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【海外旅行】混雑してない・あまり知られていない第二の旅行先

2025年05月25日 category:特集一覧

定番で人気の旅行先から少し足を延ばし、「第二の旅行先」を求める流れが広まりつつあります。人気観光地ほど知られておらず、混雑していない「第二の旅行先」は、主となる目的地から日帰りも可能であったり、新しい視点や興味を持つこともできます。エクスペディアが伝える旅のトレンドとして、今注目されている「第二の旅行先」4カ所をご紹介します。

 

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★★★

 

パリから足を延ばして
ランス(フランス)

ランスはフランス北部のシャンパーニュアルデンヌ地域にあり、シャンパーニュ地方の中でも特にワイン醸造で知られた都市です。旧フランス王政における重要な役割な位置付けにあり、街を象徴するランス・ノートルダム大聖堂では千年以上にわたってフランス国王の戴冠式が行われていました。また、3世紀に建てられたマルス門は、美しい3つのアーチが特徴的な凱旋門であり、ローマ帝国の支配下にあったことを物語っています。

画像:iStock (ノートルダム大聖堂の裏庭)

画像:iStock(マルス門)

興味深い歴史を重ねてきたランスですが、シャンパンの本場としても有名で、数々のシャンパンメーカーがあります。テイスティングやセラーツアーが開催されるなど、ワイン愛好家たちにとっても一度は訪れてみたい所となっています。

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ミラノから足を延ばして
ブレシア(イタリア)

ブレシアは、ミラノから東に80キロほどの距離にあり、中世の面影残る美食の街です。ミラノがあるロンバルディア州では2番目に人口の多い都市になり、ワインの産地としても知られており、特に、フランチャコルタ(Franciacorta)という高級スパークリングワインで有名です。また、世界で最も美しいと言われるクラッシックカーのレース地としても知られています。ブレーシャなどとも表記されることがありますが、ローマ時代にはブリクシアと呼ばれ、アルプス以北との交易で栄えた歴史があります。ブレシアは、ケルト人が建設し、ローマ人によって繁栄した街であるため数々の歴史的遺産がたくさん残っていますが、当時のローマ人たちが好んでいた温泉も残っています。遺跡を見てまわったり、湖や山岳地帯など、風景を楽しむことができ、自分なりに新しい発見をするのが楽しみな所です。

ピアッツァ・パオロ VI 広場〜ロッジャ広場〜カルミネ地区

円形の形をしている「ドゥオーモ ・ヴェッキオ」と、新大聖堂という意味のある「ドゥオーモ・ヌオーヴォ」と二つの大聖堂があることで有名な場所です。ピアッツァ・パオロ VI 広場からロッジャ広場にかけて、中世の面影残る建物が軒並ぶ広場が美しく、周囲にはカフェやレストランが建ち並びます。ロッジャ広場には、1500年代のロッジャ宮殿があります。
トッレ・デッロロージョ(Torre dell’Orologio)という美しい天文時計の塔も見逃せません。カルミネ地区は、ロッジャ広場から10分程の所にあり、古い路地と教会、歴史的建造物など美しい街並みの中に、オステリアや小さなバーが点在していて、若者にも人気のスポットとなっています。

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ブレシア城

ローマ時代に神殿として建てられ長い歴史を持つブレーシャ城は、街の中心部から徒歩圏内にあり、丘の上にあるため、市街の素晴らしい景色を眺めることができる絶景スポットとなっています。

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2011年に世界遺産に登録されたサンタ・ジュリア博物館。

ローマ時代から続く歴史と発掘されたその時代のモザイクや遺跡、美術品が集結しています。ローマ時代の遺構の上に建てられた9世紀のサン・サルヴァトーレ教会、ロマネスク様式のサンタ・マリア・イン・ソライオ小礼拝堂、かつての修道院など建物自体に由緒正しき歴史があり、ブレシアとイタリアに次々と訪れた文明の跡をくまなく体験でき、見逃せない美のと芸術が詰まった所です。

 

カンクンから足を延ばして
コスメル(メキシコ)

コスメルは、メキシコ国内で3番目に大きいカリブ海の島です。マヤの言葉で「ツバメの国」を意味するコスメルにはマヤ遺跡が点在しています。かつてこの島にマヤ人がここに居住をしていたと考えられており、マヤ文明の月の女神の聖地とされています。島最大の都市サン・ミゲルは、クルーズ船の人気の寄港地でもあり、スキューバ ダイビングのメッカとしても有名です。島には手付かずの自然が残り、コロニアル建築の家々や教会が点在しています。マヤ文明とカラフルなカリブ海の色彩が混じり合う魅力的な訪問地です。

画像:iStock

 

考古学地区

街から車で40分ほどの距離にあるプンタ・スール・エコロジカル・パーク内にあるのが、エル・カラコル遺跡。「エル・カラコル」とはスペイン語で「カタツムリ」を意味しており、神殿の頂上にあるドームの装飾にカタツムリの殻が使われていることが名前の由来となっており、風が強いと屋根から大きな音が鳴ることから、マヤの人々がハリケーン警報システムとして建造したと考えられています。

クルーズ・ターミナルからは車で約30分で行くことができるコスメル北部のサン・ヘルバシオもまた、マヤ独特の建造物です。ジャングル内には神殿や広場があり、月の女神イシュ・チェルが祀られていて、この女神を頼り、多くのマヤ女性の子宝祈願の巡礼地として利用していたと言われています。今日では遺跡や道を探訪したり、イグアナにも出会ったりすることができるワンダーな場所になっています。

マリンスポーツ天国

島を取り囲むのは、世界で2番目に大きいサンゴ礁「メソアメリカン・バリア・リーフ」の一部を成すパランカル・リーフがあります。最も楽しめるシュノーケリングやスキューバダイビングは、現在でも依然として島の観光の目玉の一つになっています。スキューバダイビングの他にも、島ではさまざまなマリンスポーツアトラクションが用意され、カイトサーフィンやパラセーリングも楽しめます。

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ロサンゼルスから足を延ばして
サンタバーバラ(アメリカ)

サンタバーバラは1925年に地震の被害を受け、復興計画の住民投票でスペイン風のコロニアルなデザインで町を統一することが決まりました。その景観は、白壁と赤茶の瓦屋根が南欧リゾートを思わせる街並みとなり、サンタバーバラを特徴的なものとしています。ロサンゼルスから車で北に1時間。ワイナリーやサーフィンスポットなどもあり、海も山も両方の自然のいいとこ取りができる美しい街です。年間を通して温暖な気候も旅行しやすいポイントで、ロスやサンフランシスコなど、西海岸の都会を離れてのんびり過ごしたい方におすすめの観光地です。アメリカの都市部に比べ、治安も良いとされています。建築物や食文化にスペインの文化が入っているサンタバーバラは、西海岸の一味違った雰囲気を味わいことができます。

 

オールド ミッション・サンタバーバラ

画像:iStock


「伝道所の女王(クイーン・オブ・ザ・ミッション)」という愛称を持つ旧ミッション・サンタバーバラは、太平洋を望む高台にあり、二重の鐘楼と美しい庭園を持つサンタバーバラのランドマークの一つです。設立は1786年。スペイン統治の時代の名残を残していますが、現在の建物は、1812年に起きた大地震の後1820年に再建されました。200年以上経った今でも現役の教会として役割を果たしています。ガイドツアーもあり、教会の建築や18世紀の植物が生い茂る庭園を鑑賞したり、博物館では植民地時代の芸術やアメリカ先住民の遺物、工芸品の鑑賞、歴史的な墓地や霊廟美しさを楽しむことができます。

 

サンタバーバラ カウンティ コートハウス

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全米で最も美しい行政府の建物と称され、白い時計台の上からはサンタバーバラの街並みを一望できるサンタバーバラ カウンティ コートハウス(サンタバーバラ裁判所)。南スペイン風のオレンジ屋根の建物が建ち並ぶ町サンタバーバラの中でも象徴的なランドマークです。展望台からは360度、サンタバーバラのパノラマを楽しめます。内部は無料のガイドツアーで見学できるほか、一部の部屋が常時開放されており、緻密な絵が描かれたタイルが敷きつめられた床、壁画で覆われた壁は裁判所というより、まるで宮殿のような美しさで、一見の価値があります。

スターンズワーフ

画像:iStock

ダウンタウンにあるスターンズワーフは、サンタバーバラを訪れたら、ぜひ行きたいランドマークです。1872年に造られた歴史ある埠頭から木造の桟橋が架り、太平洋を見守る山々の景色も美しく、白い海岸線は、イーストビーチへとつながっています。その日とれた魚をすぐ近くの港で水揚げしているので、シーフードは新鮮!建ち並ぶレストランでフィッシュ&チップスを堪能したり、サンセットの散策を楽しむのもいいでしょう。週末には、出店で絵画を出す地元芸術家やアクセサリーショップ、ここでしか手に入らないお土産が軒を連ね、桟橋の周りは多くの人で賑わいます。

 

★★★

いかがでしたか?
あまり知られていないところ、多くの人が行ったことがないところに行ってみたいという希望を持っている方は少なくないと思います。何度か海外旅行を経験している方の多くが感じることかもしれませんね。エクスペディアがお勧めしている世界の「第二の旅行先」は、今回お伝えした4カ所の他、ワイカト(ニュージーランド)、ジローナ(スペイン)、アブダビ(UAE)、クラビ(タイ)、キャンモア(カナダ)。日本からは福岡がおすすめに入っていました。メインの訪問先が決まったら、その近郊にある「第二の旅行先」を調べてみてくださいね。

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【新しい旅のトレンド】世界の水中ホテル

2025年04月23日 category:特集一覧

ユニークな宿泊体験ができる「水中ホテル」は、次なる海外旅行のトレンドとして注目を集めています。快適な客室から海洋生物や水中景観のパノラマビューを楽しめることに加え、ラグジュアリーでエレガントな滞在が可能であることから人気を集めています。海洋ステイはモルディブなど、アジア太平洋のリゾートが有名ですが、現在では、ヨーロッパ、北米、アフリカなどでも市場は拡大中です。

画像:iStock

 

★★★

 

水中ホテルは、ダイビングやシュノーケリングなどの海のアクティビティとは、全く違った切り口の異世界体験です。次世代の体験型ホテルと言えますが、海の中で1日を過ごせるのは、まさに竜宮城。お風呂に入りながら、歯を磨きながら、ベッドルームからなど、水族館とは逆に、魚たちに見られているのは人間の方です。水中ホテルには、水中専用スイートを提供する高級リゾートと、持続可能性と海洋保護に重点を置き、環境に優しい慣行や教育プログラムを取り入れたエコリゾートとタイプは様々です。一生に一度は体験してみたいと評判の世界の水中ホテルをご紹介します。

 


◆モルディブ


コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド、ザ・ムラカ 

 

水上と海中の2階建て!世界初の海中レジデンス「ザ・ムラカ』は、コンラッド・モルディブ内にあり、200mの桟橋の先に独立する海の離れ。「ムラカ」とは、モルディブ現地の言葉で「サンゴ」を意味します。空港からVIP対応は始まり、用意された水上飛行機で桟橋までエスコート。完全にプライバシーが守られた究極のプライベート空間といえます。1泊500万円を超えるこちらのお部屋は3ベッドルームに24時間バトラーが付き、最大6名まで宿泊することができます。

水上階には広々としたリビングとバー、二つのベッドルームにキッチンやラウンジ、インフィニティプールのあるデッキテラスなどがあります。目の前は遮るものなくエメラルドグリーンのインド洋と広い空。デッキテラスやラウンジからサンセットを眺めれば、この世のものとは思えぬマジックアワーの美しさに感動!移ろいゆく空と海を眺めながらのひと時は、一生記憶に留まる至福の時です。
トレンドの先端をいく海の下となるメインベッドルームは、180度のカーブドアクリルドームを備え、床から天井まで届くパノラマビュー。ベッドに寝転がってみると、頭上に広がるのはアクアマリンの世界が広がります。寝ても覚めてもお魚と一緒の竜宮城体験となるでしょう。

コンラッド・モルディブは、世界で唯一の全面ガラス張りの水中レストラン「イター アンダーシー レストラン」でも有名です。

コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド、ザ・ムラカ

 

 

◆UAE/ドバイ

アトランティス ザ パーム 

ドバイの景色といえば、ヤシの木の形をした世界一大きな人工島「パーム ジュメイラ」が印象的です。このパーム ジュメイラの中でも一際目立つ存在が、世界中の観光客を魅了してやまない5つ星ホテル「アトランティス ザ パーム」です。失われた大陸アトランティスをオマージュして造られたリゾート内は、世界最大級のウォーターパーク「アクアベンチャーウォーターパーク」、約65,000匹もの海洋生物を保有するドバイで人気の水族館「ロストチェンバーズ水族館」、イルカと触れ合える「ドルフィンベイ」など、海と密接に関わることができるアトラクションが充実しており、ホテル内には、水中ルーム「アンダーウォータースイート」があることでも注目されています。こちらのスイートでは、寝室とバスルームには床から天井までの大きな窓があり、水の中の景色を思う存分楽しむことができ、最高にロマンチックな雰囲気を味わうことができます。

アトランティス ザ パーム

 

 

◆タンザニア/ザンジバル(ペンバ島)

マンタ リゾート

画像:The Manta Resort


野生動物を見るツアーやサファリのイメージが強いタンザニアですが、インド洋に面した都市タンガ沖合50kmの位置に浮かぶペンバ島は、透明度の高い海として世界中のダイバーたちを魅了しています。ペンパ島にある「マンタリゾート」では、静けさと手つかずのサンゴ礁、ターコイズブルーの海を自由に泳ぐ魚たちを水中ルーム「アンダー・ウォーター・ヴィラ」から間近に感じることができます。

「アンダー・ウォーター・ヴィラ」は、岸から250m離れた場所にあり、アクセスはボートのみ。静かなリゾートからも完全に隔絶された宿泊体験となります。360°見渡す限り青い海に浮かぶ豪華なイカダとでも言いましょうか。夢の中の風景か現実のものかわからなくなるほど幻想的です。水上のフロアにリビング、そして水深4メートルにベッドルームがあり、お休みの時には幻想的な海中で眠るような、寝ても覚めても海!海!海の唯一無二の体験ができるでしょう。

マンタリゾート

 

 


◆シンガポール/セントーサ島

リゾート・ワールド・セントーサ

「リゾート・ワールド・セントーサ」は、アジア最大級の総合リゾートです。数々のアトラクションを有し、その中でも注目は、世界最大級の海洋水族館「シー.・アクアリウム」。その水槽の巨大さは、幅36m、高さ8.3mと圧巻。なんと5万匹もの海洋生物が優雅に泳いでいるのです。

水中ルーム体験ができるのは、「オーシャン・スイート」と呼ばれる「ビーチヴィラ」です。2階建ての広々スイートルームは、「シー.・アクアリウム」に隣接しており、バスルームとベッドルームからは、マンタなど、優雅に水中を泳ぐ海の生き物たちを1日中好きなだけ眺めることができ、リラックスした贅沢なくつろぎの空間となっています。上の階には屋外の中庭とジャクージに通じるオープンリビングエリアがあり、24時間バトラーサービスも提供されていて、文句なしの5つ星。ご褒美や記念日にぴったりの非日常が味わえます。

リゾート内の「アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク」では、イルカやマンタなど、海洋生物と触れ合える交流体験プログラムがあるなど、海をテーマにした滞在をさらに満喫することができます。また、1万平方メートルの広大な熱帯雨林に囲まれた隠れ家的なスパも好評です。

リゾート・ワールド・セントーサ

 

 

★★★

 

いかがでしたか?
紹介した4つのリゾート以外にも、世界各地、こぞって水中ホテル市場は拡大中です。ご興味がありましたら、ぜひ調べてみてくださいね。
海外旅行のトレンドは、非日常を味わう体験型、またはホテルで充実した滞在を目的にシフトしつつあります。水中ルームの体験は、いずれもそのリゾート内で完結し、ゆったりと心のままに過ごすこと。観光を目的とした旅行と違って、行列に並ぶこともなく、盛りだくさんのスケジュールを果たすために時間に追われることもありません。ハードモードからソフトモードに。自然の恩恵を受けて、心も体も豊かに満ちること。それこそ最も贅沢な旅と言えるのかもしれません。

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【未開の地】行きやすい中央アジア・スタン3カ国

2025年03月14日 category:特集一覧

精神的にも物理的にも距離を感じる中央アジアは、海外旅行の渡航先として。日本人にとってまだまだ未開拓の地です。スタンがつく国は6カ国。物騒なイメージがありますが、ウズベキスタン、カザフスタン、トルクメニスタンの3カ国は、比較的治安も良く、観光地として最近注目を集めています。シルクロードの中枢に位置し、歴史的にも文化的にも見どころの多い地域です。今回は、訪れてみたいスタン3カ国をご紹介します。

★★★

 

◆スタンがつく国

「○○スタン」のスタンは、ペルシャ語で「土地」「国」「~が多い場所」を意味します。例えば、カザフスタンであれば「カザフ人の国」という意味があります。

スタンがつく国は、カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、アフガニスタン、パキスタンの6カ国です。

この内、タジキスタン、アフガニスタン、パキスタンの3カ国は、外務省によって渡航勧告が出ています。今回ご紹介する記事は、治安の良いウズベキスタン、カザフスタン、トルクメニスタンを取り上げます。

  •  
  • ◆治安が悪いスタン3カ国(今回は取り上げません)

     

    タジキスタン レベル3渡航中止勧告
    過去の内戦の影響や貧富の格差が大きい都市部では、強盗や窃盗などの軽犯罪が増加傾向にあり治安は悪い。

    アフガニスタン レベル4退避勧告
    タリバンによる支配が継続しており、治安は極めて不安定かつ危険です。

  • パキスタン レベル4退避勧告
  • アフガニスタン側、パキスタン側双方の過激派組織が拠点を置き、越境テロを行っています。

 

 


◆治安の良いスタン3カ国。どんなところ?

    • ウズベキスタン
    •  

      ウズベキスタンは中央アジアの国で、旧ソ連の構成国でした。首都はタシケント。シルダリヤ川の支流であるチルチク川の流域に位置する歴史的なオアシス都市であり、人口は、中央アジア最大となっています。

    •  
    • 言語:国語はウズベク語、ロシア語(公用語)、タジク語など他多数の言語がある。
      時差:マイナス4時間

    • ウズベキスタンは、古代からシルクロードの中継地として栄え、14世紀に興り西アジアに至る大帝国を築いたティムール王朝の末裔の国です。モスクや霊廟、中国と地中海地域を結んだ古代の交易路シルクロードに関連する史跡で知られ、かつての往来の栄華が今も色濃く残ります。世界中から観光客が訪れ、中央アジアの中でも最も旅行人気の高い国です。

       

      ◆主な見どころ

      青の都 サマルカンド

      ローマやアテネ、バビロニアとともに世界の古代都市のひとつとして、2500年の歴史を誇るサマルカンドには、いくつもの呼び名があり、「青の都」、「東洋のローマ」、「イスラムの真珠」などと呼ばれています。煌めくような青のモザイクタイルで彩られた建物は美しくエキゾチック。青の都市を形成するタイルは、中国の陶磁器とペルシャの顔料がここで融合し生まれました。青い空に映える美しいモスクが象徴するように、常にシルクロードの中心都市として栄えてきました。

       

      レギスタン広場

      画像:iStock

      レギスタン広場は、ウズベキスタンのシンボルでもあり、6つの街道が交わるシルクロードの交差点です。かつて栄華を極めた時代には、この広場周囲に商店や職人の店が立ち並び、農産物や手工芸品が売られ、各方面に行き交う人々で活気に満ちていた所です。また、広場は命令を市民に伝える場であり、祝賀行事や軍隊の集結、さらには公開処刑が行われる場所でもあり、光と影その両方あって、この都市の繁栄は極まっていったことが想像できます。広場を囲む三方に美しいマドサラ(イスラムの教育機関の建物)が配置され、圧倒されるような壮麗さを誇っています。

 


古都 ブハラ

世界遺産の古都

中心部にある旧市街は、1993年に「ブハラ歴史地区」として世界文化遺産に登録されています。旧市街地はシルクロードの交易地として、そしてイスラムの文化的中心地としても繁栄しました。13世紀に、チンギス・ハーンによって街は破壊されてしまいますが、16世紀にブハラ・ハーン国の首都として再び復興し、商店街やモスク、メドレセが造られました。時代が変わった今も、エキゾチックな歴史遺産の残る街は、多くの観光客で賑わいを見せています。「タキ」と呼ばれるドーム付きのバザールがあり、ウズベキスタンの伝統刺繍スザニや民芸品なども売れられています。

 

カラーン・ミナレットとカラーン・モスク

帽子をのせたようなカラーン・ミナレットは、礼拝を呼びかける塔で、その高さは45.6m。シンプルだがすらっと空に突き抜け、今では街のシンボルの役割も果たしています。塔の側面には、イスラム圏独特の美しい紋様があしらわれていますが、その美しさとは対照的に、19世紀後半までは、罪人を生きたまま袋に入れて投げ落とす刑が行われていたため、別名「死の塔」とも呼ばれています。「カラーン」とは、大きいという意味がある通り、隣接するモスクの収容人数は、1万人と言いますから、その規模の大きさがわかります。1220年のモンゴル帝国のブハラ占領の際にモスクの方は、破壊されていますが、ミナレットはあまりの美しさに感激したチンギス・ハーンが、塔の破壊を止めるように命令したという伝承が残っていいます。

 

画像:iStock

 

タキザルガロン

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シルクロードの交易地と栄えたブラハの見どころ、お買い物どころは「タキ」と呼ばれるバザールです。「タキ」は、丸い屋根が連なっているのが特徴で、バザールでは、特産品の絨毯や皿、陶器、帽子など、ありとあらゆる工芸品や雑貨が揃っています。ブラハには3つの「タキ」があり、その中でも規模が大きいのが、タキザルガロンです。

 

画像:iStock

 

中でも注目は、スザニと呼ばれる美しい刺繍の布。元は、遊牧民の女性たちが代々受け継いできた伝統工芸のひとつ。壁にかけたり、ベッドカバーやクッションとして売られています。花、果物、鳥、幾何学模様などモチーフは、地域や家によって特徴があり、そもそも花嫁道具だったこともあって、祝福の意味が込められた美しい手仕事です。
また、ものづくりの街としても知られるブラハの特産品の一つにコウノトリのハサミがあります。コウノトリはブハラのシンボルで豊作や幸せへの願いが込められています。一つ一つ職人の手作りによって作られていて、小さくても切れ味抜群の万能鋏です。女性へのお土産には困ることはなさそうです。

 


カザフスタン

 


 

中央アジアに位置する共和制国家。西と北でロシア連邦、東で中華人民共和国(中国)、南でキルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタンと国境を接しています。南西は世界最大の湖カスピ海に面しており、国土面積は、日本の約7倍とかなり大きな国土を有しています。首都はアスタナ。1997年に国内最大の都市アルマトイから遷都しました。

言語:カザフ語が国語。(ロシア語は公用語)
時差:マイナス3時間

 

カザフスタンは世界で9番目に大きな領土を持つ国で、中央アジアで最大の内陸国です。旅の拠点となるのは、かつての首都でありカザフスタン最大の都市アルマトイ、現在の首都となるアスタナになります。アスタナは、アルマトイに次ぐ近代的な大都市です。1998年のカザフスタン政府主催の国際コンペで1位に選ばれた日本の建築家・黒川紀章の都市計画案に基づき開発が続けられています。

アルマトイは、中央アジアのシルクロードの重要な部分を成していました。カザフスタンの経済・教育・文化・商業の中心地でありながら、南に天山山脈を望む風光明媚な街として知られています。現代と歴史が融合した建築様式や、美しく雄大な自然の両方を楽しむことができるため、世界中の旅行者を魅了しています。

 

◆主な見どころ

アルマトイ

アルマトイはカザフ語で「リンゴの里」という意味で、アレクサンダー大王によって初めてりんごが発見され、それがギリシャに持ち帰られたことから、アルマトイは「りんごの街」としても有名です。

ゼンコフ教会

ゼンコフ教会はアルマトイ中心のパンフィロフ戦士公園の中にあるロシア正教会の教会です。釘を1本も使わない木造の建物ですが、耐震の技術が取り入れられたため、1911年にアルマティで起こった大地震で倒れなかったことで世界的に有名になりました。教会の建物としては、世界で2番目の高さを誇り、世界唯一の木造のロシア正教の聖堂として知られています。カラフルなドーム、黄色の建物は美しく目を惹き、お伽話の中の建物のようです。

 

画像:iStock

 

様々な表情を見せる手付かずの大自然

アルマトイからは、登山やハイキングのトレイル、オフショなるツアーが豊富にあります。スイスのアルプスのような景色、まるでグランドキャニオンのような巨大な渓谷、トルコのカッパドキアのような地形、他にも歌う砂丘、エメラルドグリーンに輝く湖など様々に、全く違った表情の自然の景色を味わうことができ、雄大な自然が誘う玄関口となっています。

アルティン・エメル国立公園は、カザフスタン最大の自然保護区でありその広さは、京都府とほぼ同じ約46万ヘクタール。イリ川と複数の山脈で構成された未開の地に手付かずの自然が残っています。アルティン・エメル国立公園には、絶滅危惧種と指定されている数多くの動物、植物たちが生息しています。この地域の動植物、古生物学および自然遺跡、文化的および歴史的なランドマークを保護することを目的として設立されました。

 

「歌う砂丘」と呼ばれるシンキングデューン

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歌う砂丘は長さ約3km、高さ約150m。適切な条件が満たされると、砂丘は振動して歌い始めるとか。カザフスタンの神秘のひとつに数えられています。


アクタウ山脈

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かつてイリ盆地を満たしていた古代の海の底だったというアクタウ山脈は、水が徐々に蒸発するにつれて、さまざまな種類の岩石の層で構成され、高さ1000mの地層は、色鮮やかな地層が重なっています。

コルサイ湖

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コルサイ湖は、標高2000mの森に囲まれたエメラルドグリーンの湖で、「北天山の青いネックレス」とか「天山山脈の真珠」と称えられるほど美しい絶景の地です。湖面が静かに澄んでいるときには空を反射し、目に鮮やかなグリーンとブルーのシンメトリーの世界を造りだします。エメラルドグリーンの湖と自然の中をトレッキングしたり、乗馬で湖の周りを散策できるツアーがあります。


チャリンキャニオン

画像:iStock

 

天山山脈から流れる雪解け水と風雨の侵食により造られたチャリンキャニオンは、カザフスタンのグランドキャニオンと呼ばれ、アルマトイからは車で3時間程の距離にあります。

 

トルクメニスタン

 

トルクメニスタンは、アフガニスタン、イラン、タジキスタン、ウズベキスタン、カザフスタンと国境を接する中央アジア南西部の共和制国家の永世中立国です。豊富な石油や天然ガスの資源国となっており、経済が豊かで政府による治安維持が行き届いています。カラクム砂漠が国土の85%を占めており、国民のほとんどは南部の山沿いの都市に住んでいます。首都はアシガバートで、侵略や地震によって何度も崩壊し、復興してきた歴史背景もあり、古い建物はほとんど残っていませんが、「世界一大理石の建物が多い街」としてギネスブックに登録されています。

※注意事項
・トルクメニスタンへの入国には、国籍を問わずビザが必要です。
・トランジットビザで通過する場合を除き、トルクメニスタンでの個人旅行は許可されていません。免許を持ったガイドの同行が必要となります。
・アシガバートでは写真撮影に関する厳しい規制があります。撮影の際は注意が必要です。
・一党独裁制で、事実上独裁政権です。観光客の安全は確保されていますが、敏感な話題には触れないようにしましょう。

言語:公用語はトルクメン語、ロシア語も広く通用している
時差:マイナス4時間

国土の85%が砂漠地帯であるトルクメニスタンは、壮大な景観や遺跡に知られた見所が点在しており、「ニサのパルティア時代の城塞群」「クフナ・ウルゲンチ」「国立歴史文化公園「古代メルブ」と3つの世界遺産があります。昨今、世界中の旅行者から注目を集めているのは、「地獄の門」。トルクメニスタンを訪れる旅行者のほとんどが「地獄の門」への訪問を目的としていると言われるほどです。

 

◆主な見どころ

地獄の門

画像出典:トルクメニスタン政府観光局

 

地獄の門は、1971年旧ソ連時代に天然ガスの発掘調査中に何ならかの事故が起き、地面に大きなクレーターが開いてしまいました。噴出する有毒ガスの放出を食い止めるために点火しましたところ、可燃性ガスが地下から絶え間なく吹き出るため、延々と燃え続けており、現時点ではこの天然ガスの燃焼を食い止めることは技術的にとても困難と判断されています。穴の直径は90m。消えぬまま燃え盛る炎は、まさしく地獄の窯の形相をしています。特に夜、闇の中で真っ赤に燃える地獄の門は、この世のものとは思えない位ほど印象的な光景となっています。

個人ではアクセスが困難な砂漠の中にあるため、訪れるにはツアーに参加するのが一般的です。当然周囲にホテルなど宿泊施設はありませんので、地獄の門の近くでキャンプし、テント泊となります。

 

アシガバート

1991年、ソビエト連邦の解体に伴いトルクメニスタンが独立を果たすと、アシガバートはその首都となりました。独立後、アシガバートは急速な近代化を遂げています。特徴的な白い大理石の建築物が立ち並び、統制された独特な景観は「白い街」として、訪れる人にユニークな印象を与えます。ガス資源の豊富なトルクメニスタンは莫大な資金を費やして奇妙な建築物を次々と建設しており、「世界一大理石の建物が多い街」の他にも「世界一大きい室内観覧車」「世界最大の星形建造物」「世界最長のカーペット」などのギネス記録を持っています。


世界一大きい室内観覧車「宇宙(Alem)」

画像:iStock

 

高さ47.6メートル、6人乗りのゴンドラが24個、鉄骨とガラス製の巨大な八角星形のケースで覆われた室内観覧車。室内!?と驚いてしまいます。ここから白い街を一望してみるのも面白いかもしれません。

アシガバートのメインとなるランドマークは、トルクメニスタンの永世中立国としての地位を象徴する「中立の塔」、白大理石づくりの建物が立ち並ぶ「独立公園」、「トルクメンバシ・ルヒ・モスク」などがあります。

メルブ遺跡

画像:iStock

メルブ遺跡は、砂漠のなかにある中央アジア最大の遺跡です。紀元前6世紀頃、シルクロード中継点、オアシス都市として栄華を極め、人口は100万人に達したといわれています。宗教的にも仏教、のちにイスラム教の拠点としても繁栄しました。1219年のモンゴルによる侵攻によって、一世紀以上にわたってメルブや他の都市にも没落をもたらしたとされています。現在は「国立歴史文化公園・古代メルブ」としてトルクメニスタン初の世界遺産に登録されており、トルクメニスタンでは欠かすことのできないランドマークとなっています。

 

★★★

 

日本人観光客未開の地と言われる中央アジアのスタン3カ国を駆け足で、ざっくり紹介いたしました。スタンがつく国が多く、これまで危険なイメージから渡航先の候補にも上がることはなかったのではないでしょうか。中央アジアは混沌としており、情報も少ないため、曖昧イメージになりがちですが、全てが物騒なわけではなく、見る価値のあるランドマーク、触れてみたい文化も多くあります。今回取り上げた3カ国の中では、特にウズベキスタンは、都市部は魅力が凝縮されているので、パッケージ商品も多く出ており、女性一人旅でも行きやすい国となっています。これまでのイメージを払拭して、興味を持っていただけましたら幸いです。いずれもイスラム圏ですので肌の露出を避け、スカーフの着用や宗教的施設でのマナーなど、事前に情報収集してくださいね。

 

※海外安全ホームページをご確認ください。

ウズベキスタン
カザフスタン
トルクメニスタン

 

投稿【未開の地】行きやすい中央アジア・スタン3カ国三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

【海外旅行】華麗にデビュー!ひとり旅の極意

2025年02月16日 category:特集一覧

春が近づくと、陽気に誘われ旅に出たくなります。昨今は、行きたい所にサクッとひとりで気楽に海外旅行をする方も増えてきています。相手の都合に合わせるフラストレーションもなく、ひとり旅のメリットは沢山あります。旅の極意を知って、華麗にひとり海外旅行デビューしてみませんか?

画像:iStock

 

★★★

 

ひとり旅に憧れるけれど、なかなかその一歩を踏み出せないのは、ひとりでは自信がなかったり、安全面での不安などがあるからではないでしょうか。一緒に共有できる相手がいた方がいいと感じるなら、今はタイミングではないと割り切って、またいつかの機会を待ちましょう。もしそうでないなら、次にお伝えするひとり旅のメリットをぜひ読んでみてください。


<ひとり旅のメリット>

・思い立ったが吉日。すぐに行動できる。

誰かと一緒に行こう!ということになっても、スケジュールの調整がなかなかうまくいかないことがあります。結構前から計画するか、急な予定変更で、延期、また延期ということもよくあること。ひとり旅だと、自分のタイミングで行ける気楽さがあります。


・したいこと、行きたい所、思うまま。

ひとり旅のメリットはなんと言っても、自分がしたいことを100%できること。連れがいる場合、渡航先は一致していても、やりたいこと、行きたい所など。目的の擦り合わせなどがちょっと面倒ということがあります。どちらか一方にお任せだとしても、相手も楽しめるのか重荷に感じやすいことがあります。気を使うことも、妥協も一切ないひとり旅は、思うがまま。自分の予算に合わせて行き先も宿も決めることができます。


・自分のことをもっと好きになれたり、自信がつく。

誰かに頼ることなく。自分で決めるということ、自由であるということは、責任も生まれます。知らない土地でのひとり旅が成功すると、精神的な成長を自分で認めることができます。何もかも全部自分でと無理せず、現地の人に尋ねたりする勇気を出すことも、旅の充足度を高め、自己肯定感もぐっとアップするでしょう。ひとり旅では、新しい出会いも多く、世界観が広がっていきます。一度のひとり旅で、一気にワンランク上の自分へ。今まで気づかなかった長所に気づいたり、興味や次の目標が見えてくる経験もするでしょう。

画像:iStock

 

<ひとり旅の楽しみ方>

・直感を信じる

ひとり旅では、頼れるもの、信じられるものは自分です。興味やワクワクも駆り立てられると同時に、警戒のアンテナも立っている状態。迷った時には、「こっちかも」「こうした方がいいかも」と、なんとなくでも「そんな気がする!」と、気分が良い方を選ぶようにすれば、その勘は間違いなかったということがよくあります。反対に「そっちはなんかよくない気がする」といった場合も然り。マイナス感情の時は、割り切って別の選択をしましょう。あなたの心の声が良い方向への導き手となってくれることを信じてみましょう。「ラッキー!ついてる!」ということが続くのは、自分の直感を信じた時に起こります。

 

・流れに身を任せる

上記の「直感を信じる」に通じるものがありますが、例えば、予定していた目的地がお休みだとしても、別の選択肢があることを忘れず、がっかりしてテンションを落とさないこと。予定が変わった時に、別の目的地に流れが変わったことで、とても良い経験ができることがよくあります。臨機応変に対応でき、気分をサッと変えることができることも、成長のひとつです。誰に気兼ねすることなく、その度はあなただけのもの。自由でいいのです。

・スケジュールには余裕を。

「直感を信じる」「流れに身を任せる」ということは、スケジュールに余裕を持たせておくことが大事です。今日1日で絶対に、こことここには行って、どこで何を食べるなど、ギチギチな予定を立てておくと、叶わなかった時の自分への不足感が大きくなってしまいます。スケジュールに余裕を持たせることは、心にも余裕を持つことになります。また、予め旅の手帳を作って、目的情報をストックしておくことで選択肢が広がり、時間が空いた時のアイデアが閃きます。ひとり旅の時は、無理は禁物。心に余裕があることで、目にするもの、感じることが多くなっていきます。

・人に話しかける。

ひとり旅では、意外にも出会いの機会が豊富です。飲食店や、乗り物の中で、近くにいる人から声をかけられる機会も増えます。また自分から積極的に声をかけてみることも、貴重な経験となります。同じようにひとり旅をしている人に声をかけると、意外な共通点が見つかったり、情報交換ができる場合も多くあります。日本では躊躇してしまうことも、海外ではまたとない機会と捉え、自分の中から勇気が湧いてくることも多くあります。チャンスは自分で掴む!そんな練習にもなりますね。

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・ひとりでもできることは多い。

ひとりでやってもつまらない、ひとりだから寂しい人と思われることはありません。もしそう思うなら、あなたが他人のメガネで自分を見ているだけです。誰の目も気にせず、自分で自分を楽しませることは最高です。自分に軸を置いて行動ができると自信がついて、嬉しさや楽しさは、あなたをキラキラに輝かせます。自然と人から声をかけられたりするのは、そんな時です。

現地のオプショナルツアーやワークショップに参加しても、心から楽しむことができれば、同じツアーに参加人たちと自然に感動を分かち合い、喜びを共有することもできます。また、ひとり旅の時には、撮る写真も景色や風景、建物の写真ばかりになりがちですが、ぜひ自撮りにもトライして、ワクワク体験中の自分を残してみてください。後から、輝いている自分に励まされることもあるでしょう。

・現地に関連する本を持っていく。

レストランや乗り物の中で、どうしても手持ち無沙汰、じっとしているのがもどかしい待ち時間というのはつきものです。そんな時、スマホだけに頼らず、現地や旅に関する小説や紀行本などを持っているといいでしょう。その中から、新しい情報や閃き、また今日行った場所の背景にあるものがわかり、ますます興味が湧いてくるかもしれません。

・荷物は最小限、身軽にしよう。

ワクワクする海外旅行で、おしゃれをしたい気持ちは湧き上がりますが、安全面に於いても旅先での過分なおしゃれは不要と心得ておきましょう。きれいな格好、ブランド品を持った日本人は狙われやすいものです。LCC利用の場合は、荷物の追加料金を支払うことにもなります。また、荷物は最小限に身軽にしておく事で、サッと行動ができ、体にも負担がありません。荷物のせいで行動が制限されることがないよう、「もしかしたら使うかも」と迷うものは、思い切って持っていかない選択を。

 


<ひとり旅の心得>

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・事前に情報収集

外務省の海外安全ホームページなどで、渡航先が安全であるかを必ず調べましょう。渡航情報は、その国の政府観光局や、旅行会社のHP、現地に住んでいる邦人のブログなどでも調べることができます。外務省の「たびレジ」に登録すると、滞在国の最新の安全情報などを日本語でメールで受け取れます。万が一の事故、事件、災害時には、安否確認としても利用できます。

外務省/海外安全ホームページ

たびレジ登録


・スマホにだけに頼らない

現地の通信状況や、または最悪の場合、スマホの紛失や盗難などにより、スマホを使えなくなった場合のことを考えて、現地の大使館やクレジットカード会社、海外旅行保険会社、緊急連絡先などは、スマホ以外の手帳などにメモをしておきましょう。また、事前に収集した旅の情報も、手帳をビジョンボードにすると、後から旅の記録にもなります。

また、パスポート、保険証券、航空券、ホテルや現地ツアーのバウチャーなどは、コピーを取って、分散して携帯しましょう。

・安全は自分から

貴重品の管理はしっかりと。レストランや観光施設などで、荷物を置いての場所取りや、テーブルの上にスマホを置くなど、日本では当たり前のことが、スリや置き引きのターゲットになりかねません。現地の治安情報は必ずチェックしてください。

・水や食べ物に注意

気にし過ぎると楽しめなくなる懸念もありますが、日本人のお腹には合わないものや、衛生的にどうなの?というものもありますね。チャレンジ精神が仇とならないよう、おかしいなと思ったら無理はせず、警戒心の方を優先しましょう。胃腸薬、頭痛薬など、応急的な薬を持参しておきましょう。

・夜は出歩かない

昼間の雰囲気と夜の雰囲気がガラッと変わることがあります。夕食を済ませたら、なるべく早めに宿に戻り、次の日に備えてゆっくりしたり、夕食のビュッフェが充実したホテルを選んだり、ジムやプールなどホテル内の施設を楽しむのもいいでしょう。宿泊施設によっては、ヨガや料理などのワークショップを提供していたり、ホテルが主催する夜のツアーなどがある場合もあります。事前に情報をリサーチして、宿泊プラスαも活用してみてください。

 

★★★

 

いかがでしたか?
ひとり旅は、未知の体験、未知の自分と出会う新しい扉が開かれるものです。やってみたいけど、ハードルが高いなと思う場合は、一度行ったことのある渡航先に、やり残したことを今度は一人でチェレンジするということもありです。または、現地に知り合いがいる所を訪ねてみるのはいかがでしょうか?四六時中、知り合いが付き添ってくれる訳ではないので、隙間時間をひとりで行動するということでも、未知の体験はできるでしょう。無理なく、あなたの心がワクワクに向かったら、それがタイミングです。

 

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掘り出し物を見つけよう!ヨーロッパの蚤の市 6選

2025年01月25日 category:ヨーロッパ | 特集一覧

ヨーロッパ旅行の際、日程に土日が含まれている時、日本と違ってお店が閉まっていることに困ったことはありませんか?そんな時は、どこかで蚤の市が開かれていないか調べてみましょう。ネットで何でも買えてしまう今日ですが、蚤の市では、手に入りにくいヴィンテージものや、一目惚れしてしまうようなグッズとの出会いがあります。今回は、蚤の市が盛んなヨーロッパから、厳選6ヶ所を紹介いたします。

 

画像:iStock

 

★★★

 

<フランス>

蚤の市といえばパリ!旅の目的のひとつとして、パリへの旅行を考える方もいるでしょう。パリには3大蚤の市があり、世界中からまだ見ぬお宝探しの観光客が訪れることでも有名です。毎週末どこかで開催されていますので、パリに渡航される方は土日も旅程に含めてみるといいでしょう。

 

サントゥアン蚤の市
(クリニャンクール)

日本では「クリニャンクール」という名前で知られていることが多いですが、フランスではサントゥアン蚤の市と呼ばれています。サントゥアン蚤の市は、世界最大級の蚤の市と言われ、その広さは7ヘクタール。区画整備された12ヶ所の屋内マルシェと5つのストリートマーケットで構成されていて、世界中から、観光客、プロのバイヤーやコレクターも訪れる所です。

観光客でも楽しめる可愛い日用雑貨、古着、レコードなどサブカルチャー的お宝の発見から、家具・シャンデリアなどの調度品、銀食器、クリスタルグラス、宝飾品、古美術など、本格的な骨董の品々も豊富で、プロフェッショナル専用エリアもあります。懐かしいもの、珍しいもの、希少価値のあるものなど、見て歩くだけでワクワクする世界が広がります。特に、アンティークカトラリーやオールドバカラなどをお探しの場合は、数、種類よく揃ったサン トゥアン蚤の市がおすすめです。すべて見てまわるには、1日かかりますので、興味のあるエリアを予め決めておいて、効率よく回りましょう。

クリニャンクールは、混雑に紛れてスリが多い場所としても有名ですので、バッグの持ち方に気をつけたり、貴重品の管理には十分気をつけ、警戒心は緩めないようにしましょう。また、付近には物売りも多く、偽ブランド品を売りつける店もあります。高級ブランド品を身につけたり、きれい目ファッションなどは、狙われやすいので、十分に注意してください。

画像イメージ:iStock

サン・トゥアンの蚤の市(Marché aux Puces de Paris Saint-Ouen)

所在地 :124 Rue des Rosiers, 93400 Saint Ouen, France
営業時間 : 土 : 9:00 – 18:00、日 : 10:00 – 18:00、月 : 11:00 – 17:00(変更の可能性あり)
最寄メトロ:Porte de Clignancourt(ポルト・ドゥ・クリニャンクール)

 

 

ヴァンヴ蚤の市

パリ3大蚤の市の中では小規模なものとなりますが、パリ中心地からもアクセスがよく、300〜450軒ほどが出店しています。食器やカトラリーなどのテーブル周りから、古着やレコード、ガラクタに見えるものまで、ガレージセールのように敷居も低く、老若男女が楽しめる蚤の市となっています。治安も比較的よく、観光地化されているので、初心者におすすめの蚤の市です。開催時間の7時に行っても、準備中であったり、出店者が到着していないことも多く、逆にお昼を回ると早仕舞いする店も出てくるので、9〜12時くらいが一番楽しめる時間と心得ておいてください。

ヴァンブ蚤の市 (Marchéaux puces Vanves)

所在地 : Angle avenue Georges-Lafenestre et avnue Marc-Sangnier 75014 Paris
開催日 : 毎週土曜日と日曜日 午前7時 – 午後2時00分頃
最寄メトロ:メトロ13号線Porte de Vanves駅

 

 

モントルイユ蚤の市

パリとモントルイユを結ぶ環状道路の端にあるポルト・ド・モントルイユの蚤の市は、1885年から続く歴史ある蚤の市です。週末には約20万人も訪れるという人気ぶり。本物のアンティークやヴィンテージものを本気で求める人々にも人気のマーケットです。

モントルイユ蚤の市は、古着にしても、ハイブランドのアイテムが見つかることも多く、ファッション系の掘り出し物にも期待ができます。もちろん、アンティークのガラス製品、キッチン用品など、ガラクタのようなものまで多種多様な商品が並んでいます。おもしろいジャンク品や奇妙な品など、一期一会の出会いで一目惚れのモノと出会うかもしれません。連れて帰るかどうか迷うのも楽しいし、値切って交渉する体験も良い思い出になるでしょう。夢中になりすぎて、周囲への警戒を怠らず、スリには十分注意しましょう。

 

出展:Marché aux Puces de Montreuil


マルシェ・オ・ピュース・ド・モントルイユ / Marché aux Puces de Montreuil

所在地 : Avenue du Professeur André Lemierre, 75020 Paris, France
開催日 : 土曜日〜月曜日 7:00 〜19:30
最寄メトロ:地下鉄9号線Porte de Montreuil駅
ウェブサイト:https://www.lespuces-portedemontreuil.com/

 

 

<イギリス>

ポートベロー・マーケット

映画「ノッティングヒルの恋人」で有名になったポートベローマーケットは、ロンドン西部、高級住宅街の近くにあり、道沿いに並ぶ出店(ストール)の距離は2kmにも及び、こちらも世界最大級の蚤の市と言われています。ロード沿いの通常ショップは、日曜日や平日も営業していますが、「蚤の市!」で賑わいのは、金・土曜日です。アンティーク、骨董が出展する土曜日は大人気。多くの人出に合わせ、ストリートパフォーマンスや屋台でも賑わい、まるでお祭りのよう!蚤の市の楽しさを一層味わえるでしょう。古着好きの方は、金曜日に合わせて訪ねてみましょう。パリと違って、日曜日は開催していないので、注意してください。お気に入りを掘り出すのも楽しいですが、映画のロケ地での記念撮影もお忘れなく。

 

出展:PORTOBELLO MARKET

ポートベロー・ロード・マーケット(portobello market)

所在地:Portobello Road, London W11
開催日:蚤の市は金・土 10:00〜17:00 
最寄駅:ノッティングヒルゲート駅(Notting Hill Gate Staion)
ウェブサイト:https://visitportobello.com/

 

<オーストリア>

ナッシュマルクトの蚤の市

世界各国料理のレストランとフレッシュな食材を扱う市場で知られる「ナッシュマルクト」。ここに隣接し、毎週土曜日に開催される蚤の市は、ウイーン名物と言ってもいいほど大人気!週末定番のアクティビティとして、地元民にも愛され大勢の人で賑わいます。多い時には、なんと1万5000人の人出になるのだとか。ナッシュマルクトの歴史は長く、なんと1820年から!かつて帝国として君臨したハプスブルク家時代の希少なアンティークも見つかるかもしれません。
衣食住全て揃った大規模な蚤の市で、歴史と品格の御用達ブランドのヴィンテージを探したり、素朴ながら味わいある東欧のかわいいモノ探しもワクワクするでしょう。疲れたらカフェテラスでひと息つきながら、賑わうマーケットを眺めてもいいし、買い物が終わったら、収穫物を手にした満足感を乾杯で祝うのも楽しそうです。

 

画像:iStock

 

ナッシュマルクトの蚤の市 (Flohmarkt am Naschmarkt)

所在地:Kettenbrückengasse, 1060 Vienna
開催日:毎週土曜日 6:30 〜15:00(変動の可能性があります)
最寄駅:Kettenbrückengasse駅(U4)

 

<イタリア>

ポルタ・ポルテーゼ

ポルタポルテーゼの蚤の市は、ローマで最も人気があり、スタンドの数1000を超えると言いますから、ヨーロッパでも最大級規模の蚤の市として発展してきました。ですが、どこからそんな物盗んできたの?と言いたくなるよな怪しげなもの、不思議なものも並び、さらにはスリも横行することから、別名「泥棒市」とも呼ばれています。それでも、あらゆる時代の本格的な骨董から、家具家電、日用品、衣類、サッカーチームの希少グッズまで、なかなかの掘り出し物や一点物なども見つかるので、必ずお気に入りのモノと出会えるでしょう。ポルタ・ポルテーゼとは、大きな門の名前で、ガイドブックなどはありませんが、大まかなセクションに分かれているようです。毎週日曜日、早朝からお昼過ぎまで開催していますので、ローマ旅行の際は、よくリサーチしてお出かけください。

画像:iStock

ポルタ・ポルテーゼの蚤の市(Porta Portese)

所在地:Piazza di Porta Portese, 00153 Roma RM, Italy
開催日:毎週日曜日 7:00〜14:00(変動する可能性があります)
最寄駅:地下鉄 Circo Massimo駅またはPiramide駅(地下鉄B)トラム8番
バス:3NAV, 170, 75, 23, H, 44

 

<蚤の市で気をつけること>

◆スリ、置き引きに注意

人で混み合う蚤の市は、スリや物売りなど警戒すべきことも多くあります。探し物に夢中になったり、両手が塞がった時や、支払い時に持っていた荷物を床に置いたり。しっかり警戒しているつもりでも、スリの手口は多様であっという間です。グルになっていることや、子供を使ってくることもあります。貴重品の持ち運びの際は、服の下に身につけるセキュリティーバッグを利用するなど工夫しましょう。

◆現金を用意する必要がある

蚤の市では、個人のベンダーも多いため、クレジットカードや電子マネーは使えない場合も多く、どうしても現金が必要です。チープなものを買って、大きいお札では嫌がられることもあります。あらかじめ小さいお金に両替しておきましょう。現金を持ち歩くときには、上記のようにスリ対策を怠らないようにしましょう。

◆値段交渉をしてみましょう

値切り交渉も蚤の市の醍醐味のひとつ。言葉が通じなくても、ゼスチャーや電卓で数字を見せたりすると、なんとかコミュニケーションは取れるものです。気持ちの良い取引ができるよう、目があったら現地の言葉で「こんにちは」「ありがとう」くらいの言葉が言えたらいいですね。商品は、「見てもいいですか?」「触っていいですか?」など声をかけるのもマナーのひとつ。口角を上げて笑顔を見せるなど、フレンドリーな姿勢で交渉に臨んでみましょう。

◆エコバッグを持参しよう

蚤の市では基本的にはサービスの袋はありません。袋だけでなく、ガラス物や陶器を包む緩衝材も十分に用意されていない場合があります。ガラスや陶器など、数揃えて目的買いの場合は、緩衝材も用意しましょう。日本に持ち帰る時も、ハンドキャリーにするのか、預け荷物にするのか?または郵便などで送るか?など、梱包方法も考えておきましょう。

 

いかがでしたか?今回紹介しただけでなく、ヨーロッパ各地に蚤の市はあります。特に夜が明るく日が長い夏は、開催が増えたり、規模も大きくなります。どの蚤の市でも、上記の注意事項を参考に、安全に楽しんでください。これ!!と思える素敵な出会いがありますように。

 

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憧れの列車の旅【世界の豪華観光列車5選】

2024年12月25日 category:特集一覧

走る5つ星ホテルと言っても過言ではない豪華観光列車。昨今の旅行のトレンドとなっています。ペースを落とした非日常体験や環境意識への高さもトレンドの理由となっているようです。日本でも米旅行雑誌で3年連続「世界一の列車」に選ばれた「ななつ星in九州」をはじめ、「瑞風」「四季島」など、超豪華列車が人気を博しています。世界には、国を跨いで走る豪華観光列車があり、歴史を感じる重厚な豪華さや超一流のホスピタリティなど、各社競うように多種多様なアトラクションが提供されています。一生に一度は味わってみたい贅沢体験への憧れは尽きぬばかり。その豪華さを少し覗いてみましょう。

画像:iStock

 

★★★

 

<イギリス>

ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス

豪華列車と言えば、誰もが思い浮かべるオリエント急行。1934年アガサ・クリスティの名著「オリエント急行の殺人」で世界にその名を知られるようになりました。第二次世界大戦後、航空機など高速輸送機関の台頭により当時のオリエント急行は1977年に撤退しますが、1982年アメリカ人実業家ジェームス・B・シャーウッドがかつての車両を購入し修復し、ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレスとして復活しました。ロンドンからベニスを走り、世界中の人々を魅了しています。

ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレスは、19世紀の雰囲気漂う上質でエレガントな車内は、どこを切り取ってもラグジュアリー。贅沢な装飾の中で、磨かれたクリスタルグラスや銀食器、真っ白なテーブルクロスを目の当たりにすると、背筋がピン!となるような緊張感と高揚感に包まれるでしょう。非の打ちどころの無いお料理、バー車両、行き届いた一流のサービスなど、たっぷりと紳士淑女の世界に身を置いてみましょう。

 

 

<イギリス>

ベルモンド・ブリティッシュ・プルマン

ベルモンド・ブリティッシュ・プルマンはロンドンを拠点にイギリス本島を爽快に走る豪華列車で、上記にご紹介したベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレスの姉妹列車になります。プルマンは、通称「動く宮殿」と呼ばれるほど、細部にこだわった内部の装飾は見飽きることなく美しく、かつて華やかりし大英帝国の華やかな世界が広がります。クラッシックでラグジュアリーなインテリアは、まるでダウントン・アビーの世界!

こちらの特徴は、日帰り列車であること。豪華さ優雅さはそのままに、ランチトリップ、ディナートリップを。行きはランチ、帰りはアフタヌーンティーという楽しみ方もあります。イギリスの長閑な風景が車窓に流れ行くのを見ながら、一流の料理とサービスを楽しみましょう。ブリティッシュ・プルマンでは、バレンタインデーや母の日、英国の祝祭日において特別メニューや小さな贈り物、サプライズなども用意され、旅の思い出をより忘れられないスペシャルデーも用意されています。

 

 

<南アフリカ>

ロボスレイル

ロボスレイルは、南アフリカを走る豪華寝台列車です。運行を開始して30年近くになり、ナミビア、ボツワナ、タンザニアなどの国々を駆け抜けます。1920年代製のクラシカルな車両は、シャワーやトイレのついたロイヤルスイート、ダイニングカー、展望車両もあり、インテリアはもちろんゴージャスでエレガント。世界でも屈指の豪華さを誇り、世界中の鉄道愛好家や贅沢な体験をしたい人たちへ充足した時間を提供しています。南アフリカの雄大な自然、インカの遺跡での観光、そしてクルーガー国立公園では、多種多様な野生動物や植物を見るなど、豪華なだけでなく、未知の体験が満載であることも特徴です。

 

 

<カナダ>

ロッキーマウンテニア

一流の食事と共に、壮大な自然と野生動物を眺める快適な旅を実現しているのが、ロッキーマウンテニアです。バンクーバーからバンフまでを結ぶルートで、素晴らしいパノラマビューを楽しめるよう、ドーム型になった2階建車両が特徴です。ロッキーの山々が最も美しくなる夏シーズンのみの運行で、通常、貨物列車しか運行していない特別ルートを走るため、手付かずのカナダの大自然を目の当たりにする貴重な体験となります。

ロッキーマウンテニアには、ゴールドリーフとシルバーリーフと2つのクラスがあり、ドーム型の展望車両を満喫できるのは、ゴールドリーフクラス。乗車口では、レッドカーペットに出迎えられセレブな気分に。高い場所から眺める景色は格別なものとなります。ロッキーマウンテニアは寝台車両ではないため、中間のカムループス、ケネルのホテルに泊まることになりますが、一度列車から降りるので、その分ゆったり疲れを癒すことができます。

 

 

<インド>

マハラジャ・エクスプレス

インドは世界屈指の鉄道網を誇ります。ですが、はみ出すほどの人を乗せた列車という驚異のイメージが強いと思われます。そんな中、インドが国を挙げて推進する豪華列車がマハラジャ・エクスプレスです。2010年に運行を開始したマハラジャ・エクスプレスは、まるで走る宮殿と謳われるように、内装も見事な豪華さ。かつてのマハラジャの個人車両は、リデザインされ、優雅さと華美さはそのままに現代に復活しました。かの時代へのノスタルジーと共に、車窓からは、人々の暮らしや文化、夕暮れのガンジス川など各都市の風景を。マハラジャ気分でインドの魅力にたっぷりと浸り、エキゾチックな旅情を楽しめるでしょう。

 

 

いかがでしたか?世界にはここに紹介しきれないほど、豪華観光列車が走ります。オーストラリアにはダーウィンからアデレードまで走る「ザ・ガン」、南米には、インカ帝国の首都だったクスコから白亜の街アレキパまでを走行する「ベルモンド・アンデアン・エクスプローラー」があったり、シベリア鉄道も古くから憧れの長距離列車として有名です。

時間をかけて優雅な旅をするというのは、一生に何度も機会が訪れるわけではありませんが、変わる景色をゆっくり眺め、「旅」そのものを感じる数日は、かけがえのない体験となります。何かの記念日に合わせ、じっくり計画を立ててみてはいかがでしょうか。いつか必ずと思えたなら、あなたは、もうすでにプラットホームに立っています。

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【スモール・ラグジュアリー】居心地のいい隠れ家ホテル

2024年11月18日 category:特集一覧

慌ただしく日々は過ぎ、今年も残すところ1ヶ月。心身ともに疲れた時には「静かな隠れ家のような所でのんびりしたい。」と自分を労わり癒したくなることでしょう。今、旅行ファンの間で注目を集めているのが「スモール・ラグジュアリー」。小規模でありながらセンス良く洗練されているホテルに滞在することです。都会の喧騒を逃れ、静かな場所にある隠れ家で、至高の時間を過ごせるなんて夢のよう。スモール・ラグジュアリーの魅力は、限られた人だけの時間と空間を味わうこと。パーソナルなきめ細かいホスピタリティも至福のひと時を演出します。今回の特集は、世界各地のスモール・ラグジュアリー・ホテルをご紹介します。

画像:iStock

★★★

 

スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(SLH)は、世界70カ国以上にある500軒を超える独立系の小規模かつ高級なホテルで構成されたホテルブランドです。プライベートアイランド、ヨーロッパの古城、特別なデスティネーションから、都心まで、各地の特徴を活かしながら、優雅さを楽しむことができる個性豊かなホテルが加盟しています。今回は、その中から厳選して4ヶ所をご紹介します。

 

ストーフィヨルド ホテル(ノルウェー・フィヨルド地方/スコジェ)

画像:Storfjord Hotel

ストーフィヨルドホテルは、ノルウェーのオーレスン国際空港から車で約40分。伝統的なノルウェーの木造住宅が特徴的で、インテリアは、北欧の伝統とモダンを融合させた落ち着きあるものでまとめられています。シンプルでスタイリッシュな空間は、優雅さを讃える波が押し寄せてくるようです。ここに滞在すると、シンプルであることが何よりも落ち着くということに気づけるでしょう。

 

画像:トリップアドバザー

ここでのアクティビティは、ハイキングやカヤック、そして冬には真っ白い雪景色に囲まれたスキーなどのウインタースポーツを楽しむことができます。エンジョイした後は、森を眺めながらのサウナやジャグジーなどでトリートメントを。

深いノルウエーの森と切り裂かれたフィヨルドの大自然の中に身を置くと、時間の概念を忘れ非日常の異空間を感じるかもしれません。

ストーフィヨルド ホテル
Storfjord Hotel

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ジーダス バリ ヘルス アンド ウェルネス リゾート(バリ島・ウブド)

画像:Gdas Bali Health And Wellness Resort

 

アユン川の渓谷やライステラスの緑豊かな田園風景、鬱蒼とした熱帯雨林のジャングルなど、心潤う景色と共に、絶えずそばにある神秘性から、癒しといえばバリ島のウブドが思いつく人は多いでしょう。ここにはリーズナブルなホテルから世界屈指のラグジュアリーホテルまでが勢揃い。提供される設備やホスピタリティのクオリティの高さは、有名です。

その中にあって、SLHに加盟しているのは、こちらのジーダス バリ ヘルス アンド ウェルネス リゾート。健康とウェルネスの向上を目的とし、ホリスティックなアプローチでの癒しを提供しています。

画像:Gdas Bali Health And Wellness Resort

2023年にオープンしたジーダス バリ ヘルス アンド ウェルネス リゾートは、穏やかな自然の中に溶け込み、ゲスト一人ひとりに合わせた、心の平静、デトックス、質の高い睡眠、健康的な食事など、体の調和を提案する完全なリトリート施設となっています。ゆっくりと流れる時間の中に身を委ね、客観的にそして内側から健やかに生まれ変わることに集中し、新たな自分を目覚めさせる体験が可能です。

ジーダス バリ ヘルス アンド ウェルネス リゾート
Gdas Bali Health And Wellness Resort

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アリマ ホテル&スパ(スペイン・サンセバスチャン)

 

画像:トリップアドバイザー

サン セバスティアンは、スペインの山岳地帯、バスク自治州にあるリゾートタウンで、美食の街としても有名です。アリマ ホテル&スパは、世界中から観光客が訪れる風光明媚なサンセバスティアンの中心部にも車で約20分とアクセスしやすいロケーションに位置し、人里離れた豊かなミラモンの森の中に佇んでいます。自然な光が差し込む大きな窓、天然素材で作られた家具やウッドフロアは優しい雰囲気を醸し出し、心に潤いを与えるひと時を邪魔することがありません。

画像:トリップアドバイザー

ヨーロッパのサスティナビリティとミニマリズムを堪能しつつ、ソルトセラビーなど美容のための複数のトリートを受けてはいかがでしょうか。街を探索すればバスク地方の料理の数々が並ぶレストランを梯子して美食に興じ、静と動、異なるエネルギーで巡らせる特別な滞在は、日常に戻ってもメリハリのある活力を与えてくれるでしょう。

アリマ ホテル&スパ(スペイン・サンセバスチャン)
Arima Hotel & Spa

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ガンテ ロッジ(ブータン・ガンテ)

 

画像:トリップアドバイザー


世界一幸せな国といわれるブータン。手つかずの自然や伝統文化が色濃く残り、素朴でありながら。国民ひとりひとりが心豊かに暮らしているイメージがありますが、昨今、富裕層をターゲットにした観光立国としても注目を集めています。ブータンを訪ねるには、これまでは旅行会社を通して、ガイドや宿泊も含まれたツアーを予約することが原則でしたが、大きく舵を切って、そのルールを廃止。代わりに「観光税」を支払い、観光客はホテルやガイド、食費などは、個別に支払うことになりました。それによって、旅の自由度と共に、滞在するクオリティも格段に向上しています。(※現地ガイドの同行は必須)

そんな質の高い時間とおもてなしを実現するブータンにあるスモールラグジュアリーのひとつが、ガンテロッジです。「ヒマラヤの隠れ家」とも称されるガンテロッジは、数々の受賞歴も誇る5つ星のラグジュアリーなロッジです。

神秘的なガンテ渓谷を見下ろす雄大な景色の中で、点在する農家の風景はダイナミックであり牧歌的。素朴な人々の営みに触れ、自然の中でありのままでいる姿に、本来の還る場所を想起させるような魂の旅となることは間違いないでしょう。トレッキングや伝統的な農家体験を楽しんだ後、ロッジに戻れば、暖炉の炎が心地よくはぜ、心地良くソファに身を沈めることができるでしょう。
自然、ウェルネス、スピリチュアル、食事、文化の5つに焦点を当てたこの土地ならではのアクティビティ全てが、未知の世界に誘います。

 

画像:トリップアドバイザー

 

ガンテ ロッジ(ブータン・ガンテ)
Gangtey Lodge Bhutan

トリップアドバイザーでの口コミはこちら

 

もっと詳しく!
世界中のスモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(SLH)については公式サイトをご覧ください。⇨こちら

投稿【スモール・ラグジュアリー】居心地のいい隠れ家ホテル三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

「知らなかった」「うっかり」では済まない海外でのルール【罰金事例】

2024年10月25日 category:特集一覧

年末年始の休暇に海外旅行を検討中の方も多いと思います。日常を忘れ、羽を伸ばしワクワクを楽しむ海外旅行は、心身ともにリセットの良い機会です。ですが、渡航先の国では日本では普通にやっている行為が、マナー違反になったり、よりによっては罰則という厳しいルールとなっている場合もあります。「知らなかった。」では済まされない事態とならないよう、今回は、世界のあんなルール、こんなルールをご紹介します。

 

画像:iStock

 

★★★

 

マナーやルールというのは、その国の文化的背景や宗教的理由と密接につながっている場合が多いものです。国によって人々の価値観や秩序、大切にしているものが違うということは大いにあります。海外旅行を決めたら、渡航先の情報をあらかじめ収集しておきましょう。私たちの常識や感覚とは違っていても受け入れ、訪問する国や地域へのリスペクトを忘れずにいれば、大事には至らないはずです。

 

◆「Fine City」シンガポール

画像:iStock

 

 

シンガポールは、世界的にも公共の場でのルールが色々あり、罰則が厳しいと知られています。「Fine City」と呼ばれるシンガポールでは、多民族・多宗教国家の秩序を維持するために厳しい罰金制度が導入されており、さまざまな行為が罰則の対象となっています。旅行会社やガイドブックでも注意を促していますが、滞在中「うっかり」ということがないよう今一度確認しておきましょう。以下は大まかなものです。

 

・ガムの所持や持ち込み
罰金10,000SGD(約100万円)
※所持していたら、入国できません。

・ごみのポイ捨て
罰金 初回2,000SGD(約20万円)、2回目4,000ドル(約40万円)、3回目以降は10,000ドル(約100万円)

・公共交通機関内での飲食
罰金500SGD(約5万円)
※ドリアンの持ち込み禁止

・公共の場での飲酒
公共の場で午後10時30分から午前7時までの飲酒が禁止されています。コンビニなどでもお酒を買うことはできません。許可を得ているレストランやバーでは、この時間帯でも飲酒が可能となります。
違反した場合の罰金1,000SGD(約10万円)

・公共の場での喫煙
所定の喫煙エリア以外で喫煙した場合、200SGDまたは最高1,000SGDの罰金

・横断歩道以外の道路横切り
シンガポールでは決められた横断歩道から50メートル以内で道路を横切る渡る行為を「違法横断(Jaywalking)」と言って、初犯の罰金は50SGDですが、再犯は1,000SGDの罰金と3カ月の禁固刑、最大5000SGDの罰金となります。

・他にもこんな罰則があります!
野鳥への餌やり→罰金1,000SGD(約10万円)
公衆トイレで水を流さないこと→罰金1,000SGD(約10万円)
路上での泥酔→罰金1,000SGD(約10万円)
蚊を発生させる環境をつくること→罰金10,000SGD(約100万円)

 

◆ホノルル・歩きスマホ禁止!

 

画像:iStock

 

旅行中は、地図アプリを見ながら歩くこともありますが、ハワイ州ホノルル市では、道路横断中の「歩きスマホ」が禁止されています。スマホだけでなく、タブレット、ノートパソコン、ゲーム機器、デジタルカメラも罰則の対象となりますので、動画撮影しながら歩くなども注意が必要です。

アメリカ・ホノルル 
歩きスマホの罰金は、初回が35ドル、1年以内に2回目で35~75ドル、3回目で75~99ドルです。日本円に換算すると、約1650円から10890円(1ドル110円の場合)となります。

アメリカ・ニュージャージー
罰金は約1万円です。

 

◆イタリア・スペイン広場でジェラートを食べると罰金。

画像:iStock

 

映画「ローマの休日」で一躍有名になったスペイン広場では、映画を真似てジェラートを食べる人が急増し、文化財を守る意味から罰金を設けています。かつてはOKだったことが、今はNGになっています。警察に見つかった場合は、約7万円の罰金となります。インスタ映えを狙ったり、思い出づくりが高くついてしまいますので注意しましょう。

 

◆持込み禁止が多いオーストラリア

画像:iStock

 

オーストラリアでは、動植物の保護と環境を維持するために、厳しい持ち込み制限ルールがあることでも有名です。入国時には、食品や動植物製品、医薬品といった、多くの物品の持ち込みが制限されています。特に食品には品目ごとに厳しい規定があり注意が必要です。

詳しくはこちら↓
在日オーストラリア大使館

 

◆イギリスの地下鉄・乗り越しに注意

画像:iStock

 

ロンドンでは乗り越し清算は認められていません。日本では改札の際、運賃が足りなくても降りる時に精算すれば済みますが、ロンドンで同じことをやると約2万円の罰金となってしまいます。ロンドンでは、乗り放題乗車券「Travel card」を購入したほうが便利です。

 


◆撮影に関してのNG

画像:iStock

 

ヒンズー教の寺院、イスラム教のモスク、教会など、宗教的建物内の撮影は禁止されている所は多いです。禁則に触れると罰金、禁固、フィルム・カメラ没収等になる場合があるので注意が必要です。
宗教的儀式や、イスラム圏内で女性を撮影することはタブーとされています。
(※上記画像、タイのエメラルド寺院は、本堂内の撮影が禁止されています)

オーストラリア・メルボルンでは、デパートや店内の撮影は禁止されています。その他、香港やオーストラリア、ネパール、エジブト、バングラディッシュなど多くの国で人を無断で写真撮影することはNGとされています。ニューカレドニアでは、個人の家屋を撮影するにも本人からの許可が必要です。景色を撮影した際に、人物が写り込んでいてもNGとなる場合がありますので、ひと言断ってから撮影しましょう。

また、撮影時にピースサインでポーズをとる日本人は大変多いですが、イギリスやオーストラリア、ギリシャでは“ピースサイン”は、相手を侮辱する意味となります。何気ないハンドサインが、国や地域によっては意味が違っていたり、不快なものとなってしまうこととなりますので、気をつけましょう。

 

◆罰金はなくともマナーに反したり、NG行為はある

例えば、イスラム教、ヒンズー教では左手は不浄の手とされています。左手でものを食べたり、左手でのものの受け渡しはNGです。また、いずれも頭は神聖なものとされているので、かわいいからといって子供の頭を撫でたりするのはタブーです。

ヨーロッパでは、熱いものを食べる時「フーフー」して食べることは、みっともない行為としてタブー視されます。これは無意識にやってしまいがちなので、覚えておきましょう(日本のようにアツアツ状態で提供されることはほとんどないでしょう)。

 

いかがでしたか?
世界は広し、郷にいれば郷に従え、その国や地域のマナー、ルール、タブーを知ることも海外文化に触れるということです。逆にその国の文化風習に興味を持つきっかけになったり、外から日本を知る機会にもなります。海外旅行では日本での「当たり前」は置いていき、ポジティブに捉えてお出かけくださいね。

 

投稿「知らなかった」「うっかり」では済まない海外でのルール【罰金事例】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

どこで何をする?体験してみたい現地ツアー【レアなものからカオスまで】

2024年09月23日 category:特集一覧

次の海外旅行、行き先、やりたいことはお決まりですか?長期に計画を立てて、憧れの国に行くのもいいし、お休みや週末を利用して、気分転換に弾丸2泊4日の近場というのもありでしょう。旅の目的は色々ですが、今回はレアなものからカオスまで未知の体験のあれこれを提案します。ピン!と来たら、迷わずGO!ぜひ次回の旅のインスピレーションにしてみてください。

★★★

 

オプショナルツアーで活用したいのが、kkdayとklookです。格安で利用できたり、事前予約することで、入場制限やチケット入手の手間を省くことができます。オプショナルツアーから渡航先を決めるというのもあり。どんな体験があるかぜひチェックしてみてくださいね。
※記載している価格は、2024年9月現在のものです。変動する可能性がありますので、各自ご確認ください。

 

*動物たちに会いに行く

オーストラリア(メルボルン)

メルボルン発 ペンギンパレード&オージーアニマルが見られる フィリップ島日帰り観光ツアー予約 野生生物保護公園訪問付き(オーストラリア・1日ツアー)

画像出典:kkday

 

世界で1番小さいペンギンたちのかわいいパレード見学&オーストラリアの動物たちにたっぷり会えるフィリップ島への日帰りツアーです。コアラやカンガルーに出会えるムーンリット サンクチュアリ野生生物保護公園、オーストラリア最大級のオットセイの群れが見られるノビーズセンター、96のカラフルな小屋が立ち並ぶブライトンビーチにも立ち寄る充実の内容。フォトジェニックなスポット目白押しで、ワクワク充実した1日が過ごせそう!

  • kkday
    (2024.9月現在 14,561円)
  •  

    画像:iStock

     

    *宇宙を感じて異次元体験

    ハワイ(ハワイ島)

    マウナケア 天体観察ツアー(ワイコロアorヒロ発)

    画像:iStock

     

    息をのむような夕日の景色から刻々と宇宙そのものを感じる夜空へ。時間や時空を忘れ、魔法のような世界を体験する天体観測は一生の思い出となるでしょう。海抜約4,205mにそびえるマウナケアは、ハワイ州の最高峰。マウナケアの頂上には、世界最大の天文台があり、あまりの星空の美しさから「宇宙に一番近い場所」と言われています。遮るもののない夜空を眺め、壮大な星々の世界へと誘われると価値観を変える体験となること間違いないでしょう。

 

klook
(2024.9月現在 30,922円)

 

画像:iStock

 

 

*極限の中で異文化に触れる

ノルウェー(トロムソ)

15分間のトナカイそりでサーミ文化を体験

画像:iStock

 

トロムソはノルウェーの北極圏内にある街。冬は極夜で、夏は白夜となり、オーロラが見える所としても知られています。北欧のパリとも呼ばれる美しいトロムソへ出かけたら、トナカイと戯れ、「サーミ」の文化に触れるレアな体験はいかがでしょうか。トロムソ中心部からトナカイソリを体験できるキャンプまでは車で25分(送迎あり)。トナカイが引くソリに乗って、渓谷や海岸沿いを約 10 ~ 15 分ほど走り、その後は、300 頭の雄大なトナカイに餌をあげたり、投げ縄の体験もできます。一日の終わりには、「ガメ」(伝統的なサーミ人の小屋)でくつろぎながら、火で調理した温かい伝統的な食事を楽しみ、サーミ人の歴史、物語、そして「ジョイキング」(伝統的な民謡)を聴く機会に触れることができます。異文化に触れ、白い原野の中でトナカイたちの白い吐息に包まれた時、あなたは何を思い感じるでしょうか。

kkday
(2024.9月現在 20,399円)

 

*壮大な景色の一部になる

トルコ(カッパドキア)

熱気球ツアー(カッパドキア)

画像:iStock

 

トルコに行くなら是非体験したいのが熱気球ツアーです。カッパドキアは、「妖精の煙突」と呼ばれる奇妙で独特な形をした岩で知られた世界遺産。トルコ屈指の観光スポットでもあり、世界中からこの不思議な光景を見に観光客が集まります。ここへ来たなら、朝日と共に見る熱気球体験は外せません。100機もの色とりどりの気球たちが、美しい朝日に照らされながら奇跡群の上をふんわりと浮かぶ光景を自分自身も上空から眺め、壮大な景色の一部となるのです。たとえ高所恐怖症でも、その恐怖を超え、ワクワクの未知の体験となるでしょう。

klook
(2024.9月現在 17,555円)

 

*カオスに飲み込まれる

タイ(アユタヤ)

【1名から催行】インスタ映え満載観光ツアー・アユタヤ遺跡+ダムヌンサドゥアック水上マーケット+メークロン市場 1日ツアー<日本語ガイド・小舟体験・ホテルお迎え・ランチ付き>

・ダムヌンサドゥアック水上マーケット
網目状に張り巡らされた運河の水上マーケット。菓子、日用品、みやげ雑貨などを次々に売りにくる小舟が行き交い、活気あふれる光景はタイならでは。ここでは小舟体験をしながら、雰囲気を楽しみます。

画像:iStock

・メークロン市場(線路市場)
線路を取り囲むように広がる市場は、目の前すれすれ数センチを列車が過ぎるという驚愕、想像以上の光景!大人気の名物市場を体験します。

画像:iStock

ダムヌンサドゥアック水上マーケットもメークロン市場(線路市場)も絶対に日本ではお目にかかることのない光景。カオスの渦に飲まれる異文化体験はいかがですか?
その他、このツアーではワット・プラシーサンペット(世界遺産)、ワット・マハタート(世界遺産)、ワット・ロカヤスタを巡り、ランチも送迎もついて盛り沢山なツアーです。日本語ガイドがつくことも安心ですね。

kkday
(2024.9月現在 11340円)

 

*映えを狙う

ベトナム(ダナン)

バナヒルズ & ゴールデンブリッジ 日帰りツアー

画像:iStock

 

ダナン市内から約1時間のサンワールド・バーナーヒルズは、海抜1,487メートルの高さにある天空のテーマパーク。フレンチビレッジ、ファンタジーパーク、植物園、ショッピングスポット、ホテルなどが集まった一大観光スポットなのです。ギネスに認定された世界最長かつ最高地点のケーブルカーで山頂を目指したその先は、この世のものとは思えない自然の景観から「地上の楽園」とも言われています。中でも2018年に登場した「ゴールデンブリッジ」は、まるで神様が金色の糸を持っているように見えることから「神の手」と呼ばれ、インスタ映えのスポットとして話題になり、世界中から多くの観光客が訪れています。

ベトナムのダナンは、リゾート地として知られています。世界遺産の街フエや古都ホイアンも車で1時間ほど。ホーチミンやハノイは行ったことあるけれど、ダナンはまだという方におすすめです。

klook
(2024.9月現在 7381円)

 

★★★

旅のインスピレーションは見つかりましたか?ご紹介したのは、ほんの一例です。ダイナミックな大自然の中に身を置くことや、スピチュアルな巡礼の旅、料理やヨガなど学びながらウェルネスを意識した旅など、みなさまの心が躍り、ワクワクするような目的を見つけてみてくださいね。未知のエクスペリエンスが待っています!

投稿どこで何をする?体験してみたい現地ツアー【レアなものからカオスまで】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

【長時間フライト】コレがあれば快適!マストアイテムをお伝えします。

2024年08月25日 category:特集一覧

日本からアメリカ、ヨーロッパへは、12時間越えの長時間フライトとなります。座席クラスに関わらず、長時間のフライトは体に負担がかかり、到着後も体調に影響が出てしまう場合もあります。できるだけ機内では、快適に過ごしたいものです。今回は、機内持ち込みマストな快適アイテムをご紹介します。

画像:iStock

 

★★★

長時間となると、娯楽や便利さも考えて、機内に持ち込むアイテムは結構ありますね。アレもコレもあった方がいいかもと、ついつい持ち込み手荷物が増えてしまいます。持ち込んだものの、意外と使わなかったものもあるでしょう。今回は、「快適」に過ごすことに絞り、あるのとないのとでは、到着した後が大違い!長時間フライトマストアイテムを厳選してお伝えします。

 

締め付けのないゆるゆるモードで

まず、搭乗前の話ですが、服装は、締め付けのないゆるゆるモードを選びましょう。特にお腹周り、首元、脇など、苦しくならないよう気をつけます。機内の温度は変わりやすく、外資系は特に寒いです。また、LCCはブランケットがないことの方がい多いので、脱ぎ着しやすい服装にすることも大事です。部屋着のようになりますが、ゆるく軽やかな柔らかい素材で、スウェット上下や、女性ならワンピースもあり。Tシャツやカットソーに薄物のシャツやカーディガンを羽織り、機内にパーカーや、ウルトラライトダウンジャケットなどを持ち込むといいでしょう。ポーチにコンパクトに収まり軽いので、手荷物にしても負担になりません。

出典:ユニクロ

ウルトラライトダウンジャケット

 

 

靴も、脱ぎ履きしやすいもので

トイレへ行くなど席を立つ際に、脱ぎ履きしやすい靴にするか、または軽量な室内履きを持っていきましょう。100均にも室内履きは売ってますが、時間が経ってくると、トイレの床がグジュッとしていたりするので、気になる場合は、ソールが薄すぎたり、水分が染みてくるようなものは避けた方がいいでしょう。

出典:Amazon

携帯スリッパ 折りたたみ ポーチ付き

 

 

フライトソックスでロングフライト血栓症予防を

長時間同じ姿勢でいることで、血行が悪化して肩まわりや足腰に負担がかかり、手足のむくみや静脈に血の塊ができて詰まるロングフライト血栓症(エコノミークラス症候群)になる危険性があります。予防のためには、こまめな水分補給と、2〜3時間に一度は立って歩いたり、着席中はかかとや爪先を上下する足首の運動を行いますが、狭い機内の中では、限られたスペースでしか動けないため、フライト専用着圧ソックスを履くことをお勧めします。

出典:Amazon

ドクターショール フライトソックス L 男女兼用

 


あったら断然快適、フットレスト

狭いエコノミーの座席で、足を下ろしたままだとどうしても、足のむくみ、ダルさなど辛い症状が出てきます。そんな疲れを断然軽減してくれるのがフットレストです。靴を脱いで、フットレストで少し高い位置に足を置いておくと快適で、ある場合とない場合では、かなり差が出てきます。フライトソックスと合わせ技で使ってみてください。吊り下げタイプ、折りたたみ式の足置きタイプ、オットマンタイプなどがありますが、航空会社によっては、禁止されている場合があるようですので、ご利用になる航空会社にご確認ください。

長さが調節可能なストラップが付いているのは、ポイントが高く、どんな身長でも、またはお好みの足の高さにフィットします。パッド入りなのも快適度を高めるでしょう。


出典:Amazon
BASIC CONCEPTS 飛行機のフットハンモック (低反発)

出典:Amazon
Highon PuLife フットレスト

空気の量を調整して高さと硬さを変えられるため、場所を選ばずに快適に使用できます。折りたたんで専用袋に収納できるため、持ち運びも負担がありません。専用の袋で空気を入れることができます。

 

ネックピローは、首がちゃんと支えられ安定するかで選ぶ

首を支えることによって頭の位置も安定するため、ネックピローは長距離フライトでは必需品と言っても過言ではありません。空気を充填して膨らませるものや、低反発クッションやビーズなどが入っていてそのままの形状のものがありますが、選ぶポイントは、なんといっても首がちゃんと支えられ安定するかです。大きすぎてもヘッドレストに当たって、使いづらい場合があるので、サイズ感は確認しましょう。素材も柔らかく気持ちの良いものも出ています。高さや弾力がしっかりある方が、首の安定が良いようです。

出典:Amazon

Kmall ネックピロー

頚椎の曲線に合わせて、頭・首・肩に優しく支える人間工学に基づいたU型デザイン。軽くて簡単に膨らませられる、口をつけずに膨らませるので衛生的です。

 


出典:Amazon
Phoenix 【理学療法士監修】ネックピロー H型 フード 収納袋 付き

H型は、理学療法士が推奨するネックピローです。首がしっかり支えられること、うつ伏せ、前に抱くなど、色んな体制で使えます。3回ほど息を吹き込みだけで膨らむので、負担も少ないです。

 


鼻のど、お肌の乾燥はこれで軽減。マイボトルを持ち込む

空の魔棒瓶タイプのマイボトルを機内に持ち込んでいれば、長時間のフライトでもCAさんにお願いして、水やお湯を入れてもらえます。こまめな水分補給は鉄則ですが、水よりも白湯を入れてもらえば、乾燥した機内の中で、キャップを開けて蒸気を鼻に当てることができます。できれば口が広いものの方が当て易く、スクリュータイプのキャップの方が漏れにくいです。寒い機内では、白湯の方が体も温まり、血流を促進したり消化も助けます。


出典:Amazon
象印マホービン(ZOJIRUSHI) 

 

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広口のタンブラータイプなので、飲みやすい。鼻にも当てやすい。パッキンのつけ外し不要って、清潔で便利。「ハンドルタイプの密閉ふた」で漏れないから気軽に持ち運べます。デザインもシンプルでスタイリッシュですね。


※国際線では、100mlを超える液体物(未開封のペットボトルも含まれる)は、保安検査場で放棄する必要があります。飲料は、出国審査通過後に売店や自販機で購入することが多いと思いますが、最近では、給湯・給水サービスが設置され、マイボトルに給水できるようになっていってます。

 

あなたは遮断派?リラックス派? アイマスク

アイマスクを使うことで光をしっかりと遮断でき、睡眠に集中できることがアイマスクのメリットです。目元を温めてくれるものや、アロマの香りが楽しめるものなど、目の疲れやリラックス効果があるものなど、使う目的で選びましょう。

◆遮断派

出典:MINNU アイマスク 睡眠用 遮光率99.99%

眼窩の深さに適した通気構造で、目がアイマスクに触れない3Dデザイン。長時間着用しても快適に過ごせるのが魅力です。瞬きをしても、マツエクの方もコレなら快適です。

 

◆リラックス派


出典:Amazon
エレコム うるおいアイマスク 寝ながらケア

しっとりとやわらかなつけ心地が魅力のアイマスク。目元側の生地には、牛乳から摂取したタンパク質を原料として作られた繊維を採用しています。光を遮断できるうえ、目元を乾燥から守れるのも特徴です。

+アロマでリラックス

出典:Amazon
めぐりズム蒸気でホットアイマスク ラベンダーの香り

じんわりと温かさが心地よい人気のホットアイマスク。目の疲れ、緊張をとってリラックス。ラベンダーをはじめ、アロマのバリエーションも豊富です。約40℃のあたたかさが約20分間続きます。アイマスクの下に入れて、使用するとより安眠効果が得られるでしょう。旅先でも使える癒しのアイテムです。

 

さて、いかがでしたか?
今回は、体調面での「快適」 にこだわったマストアイテムのご紹介でした。まだまだ、あったら便利!眠らずに機内を快適に過ごすための必需品もありますので、別の機会でご紹介できればと思います。少しでも長時間フライトの負担が軽減できますよう、お役に立ちましたら幸いです。

投稿【長時間フライト】コレがあれば快適!マストアイテムをお伝えします。三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。