER 公式サイトより
Marks&Spencer(マークス&スペンサー)
イギリス
マークス&スペンサー(Marks & Spencer)は、アパレル製品から家庭用雑貨・食品までもPBブランドで展開・販売するイギリスの大手。創業は1894年と言いますから、かなりの老舗です。イギリス国内には、300店以上の店舗があるのでご存知の方も多いでしょう。

画像:iStock
とにかくPB商品が充実している「マークス&スペンサー」。シンプルなパッケージデザインも好感度が高く、トートバッグやハンドクリームなどのコスメ、どの商品をとっても、スーパーのオリジナルとは思えないオシャレ感。高級志向のスーパーながら、お値段は優しめ。小菓子や珍しい食品なども含めて、ばら撒き用のお土産の調達には、大変重宝すること間違いありません。大型店舗では、食料品から衣料品まで扱っているので、スーパーというよりデパートの雰囲気があります。
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画像:TRAVEL-MODE
イギリス国内のみならず、世界30カ国でも展開していて、香港、シンガポール、フィリピンにもあるので、そちら方面へお出かけされる方も要チェックです。
https://www.marksandspencer.com/
MONOPRIX/モノプリ
フランス

画像:iStock
フランスを代表するオシャレ高級志向のスーパーマーケットと言えば、モノプリです。こちらもPB商品が充実していて、食料品ばかりでなく、衣類、生活雑貨、書籍や文具など何でもそろうスーパーマーケットです。その品揃えはハイブランドの食料品から庶民派メーカーまで幅広く、お菓子の品揃えもコスパも抜群!プチプラコスメやスキンケアグッズも充実のモノプリ。エッフェル塔グッズやパリならではのおみやげに最適なお菓子もたくさんあるので、お土産選びに困ることはありません。
とにかく品揃えが豊富でどれにしようか迷いそう!時間に余裕を持って行くことをお勧めします。
店舗は小さいですが、コンビニ型の「Monop’(モノップ)」は、営業時間も長めで、小腹が空いた時や食品系のお土産を買うのに便利です。最近ではモノプリのインテリア専門店もオープンしているようなので、パリのおしゃれな雑貨を手に入れたい方は、お見逃しなくチェックを!
https://www.monoprix.fr/
IRMA(イヤマ)
デンマーク

画像:iStock
1886年に創業したデンマーク最古のスーパーマーケット Irma(イヤマ)。最古と言っても店舗は清潔感あり(当たり前ですが)スタイリッシュなブランディングは、さすがデンマーク、抜かりなくオシャレです。日本でもトートバッグは人気がありますが、現地では、オーガニックや自然素材の品揃えには定評があります。PB商品も多く、やぱりパッケージはシンプルでとってもオシャレ。キッチン雑貨も充実しています。
画像:TRAVEL-MODE
マスコットキャラクターになっている女の子「Irma Girl(イヤマちゃん)」は、創業者の娘さんがモデル。筆者もコペンハーゲンに滞在する度、朝ごはんから晩ごはんまで、食材調達は安心のイヤマで。おみやげも自分用のストックも何から何までイヤマにお世話になった経験がございます。
ホームページもかわいいですよ。
Irma.dk
いかがでしたか?
行ったことのあるスーパー、または行ってみたいスーパーはありましたか?
ヨーロッパは古い建物を修復しながら使っていることが多いので、今回紹介したスーパーも近代的なビルに入っていることもあれば、歴史を感じる建物に入っていることもあり、中に入って外観と内装のギャップに驚かされることも多く、良いカルチャーショックを受けることがあります。その中でもデスパールは別格ではないでしょうか。ヴェネツィアに行くご予定があれば、プランの中に忘れず入れておいてくださいね。
そして、スーパーマーケットは消費者の一番身近なオピニオンリーダーですから、エコやオーガニックの観点からも最先端のトレンドを知ることができますね。それにしても、各国どのスーパーのPBはデザインが優れていて魅力的です。お土産選びに困らないのは大変ありがたいと思います。時間も限られた中、お土産選びに迷うのは、ストレスになりがち。おしゃれなスーパーマーケットでサクッと買ってしまうのはアリではないでしょうか。ぜひご活用くださいませ。
投稿絶対立ち寄りたい【世界のオシャレなスーパーマーケット・ヨーロッパ4選】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
絶対立ち寄りたい【世界のオシャレなスーパーマーケット・ヨーロッパ4選】
2023年05月25日 category:特集一覧海外のスーパーマーケットと言えば思い浮かぶのはどこでしょうか? 世界のスーパーマーケットと言えば、規模も売上高もダントツにアメリカ勢が名を連ねます。その辺りはきっとご存知かと思いますので、今回はヨーロッパから、絶対立ち寄りたい4つのスーパーマーケットをご紹介します。その国に行くことがあれば、朝ごはん、おやつの調達やおみやげ探しにぜひご利用ください。
★★★
DESPAR Teatro Italia(デスパール テアトロ イタリア)
ヴェネツィア/イタリア
イタリア北東部、アドリア海に面した港湾都市ヴェネツィアは、水の都として世界的に有名な観光地。運河沿いにはルネッサンス様式やゴシック様式の宮殿が並んでいて、とても美しい所です。
そのヴェネツィアでは、スーパーマケットも世界遺産の街に溶け込みます。イタリアで一番美しいと言われるスーパーマーケット「DESPAR(デスパール)」を紹介します。

画像:iStock
美しいスーパーマーケットと言われる所以は、その建物にあります。1914年に劇場として誕生した「テアトロ・イタリア」。使われなくなって荒廃が進んでいたところ、大手スーパーマーケットチェーンの「DESPAR(デスパール)」が 建物の改修と店舗の設備に250 万ユーロ以上を投資し、リノベーションを手掛けました。
外観も街の景観を損なわず、ほぼ当時のまま修復され、そこがスーパーマーケットとは分かりません。内部は、高い天井、2階の観客席を囲む手すりもそのままに活かされ、なんといっても美しくエレガントな雰囲気を際立たせているのは壁面を彩るフレスコ画です。美的観点からも、遮るものなく建物内部の美しさを堪能できるよう、低い什器が使われています。さらにこの建物やフレスコ画を守ため、照明やスーパー特有の設備にも配慮がなされています。年中無休、午前8時から午後9時までの長い営業時間もこの建物を目掛けてくるお客様へのサービスということです。多くの文化財や歴史的建築物を有する世界遺産の都市ならではの画期的な取り組みが見て取れますね。
画像出典:SPER 公式サイトより
Marks&Spencer(マークス&スペンサー)
イギリス
マークス&スペンサー(Marks & Spencer)は、アパレル製品から家庭用雑貨・食品までもPBブランドで展開・販売するイギリスの大手。創業は1894年と言いますから、かなりの老舗です。イギリス国内には、300店以上の店舗があるのでご存知の方も多いでしょう。

画像:iStock
とにかくPB商品が充実している「マークス&スペンサー」。シンプルなパッケージデザインも好感度が高く、トートバッグやハンドクリームなどのコスメ、どの商品をとっても、スーパーのオリジナルとは思えないオシャレ感。高級志向のスーパーながら、お値段は優しめ。小菓子や珍しい食品なども含めて、ばら撒き用のお土産の調達には、大変重宝すること間違いありません。大型店舗では、食料品から衣料品まで扱っているので、スーパーというよりデパートの雰囲気があります。
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画像:TRAVEL-MODE
イギリス国内のみならず、世界30カ国でも展開していて、香港、シンガポール、フィリピンにもあるので、そちら方面へお出かけされる方も要チェックです。
https://www.marksandspencer.com/
MONOPRIX/モノプリ
フランス

画像:iStock
フランスを代表するオシャレ高級志向のスーパーマーケットと言えば、モノプリです。こちらもPB商品が充実していて、食料品ばかりでなく、衣類、生活雑貨、書籍や文具など何でもそろうスーパーマーケットです。その品揃えはハイブランドの食料品から庶民派メーカーまで幅広く、お菓子の品揃えもコスパも抜群!プチプラコスメやスキンケアグッズも充実のモノプリ。エッフェル塔グッズやパリならではのおみやげに最適なお菓子もたくさんあるので、お土産選びに困ることはありません。
とにかく品揃えが豊富でどれにしようか迷いそう!時間に余裕を持って行くことをお勧めします。
店舗は小さいですが、コンビニ型の「Monop’(モノップ)」は、営業時間も長めで、小腹が空いた時や食品系のお土産を買うのに便利です。最近ではモノプリのインテリア専門店もオープンしているようなので、パリのおしゃれな雑貨を手に入れたい方は、お見逃しなくチェックを!
https://www.monoprix.fr/
IRMA(イヤマ)
デンマーク

画像:iStock
1886年に創業したデンマーク最古のスーパーマーケット Irma(イヤマ)。最古と言っても店舗は清潔感あり(当たり前ですが)スタイリッシュなブランディングは、さすがデンマーク、抜かりなくオシャレです。日本でもトートバッグは人気がありますが、現地では、オーガニックや自然素材の品揃えには定評があります。PB商品も多く、やぱりパッケージはシンプルでとってもオシャレ。キッチン雑貨も充実しています。
画像:TRAVEL-MODE
マスコットキャラクターになっている女の子「Irma Girl(イヤマちゃん)」は、創業者の娘さんがモデル。筆者もコペンハーゲンに滞在する度、朝ごはんから晩ごはんまで、食材調達は安心のイヤマで。おみやげも自分用のストックも何から何までイヤマにお世話になった経験がございます。
ホームページもかわいいですよ。
Irma.dk
いかがでしたか?
行ったことのあるスーパー、または行ってみたいスーパーはありましたか?
ヨーロッパは古い建物を修復しながら使っていることが多いので、今回紹介したスーパーも近代的なビルに入っていることもあれば、歴史を感じる建物に入っていることもあり、中に入って外観と内装のギャップに驚かされることも多く、良いカルチャーショックを受けることがあります。その中でもデスパールは別格ではないでしょうか。ヴェネツィアに行くご予定があれば、プランの中に忘れず入れておいてくださいね。
そして、スーパーマーケットは消費者の一番身近なオピニオンリーダーですから、エコやオーガニックの観点からも最先端のトレンドを知ることができますね。それにしても、各国どのスーパーのPBはデザインが優れていて魅力的です。お土産選びに困らないのは大変ありがたいと思います。時間も限られた中、お土産選びに迷うのは、ストレスになりがち。おしゃれなスーパーマーケットでサクッと買ってしまうのはアリではないでしょうか。ぜひご活用くださいませ。
投稿絶対立ち寄りたい【世界のオシャレなスーパーマーケット・ヨーロッパ4選】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
2023年【人気の渡航先】第1位はハワイ!【海外旅行で味わった苦い体験談】
2023年04月24日 category:特集一覧そろそろみんな動き出した? 今年は海外旅行に行きたい、行けそうですよね。数年、間が空いていたので、いざ!となると「さあどこへ行こう。」
海外旅行需要が増してくる2023年の人気旅行先を発表!
株式会社 アイコム総研が運営するクレコミにて「2023年に行きたい、行く予定の旅行先」アンケートが実施され、人気の旅行先が公開されました。過去の海外旅行で味わった苦い体験談もアンケートされてますので、ぜひ渡航先の参考にしてください。

画像:iStock
★★★
Q. 2023年に行く、行く予定の海外旅行先は?
ヨーロッパ方面は、ほぼ制限なく入国できる中、まだ引き続きワクチン接種証明は必要なアメリカが圧倒的な人気です。1位になったアメリカの中でもダントツ人気だは、ハワイ!やはり海外旅行先としては、ハワイに憧れる人は多いようです。行きやすさ、快適さもあって、不動の人気です。

◆ハワイ入国情報(2023.0105現在)ハワイ州観光局サイトへジャンプします。
ハワイへのご旅行を計画されている皆様へ(新型コロナウイルス情報)
◆アメリカ合衆国入国情報
在日米国大使館・領事館 米国への渡航 COVID-19ワクチン接種の要件
(2023.4.24現在の情報です。)
他の地域別人気の渡航先はこちらです。
アジアではインド、ヨーロッパではイタリアという結果でした。
Q.これまでの海外旅行へ行った回数は?
2回以上の方、59%に加えて、数えきれないくらいと答えている方も20%超え。海外旅行経験者は、ものすごく多いとわかりました。みなさん、あちこち行ってらっしゃるのですね!
Q. 海外旅行で一番困った体験
確かに「水が飲めない・合わない」「食事が合わない」問題は、健康面でも危惧もあり、切実です。特に水は、海外では歯磨きする時やシャワーでも気をつけなければならず、うっかりということも多いにあるので注意が必要ですね。他にも「トイレ関係」が4位にランクインしており、世界一キレイなトイレが当たり前な日本から海外へ行くと、結構困りますね。トイレの造り自体はオシャレでも、使い方がちょっとねということで、抵抗を感じる方は多いと思います。ただ、生理現象なので我慢はなさらないでくださいね。
他は、インフラや物理的な問題、カルチャーショック的な内容でみなさん、一度は驚いたり、憤ったりのご経験がおありのようです。「ここは日本じゃない。」と肝に銘じておくのも対策のひとつかもしれません。
Q. これから初めて海外旅行へ行く人に向けてのアドバイス。
困った経験で一位だった「水問題」ですが、アドバイスでは3位になっています。一位は、命の次に大事な「パスポート」や貴重品のことですね。治安の事前リサーチも不可欠ですが、どう守るか?やもしもの時にどうするかは、必ず対策しておいた方がいいでしょう。海外では、十分気をつけていたつもりでも、巧みな手口にやられたり、また慣れない場所や言葉の問題で、注意力が分散してしまうことを頭に入れておきましょう。
2023年は海外旅行に行く人が激増する見込みです。ようやく行ける!と思うと、テンションも上がりますが、海外旅行にはトラブルもゼロではありません。ぜひこの記事を参考にご旅行の計画を立ててみてくださいね。
それでは良い旅いを〜!
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・調査期間:2023年2月23日~2月26日
- ・集計対象人数:1068名
- ・調査主体:株式会社アイコム総研
- ・インターネット調査
- 【調査掲載サイトURL】⇒ https://review.card-shinsa.com/popular-travel-2023/
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投稿2023年【人気の渡航先】第1位はハワイ!【海外旅行で味わった苦い体験談】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
些細なことは気にしない!ぱぁ〜と明るく陽気な所に出かけて見ませんか? 今回は
アステカ文化とヨーロッパ文化が交差し、カラフルでカオスな雰囲気が魅力的なメキシコを紹介します。世界遺産からラグジュアリーなビーチリゾート、スペイン統治時代の名残のこるコロニアルシティなど、南北に長いメキシコには様々特徴ある街が存在します。メキシコはどんな国?ぜひチェックしてみてください。

画像:iStock Puerto Vallarta, Mexico
★★★
メキシコ合衆国
メキシコは北にアメリカ、南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西部にはバハ・カリフォルニア半島、メキシコ湾とカリブ海の間にユカタン半島があります。南北に山脈が走り、砂漠、ジャングルといった多彩な風景で知られています。首都はメキシコシティ、公用語はなく共通語としてスペイン語が使われています。通貨はメキシコペソ(1ペソ=7.08 円* 2023/3/23現在)。日本との時差は15時間です。
青いカリブ海の美しいビーチ、マヤ文明の古代遺跡など世界遺産も多く、明るく陽気な魅力あふれる国です。
どんな街がある?
【首都・メキシコシティ】
メキシコシティは2,000万人の人口を擁する世界最大級の都市。成田から直行便も出ています。標高の高い高地に位置するため、気候は暑くなりすぎず、寒くなりすぎず街歩きには程よい気候と言えますが、季節によっては防寒が必要です。
近代的な街並みに、見ただけでも元気になりそうなカラフルな民芸品が並ぶ市場、アステカ文化とヨーロッパ文化が交差し、混沌とした雰囲気が魅力的な街です。路面バスや地下鉄などの公共交通機関も充実しているため、旅行者が楽しめる要素が詰まっている街と言えます。

画像:iStock Mexico City, Mexico; August 06 2022: Madero street in the center of Mexico City, people walking.
【サン・ミゲル・デ・アジェンデ】
グアナファト州にある世界遺産の街サン・ミゲル・デ・アジェンデは、1542年に修道士サン・ミゲルによって創設された標高1870メートルに位置する小さなコロニアル都市です 。多くの建物は18世紀頃のもので、細い石畳の道が続く街並みはどこか欧州の雰囲気を感じさせます。
カラフルな色使いがメキシコらしさを表現しており、年月をかけて文化が融合したさまが世界中の人々を魅了しています。他のメキシコの都市に比べ整備がされ、ここ数年に渡って「世界で最も住みやすい街」に選ばれるほど、アメリカからの移住者も多く見られます。メキシコ観光局認定の「魔法の町」として登録もされています。

画像:iStock San Miguel de Allende, Colonial Mexican Style.
【オアハカ】
メキシコの南部にあるオアハカ州の州都オアハカは、メキシコ風バロック建築の建物や、モンテ・アルバン遺跡などの見所もありますが、なんと言ってもこの街を有名にしているのが、ユネスコ無形文化遺産「死者の日」。

画像:iStock Oaxaca, Oaxaca, Mexico
この「死者の日」は、メキシコにおいて最も重要な風習の一つで、毎年11月1日と2日にメキシコ全土で祝われるもの。しかし、本場オアハカの「死者の日」は格別。名前は怖いけれど、華やかで賑やかなパレードにカラフルな祭壇など、さすが明るいラテンのノリの死者との向き合い方!町中に飾られたカラフルな切り紙の旗や骸骨の人形、鮮やかなオレンジ色のマリーゴールドの花が印象的で、とびきり楽しい「死者の日」の期間には、世界中から観光客が訪れます。
先住民の人口比率が全国一位のオアハカの街並みは、カラフルで最もメキシコらしい街並みとも称されています。先住民族の文化が色濃く残る市場巡りもお勧めです。

画像:iStock Oaxaca
【メリダ】
ユカタン半島の首都メリダは、スペイン風の豪壮な建築物が街の中心部に建ち並んでおり、植民地時代の雰囲気が色濃く残るコロニアルシティです。「魔法使いのピラミッド等が有名なマヤ文明の遺跡が周辺に多く、16世紀に建造されたルネッサンス様式のカセドラル大聖堂、北米大陸最古のカトリック修道院など、見どころも多く観光地としても発展しています。メキシコシティからは飛行機で、実際にはカンクンからバスで行く人が多い所です。
また、メリダはグルメな都市でも有名。バナナの葉で包まれた料理が多いユカタン料理をパティオで楽しむもよし、コロニアル調の建物に入るレストランで優雅にヌーベルキュイジーヌを楽しむもよし、文化的にも歴史的にも味わい深いグルメな街を食べ歩きして見ましょう。

画像:iStock Merida, Mexico. Plaza Grande
【カンクン】
カリブ海に臨むリゾート地で、温暖な気候が魅力です。ダイビングなどのマリンアクティビティのほか、セノーテやマヤ遺跡といったここにしかない体験ができるのも世界的な人気の理由のひとつです。

画像:iStock sunset on a Cancun resort with blue water
カリビアンブルーの美しい海はとてもロマンチックで、ハネムーンで訪れるカップルも憧れの地ではないでしょうか。オーシャンビュールームを擁する豪華リゾートが数多く、ほとんどがオールインクルーシブで、優雅に連泊できるシステムが整っています。郊外でドルフィン・エンカウンターやジャングルトレッキングなどアクティビティも充実。メキシコの中でもカンクンは、治安を気にすることなく過ごすことができるのも大きな魅力となっています。
【ロス・カボス】
ロスカボスは、カボ サンルーカスとサンホセ デル カボの2つの町の総称で、全長1,700km にわたってのびるハバカリフォルニア半島にあります。ロサンゼルスから飛行機で2時間の近さ!ハリウッドセレブも御用達のビーチリゾートというだけあって、カンクンよりもアメリカ西海岸の雰囲気が漂います。

画像:iStock Golden morning light on Cabo San Lucas, Mexico
コルテス海は世界遺産にも認定されるほど、海洋生物の種類が豊富。ダイビングやシュノーケリングでもジンベイザメやクジラ、イルカなどに遭遇する率が高いことで知られています。レンタカーは必須となりますが、郊外のトドスサントスには、イーグルスの代表曲のひとつ『ホテルカリフォルニア』のモデルになったホテルがあります。かわいらしいお土産屋さんや素朴なレストランでほのぼのとノスタルジックな雰囲気も楽しめます。車での移動中には「荒野にサボテン」のメキシコらしい風景も広がっています。
★★★
写真を見るだけでもカラフルで楽しそう! 眩しい太陽、テキーラにライムの香り、魅惑のマリアッチ演奏などなど、メキシコは陽気で明るい所!コロニアルな雰囲気もミステリアスな古代の遺跡も美しいカリビアンブルーの海も!いろんな表情があって魅力的な国です。メキシコは5月からベストシーズンを迎えます。元気とパワーをチャージしに、アフターコロナの海外旅行にいかがでしょうか?
投稿陽気なラテンの国に行きたい!【メキシコ特集】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
些細なことは気にしない!ぱぁ〜と明るく陽気な所に出かけて見ませんか? 今回は
アステカ文化とヨーロッパ文化が交差し、カラフルでカオスな雰囲気が魅力的なメキシコを紹介します。世界遺産からラグジュアリーなビーチリゾート、スペイン統治時代の名残のこるコロニアルシティなど、南北に長いメキシコには様々特徴ある街が存在します。メキシコはどんな国?ぜひチェックしてみてください。

画像:iStock Puerto Vallarta, Mexico
★★★
メキシコ合衆国
メキシコは北にアメリカ、南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西部にはバハ・カリフォルニア半島、メキシコ湾とカリブ海の間にユカタン半島があります。南北に山脈が走り、砂漠、ジャングルといった多彩な風景で知られています。首都はメキシコシティ、公用語はなく共通語としてスペイン語が使われています。通貨はメキシコペソ(1ペソ=7.08 円* 2023/3/23現在)。日本との時差は15時間です。
青いカリブ海の美しいビーチ、マヤ文明の古代遺跡など世界遺産も多く、明るく陽気な魅力あふれる国です。
どんな街がある?
【首都・メキシコシティ】
メキシコシティは2,000万人の人口を擁する世界最大級の都市。成田から直行便も出ています。標高の高い高地に位置するため、気候は暑くなりすぎず、寒くなりすぎず街歩きには程よい気候と言えますが、季節によっては防寒が必要です。
近代的な街並みに、見ただけでも元気になりそうなカラフルな民芸品が並ぶ市場、アステカ文化とヨーロッパ文化が交差し、混沌とした雰囲気が魅力的な街です。路面バスや地下鉄などの公共交通機関も充実しているため、旅行者が楽しめる要素が詰まっている街と言えます。

画像:iStock Mexico City, Mexico; August 06 2022: Madero street in the center of Mexico City, people walking.
【サン・ミゲル・デ・アジェンデ】
グアナファト州にある世界遺産の街サン・ミゲル・デ・アジェンデは、1542年に修道士サン・ミゲルによって創設された標高1870メートルに位置する小さなコロニアル都市です 。多くの建物は18世紀頃のもので、細い石畳の道が続く街並みはどこか欧州の雰囲気を感じさせます。
カラフルな色使いがメキシコらしさを表現しており、年月をかけて文化が融合したさまが世界中の人々を魅了しています。他のメキシコの都市に比べ整備がされ、ここ数年に渡って「世界で最も住みやすい街」に選ばれるほど、アメリカからの移住者も多く見られます。メキシコ観光局認定の「魔法の町」として登録もされています。

画像:iStock San Miguel de Allende, Colonial Mexican Style.
【オアハカ】
メキシコの南部にあるオアハカ州の州都オアハカは、メキシコ風バロック建築の建物や、モンテ・アルバン遺跡などの見所もありますが、なんと言ってもこの街を有名にしているのが、ユネスコ無形文化遺産「死者の日」。

画像:iStock Oaxaca, Oaxaca, Mexico
この「死者の日」は、メキシコにおいて最も重要な風習の一つで、毎年11月1日と2日にメキシコ全土で祝われるもの。しかし、本場オアハカの「死者の日」は格別。名前は怖いけれど、華やかで賑やかなパレードにカラフルな祭壇など、さすが明るいラテンのノリの死者との向き合い方!町中に飾られたカラフルな切り紙の旗や骸骨の人形、鮮やかなオレンジ色のマリーゴールドの花が印象的で、とびきり楽しい「死者の日」の期間には、世界中から観光客が訪れます。
先住民の人口比率が全国一位のオアハカの街並みは、カラフルで最もメキシコらしい街並みとも称されています。先住民族の文化が色濃く残る市場巡りもお勧めです。

画像:iStock Oaxaca
【メリダ】
ユカタン半島の首都メリダは、スペイン風の豪壮な建築物が街の中心部に建ち並んでおり、植民地時代の雰囲気が色濃く残るコロニアルシティです。「魔法使いのピラミッド等が有名なマヤ文明の遺跡が周辺に多く、16世紀に建造されたルネッサンス様式のカセドラル大聖堂、北米大陸最古のカトリック修道院など、見どころも多く観光地としても発展しています。メキシコシティからは飛行機で、実際にはカンクンからバスで行く人が多い所です。
また、メリダはグルメな都市でも有名。バナナの葉で包まれた料理が多いユカタン料理をパティオで楽しむもよし、コロニアル調の建物に入るレストランで優雅にヌーベルキュイジーヌを楽しむもよし、文化的にも歴史的にも味わい深いグルメな街を食べ歩きして見ましょう。

画像:iStock Merida, Mexico. Plaza Grande
【カンクン】
カリブ海に臨むリゾート地で、温暖な気候が魅力です。ダイビングなどのマリンアクティビティのほか、セノーテやマヤ遺跡といったここにしかない体験ができるのも世界的な人気の理由のひとつです。

画像:iStock sunset on a Cancun resort with blue water
カリビアンブルーの美しい海はとてもロマンチックで、ハネムーンで訪れるカップルも憧れの地ではないでしょうか。オーシャンビュールームを擁する豪華リゾートが数多く、ほとんどがオールインクルーシブで、優雅に連泊できるシステムが整っています。郊外でドルフィン・エンカウンターやジャングルトレッキングなどアクティビティも充実。メキシコの中でもカンクンは、治安を気にすることなく過ごすことができるのも大きな魅力となっています。
【ロス・カボス】
ロスカボスは、カボ サンルーカスとサンホセ デル カボの2つの町の総称で、全長1,700km にわたってのびるハバカリフォルニア半島にあります。ロサンゼルスから飛行機で2時間の近さ!ハリウッドセレブも御用達のビーチリゾートというだけあって、カンクンよりもアメリカ西海岸の雰囲気が漂います。

画像:iStock Golden morning light on Cabo San Lucas, Mexico
コルテス海は世界遺産にも認定されるほど、海洋生物の種類が豊富。ダイビングやシュノーケリングでもジンベイザメやクジラ、イルカなどに遭遇する率が高いことで知られています。レンタカーは必須となりますが、郊外のトドスサントスには、イーグルスの代表曲のひとつ『ホテルカリフォルニア』のモデルになったホテルがあります。かわいらしいお土産屋さんや素朴なレストランでほのぼのとノスタルジックな雰囲気も楽しめます。車での移動中には「荒野にサボテン」のメキシコらしい風景も広がっています。
★★★
写真を見るだけでもカラフルで楽しそう! 眩しい太陽、テキーラにライムの香り、魅惑のマリアッチ演奏などなど、メキシコは陽気で明るい所!コロニアルな雰囲気もミステリアスな古代の遺跡も美しいカリビアンブルーの海も!いろんな表情があって魅力的な国です。メキシコは5月からベストシーズンを迎えます。元気とパワーをチャージしに、アフターコロナの海外旅行にいかがでしょうか?
投稿陽気なラテンの国に行きたい!【メキシコ特集】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
あなたはどこへ何をしにいきたいですか? TRAVEL-MODE 2023年の第一弾の特集でお伝えした「世界一と言われる美食の街【ヨーロッパ編・外せない三都市】」に引き続き、第二弾はアジア編。アジア各国美味しいものが多く、世界一の都市をを選ぶのは難しい! そこで今回はこの国に行ったら絶対食べたい!美味しいローカルフードをご紹介します。
★★★
人気の行き先東南アジアの食べ物は、日本人の口にも合っていて、美味しい!ものが沢山あります。渡航された経験のある方も多く、印象に残った美味しいものはそれぞれでしょう。お国は違えど、同じ文化圏ですから名物的なもの、伝統的なもの、結構似ています。同じもののようでちょっとアレンジが違っていたり。例えばシンガポールやマレーシアを代表する食べ物で有名なチキンライス。タイではカオマンガイですね。漢字でかくと「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」。シンガポールやマレーシアのチキンライスは生姜とレモンのソース、または地理ソーク。タイのカオマンガイはニンニクがガッツリが効いています。似ていることが文化の流れと考えると面白いです。

画像:iStock
絶対に食べたいローカルフードは、各国沢山あって紹介しきれませんが、次の旅のインスピレーションになりますように。これを見て食べたくなったら、Let’s Go!! 今年こそ海外旅行へ出かけ、「あの時あそこで食べたあの味が忘れられない!」と思えるローカルフードを見つけましょう。
◆マレーシア
世界でも美食の国として評価が高いマレーシアの食文化の特徴は、なんと言っても多様性です。マレーシアは世界中から移民が集まる多民族国家。主にマレー系、中華系、インド系からなる複数の人種や文化が交じり合い共存しています。使われている言語同様に、食文化も発展してきました。
人口の67%を占めるマレー系の料理は、インドネシアのスマトラ地方と類似点が多いと言われています。、ココナッツとカレーが合わさった麺料理「ラクサ」、チャーハンのような「ナシゴレン」、焼きそば「ミーゴレン」は日本でもすっかりお馴染みとなりました。マレーシアの料理は、スパイス、ハーブ、ココナッツミルクが使われた料理が多く、スパイシーでまろやか。また、芳醇なスパイスと融合した中華系の料理は、本土で食べる中華料理よりも美味しいと定評もあります。
||ナシレマ||
マレー料理の代表格「ナシレマ」は、ココナッツミルク(クリーム)で炊いたご飯に数品おかずが付け合わされるプレート料理。「ナシ」は米を意味し、「レマ」はココナッツを意味します。辛すぎず食べやすいサンバルソース(香味調味料)、イワシ、ピーナッツなどが付け合わせられ、そこに表面がカリカリに上がったチキンなど、好みの肉料理を選んでおかずにします。一皿の中にいろんな味の融合があって、まさに多民族国家マレーシアを表しているようです。

画像:iStock
◆シンガポール
シンガポールもまた、マレーシア同様に多民族国家で、中国系やマレー系、インド系の人たちが互いを尊重しつつ共存しています。シンガポールのババニョニャ民族(中華系の男性とマレー系の女性の混血)に代々受け継がれている、独自の家庭料理が特徴的で、中国の食材をインドネシアやマレーシアのスパイス技術で調理した「ニョニャ料理」と呼ばれています。冒頭で紹介した「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」中国南部の海南島からの移住者が伝えたものとされています。もうひとつ、シンガポールでの食文化として大きな点が外食志向ということです。安くて早くて美味しい!は、そうした習慣的傾向から生まれたものかもしれませんね。
||チリクラブ||
シンガポールへ行ったら「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」は、マストで食すことになるでしょう。今回紹介するのは「チリクラブ」。丸ごと炒めたカニにチリソースを絡ませた豪快な料理で、これこそまさに、シンガポールで味わうべき逸品。「チリクラブ」を目掛けてシンガポールに旅立つ人もいることでしょう。手はベタベタになりますが、濃厚なソースが絡んだやわらかいカニの身は絶品で、夢中で食べること間違いなし。一緒にマントウを注文するのもお忘れなく。

画像:iStock
◆タイ
人気の旅先タイへの渡航目的の一つは、やっぱりグルメ!辛い・酸っぱい・しょっぱい・甘い、そしてハーブの香りを一度に味わえるのかタイ料理の魅力であり特徴です。パクチーやレモングラス、ライムなど香りを嗅ぐだけでもタイへ飛びたくなる方もいることでしょう。タイ調理が好まれるのは、そのエスニック体験はもちろんのこと、ナンプラーやエビなど旨味の元となるものも多く、食材もバラエティー豊かです。甘いものは徹底的に甘く、辛いものはロケットが発射しそうなほど辛い!この刺激もハマる理由の一つかもしれませんね。
||カオソーイ||
そんなタイ料理の中でも一度食べたら病みつきになってしまうのが「カオソーイ」。発祥はタイ北部のチェンマイということですが、ラオス北部でも食べられているようです。ココナッツミルクがたっぷりと入ったまろやかなスープカレーとラーメンが合体したような料理ですが、その特徴は二種類の麺にあります。スープの中は茹でた麺、トッピングにはカリカリの揚げた麺が載っています。この揚げ麺がスープを吸って食感が変化し、柔らかい茹で麺も一緒の口に入ると、不思議な感覚で面白く美味しいのです。茹でる、揚げる同時の工程は、結構面倒でタイミングが難しいのではないかと想像します。ぜひ本場、チェンマイに行って、カオソーイならまかせて!というお店を見つけて下さい。

画像:iStock
◆インドネシア
インドネシアは、赤道をまたがる形で島々が散在しています。その島々に暮らす民族の種類は300以上の多民族国家。人々の習慣・伝統文化、宗教、風土、自然環境も多種多様!島によっては、外国に行くのと同じくらいその違いを感じることでしょう。豊かな海に囲まれているインドネシアの料理の特徴は、気温が高い日でも食欲が落ちないように、スパイスを利かせた料理が多いことです。スパイスには食品を傷みにくくする効果もあります。なかでも、インドネシア料理に欠かせない辛味調味料がサンバルです。唐辛子、玉ねぎ、エビのペーストなどで作られた調味料で、多種多様な民族、地域性同様、様々なサンバルが存在しています。海を隔て、それぞれの島が育ててきた味の違いを比較し、楽しめるのがインドネシア料理の魅力でもあります。
||テンペ||
テンペは、インドネシアで400年以上も昔から親しまれてきた発酵食品で、国民的食材です。インドネシア版納豆ですね。元は納豆と同じく大豆ですが、発酵はテンペ菌によるもので、バナナの葉に包んで発酵させます。ブロック状に固められていて、日本の納豆のようにネバネバしていません。カットして味付けされたテンペをカリカリに揚げて、ご飯に添えたり、スープに入れたり、ヘルシーなタンパク源として、世界中で注目が集まっています。おやつ代わりとなる「テンペゴレン」は、小腹が空いた時にも、ビールのおつまみにも最適です。旅先で見つけたら、カリカリをぜひお試しあれ。

画像:iStock
◆フィリピン
フィリピン国民の主食は、日本と同じお米です。料理は島国のため、新鮮な魚介類を使ったものが多く、日本人に馴染みやすい料理が数多くあります。先住民族が食べていたシンプルな調理法の料理から、スペインや中国の食文化を取り入れた料理など、フィリピン料理もなかなか多彩です。そして、食べてみて意外なのが、フィリピン料理は辛くないものが多く、使う調味料も和食と似ていることです(辛いものもあります)。和食よりこってりとしていて、気候的側面から見ると沖縄料理のように暑さと上手につきあっていくための食材や味付けと言えるのではないでしょうか。新鮮なシーフードも魅力のフィリピン。中でも「魚の王様」と呼ばれるフィリピンの高級魚「ラプラプ」は、現地でしか食べることができない味覚。フィリピンに行ったら、ぜひ名前も可愛いラプラプを味わってみましょう。
||シシグ||
フォリピンに行くなら知っておきたいローカルフードは「シシグ」。細かく刻んだ豚肉をしょう油、 ビネガー、にんにく、唐辛子で炒めた鉄板料理です。熱々ジュージューの鉄板料理に卵が載っているのを見ると、食欲をそそります。現地では、炭火で焼いた豚の耳や顔の頰肉を刻み、ガーリックやオニオンで炒めます。豚肉のほほ肉を使うのが一般的ですが、鶏レバーや魚を使ったものもあります。脂っこくてしっかりした味付けのシシグに柑橘系カラマンシーをかけてもさっぱりと。暑い中、ビールもぐびぐび進んでしまいそうです。

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◆ベトナム
ベトナム料理は多くのエスニック料理のように辛すぎたり、甘すぎるといった味わいではなくさっぱりとマイルドな味付けが特徴です。海に面したベトナムは新鮮な海鮮料理も豊富でそれに加え、生野菜や香草をたっぷりと使っているため、ヘルシーな料理が多くあります。ベトナムの主食は日本と同じくお米。麺料理ですが「フォー」もその一つですね。ベトナム料理は中国文化の影響を色濃く受けていいますが、一方で、フランスの植民地統治を受けていた影響で、フランスパンやコーヒーなどが暮らしに根付いています。南北に長いベトナムもまた、地域性が高く、多彩な食文化があります。
||バインセオ||
ベトナム風お好み焼きと言われるB級グルメ「バインセオ」。見た目は卵焼きのようですが、皮は米粉を水とココナッツミルクでのばし、ターメリックで黄色く色づけたものです。具材は様々で、定番はエビともやし。キノコや貝類、豚挽き肉が入ったものもあります。クレープのように生地を薄〜く伸ばして、パリパリに焼いたものです。もしかしてこれもフランス統治時代の影響でしょうか? 本当のところはわかりませんが、焼きたてパリパリの「バインセオ」をふうふうしながら食べるもよし。
「バインセオ」は、ちぎって葉物野菜に巻いて、ヌクマムを垂らし手で食べるのが定番みたいですよ。

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いかがでしたか?
なぜか私たち日本人はエスニック料理に惹かれますね。和食とそう遠くかけ離れているわけではなく、いつも慣れ親しんだ味から、風味や刺激の変化を求めたくなるからでしょうか。東南アジアは、日本よりも外食文化が進んでいて、朝ご飯から気軽に路面のお店でということも多く、小学生でも学校へ行く途中で買ったりしていますね。焼き立て揚げたてを頬張り、街歩きができるのも楽しいものです。ただし、お店は選んで、お腹には気をつけてくださいね。
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