特集:インドネシア共和国
2013年07月10日 category:インドネシア特集 Republic of Indonesia
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「大事な話がある」 そう前置きされるときは、大抵の場合が悪い話だ。
それなのに今日も、僕は随分と早く到着してしまった。
これではまるで、見当違いの期待を膨らませ、嬉々として飛んできたみたいだ。
僕は、君が来るまで店内を見下ろせるラウンジに身を潜めることにした。
君の姿が見えたら、息急き切って駆けつけよう。
こうして僕は、不恰好な姿をさらしながら「大事な話」を待つ。
開店の合図だろうか。深刻とは無縁の、スローな音楽が流れ始めた。
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多様性という言葉は、インドネシアのためにあるのだろうか。
青い海には1万数千もの島々が散らばり、300以上の民族が独特の文化を紡いでいる。聞き覚えのある島だけでも、首都ジャカルタのある「ジャワ島」、神々の島といわれる観光地「バリ島」、希少な動植物の宝庫「スマトラ島」、金や宝石が採掘され『ダイヤモンドの川』の意を持つ「カリマンタン」、香辛料の産地「マルク諸島」、世界中のダイバーが憧れる「ブナケン島」等々、かなりの個性派が揃う。すべての島を語り尽くすには、おそらく一生かかっても足りない。
赤道直下にも関わらず万年雪の高山がそびえ、地球上の熱帯雨林の約10%を占めるといわれるインドネシア。火山、遺跡群、動植物、伝説のミステリースポットなど、その絶景は整理前のアルバムの如く、バラエティに富む。それでも、ここがひとつの国だと実感する理由は、全てが「自然」というキーワードで強く結びついているからかもしれない。
国民の約8割がイスラム教徒で、見栄を張らず堅実ともいわれるインドネシアの人々。多様性の向こう側に見えるその表情を、あなたの目で確かめて欲しい。
インドネシアで発見!世界最大の花
2013年07月10日 category:インドネシア特集
Rafflesia micropylora / algodong Rafflesia kerii / Suresh Aru
旅の醍醐味は、その国ならではの「世界一」を見ることだろう。たとえガーデンニングに関心がなくても、きっと釘付けになるのがこれ。南スマトラに自生する世界最大の花「ラフレシア」だ。残念ながら、可憐とか清楚という言葉は似合いそうにないが、並々ならぬ生命力を感じることは確か。もしかしたら、ファンタスティックな世界への入口かもしれない。ラフレシアはジャワ島のボゴール植物園でも見ることができる。
Close up!食の都バンドン!
2013年07月10日 category:インドネシア特集
今回は、インドネシア・ジャカルタ在住のbiancamamaさんのレポートを参考にしながら、食の都「バンドン」をご紹介します!
バンドンはインドネシア・ジャワ島西部の都市。芸術家など多くの文化人が集まることでも知られており、政府庁舎などのアールデコ調の建築物が建ち並ぶことから「ジャワのパリ」というオシャレな別名もあります。
そして、なぜか甘党が多いジャワ島。ここバンドンでも、魅力的なスイーツショップやカフェがあちこちに点在しています。今回biancamamaさんが紹介してくださったのは、写真左のベーカリー「mom’s」。元々は地元民しか知らない小さなベーカリーだったのですが、次第に口コミで広まっていったのだそう。インドネシアは井戸端会議を重視する国だと聞きますが、果たして関係あるのでしょうか?
また、ブラウニーで有名なカルティカ・サリ(写真右)もバンドン土産の定番です。biancamamaさんのお勧めは「黒米のシフォンケーキ」。カルティカ・サリには、甘さを控え日本人にも受け入れやすい焼き菓子が豊富です。
そして、甘いものだけではなく、お食事も楽しむなら、風の抜けるオープンテラスが自慢のレストランfashion pastaがお勧めです。以前から夜景スポットとして評判だった店ですが、今ではランチから利用でき、お味もお値段以上のクオリティです。
バンドンでは、レタスなどの高冷地野菜の栽培が盛んということもあり、ジャカルタに比べて野菜を使ったメニューが美味しいといわれます。fashion pastaでも、野菜の旨みがたっぷり詰まったミネストローネが絶品なんだとか。
ところで、せっかくインドネシアを訪れたなら、現地特有の料理を味わいたいものです。インドネシアの主食は日本と同じく米で、調味料にも甘口の醤油などが使われるのですが、香辛料をふんだんに使ったスパイシーな料理が中心です。
代表的なものは、皆さんよくご存知の「ナシゴレン=焼き飯」や「サテ・アヤム=鶏肉の串刺し」などです。多民族の文化が交錯するインドネシアでは、スンダ料理、バリ料理、ジャワ料理、パダン料理など、地方によって微妙にスタイルが異なります。例えばバンドンのあるジャワ島の料理は、仏教やヒンドゥー教の影響を受けた歴史的背景もあり、肉類よりも野菜が中心で、辛味も比較的マイルドです。
先日テレビで、甘味と辛味のバランスによって、食べ物の「やみつき」具合が決まる、という研究結果が報じられていましたが、スイーツと香辛料のどちらも充実しているインドネシア料理は、まさにこの「やみつき」の法則にぴったり。インドネシア料理にハマってしまう人が多いのも頷けます。
食の都バンドンへは、ジャカルタから車で3時間ほどで行くことができます。現地在住の方によると「TRAVEL」という小型バスを利用するのが便利だそうです。ぜひ足を延ばして、皆さんも「やみつき体験」してみませんか?
時間やお金にはゆとりがある。そんな今なら、夢が叶えられるかもしれません!
あなたはどのタイプ?
【タイプA】 海外で語学力を磨きたい!
日本人に人気の留学先はカナダ、ニュージーランド、ハワイ、イギリスなどですが、大人留学のコツは、なるべく同世代が多く在籍する語学学校を選ぶことなんだとか。違う世代の学生とも積極的にコミュニケーションをとりたいものですが、やはり余暇時間になると世代毎にグループができてしまいがち。楽しい留学生活を送るためにも、孤立することのない環境を準備することが大切です。
【タイプB】 本場で技術を習得して趣味を極めたい!
最近は語学だけではなく、趣味を充実させるためのおけいこ留学が盛んです。料理やお菓子作りをはじめ、アロマテラピーやマッサージなどを本場の空気を感じながら学び、帰国後に仕事として役立てる方も多くいらっしゃいます。留学斡旋会社の中には、オーダーメイドのプランに対応し、サポートしてくれるところもあります。
【タイプC】 現地の暮らしをのんびり満喫したい!
時間とお金にゆとりがある場合、勉強が目的というよりは、海外生活そのものを楽しみたいという方も多くいらっしゃいます。有名な観光地ではなく、地元の人が通うスーパーマーケットや市場の情報、交通機関の使い方、気をつけておきたい現地の習慣などを細かく情報収集して、ロングステイに備えたいものです。
次回は、海外で実際に役立つ「英会話」のワンポイント・レッスンを行います。お楽しみに!
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外務省情報(2013.7.10付)
2013年07月10日 category:インドネシア特集★最新情報は外務省ホームページでご確認ください!
【重要】
◆もしかして犯罪に加担していませんか?
◆ワーキング・ホリデー制度による渡航者へのご注意!
◆海外旅行保険加入のおすすめ
【海外安全劇場】
必見!あらゆる犯罪事例をムービーでご紹介!
◆なぜ君が狙われるのか
【スポット情報】
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