バリ島の現状はどうなっているの?【観光情報】
2017年12月14日 category:バリ島、アグン山、観光情報 | 安全情報 | 海外旅行保険、@とらべる、三井住友海上、TRAVEL-MODE | 特集一覧年末年始の海外旅行のみならず、1年通して人気の旅行先、バリ島。のんびりするもよし、アクティブにマリンスポーツが楽しめたり、またバリ島独特の信仰の世界観に興味を持ったり、一度行ったらまた行きたくなる魅力溢れる旅先の一つです。リピーターの方も非常に多いですね。
2017年9月にアグン山噴火のニュースが報道されてから、行きたくても行けない、予定していたけれどどうしよう?と不安になった方、沢山いらっしゃると思います。11月21日に再噴火し、27日〜デンパサール空港も閉鎖されましたが、11月29日から再開され、現在は通常通り運行されている模様です。
年末年始の海外旅行シーズンを前に、今、バリ島はどうなっているのかと調べてみましょう。
2017年11月26日の噴火に伴い、噴火警戒レベルが「レベル4(危険)」へ引き上げられました。(2017年11月27日付)
この時点からレベル引き下げの情報はないようです。(2017.12.11現在)
では、危険なのか?
バリ島専門の旅行会社バリ王さんのHPに詳しく情報が掲載されていました。
まず、目に留まったのはここ。記事を引用してお伝えいたします。
この度のアグン山火山警戒レベル引き上げに際し、日本では不安を煽るような内容でメディアで紹介されてしまいました。実際に噴火もしていないのに噴火した。外国人がたくさん逃げている等々、実際現地を知る人々にとっては驚くほど誤報が多く出回っております。 事実、現地駐在パラダイスバリツアーズ日本人スタッフに確認したところ、現時点では混乱もなくウブド地区および南部地区は平常通りでございます。本日も通常通り航空機は運行しており、多くのお客様がバリ島での滞在を楽しまれております。観光地は賑わい、人気のウルワツ寺院&ケチャダンス鑑賞は今日も満員御礼です。
火山の動きに関しては随時こちらのページでご案内させていただきますので インターネットやニュースを見て不安になられた方、どうぞお気軽にバリ王までお問い合わせください。
その時の現地の様子の正しい情報をお伝えさせていただきます。
(引用:バリ島旅行専門店・バリ王)
不安を煽る情報や誤報に惑わされないで!
ということを訴えておられます。
アグン山、バリ島の状況を事細かに、更新されています。
また、旅行会社大手のH.I.S バリ島旅行専門店でも、同様に詳しい状況説明がありました。
また、両社ともにバリ州政府観光局の公式声明文、ガルーダ・インドネシア航空からのメッセージを掲載。アグン山のハザードマップを出して、通常の観光は安全に行えることを発表しています。
こんな記事もありました。
バリ島、噴火でも「ビーチは安全」 観光協会が宣言
(Japan Forbes)
危険区域はアグン山火口から周囲9kmの範囲。
観光客が主に滞在するウブド、スミニャック、クタ、ヌサドゥアなどは、範囲外とのこと。
H.I.S バリ島旅行専門店の画像を引用して掲載します。空港からアグン山までの距離は58.3km。
ウブド 車で2時間程度(アグン山から約30km)
クタビーチ 車で3時間程度(アグン山から75km)
ヌサドゥア 車で3時間半程度(アグン山から82km)
バリ島は大きく分けて、平坦な場所とそうでない場所に分けられます。皆さんが宿泊したり観光したりするバリ島南部は、地図上でもはっきり平坦であることが見て取れます。
火砕流など地表を渡るものは途中の山や丘に邪魔されるので、南部には届きません。直接的な被害はないものと言われております。
(引用:バリ島旅行専門店・バリ王)
空港が閉鎖されたら、どうにもなりませんが、通常の滞在や観光には支障がないようです。
バリ・ヒンドゥー教の総本山・ブサキ寺院は危険区域内
アグン山そのものがバリでは神聖なもの。火の神様が鎮座するとして、古くから信仰の対象になっています。その中腹部に総本山・ブサキ寺院があります。
筆者自身もブサキ寺院へ参拝したことがありますが、ウブドから出発し、かなり遠かったことが印象に残っています。現時点では、ブサキ寺院へは行けません。
バリ島に行く、行きたい方は、しっかり情報収集を
◆【スポット情報】 2017年11月27日
インドネシア:バリ島アグン山の噴火に伴う注意喚起(その3)
外務省が出している現在の危険情報は、レベル1です。(2017.12.11現在)
各社、有事の際の対応策と状況把握ができているようです。そして、H.I.Sさんもバリ王さんもこの動画を掲載。参考までに共有させていただきます。
(youtubeVISIT BALI)
未だ、避難生活を強いられている島民の方々にお見舞いを申し上げるとともに、一日も早く日常を取り戻せますようお祈りいたします。
投稿バリ島の現状はどうなっているの?【観光情報】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。