Category: 編集部だより

2022.2月号の編集部だより

2022年01月25日 category:編集部だより

1月18日、歌会始の儀において天皇陛下がお詠みになったお歌。

世界との往き来難(がた)かる世はつづき窓開く日を偏(ひとへ)に願ふ

 

世界との人々の往来が再び盛んになる日の訪れを願われるお気持ちをお詠みになりました。
日本のことだけでなく、世界の苦難に寄り添ったお歌が、英語でも世界に発信されるのは素晴らしいことです。
本当に本当に。世界中の人がコロナ禍が収束した先に、人々の往来が再び盛んになる日を待ち侘びていますね。

★★★

 

さて、今月は世界の美しい冬景色をお届けしましたが、いかがでしたか? 
何億年もの歳月をかけての形状変化し続ける自然の造形はダイナミックで、息を飲み畏敬の念を感じずにはいられません。人の手が入った場所もまた、その地独特の環境との融合によって、積み重ねられた美しさを感じます。そして、美しい冬景色ならば、日本こそ、数え切れないほどあるのではないでしょうか。

Biei Town, Hokkaido, Japan, Agriculture, Backgrounds

Shirakawago light-up with Snowfall Gifu Chubu Japan

 

日本は、世界でも有数の豪雪地帯。他に数えられる世界の豪雪地帯は、カナダとアメリカの国境あたりの山岳部や、スカンジナビアの西側となっていて、人は住んでいない所がほとんどです。人口が多く豪雪という点では、実は日本は世界一なんだとか。しかも国によって指定されている「豪雪地帯」の面積は、なんと国土の51%。つまり日本の半分以上は豪雪地帯というわけですから驚きです。
雪が少ない地域に住んでいると、その苦労も知らず、雪景色が美しいなど幻想的に感じてしまいますが、「いつか行ってみたい」に日本の雪景色も加えてみたいと思います。

 

それではまた来月〜。
お身体に気をつけてお過ごしください。

 

(編集部anan)

 

投稿2022.2月号の編集部だより三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

2022.1月号の編集部だより【ほどよく、足るを知って】

2021年12月24日 category:編集部だより

画像:iStock

 

みなさまこんにちは。

1日経つのも1ヶ月経つのも早ければ、1年経つのはあっという間ですね。東京オリンピックが開催されたのもずっと前のような気もいたします。

2021年はどんな年でしたか?
オミクロン株への懸念もあり、海外旅行にはまだまだ行けそうにもありませんが、2022年は新しいフェーズに入って欲しいものです。

さて、今月号でお伝えした「サスティナブルツーリズム」、いかがでしたか?
去年あたりからでしょうか、急に「SDGs」が注目されているようですが、国連サミットで採択されたのは2015年のことなんですよね。

記事の中でお伝えしたフィンランドの誓約書の中にある自然享受権。これはフィンランドのみならず、北欧諸国に古くからある慣習法で、土地の所有者に損害を与えない限りにおいて、すべての人に対して他人の土地への立ち入りや自然環境の享受を認める権利のことを言います。私が自然享受権について知ったのは、2003年頃。仕事でよく北欧へ行っていて、当時スウェーデンで知り合った方に教えてもらいました。

「そこがたとえ王様の森であっても、きのこやベリーを採ってもいいの。森の恵をいただき、幸せを感じることは、誰にでも許されていることなのよ。『赤いりんごはもいでもいいけど、青いりんごは次に来る誰かのために残しておきましょう。来年もまたたわわに実るように採り尽くしてはいけないよ。』日本人の子供が、電車やバスの乗り方を教えられるようにスウェーデンでは、森とのつきあい方を小さい時から学ぶのよ。」そう教えてもらいました。

なんて素敵で豊かな考え方なんだろうと感動したのを今でも覚えています。その時は、同時に北欧と日本を比べ、思えば日本は至るところに、いちいち注意書きや警告などがあるなと思いました。それがないと秩序は保たれないのか?と疑問が湧いてきたり、マナー教育というか民度の違いなのか? 北欧の人たちの成熟した精神性は、こんなところからきているのか?と感じて、羨ましくも思ったものです。カルチャーショックのひとつでしょうね。決してひとつの価値観では比較できないですし、どの部分に意識が高いかという違いであって、日本には日本の、日本人には日本人の良いところがあるのですが。当時の私は、隣の青い芝生ばかり見ていたのでしょう。

世界一礼儀正しく、個よりも和を重視するのが私たち日本人です。「サスティナブルツーリズム」においては、「SDGs」が注目される前からすでに実践している人も沢山いると思います。そして、「へぇー」と思った方々にも、これからすんなり受け入れられていくのではないでしょうか。何事も傾き過ぎるのではなく、ほどよく、足るを知って、生きている実感や精神的な豊かさを得られることをテーマに、海外旅行の計画を立てる人が多くなる。そんな時代がすぐそこまできていると、記事を書きながら感じました。

 

それではみなさま。

2021年、TRAVEL-MODEをご愛読いただきまして、ありがとうございました。
2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

編集部anan

 

 

投稿2022.1月号の編集部だより【ほどよく、足るを知って】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

2021.12月号の編集部だより【サンタクロースから日本語のメッセージ】

2021年11月25日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

オーストラリアへの入国が緩和されたニュースに、「お!? 海外旅行再開できるのか?」と期待が高まっている方もいらっしゃるかと思います。とはいえ、記事でもお伝えした通り、帰国時の制限は今のところ、まだ緩和されていませんので、今すぐ行ける条件の揃った方は、まだ少ないのではないでしょうか。でも、これが上手くいけば、少しずつ緩和の方向への糸口となるかもしれませんね。

★★★

 

画像:iStock

さて、1年は早いものでクリスマスシーズンに入りました。
昨今は「メリークリスマス!」ではなく「ハッピーホリデー」の風潮のようですが、そもそも日本では、宗教色はあまりなく、クリスマスはイベント的な位置付けで、雰囲気や気分の高揚を楽しむ人が多いと思います。季節の風物詩としては「クリスマス」でいいんじゃないでしょうかね。良かったことも、苦い経験も、どんな人にも多かれ少なかれ、クリスマスの思い出みたいなものがあるのではないかと思います。「クリスマス」と聞いて、ちょっとでも心が弾めば、心もあったまる気がいたします。

そんなことを考えているとサンタクロースを見たくなり、フィンランド大使館の動画で、日本のみなさんに向けたサンタさんからのメッセージ動画を見つけました。動画は2019年、フィンランドと日本の外交関係樹立100年の記念の年。コロナ禍の前、東京オリンピックの前ですが、やはり本物のサンタクロースの言葉は温かく愛がいっぱい♡ しかも日本語ですよ〜。とてもかわいいです!かなり練習したのではないでしょうか? いやいやサンタクロースですから練習なんてね、夢がなくなってしまう。なんといってもサンタクロースは、世界中の空をソリで駆け巡ることができるのですから♪

サンタクロースに癒されたい方は、ぜひご覧ください。

 

ロヴァニエミにあるサンタ村のサンタクロースから、日本語でメッセージが届きました。
メリークリスマス!Hyvää joulua!


フィンランド大使館・サンタクロースからのメッセージ

 

それではまた来月〜。
楽しいクリスマスをお過ごしください!

(編集部anan)

 

投稿2021.12月号の編集部だより【サンタクロースから日本語のメッセージ】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

2021.11月号の編集部だより【〇〇のヴェネチア】

2021年10月26日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

先月に続き、世界の地方都市をご案内しましたが、気になる所はありましたか?
どこも美しくフォトジェニックな所ですね。

記事の中に登場したフランスのコールマール。「小さなヴェニス」と呼ばれているということですが、世界でも日本でも「〇〇のベニス」と例えられる景勝地はたくさんあるように思います。
どこも街に運河が巡り、美しい景観の中遊覧船やボートでゆっくりのんびり巡る。そんな観光ができる所です。

ここ福岡では、小さいヴェニスと呼ばれているかはわかりませんが、お掘り巡りができる柳川がすぐそばにあります。先頭さんの案内でゆっくりのんびり遊覧できます。海外で他に〇〇のヴェニスに例えられる所を調べてみた所、規模は様々ですが特集が組めそうな程たくさんありました。(水の都と呼ばれる大都市とは区別しています。)少しご紹介します。

 

◆イギリスのリトルヴェニス/ロンドン

ロンドンのリージェンツ運河では、パディントン駅北のリトル・ヴェニス〜ロンドン動物園〜カムデン・タウンを往復する遊覧船があります。

画像:iStock


◆「南米のヴェネチア」ソチミルコ/メキシコ

アステカ族が作った広大なソチミルコ運河群が残されていて、カラフルなゴンドラで、屋台、職人、マリアッチ バンドとすれ違いながらのクルーズを楽しめます。

画像:iStock

 

◆「東洋のヴェネチア」蘇州/中国

水辺で暮らす人々の風景を見ながら情緒あふれる運河巡り。山塘街に近づくにつれ美しい景色が広がります。

画像:iStock

 

◆「ポーランドのヴェネチア」ヴロツワフ

市内にはオドラ川とその支流が流れ、200以上の橋が架かっています。遊覧船、水上バスのほかに、カヤック、足こぎボートなど様々なスタイルで水上散歩ができます。街中にはたくさんの小人の彫刻が置かれ、小人探しも楽しい街です。

画像:iStock

 


◆「北のヴェネチア」ブルージュ/ベルギー

美しい中世の街並みがそのまま保存され、「天井のない美術館」と称されています。歴史を刻むブルージュの街を優雅にクルーズできます。

画像:iStock

 


◆「小さなヴェネチア」コマッキオ/イタリア

イタリアの中の小さなヴェネチア。水辺の情緒ある景色と、小さな町ならではののんびりとした雰囲気が散策を楽しくしてくれます。

画像:iStock

 

いかがでしょうか。他にも紹介し切れないほど「〇〇のヴェネチア」は沢山ありました。世界中で例えられるのですから元祖「ヴェネチア」がいかに有名かがわかります。水辺の街並みは素敵です。川の恵があったり、人工的に造られた運河であっても、すぐそばに人の営みがあります。景色を損なうことなく水と一緒に生きてきた人たちが創り上げた街だからこそ、豊かさと美しさを感じるのではないでしょうか。いつかまたそれぞれの街をクローズアップしてみたいと思います。

それではまた来月〜。

(編集部anan)

投稿2021.11月号の編集部だより【〇〇のヴェネチア】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

2021.10月号の編集部だより【何もしないことは難しい?】

2021年09月25日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

雨が多く、夏らしい日々をあまり感じずに、すっかり秋になりました。本来であれば、外に出かけるには身も心も気持ちのいい季節ですね。9月末を目処に緊急事態宣言も解除の方向のようですが、少しずつコロナ禍の出口は見えてくるでしょうか。

さて、今月の特集「アフターコロナ旅のトレンド /地方都市【行ってみたい田舎町・美しい町、かわいい村】は、いかがでしたか? 行ってみたいなと思う所はありましたか?

今回取り上げた所に限らず、地方の町や村は期待して訪れると、これまで旅に刺激を求めていた人にとっては「なんだこれだけ?」「何もすることがない」と言ったつまらなさが気持ちを埋めてしまうかもしれません。今までの感覚で行くと、自然の中に身を委ねる心地よさや、新しい発見や喜びに気づけず大変もったいない旅になってしまうかもしれません。

テレビやパソコン、そしてスマホなど何かしら情報収集のツールが傍にある日常に慣れてしまうと、自分の目で見て、感じたり考えたり、自ら掴みにいくという体験が減っているように思います。スマホをいじることは習慣となり、手の内にないと不安や手持ち無沙汰を感じてしまいます。そう、何もしないことが難しくなっている。

 

画像:iStock

 

私自身の体験のお話で恐縮ですが、外国の小さな漁村を訪れた際、人っ子ひとりいない静まり返った日(祭日)に行ってしまったり、また別の機会では、森の中で人を待つといったシチュエーションがありました。当然ながら携帯はつながらないし、コンビニなんかあるはずもない所です。その時は、ひとり手持ちぶさたで、身の置き所のないような感覚に陥りました。仕事に追われていいる日々の感覚でいると、「時間の無駄」「何かをしてなくてはいけない」という強迫的な観念に囚われていることに気づかされました。人生の中で、そんな静かな体験が何度あるでしょうか。そして、そこで何も感じない、見つけられない自分でいたくないという思いもあり、そこに身を置いていること自体を受け入れてみる。それもいいかもしれないと思え、年月が経つとよき思い出となっています。

アフターコロナの旅では「何もしない」ということが、またひとつ旅のテーマになる。それもなるべく人との接触を避けて。旅を通してまた、価値観や時代の変化を感じる時がもうそこまで来ているように思います。
海外旅行に何を求めるか。それを考えるところから次の旅が始まっているかもしれませんね。

それではまた来月〜

 

(編集部anan)

投稿2021.10月号の編集部だより【何もしないことは難しい?】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

2021.9月号の編集部だより【高さのお話】

2021年08月25日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

早いもので8月ももう終わりに近づき夏休みが終わりますね。外出もままならない中、特に西日本では雨続きの毎日。8月の力強いお日様をなかなか顔を出さず、猫の額ほどの庭ですが、それでも植物たちが心配になりました。農家の方々のご苦労は如何ばかりでしょうか。みなさまがご無事だったことを祈ります。

さて、今月号の『街角動画』エミレーツ航空が公開したCMはご覧になりましたか? あれがCGではなく、生身の女性スタントの方がてっぺんに立っているというのは、規格外に驚きました。
海外旅行好きのみなさまは、飛行機に乗る機会も多く高い所が好きな方が多いのでしょうか? 高い所が苦手でも、飛行機からの眺めはいいですよね。あれは別物? なぜか飛行機の中では高い所という意識が薄れるのが不思議です。

そして、ドバイではブルジュハリファよりも高いタワーが建設中なのだとか。タワーの名は「ドバイ・シティ・タワー」。完成すると2,400mの高さとなる予定だそうで、1,000mを超えると「ハイパービルディング」と呼ぶのだそうです。ブルジュ・ハリファは828m・206階ということなので、その約3倍の高さとなります。2025年の完成を目指しているということですが、どうしてそこまで高くする必要があるのか、わかりません〜。

 

出典:wikipedia

 

調べると東京にも2045年完成を目指し、東京湾に「スカイマイルタワー」という1,700mのハイパービルディングが建つ予定なのだそうです。東京スカイツリーができたのがこないだのように思えるのですが、「もっと高く!」したくなったのでしょうか。

そもそもそんな高い所で息が出来るのか、またまた調べてみました。とても面白い動画がありましたので、共有します。エレミーツ航空のCMもすごかったけれど、Googleの副社長が打ち立てた世界記録というスカイダイビングは驚異的です。人間の飽くなき探究心はどこまでも続きます。世界の高さとどこからが宇宙なのか、ご興味のある方はぜひご覧ください。

 

「空」と「宇宙」の境界線DEF VIDEO

 

 

それではまた来月〜

投稿2021.9月号の編集部だより【高さのお話】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

2021.8月号の編集部だより 引き継がれる種

2021年07月24日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

​紆余曲折、ギリギリまでどうなるかわからなかった東京オリンピックがいよいよ開幕しました。
やってもやらなくてもいずれにしても反対の声は上がるのだろうと思っていましたが、始まるときっと多くの人がTVで観戦するのではないかと思います。色々と配慮され、派手さを抑えた開会式でしたが、205+1の各国の選手が入場するのを見て、結構知らない、聞いたことのない国・地域名がありました。民族衣装そのもの、またはそれにちなんだ選手たちの衣装は、色を添え、その国への想像と興味が湧いてきます。ともあれ、感動が生まれ、無事に終わるといいですね。

さて、海外旅行とは関係はありませんが、5月に引っ越しをしたことは以前も書きましたが、小さな庭がついておりまして、引っ越した当初は、草ボーボーだったんです。

色々落ち着いた5月下旬、どこから手をつけていいかわからないと思いつつ、草むしりを開始。すると、草に混じって「ん?これは草とはなんか違う?」と思う葉っぱを見つけました。なんだかわかりませんでしたが、それらだけは抜かずにとっておくと、あれよあれよと大きくなり、葉っぱの形でプチトマトとわかりました。

 

「もしかしてトマト?」と思った頃

 

前の住人さんが育てていたのか、こぼれ種でこんなに大きくなるの?というくらい、あっという間に庭の真ん中がジャングル化。虫も怖いし、ましてや野菜なんて育てたことがない。どうしよーどうしよーと思いつつ、ネットやYoutubeで日夜育て方を勉強しましたよ。土を肥やし支柱立てたり、脇芽を取ったり、毎日せっせとお世話して。やりだすと愛情も湧き、美味しく食べてあげたいと思うもので。一度、虫が出て闇雲に殺虫剤(一応天然由来)をかけてしまいましたが、極度の幼虫恐怖症の私がそれ目掛けてスプレーできるだけでも、ものすごい変化なんです。

おかげさまで、プチトマトひとつでもどれだけ手がかかり、お天気や虫・病気に気を使い、大事に育てられているか、作り手の苦労を知った次第。こんなきっかけくれた前の住人さんには、感謝しています。

 

7月21日色づいたことに気づく

 

ようやく色づいてきたので、収穫ももうすぐ。引き継がれた種は、単にプチトマトだけでなく、私の中にもうひとつも二つも芽吹くものがあったと思っています。

暑い毎日、人間は涼しい所に移動できますけど、植物さんたちはそこから動けませんからね。せっせと水やりしたいと思います。みなまさもどうか涼しくお過ごしください。

それではまた来月〜

(編集部anan)

 

投稿2021.8月号の編集部だより 引き継がれる種三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

2021.7月号の編集部だより【国際小包EMS /特別追加料金がかかります】

2021年06月24日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

今年は桜を始め、春の花々の開花も梅雨入りも入早く、昨日は蝉の鳴き声を聞きました。随分気の早い蝉だったのかもしれませんが、ここ福岡では、例年7月15日、博多祇園山笠が追い山でフィナーレを迎えると、梅雨が明け、蝉が一斉にワシワシと鳴き始めます。毎年7月15日が夏の始まりの日のように感じていましたが、今年の夏の始まりも早いのかしら、山笠もないので、やっぱりちょっと変な感じがしています。みなさまはいかがお過ごしですか?

 

さて、今月号の「世界の街から」@ガーナで、harryinghanaさんが国際小包のお話をしていましたが、私も先日EMSでデンマークに小包を送ったのです。

 

画像:iStock

 

リクエストが味噌とかカボスジュースなんで、重さがあるので、中身の合計金額より送料の方がうんとかかるのです(汗)。そして今回は食品なのでEMS一択でした。

コロナになってから、荷物を送るのは初めてだったので、どんな感じかなと思っていましたが、
やっぱり!
6月1日からEMS特別追加料金というものが加算されていました。しかも高い!約24%の上乗せ。仕方ないですけどね。今回送る荷物の重量は、3.5kg未満で、通常7400円です。そこに1750円の追加料金で、送料合計は9150円。そして、本来でしたら3日で到着予定のところ、10日以上経ってもまだ届いていません。(EMSは追跡できるのがいいですね。)

飛行機の便数が極端に減っているのだから、そうですよね、かかりますよね〜。そもそも通常3日ってのがすご過ぎませんか! 福岡ーコペンハーゲンって当然直行便もないし、通関もするのに。これがどれだけ凄いことだったのか。ワクチン接種が進んでいるとはいえ、世界中の国が鎖国のような状態で、国際郵便が送れること自体、ありがたいと思いました。

小包でこうですから、人の移動となると…。航空券は結構高くなるんじゃないでしょうか。気軽に週末弾丸グルメツアーとかできていた頃が懐かしいですね。

国際小包を送られる方は、国際郵便マイページサービス​からスマホかPCでラベルを作る方向に移行しています。※特に米国宛は原則手書きラベルは受け付けてもらえませんので、ご注意ください!

・国際郵便の料金を調べる⇨こちら
・EMS特別追加料金導入について→こちら
・通関電子データ送信義務化について→こちら

 

緊急事態宣言は、ようやく解除となりましたが、季節の変わり目、そして間も無くやって来る暑い夏。みなさまお身体はご自愛くださいませ。

それでは、また来月〜

(編集部anan)

 

投稿2021.7月号の編集部だより【国際小包EMS /特別追加料金がかかります】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

2021.6月号の編集部だより〜金鑚パインと鈴鈴さん桂林の写真〜 

2021年05月24日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

突然ですが、今、話題の台湾産・金鑚パインは召し上がりましたか?
私は、3月末にネットで注文し、4月に到着。友人3人と金鑚パインを食す会を催しました。
友人のうちの一人が、子どもの頃からのパイン好きが高じて、パイナップル博士にでもなれるのではないかという詳しさで、カットの仕方からどう食べたら美味しいのかなど、なかなかのうんちくぶりを披露してくれました。女子も3人集まればなんとかで、ワイワイやって写真を撮るのも怠る始末。

パインは2個届いたので、1つは親しいWEBデザイナーさんにお裾分けをしました。このWEBデザイナーさんは、写真もほんとにお上手で、今ではインスタも公式マークが付くほどファンも多いので、今回は、美しく撮っていただいたパインの写真をお見せしたいと思います。

 



画像提供:yone_ma

 

 

ね。美しく撮っていただきました。美味しそう!
実際、酸味が少なく甘くて美味しい、芯まで食べられるのがびっくりでした。

一時は、ネットでも入荷待ちという状態でしたが、今日、近くのスーパーでももう少し小ぶりのものがひと玉500円で売っているのを見かけました。「台湾パイン」と書いてあっただけなので、金鑚パインとは別なのかもしれません。

 

さて、この金鑚パインを食したことを、TRAVEL-MODE「世界の街から」でもお馴染みの台湾女子の鈴鈴さんにメールでお伝えしたところ、金鑚パインが日本で人気になって嬉しいというお言葉と共に、桂林のお写真を送ってくださいました。
鈴鈴さんのお写真もこれまた素敵で、桂林の美しい景色に感激いたしました。私だけが見るのももったいないので、この編集部だよりでご紹介したいと思います。

 





画像提供:鈴鈴さん

 

不思議な地形。静かで美しい所ですね。桂林とは↓

桂林市は林立する石灰岩のタワーカルストの景色で知られる中国南部の都市です。中心部には、かつて市を取り囲んでいた中世の水系のなごりである杉湖と榕湖の 2 つの湖があります。湖をつなぐ川を下る観光船で、2 つの湖や他の湖を巡ることができます。杉湖のほとりに立つ日月双塔は、夜になるとライトアップされます。 ― Google

 

鈴鈴さん、ありがとうございました!
金鑚パインと写真交換で、小さな日台交流ができた気がして、とても楽しく嬉しかったです。

 

鈴鈴さんのブログは「鈴鈴の台湾ガイドブック」は→こちら
鈴鈴さんはTRAVEL-MODE4月号で、コロナ禍の中、中国入国隔離体験レポートをしてくださってますので、そちらもご覧ください→こちら
 

それではみなさま、また来月〜

(編集部anan)

投稿2021.6月号の編集部だより〜金鑚パインと鈴鈴さん桂林の写真〜 三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

2021.5月号の編集部だより【記事を書いた翌日“なりすまし”に引っかかりました。】

2021年04月24日 category:編集部だより

みなさまこんにちは。

今月号のTRAVEL-MODEでお伝えした「新しい生活様式に乗じた不審な“なりすまし”、詐欺にご注意ください。」。この記事を書いた翌日、コロナに関連したことではありませんが、わたくし自身が悪質な斡旋業者に自ら電話をしてしまいました。こういうのは、上手く出来ていて気付きにくいですよ、本当に!

引越しをするにあたり、九州電力に電話をしたつもりだったのです。インターネットで電話の窓口を探し、まんまと「九州電力」を名乗るところに架けてしまったんですね。疑うこともなく電話してますから、相手のリードでどんどん話が進んでいきます。九州電力に電話しているはずなのに、「お客様の場合、○○(東電系新電力)の方が5%お得になることがわかりました。こちらで進めますね。」などと言われ、聞かれるがままに個人情報つらつらと…。途中でおかしいと思い「私はどこに電話していますか?九州電力さんですか?」「本当に九電さんですか?」と何度か尋ねましたが「九州電力です。」と言うではありませんか。

結局、申し込みをしてしまいましたが、電話を切った後でやはり腑に落ちぬモヤモヤが湧き起こり、申し込んだ新電力会社の公式を調べ、やっぱり取り消したいと電話すると、「申し込まれていません。」という返事。
私は一体どこに申し込んだん?? 誰と話したん?? この時、本当に心臓バクバクでした。

 

画像はイメージですが、ほんとにこんな感じです!

画像:iStock

 

「お電話されたところに問い合わせて、取り消しされてください。」とのことでしたので、電話の履歴を辿って、「さっき申し込んだのを取り消したい。」と申し出ると、新電力への切り替えは国が推進しているとか、メリットを知っているかとか電話を引き延ばしてきます。キッパリ「取り消して!」と言ったところ、「わかりました。失礼します。」と切電されそうになりました。「ちょっと待って!!本人確認もせず取り取り消せるんですか? どうやって? 私まだ名乗ってないですよ!取り消したってこっちはわかるんですか!」と言いますと、「着信の番号が表示されてるんで。」「ananさんですよね?白紙にしましたから。」と。まあぁ、若い女性でしたが、その横柄な物言いに呆れるばかりです。

後で、その電話番号を調べると、九州電力に限らず全国の大手電力会社の名で、同じ手口で勝手に申し込まれた。悪徳商法だ!と言う書き込みが沢山ありました。しかも電話番号コロコロ変えているとのこと。悪質です。消費者庁188に電話します!

新しい生活様式に乗じた不審な“なりすまし”、詐欺にご注意ください。」にも書いていますが、URLを見れば、公式のサイトであるかどうかがわかります。コロナ関連でなくても、情報化社会の中では、まんまと引っかかるような罠が沢山仕掛けてあるのだと自ら実感した次第です。

みなさまはくれぐれもご注意を! 

 

それではみなさま、また来月〜

 

(編集部anan)

 

投稿2021.5月号の編集部だより【記事を書いた翌日“なりすまし”に引っかかりました。】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

ページ上部へ