Dubai – Desert Safari – 34 / Kyle Taylor, Dream It. Do It. World Tour
機内で隣に座った老人が
しきりに話しかけてくる。
僕は、うとうとしながら相槌をうち
どちらかというと無愛想に接した。
しばらくすると老人は、夢に出てきた。
彼は白いアラブの服を着て
自信たっぷりに講義をしている。
テーマは「会えない人に会う方法」。
砂漠に寝転んで夜空を仰ぐと
願いが叶うのだという。
僕は砂漠を見るなり駆け出した。
砂だらけになった靴を脱ぎ捨て
褐色に染まりゆく大地で、大の字になる。
この、ためらいのない僕に
星空の君は、気付いてくれるだろうか。
camel in dubai / dave watts Dubai – Russian connection / novocortex
Atlantis, Dubai / Sarah_Ackerman Dubaï – 31 / Isabelle + Stéphane Gallay
砂漠にはヒメノカリスという花が咲く。
細い花弁が放射状に広がることから、別名はスパイダーリリー。その美しい姿で世界中の人を捕えてしまおうというのだろうか。この花は、ドバイが誇る世界一の高層ビル「ブルジュ・ハリファ」のモチーフとして、今日も凛々しく空に向かっている。
アラブ首長国連邦の中でも殆ど石油が採れず、金融や観光などの脱石油ビジネスで発展してきた国、ドバイ。828mのブルジュ・ハリファをはじめ、無人運転のメトロ、噴水、ショッピングモールなど、とことん「世界一」にこだわり、瞬く間に近未来都市をつくり上げてきた。
そんなドバイも、中心部を離れると全く違った表情をみせる。木製アーケードのスーク(市場)に息づくのは、交易の場として栄えたかつての面影。シティに背を向け内陸へ進めば、一面に広がる砂漠があなたを招き入れる。そして街の喧騒をものともせず、夕日はゆっくりと砂の世界を染めていく。
ヒメノカリスの花言葉は「魅惑のささやき」。
たまには未知の国に惑わされて、旅立ちを決めるのも悪くない。
7つ星ホテル!「ブルジュ・アル・アラブ」
Dubai / HerryLawford
★必見!世界一高いビルから眺めるドバイ!
【ブルジュ・ハリファ展望台】
★4万フィートの上空でシャワーが浴びられる豪華機内!
【エミレーツ航空】
★アラブの魅力を知る!六本木ヒルズで「アラブ・エクスプレス展」
【森美術館:2012年10月28日まで】
ラクダのミルクを飲んでみよう!
2012年09月24日 category:ドバイ特集
Dubai / eGuide Travel
高カロリーな食生活で、肥満が社会問題化しているというドバイ。そんなドバイの救世主として話題を呼んでいるのが、この優しい眼差しの「ラクダ」です。
ラクダから採れるミルクは、低脂肪なうえにビタミンCが豊富で、牛乳よりもヘルシーだといわれています。元々、砂漠を旅する人にとっては欠かせない飲料でしたが、今や商品化されて、スーパーに並ぶ時代となりました。代表的な商品名は「キャメリシャス」。ボトルには、コミカルなラクダが描かれています。
ミルクそのものはちょっと…という方は、優雅なカフェに繰り出してみませんか?ドバイのカフェでは「キャメル・ラテ」や「キャメル・チーノ」といった、ラクダミルクを使用したコーヒーを味わうことができます。
おすすめは、モール・オブ・ジ・エミレーツ内にあるチョコレート店「アルナスマ」の併設カフェ。日本でも話題になりましたが、アルナスマはラクダのミルクを使用した「キャメルミルクチョコレート」を開発したメーカーです。このショップでは、ドリンクを注文するとチョコレートも付いてくるので、ラクダ尽くしのティータイムにはもってこいです。
ちなみにラクダの「肉」も低カロリーで高タンパク、低コレステロールといった健康食材です。ドバイの歴史地区パスタキヤに行けば、新鮮なラクダ肉を調理してくれる「ローカル・ハウス」というレストランがあります。低カロリーというとパサついた肉質を連想しますが、牛肉に似てジューシーで、とりわけチーズとの相性は抜群だそうですよ!
ドバイで堪能したい!アラビックな料理たち。
2012年09月24日 category:ドバイ特集世界中の人が集まり、多国籍の食文化が交錯するドバイ。
フレンチや中華など世界の美食が勢揃いしていますが、せっかくなら地元の料理を味わいたいもの。そこで、ホテルなどのアラビアンレストランを覗いてみるわけですが、ドバイで提供されているアラビア料理は、厳密にいうと「レバノン料理」なのです。
レバノン料理はハーブ類やトマトなどの野菜をふんだんに使っているのが特徴で、見た目にも鮮やか。トルコやシリア料理との共通点も多く、皆さんご存知の「ケバブ(焼肉料理)」や「ホモス(ヒヨコ豆のペースト)」などもその代表格です。
一方、ドバイの伝統食に近いものとしては「湾岸料理」と呼ばれるものがあります。こちらはアラブ首長国連邦(UAE)などアラビア湾沿いの国に伝わる料理で、米や魚介類などを中心としています。ブイヨンで炊いたご飯の上に、鶏肉などを乗せた「マンディ」という料理が代表的です。素朴で地味な印象ですが、「レバノン料理よりも好き!」という声もちらほら。ぜひ食べ比べてみたいものです。
そんな中、待望のドバイ料理の専門店が昨年オープンしています。その名も「アルファナル」。ここは、古き時代のドバイを忠実に再現したレストランで、店内はまるで歴史博物館のよう。目でも舌でも、充実した時間が過ごせそうです。ドバイ在住の方によると、ここではUAE名物の銀製品を購入することもできるようです。
ところで、ドバイといえばイスラムの国。気になるのが「飲酒」の可否ですが、認可されたホテル等のレストランに限り、楽しむことができます。お酒好きの皆さん、悪しからず!
ちなみに、レバノン産のワインは美味しいそうですヨ。
陽当たり良好なのに安物件?!ドバイの住宅事情
2012年09月24日 category:ドバイ特集
Dubai_242 / HooLengSiong
ビル群や砂漠で、なんだか乾いたイメージのあるドバイ。でも意外と湿気が多く、夏は50度近くまで気温が上がりながらも、紙類がふにゃふにゃになるというから驚きです。
そのため、クーラーで室内をキンキンに冷やすのがこの国の常識。シッピングモールなどは、外気からは想像がつかないほどに冷やされています。宗教上、肌の露出を避けたいイスラムの国ですが、ドバイでは冷房対策の面でも慎重に衣類選びをする必要がありそうです。
実はこの気候条件、ドバイでの「お部屋探し」にも影響しています。ドバイでは日本のように南向きの物件に人気が集まることは少なく、むしろ陽当たりの良い部屋は暑いので嫌われます。別荘でも購入してドバイに住んでみようかなという方は、ぜひ参考になさってくださいね。
ちなみに、ドバイの豪邸には必ずといっていいほど「噴水」があります。これは暑さをしのぐ意味もありますが、砂漠と共に生きてきたドバイでは、貴重な水をふんだんに所有していることが、富の象徴でありステイタスなのです。一方で、ドバイ急成長のさなかに乱立されたマンションなどでは「水漏れ」の欠陥が多いとのこと。中には残念な「噴水」もあるという、ちょっと皮肉なお話です。
さて、お散歩がてらゴージャスな建物を見て回りたいなぁ…なんて思った皆さん。ドバイでは住所の概念がアバウトなため、「番地」というものが存在しません!なので、散策の際には地図が必須。通りや建物の名称を正確に覚えて、目的地の電話番号を控えておくことをおすすめします!
外務省情報(2012.9.19 付)
2012年09月24日 category:ドバイ特集★最新情報は外務省ホームページでご確認ください!
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【在ドバイ日本国総領事館 安全の手引き】
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