Category: 編集部だより

2025.2月号 編集部だより【北欧の蚤の市。私のミラクルあれこれ】

2025年01月26日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

2月号ではありますが、2025年最初は「ヨーロッパの蚤の市」を特集し、スタートいたしました。今年もTRAVEL-MODEをよろしくお願いします。

さて、みなさんは海外の蚤の市に行ったことありますか?わちゃわちゃと商品盛りだくさんのカオス中、これだ!という素敵なものを見つけた時の喜びは一入です。私は、20年ほど前、バイヤーとして北欧各地の蚤の市を駆け巡っていた頃がありました。開始した当時は、ネットでも雑誌でも北欧の情報はほとんどなくて、勘と運任せで開催中の蚤の市を発見したこともあるし、まるで奇跡を呼び起こしたような体験も何度もあります。導かれている時って、そうでしょう?

例えばヘルシンキでは、アラビア(アラビアファクトリーは、フィンランド観光の定番訪問先:現在はイッタラになっている)へ行くつもりでトラム6番に乗ったはいいが、逆方向に乗ってしまい、そのおかげでヘルシンキでは最も大きな蚤の市「ヒエタラハティ」を発見!質も量も私にとってはお宝満載で、トラムが勝手に宝島に連れていってくれたようで、飛び上がるほど歓喜しました。「ヒエタラハティ」で大満足の買い物を終え、今度こそ、アラビア方面の6番に乗ると、目的地の手前で今度は、「ハカニエミマーケット」で、蚤の市が開催されている所に遭遇しました。ヘルシンキのトラム6番は、ゴールデン路線だと今でも思っています。またある時は、私の知らない所で、小さな教会のバザーに、私がちゃんとたどり着けたか、そっと見守ってくれていた人がいたことを後で知ったという出来事もありました。教会を教えてくださった女性が、ご主人に連絡をし、ご主人が車で様子を見に来てくださっていたのです。今思い出しても、心が温かくなり感謝いたします。

また蚤の市の情報皆無のまま到着したオスロでは、ホテルのフロントの人に手がかりを聞いたりしましたが、私が想像する蚤の市とは少し違っていたりして、最後は私の嗅覚と言いますか勘で、「たぶんこっちだと思う!」「なんとなく、あの高架の下辺りとか、蚤の市くさい!」など、全く根拠もないのに、目に見えない情報を私のセンサーが捉え、本当に開催中の蚤の市を発見したこともあります。


買い付けたものを即座に梱包するかつての私

コペンハーゲンでは、私のもうひとつの家族と言える人たちと知り合い、あちらこちらの蚤の市に連れていってもらいました。ちなみにコペンハーゲンで一番大きな蚤の市は「フレデリクスベア」。気候の良い夏の期間は、屋外で賑やかに開催され、冬は室内で開かれるので、一般の観光客の目に止まることはないけれど、クリスマス前になると出品数も内容も素晴らしく豊富です。プレゼントを買うにしても、クリスマスのオーナメントをコレクションするにしても、打ってつけの場所なのです。

 

買い付けを手伝ってくれていた友人。私の買い物を待つ間、
モグラの毛で出来たシルクハットを見つけたと言ってご満悦。
とっても似合っていますね。

 

私個人的に「蚤の市」で購入したものは、今でも大切にしています。コペンハーゲンで購入した鮮やかなオレンジ色の鋳物の片手鍋。鍋の取手部分が木で出来ていて、全体的なフォルムやデザインは、ミッドセンチュリーのもの。このお鍋でいつもご飯を炊いています。120年くらい前のロイヤルコペンハーゲンの長方形のお皿は、とても気に入って、ヘビーユースしている内に、ヒビが入っているのを見つけてしまい、今は割れないようにしまってあります。他にも、100年以上前の誰かのお嫁入り道具だったであろうイニシャルの入った丈夫なリネンや、バウハウス由来のグラスであったりと、その時一目惚れして連れて帰った宝物たちは、今では私の部屋に馴染んで鎮座しています。

誰かが使っていたものだからこそ出てくる味わいは、新品では得られない深みを感じます。愛着が育てた逸品なんですよね。それを少しずつ自分の暮らしに馴染ませていく。そんなフィーリングバッチリの食器や道具と出会えるから、みんな蚤の市が大好きなんだと思います。

混雑していてスリが多いと聞くと、一般的な観光では、なかなか勇気がいりますが、意識が「スリ」でいっぱいになってしまうとせっかくの蚤の市が楽しめず、掘り出し物を探し当てる集中力がなくなってしまいます。楽しむことも忘れずにお出かけくださいね。

それではまた来月〜

(編集部anan)

投稿2025.2月号 編集部だより【北欧の蚤の市。私のミラクルあれこれ】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

2025.1月号の編集部だより【ヨーロッパ入国システム・ETIAS/ETA】

2024年12月25日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

TRAVEL-MODEは1月号ですが、アップは2024年12月。今年一年、ご愛読ありがとうございました。来年はどんな年にするか、どこへ行こうか夢を描いていますか?

さて、ヨーロッパ方面にお出かけの方に、お知らせです。

画像:iStock

 

2025年より、ヨーロッパ、シェンゲン圏29カ国に入国する場合に「ETIAS(エティアス)」という事前渡航認証システムが導入されます。この制度は、シェンゲン圏にビザ免除で入国するためのシステムで、ETIASの導入は、ヨーロッパ連合(EU)が安全保障を強化し、テロや犯罪から国民を守ることを目的としています。ETIASを取得すればシェンゲン圏内であれば越境手続きなく自由に移動可能なので、旅行者にとっても便利なものとなるでしょう。

渡航者(ビザ免除のパスポートを所持している人)は、事前にオンラインで情報を申請することが義務化され、最大90日間の短期滞在が可能となります。申請手続きには7ユーロが必要となり、申請者に対して審査を行います。日本のパスポートを持っている人もその審査の対象となり、氏名や国籍といった基本的な情報に加え、犯罪歴や紛争地域への渡航歴も審査基準に含まれます。ETIASはビザではないため、留学や就労などといった長期滞在の場合は、関連する国のビザを取得する必要があります。
詳しくはETIAS(エティアス)公式HPでご覧ください。
https://www.etias.co.jp/

尚、英国(非EU)とアイルランド(シェンゲン圏非加盟)は、ETIAS対象外です。英国は、2025年1月8日より「UK ETA」という電子渡航認証の取得を義務化し、申請手続きには10ポンドが必要です。在英国日本国大使館のHPで詳しくご覧ください。

ETIASやETAが導入されることは、旅行者の安全も守られていくことになります。手続きには、パスポートの有効期限や残りページが必要となりますので、ヨーロッパ方面へお出かけの方は、必ずご自身で情報を確認するようにしてください。

2025年の海外旅行も素晴らしいものでありますように!2025年も軽やかに変化していく旅のトレンドをお伝えしていきたいと思います。引き続き、海外旅行保険@とらべる、TRAVEL-MODEをよろしくお願いいたします。

 

(編集部anan)

投稿2025.1月号の編集部だより【ヨーロッパ入国システム・ETIAS/ETA】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

2024.12月号の編集部だより【2024特集アーカイブ】

2024年11月26日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

毎年この時期になると、1年がとても早く感じますよね。誰もが感じるこの現象、「ジャネーの法則」というそうです。今年も12本の特集記事をアップしました。どんな特集したかなぁと振り返ってみましたので、皆様もどうぞ一緒にご覧ください。TRAVEL-MODE 2024年幕開けの1月号からご紹介します。年末年始に海外旅行へ出かける方は、参考になる記事を探してみてくださいね。

 

2024年1月号

幕開けは、年中通して人気の渡航先ハワイを取り上げました。テーマは「おやつ」です。


2月号

夢の世界一周を実現するワンワールドのお得チケット活用について取り上げました。



3月号

被害に遭う前に防ぎたい。海外旅行に出かける前に今一度確認しておきたい防犯対策について特集しました。



4月号

今、世界で注目されているホットな観光地はどこ?ということで、トリップアドバイザーのランキングから旅のトレンドを紹介しました。

5月号

南太平洋の楽園「ニューカレドニア」を特集しました。この特集を組んだ直後、一部地域で独立派による抗議活動の激化し、現在も外務省より危険情報が出ています。渡航を検討している方は、最新情報を必ずご確認ください。



6月号

7月26日から開催されたパリオリンピック。半年前とは思えない!? もっと前のような気がします。競技場となった風光明媚な景勝地を紹介しています。



7月号

費用がかかったり、訪れ辛い場所もありますが、行く価値ありの圧巻の絶景、厳選8ヶ所を紹介しました。驚異の自然美、不思議な景色を改めてご覧ください。

8月号

混み合うお盆時期をずらして、9月以降に夏休みをとる方に向けて、この価格ならサッと決断できそうなアジアの都市4選をお送りしました。

9月号

長時間に及ぶヨーロッパ方面のフライト。搭乗中も現地に着いた後も快適に過ごすには、体調管理は大事。機内に持ち込める快適グッズを紹介しました。

10月号

海外旅行では、グルメやショッピングだけでなく、アクティブに思い出を作りたい!体験してみたい現地ツアーを提案しました。

11月号

日本の常識とはちょっと違う海外のルールと罰則について特集しました。楽しかったはずが、がっかりにならないよう 年末年始に海外へ行かれる方は、チェックしてみてくださいね。

12月号

「スモールラグジュアリー」何も考えずゆっくりのんびり隠れ家ステイについてお届けしました。小規模でありながらセンス良く洗練された世界各地のホテル。いつか叶えたい夢、旅計画の引き出しに入れておいてくださいね。

投稿2024.12月号の編集部だより【2024特集アーカイブ】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

2024.11月号の編集部だより【苦い思い出・不審者になった私】

2024年10月26日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

特集『「知らなかった」「うっかり」では済まない海外でのルール【罰金事例】』はいかがでしたか?
今回は、記述しませんでしたが、世界中、あんなルールこんなルール、不思議だったり、面白いと感じるものは沢山あります。ですが、現地へ行くと、案外誰かが気づいて警告してくれたり、教えてくれたりすることもあり、危ういところを救われたという経験もあるでしょう。それがまたよき思い出になったりするものです。ただ予め知っておくということは大事なことです。

 

画像:iStock

海外へ行って知った認識の甘さは、私にもあります。1997年のことですから、もう27年も前のことになりますが、私が連れを伴って、ラスベガスに住む叔母・従姉妹を訪ねた時のことです。

叔母は国際結婚をしましたので、従姉妹はハーフ。そして従姉妹の長男Gくんはクオーターになるのですが、まだ小さくて、小学校に上がる前だったと記憶しています。滞在して数日後、叔母も従姉妹も仕事がありどうしても外せず、私たちに子守りを依頼。その代わりに、グランドキャニオンバスツアーをプレゼントしてくれたのです。G君を連れて3人でグランドキャニオンに行っておいでと。もちろんOKしたのですが、このバスツアーの間、「あなた何人?どうしてあなたたちが、その子を連れているの?」と何度聞かれたでしょうか。同じバスに乗るツアー参加から聞かれ、ビューイングスポットやトイレ休憩、土産物店に立ち寄った際も、近くにいる人たちに度々!もう数え切れないくらい同じ質問です。

そうなんです。私と連れは明らかにアジア人。そして小さいG君は、マコーレ・カルキン似の金髪だったので、私たちは、誘拐を疑われていたのです。アメリカでは、子供に関する犯罪にはかなりナーバスで、周囲は放っておきません。その事を身をもって体験したということになります。(叔母も従姉妹もうっかりでしたね。)拙い英語で、従甥であることを説明すると、誰もが「なるほど〜。疑って悪かったわ。アメリカでは厳しいのよ。」と教えてくれました。

現在では、もっと厳しい目が注がれていることと思います。日本では大したことない、いつものことといった感覚でも、海外では大きな騒ぎになる可能性があり、お子様連れでの海外旅行の際は、注意が必要です。わずか5分でもです。寝ているからとホテルの部屋に留守番をさせたり、ひとりにして泣き声が聞こえたりすると通報されることもあります。海外では、子供をひとりにすることが禁止になっている国は多く、虐待とみなされれば最悪の場合、逮捕もありうる話です。犯罪から子供を守る上でも、海外旅行の際は特に気をつけましょう。

トラブルを未然に防ぐ上でも、ぜひ渡航先のマナーやルールは調べて、楽しい旅行にしてくださいね。

それではまた来月〜

(編集部・anan)

投稿2024.11月号の編集部だより【苦い思い出・不審者になった私】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

2024.10月号の編集部だより【トレジャーハンティング】

2024年09月25日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

今回の特集では、kkdayとklookからスペシャルな体験ができそうなオプショナルツアーをお届けしました。いかがでしたか?
今回、特集で取り上げたオプショナルツアーそのものでなくても、そこからヒントを得て、「そうだ!これだ。」というあなた本来の望みを叶える体験をひらめくかもしれません。

 

画像:iStock

 

旅行へ出たいと思う時、何から行き先を決めますか?
時期やお休みの日数、予算からでしょうか?
それとも、思い立ったが吉日、閃いた時に旅立つ行動派ですか?

何かを見たり聴いたりして、インスピレーションが降りてきて、そこへ行ってみようという気持ちになることもあれば、何気なく行った旅先でインスピレーションを受けて、そこから創造力が芽生え、人生の転機となることもあります。
インスピレーションとは、潜在的に何かを求めていて、無意識にアンテナを立てているから受け取れるものです。予想できることでないことが多いので、そこに驚きとワクワクするような発見があるのです。

初めから、目的をハッキリさせ、それを探しに行く旅もよし。また、意図せず連れられて行った先で、思わぬ出会いや発見があったりもします。
そう考えると、旅はトレジャーハンティング。宝物との出会いの場となる可能性が非常に高いのです。

今月から、「世界の街から」のブロガーさんが新しく4名加わりました。ブロガーさんの記事もまた、あなたのインスピレーションをかき立てるものとなるでしょう。その国、その地域に興味があってもなくても、ぜひブロガーさんの本編の方にもお訪ねくださいね。どこに宝物が落ちているかわかりませんよ!どうぞワクワクを広げていってくださいね。

みなさまが、海外旅行で沢山の宝物と出会えますよう、いつも願っております。

それではまた来月〜

(編集部anan)

 

投稿2024.10月号の編集部だより【トレジャーハンティング】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

2024.9月号 編集部だより【世界最長超ロングフライトは!?】

2024年08月25日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

今回は、特集で長時間のフライトを快適にするマストアイテムをお届けしましたが、いかがでしたか?

画像:iStock​

 

ヨーロッパやアメリカへ行く場合は、どうしても10時間を超えるロングフライトになりますが、最長フライト時間は何時間だろうと調べてみました。2024年現在、世界で最も長い距離を飛行している路線は、シンガポール(チャンギ空港)とアメリカ・NY(JFK)を結ぶ18時間40分ということです。シンガポール航空が運行するもので、その距離は1万5332キロ(9,487マイル)。2021年からこの路線が世界一をキープしていますが、2025年には、オーストラリアのカンタス航空が、シドニーとロンドンを結ぶ定期直行便を開設するということです。その所要時間は20時間と聞いて驚きますが、これまでシドニー⇄ロンドン間は、シンガポールを経由しており、来年、この直行便が運行されると、4時間の短縮になるそうです。

いかがでしょうか?20時間の超ロングフライト、経験してみたいですか?ビジネスクラスだったらなんとかいけそう?などなど、色々妄想してしまいますが、時代は超ロングフライトの直行便時代に突入するのかもしれません。超長距離の飛行を実現したのは、ロールス・ロイス社製の高性能エンジンにあるということですが、テクノロジーは日々進化し、今に直行便がスタンダードに、そしてさらに時間短縮と進化していくのでしょうね。

飛行の歴史は、1783年にフランスのモンゴルフィエ兄弟が気球を発明したことに始まり、200年以上の時を経て、1903年にアメリカのライト兄弟が動力飛行に成功し、以降進化発展を続けてきました。ちなみにライト兄弟が最初に成功させた飛行距離は約250m、飛行時間は12秒だったといいますから、当時から現在を見ると、信じられない未来が現実化していることになります。一般の人々が飛行機で海を越え、旅行ができるようになってからまだ日は浅く、そう考えると、進化はあっという間です。日夜、技術や安全の開発研究に没頭され、航空関連に従事される方々のおかげで、私たちは楽しい旅行ができているわけです。

ちなみに、今日現在の日本からロングフライトを調べると、飛行距離では、ANAが運行する成田⇄メキシコシティ。その距離は約1万1270kmで、日本からの往路は12時間45分、メキシコシティからの復路では、偏西風の向かい風を受けるため14時間25分になるということです。長時間フライトにおいては、現在ロシア上空の飛行ができないため、迂回ルートをとった同社の羽田⇄ミュンヘンが、14時間55分と超長時間フライトとなっているということです。

空の上の旅には、いつもワクワクするものがありますが、飽きる、疲れるなど、ストレスもあり、実際体への影響もあるもの。中長距離の海外旅行の前には、機内での過ごし方や、快適グッズを準備するなど、ご自身でも調べてみてくださいね。少しでもみなさまの旅が、快適で楽しいものとなるよう、応援しています!

それではまた来月〜。

(編集部anan)

 

投稿2024.9月号 編集部だより【世界最長超ロングフライトは!?】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

編集部だより 2024.8月号【アクティビティサイトを活用しよう】

2024年07月24日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

今回、取り上げたトピック「ずらして夏休み海外旅行。【9月出発・アジアの旅先4選】」いかがでしたでしょうか。1ヶ月違いで、かなり旅行代金は違ってきますよね。お得な分、ワンランク上のホテルを選ぶことも可能になり、ラグジュアリーな体験もできそうです。

画像:iStock

スカイスキャナーで予約をすると、パッケージツアーとは違い、個人手配の旅行となります。航空券、宿泊先など自由に組み合わせることができますが、観光・アクティビティも自分で手配することになります。コロナ禍以降、ランドマーク的な観光スポットでは、事前予約制となっているところも多くなっています。調べずに行って、入れなかったということも起こりかねません。また、混雑する人気スポットでは、事前予約のバウチャーがあれば、並ばずにスムーズに入場できる場合も多いようです。行って入れずがっかりや、時間の無駄になってしまわないよう、宿泊のみならず、ある程度行きたいことやりたいことを計画立てたら、アクティビティサイトで事前予約をしておくことをおすすめします。

 

KKdayはこちらから
   
Klookはこちらから

 

よく比較される二社ですが、「Klook」はキャンセルが24時間前まででき、「KKday」は、日本にも支社があり、日本語ガイドに強いなど、それぞれに特徴もあります。「KKday」と「Klook」どちらもアジアを拠点としていますが、予約できるオプションや宿泊施設は、世界中に広がりを見せています。比較サイトなどもありますが、二社を使い分けるという方もいるようです。筆者個人は、香港渡航の際に「KKday」を利用し、空港エアポートエクスプレスの予約、市内のオクトパスカードの購入、Wifiの手配をしたことがあります。事前にサイトから日本語で予約ができるということは、安心感もあり、お得に購入できるので、メリットしかないように感じました。「KKday」「Klook」ご自身で比較しながら、この夏のご旅行にお役立てくださいね。

それでは、みなさま
気をつけて、良い旅を〜。

 

(編集部anan)

投稿編集部だより 2024.8月号【アクティビティサイトを活用しよう】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

編集部だより 2024.7月号【見たことのない景色を見た後、見たことのない自分自身と出会える】

2024年06月25日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

今回、取り上げたトピック「神秘的、壮大、息を呑む絶景を見に行く。」いかがでしたでしょうか。何ヶ所か行ったことがあるという方もいらっしゃるでしょう。
筆者個人的には、もう、うん10年も前になりますが、グランドキャニオンとフィヨルドは訪れたことがあります。

グランドキャニオンでは、体調がよろしくなかったため、オレンジ色の地層がどこまでも続いていたということくらいしか記憶にないのが残念です。フィヨルドの方は、渡航前、リアス式海岸の大きいバージョンみたいなイメージを勝手に持ち、恥ずかしいほど浅薄で、想像していたものとは全く違うものでした。私が訪れたフィヨルドは、世界最長のソグネフィヨルドと世界最狭のネーロイフィヨルドだったのですが、ベルゲンを拠点としたフィヨルド観光の旅程そのものが、フィヨルドの壮大さを物語っていました。

フィヨルド沿いの家々や、空の雲を鏡のように映す澄んだ水面は、今こそ穏やかですが、水際からいきなり聳え立つ断崖絶壁を見ると、かつては氷河であり、いかに鋭く削られたのかがわかります。河に見えるけれど、海水が入り込んだ入江なのです。その湾の長さが、ソグネフィヨルドは204km、水深1,308mという規模なのですから、想像も絶するほどです。この果てしない時間と環境が創り出した自然の姿を目の当たりにした時、我が存在などちっぽけ過ぎて、頭を悩まし、心を覆っていた問題など、一気に吹き飛んでいったのです。

 

驚異的な自然の姿に、呑まれるように畏敬の念を抱く素晴らしい経験となったのです。自然のパワーに私たちは抗うことはできないけれど、大きな恩恵もあり、人と自然は分離しているのではなく、ほんの一部であるということも。肌で感じることができたら、きっと自分だけの思考を手放すことができるのではないでしょうか。

もし、今、悩んでいることがあったり、手詰まりな状況にあるなら、自然に触れてみると、きっと優しく包み込み、悩みも問題も吸いとってくれる感覚を味わうはずです。いつかどこかで、人間業では絶対に及ばない自然の凄さにぜひ呑まれてみて下さい。見たことのない景色を見た後、見たことのない自分自身と出会えるかもしれませんよ。いつかの旅のヒントになりましたら幸いです。

それではまた来月〜。

 

(編集部anan)

投稿編集部だより 2024.7月号【見たことのない景色を見た後、見たことのない自分自身と出会える】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

編集部だより2024.6月号

2024年05月25日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

7月に開幕するパリオリンピックの聖火が、5月8日、地中海を船で渡ってフランス南部のマルセイユに到着し、9日から聖火リレーがスタートしました。およそ1万人の聖火ランナーによって世界遺産のベルサイユ宮殿やモンサンミシェルなどの観光名所を巡り、セーヌ川を舞台にパリで開かれる開会式に運ばれるということです。楽しみですね。

 

画像:iStock

 

歴史的な建物とエッジの効いた近代的なものが融合したパリは、どこを切り取っても絵になる洗練された街。パリそのものを舞台にしてしまう前代未聞のオリンピックと聞けば、現地の盛り上がりの中に居合わせたいと思う方も少なくないでしょう。この7月には、世界中から観光客が集まりますが、当然ながらその渦中、パリの物価は高騰。ホテルの価格も昨年に比べて314%も上昇といいますから、驚きです。値上げは、ホテルのみならず。ルーブル美術館などの観光地の入場料も値上げ。地下鉄も通常の倍になるのだとか。開催が近づくにつれて航空券も当然高騰するし、現地観戦・応援となると一体いくらかかるのでしょう。天井知らずの金額になるのは誰もが予想する通りでしょう。

ロシア上空を回避してのフライトも長時間。円安も重なって、ヨーロッパは誠に遠くなりました。美しい景色もたっぷり堪能しつつ、スポーツに文化的要素も加わって、興味も楽しみも盛り沢山の熱い夏になりそうですが、熱中症予防のためにも、エアコンの効いた室内で、観戦するのがよさそうです。

それではまた来月〜。

 

(編集部anan)

投稿編集部だより2024.6月号三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

編集部だより 2024.5月号【やっぱり遠くに感じるヨーロッパ】

2024年04月25日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

今月のニューカレドニア特集、いかがでしたか?
ニューカレドニアへは、日本からエアカランの直行便が出ています。成田からのフライト時間は8時間半。時差が2時間なので、時差ボケになりにくく、往復の移動に関しては比較的体に負担のない渡航先と言えますね。

 

画像:iStock

 

未だ続くウクライナ情勢の影響で、ロシア上空を飛べない為、ヨーロッパへの飛行時間が、2〜3時間長くなり、概ね13〜15時間と超ロングフライトです。また、今月、イスラエルとイランの対立で中東情勢が緊迫化。影響を受ける可能性のある空域を迂回する航空会社も出てきています。それによって、最近では、ヨーロッパ方面への渡航は、中国系の航空会社を利用する人も増えているようです。トランジットを含めると、目的地までの所要時間は増えますが、ロシア上空を飛べるため、フライト時間が短くなることと、そもそも航空券が安いとあって、選ばれているようです。

とはいえ、中国系のエアラインの評価も本当にまちまち。「安くて便利なら我慢できる」「悪くなかった」「やっぱり二度と使いたくない」のように感想はバラバラです。価値観の分かれ目にあるようですが、全面的に「良かったよ!」というご意見はあまり聞かないような。体力に自信がないとか、中国のトランジットで面倒なことになったらどうしようなんて不安がある方には、このルートは、あまり向いてないかもしれないですね。

そう考えると、やはりヨーロッパへの旅行は時間がかかり、やはり遠くに感じます。そこで、思いついたのが、ニューカレドニアでした。プチフランスと言われるだけあって、洗練されている部分もあり、ヨーロッパの雰囲気も若干感じつつ、アクティブにもリトリートとしても、充足感で満たされることがお約束されているような渡航先なのではないでしょうか。ヨーロッパ遠いな、アジア・アメリカはもう行ったしな、次はどこにしよう?という時には、タヒチ、フィジーなども含め、南太平洋へのご旅行を検討されてはいかがでしょうか。

さて、そろそろGW。海外へお出かけの皆さま、どうぞお気をつけて行ってらっしゃいませ。

 

投稿編集部だより 2024.5月号【やっぱり遠くに感じるヨーロッパ】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

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