2019.4月号の編集部だより
2019年03月23日 category:編集部だよりみなさま、こんにちは。
去年の12月号では、頂いたインドのおみやげを紹介しましたが(記事はこちら)、今月はニュージーランドのおみやげを頂きました。
シンプルでナチュラルなパッケージ | 試しにコップにフタしてみました |
これ、何かと言うとビーワックス(蜜蝋)で出来たラップで、コップやお皿の上にかけて保存に使ったり、残ったパンやチーズetc、色々包んでおくこともできるんです。蜜蝋で出来ているので、手の温度で、少し柔らかくなったり、冷蔵庫へ入れると硬くなり、キチッとフタすることができる優れもの。しかも天然由来のものだから、食品を包んでも安心です。
とってもいいおみやげを頂きました。人にも環境にも優しくて、使えるオシャレアイテムを頂いたので、すごく嬉しかったのですが・・・
このおみやげを頂いた数日後、悍ましいあの銃撃事件が起きてしまいました。一個人の偏ったイデオロギー、SNSでの拡散など、筆舌に尽くしがたい卑劣な犯行によって、多くの方が犠牲になってしまいました。亡くなられた方々のご冥福を祈ると共に、大きなショックを受けたニュージーランドの方々の心の傷が癒され、一日も早く平和な日常が戻りますよう願いたいと思います。
ニュージーランドは、世界の治安のいい国ランキングでも、アイスランドに次ぐ二位の国で、日本からも多くの観光客が訪れています。特に、治安の良さから留学先として選ばれることも多く、渡航を予定していた方、ご家族にとっては不安になることもおありかと思います。
TRAVEL-MODE「世界の街から」のブロガーさん、「ニュージーランド半自給自足生活」のとらこさんが、ご自身のブログでこの事件に触れ、現地からの思いを発信されていましたので。こちらにリンクを貼っておきます。みなさま、ぜひご一読ください。
今、ニュージーランドから世界にお伝えしたい平和への祈り
ニュージーランド半自給自足生活 2019年03月16日(土)
投稿2019.4月号の編集部だよりは三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
2019.3月号の編集部だより
2019年02月23日 category:編集部だよりみなさま、こんにちは。
パスポートが来年3月から新しくなるということで、私もワクワクしています。
で、残存期間を確認したところ…あと7年もありました〜遠ーいぃ〜。
ICチップが埋め込まれた時もタイミングが合わなかったんですよね。
いつだったか忘れましたけど、旅の連れのパスポートが硬くて、ちょっと厚みもあるんで、あれ?と思ったんですよね。そして、「知らないの?ICチップが入ったんだよ。」と言われたのです。
知らなかったし、比べると私のはふにゃふにゃしているし、硬い方がなんだか威厳を感じるような気がしたのです。
なんか羨ましかったんですよね、あの時。
そんな事を思い出したので、調べましたところ、ICチップが導入されたのは2006年3月でした。
そして、私のパスポートの更新履歴も見てみたところ、2005年11月に更新しております。
そのひとつ前のパスポートが2006年2月までの期限でした。
そこで切り替えていたら、2006年3月から!誰よりも早く!ICチップ入りパスポートを手にしていたんだと、今更わかったわけです、はい。
なので、ほぼほぼ10年、ICチップ入りパスポートはお預けだったんですよね。
ただ、パスポートの残存期間が何日あるかというのは、海外へ行く時に気をつけなければならないことのひとつで、これとっても重要です。
この時、私はタイへ行っているのですが、タイのパスポート残存期間は6ヶ月以上必要です。
現在、ビザ不要の入国が認められている国が多くなって、パスポートさえ持っていれば、いつでも海外行ける〜♪と思いがちですが、これが落とし穴なんですよね。
実際、私の友人に、旅行出発当日、空港のチェックインカウンターで残存日数不足が発覚し、その飛行機には乗れない、当然その国には行けないという経験をした者がおります。この時は、申込時の旅行会社の落ち度ということで、急きょ行先を変更してもらったらしいですが、同行者にも迷惑をかけたと言っていました。
パスポートの更新は5年、10年だから、いつ発給されたか忘れがち。入国条件に6ヶ月以上必要の国は、タイ以外にも結構ありますので、残り1年を切ったら更新する事をお勧めします。
2020年3月には、葛飾北斎の「富嶽三十六景」になりますから、一度、ご自身のパスポートを確認してみてくださいね。
ちなみに、これまでのパスポートの写真。
一番左端のパスポート、、、おっきい。昔はこんなサイズだったのですよ〜。
それでは、みなさままた来月〜。
(編集部 anan)
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2019.2月号の編集部だより
2019年01月22日 category:編集部だより何を隠そうわたくしも子どもの頃に、兼高かおるさんが見せて下さる“世界”に魅せられたひとりでございまして、早く大人になって海外旅行がしたい!と切に願ったものでございます。そうしてハタチの記念にパンナム機で渡米したのが、初めての海外旅行でした。
御代(みよ)がわりを前に、兼高かおるさんの訃報は、またひとつ、さらに昭和が遠くなるなと寂しくなるとともに、日曜日の朝、家族揃ってテレビの前に座った我が家のリビングの光景が、ありありと蘇りました。ある一定年齢以上の方は、大抵の方がご記憶にあり、「私も憧れた」という方も多いのではないでしょうか。
「兼高かおる 世界の旅」は、旅立つ飛行機と優雅な音楽で始まります。その時点で、すでに異次元、海外旅行は夢のまた夢。でもあの頃の日本人は皆、希望や元気をもらっていたと思うのです。
「いつか海外旅行ができるように頑張ろう!」と。経済的にも精神的にも、いろんな意味で成長過程にある日本の一種の原動力になったと言っても過言ではないはず。何でも実現しやすい便利な現代に比べると、夢を大きく持てた時代だったと思います。
兼高さんが案内する世界は、民族的で、文化的で、兼高さんの知的好奇心の趣くままに、現地の懐に飛び込むかのようなジャーナリズムが感じられました。世界の方から見ても、兼高さんは、当時とっても珍しいというか、初めて見る“日本人”だったのではないでしょうか。「日本の代表として、日本の女性を代表して、そういう気持ちで旅をしています」と仰っていたそうですが、ご著書の中にも、取材中、日本の礼儀作法が喜ばれたことが書かれています。きっと、「皆さんに見られている、私も、私を通して日本も」という思いで旅をされていただろうと思います。それは今も変わらず、誰にでも言えることで、誰もが日本を代表するということを忘れてはいけないと思います。
思えば、海外旅行という側面だけでなく、日本人として女性として、かなりの影響を受けたのだなぁ・・・良い影響をたくさん。兼高さんのような美しい日本語は、残念ながら身についてはいませんが。
旅の極意だけでなく、人生の指南書とも言える一冊 |
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昨今の旅行案内は、何かとグルメ、ショッピング、ラグジュアリーなホテル、場所が外国というだけで、国内と何ら変わらない行動情報ばかりが目につきます。最近では、インスタ映えする写真さえ撮れればいいのかなど、内心明かせば、ちょっと疑問も感じています。もう少し魂が震えるような体験や出会いがあって、日本人が世界で“日本人らしさ”をアピールして帰ってくるようなパワフルなオピニオンが登場しないかなぁと期待もするのですが、きっとみんながそうあるべきですね。やっぱり兼高かおるさんは、唯一の存在です。素晴らしい方でした。
ご冥福を心からお祈りいたします。
(編集部 anan)
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2019.1月号の編集部だより
2018年12月21日 category:編集部だよりみなさま、こんにちは。
先月号の『街角動画』でご紹介したフィンランド・ロバニエミのサンタクロース村。ご覧いただけましたか? クリスマスにサンタクロースからお手紙が届くというインフォメーションを書き添えたのですが、何を隠そう私のワクワクが止まらず、実際お願いしてみました!友人の子供たちに、2通オーダーしました。
そして昨日(12/19)「サンタさんからお手紙きたよ〜♡」と、大喜びで連絡をもらいました。
フィンランドから遥々、無事に届いたことに安堵しつつ・・・「どんな消印か、私も見たい!」とせがみまして、
写真を送ってもらいました。(すみません、大人気なくて)
そしてこれ↓
サンタさんが忙しそうにプレゼントやらお手紙やら配っておられます!
子供たちにも「かわいい!」と好評。
気になっていた消印は↓
見えますか?
なんと!トナカイの消印!!
想像以上にステキでした♪
ね、針葉樹の雪原に、オーロラ舞う空からトナカイたちが降りてくるような。
切手のデザインと消印、計算されてますよね〜。さすがフィンランド。
粋だなあ。
切手には「SUOMI FINLAND」と書いてあります。
フィンランド語で「フィンランド」は「SUOMI」と言いますよ〜。
教えてあげたら、お母さんも「?」
「日本」でいうなら「NIPPON JAPAN」とみたいな、ね。という説明でようやく
「なるほど〜!」とわかってくれました。
もう一通のお宅は、お父さんが受け取ったので、24日のクリスマスまで取っておくと言っていました。きっと枕元に置くんでしょうね。
子供たちは私とサンタさんが知り合いだと思い込んでくれているようです。(親が説明)
いいじゃないですか!そういうことにしておきましょう。
私までワクワクさせてもらって。
心にぽっと灯りがともるような小さなシアワセを感じることができました。
さて。
TRAVEL-MODEは2019年1月号でございますが・・・
2018年締めくくりの編集となりました。今年も1年ご愛読いただき、誠にありがとうございました。少しでも、みなさまの安心・安全・楽しい海外旅行にお役に立てていましたら、幸いでございます。
今月から『世界の街から』には、新しいお仲間も増え、TRAVEL-MODEが賑やかになることも楽しみです。。特集した『2019年海外旅行計画に便利&楽しいサイト』は、きっと皆さまのお役に立てると思います。かく言う私も、これを利用して海外へ出かけたいと目論んでおります。旅好きの皆さまへ充実した情報をお届けしたいと思っておりますので、2019年もTRAVEL-MODEをどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまにおかれましては、2019年も健やかで安全に楽しい海外旅行ができますよう、お祈りいたします。
それでは、また来月〜。
(編集部 anan)
投稿2019.1月号の編集部だよりは三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
みなさま、こんにちは。
秋も深まり…と言いますか、随分と寒くなり、季節は冬に入ったようです。今年も残す所1ヶ月余となりました。早い!本当に1年経つのが早いです。あっという間にクリスマスがやって来ますね。
クリスマス〜年末年始に海外へお出かけの方、旅行準備や現地での行動計画などワクワクしながら、出発の日を心待ちにされていることでしょう。楽しんで来てくださいね。
さて、ここからは個人的なお話になりますが、先日インドのお土産に「Ghee(ギー)」をいただきましたよ。すごく嬉しくて感激しました。みなさま、「Ghee(ギー)」をご存知ですか?
いただいたGhee(ギー)
「Ghee(ギー)」とは、食用のバターオイルの一種で、5000年の歴史があるインドの伝統医学“アーユルヴェーダ”でも重んじられているものです。発酵バターを煮詰め、水分と不純物を完全に取り除いた純粋な油です。びっくりなのは、バターは腐るけどギーは腐らないということで、永久保存が可能なのだとか。100年以上経ったギーもあるそうで、香りもお味もその効果も素晴らしく、高価なものなのだそうです。昨今、体に良いオイルが流行っておりますが、その中でも何と言ってもギーの効能・効果はすごい。
アーユルヴェーダの古典医学書「チャラカ・サンヒター」において、「ギーは記憶力、知力、消化力、勢力、オージャス(活力)を高める効果がある」「解毒、解熱、疲労回復、滋養強壮などの作用もあり、ギーはその用い方により無数の効果をあげることが出来る」という記述があるそうです。
出典:女性の美学
つまりは、デトックスにもダイエットにもアンチエイジングにもいいということなんですね! まさに最高の油。使い方は、バターと同じように使っていいということなんです。がしかし今、どうやって味わおうか思案中です。とても楽しみです。
以前、TRAVEL-MODEで、“いやげもの”の特集をしましたが、いやいやこれは嬉しかったです。
(“いやげもの”が気になる方は、こちら)
作るのも食べるのも文化を探求するのも好き、インドマイブームも来ている私には、最高の油“ギー”は、最高のおみやげでございました。
この年末年始を海外で過ごす方、ぜひぜひ贈る相手を思って、喜ばれるおみやげを見つけてくださいね。
それでは、また来月〜
(編集部 anan)
投稿2018.12月号の編集部だよりは三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
みなさま、こんにちは。
あの酷暑の頃には、本当に秋はくるのだろうか? いつ気温は下がるのだろうか?と秋の訪れが待ち遠しくてたまりませんでしたが、この頃は朝晩、ちょっとひんやりしますね。酷暑の記憶も薄れる頃、風邪などお召しではありませんか?
さて、今月号の特集「世界のブルーシティ」はいかがでしたか?
「モロッコ・シャウエン」「インド・ジョードブル」「スペイン・フスカル」、どこも魅力的で行ってみたいけれど、ちょっと遠い? 旅程も日数も多めにかかりますね。
この年末年始は、6連休というところが多いようで、有給休暇をくっつけないと、ブルーシティに行くにはちょっと難しいかもしれませんね。
来年のGWは、新天皇即位に伴い、なんと10連休になるとか!!これには旅行業界が期待を寄せているようですね。大手JTBは300日先の出発分まで予約可能という事です。
2019年GWは10連休?!旅行を予定されている方はお見逃しなく…
PR TIMES
この10連休を利用して、今まで行きたかった所へ行ける!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
そして、もう一つ嬉しいニュースが。
日本のパスポートが世界最強になったと言うニュース。ビザなしで渡航できる国は190ヶ国になり、パスポートランキング世界第一位!これまで189ヶ国で、同列一位だったシンガポールを抜いて、単独一位になったという事です。その新たに加わった国とはミャンマー。(2018年10月から1年間はビザ(査証)なしで入国可能)日本の信用度の高さは本当に誇らしいです。
ミャンマーのランドマークはまだあまり知られていませんが、カンボジアのアンコール遺跡、インドネシアのボロブドゥール遺跡と並んで、世界三大仏教遺跡と言われるバガン遺跡があります。ミャンマーには金ピカに輝く建物がすごく沢山あるようですので、金運も上がりそうです(笑)。
TRAVEL-MODEでもぜひ、ミャンマーの特集を組んでみたいと思います。お楽しみに。
ゴールデンロック、またはチャイティーヨーと呼ばれるミャンマーのパワースポット。
仏陀の頭髪が納められた仏教徒の巡礼地。
旅は、計画から始まっています。誇らしいパスポートを手に、大型連休もうまく利用して、ワクワクしながらダイナミックな海外旅行計画をお立てください。
それでは、また来月〜
(編集部 anan)
投稿2018.11月号の編集部だよりは三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
みなさま、こんにちは。
今月の特集、エクスペディアエクスペディア・ジャパンのアンケート結果、いかがでしたか?
各国お国柄がよく出ているなぁと、面白く見たのですが、日本人の部分を見ると、「あるある!」と思われた方も多いのではないでしょうか?
びっくりしたのは、日本人は、「貴重品を隠す人が9%」ということです。やっぱり、あれですかね? 「まさかホテルで盗難に遭うわけがない」、「私が被害に遭うわけがない」という、日本における安心安全信頼モードを海外にも持って行ってしまうのでしょうか?無意識に?
日本は、海外の観光客から「落とした財布が帰ってくる国」として賛美され、びっくりされています。実に72%の確率で戻ってくるという数字が出ています。拾ったら交番に届けるというのが、当たり前の感覚の意識でいる人がいかに多いかということですね。小さい頃から、「神様は見ている」とか、「悪いことをしたら、バチが当たる」という道徳的な観念が根強くあると思います。日本は、性善説の秩序で成り立っているとも言われています。
この観念は、日本人の誇れるところでもあるのですが、海外旅行ではこれが裏目に出て、トラブルに遭う要因にもなってしまいます。日本人の傾向として、親切にされるとつい信用してしまうということがあるようです。
大手だったら信頼できるのか、アンケート結果では「大手チェーンのホテルを選ぶ」という人は、69%と23カ国の中で1番でした。言語に自信がないことも理由の一つかもしれませんね。
ホテル選びは、それぞれの価値観があると思います。しかし、旅行とはいえ、ホテルは「食事」や「眠る」という生きる活動の元となる場所。気持ちよく利用し、このホテルにしてよかったと思いたいものです。海外旅行全般に言えることですが、その旅を良い思い出として残せるよう、日本の安全神話を持って行かず、できる限り自身でトラブルを予防したいと思います。次の海外旅行では、セキュリティーボックス使いましょうね。
それでは、また来月〜
(編集部・anan)
投稿2018.10月号の編集部だよりは三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
みなさまこんにちは。
海外旅行へ出かけた方々の帰国ラッシュも終わり、夏休みも残すところ、数日となりました。海外旅行いかがでしたか?たくさんの思い出とおみやげを携えて帰国されたかと思います。
いや〜しかし今年の夏は、本当に暑いですね。30℃で涼しいと感じてしまう有様です。
このまま、日本の酷暑は定番化してしまうのでしょうか? 世界からも心配されるほどの気温の高さですが、心配されるのが2年後の東京オリンピックですね。酷暑対策として、サマータイム導入の検討が行われるようですが、インフラの整備が追いつくのか? 日本人に馴染むのか?など、問題山積です。仮に導入が決まっても、最初は日常生活や体調に影響が出るでしょうね。メリット、デメリット十分に検討する、活発な議論に期待したいと思います。
EU諸国始め、欧米中心にサマータイムは実施されていますが、サマータイム切り替え時期の旅行で、「私の1時間が消えた!」と頭の中が混乱したことがあります。
日本出国時、現地は冬時間でした。数日を冬時間で過ごし、EU内時差1時間の2カ国目へ移動。そして戻って来る日にサマータイム開始。出発地の出発時間、飛行時間、元々は1時間の時差、サマータイム開始の到着地の時間、何度も確認して、このまま帰国すると私の1時間は、どこへ消えてしまったの〜???と混乱したわけです。よくよく考えたら、日本時間で出発し、日本の時間に戻って来るのですから、私が過ごした時間はプラスもマイナスもないですよね(笑)
日本でサマータイム導入となると、開始日と終了日は、国内で時差ぼけが起こり、混乱するでしょうね。サマータイムは別名「デイライト・セービング・タイム」とも呼ばれ、太陽が出ている時間を有効活用する目的で作られました。夜の余暇を長く持つことができるということですが、それって睡眠時間が短くなるってことですよね? なんだかごまかされているような・・・あれあれ?なんかごまかされてないかな?考えるほど、頭の中が混乱します。EUでは、健康面での悪影響を理由に廃止の議論が始まったということですよ。
そもそも夏季オリンピックとはいえ、気温最高の時期に開催って、そこがおかしいんじゃないかな?なんて思います。昭和39年の東京オリンピックの開会式は10月10日だったのですよね。
なにはともあれ、無事に開催でき、そしてこの暑さから何とか早く解放されることを祈るのみです。
みなさまも、お身体大切に。厳しい残暑を乗り切りましょう!
それではまた来月〜。
(編集部・anan)
投稿2018.9月号の編集部だよりは三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
みなさまこんにちは。
夏休みの海外旅行特集第二弾として、今回は“いやげもの”をご紹介いたしましたが、いかがでしたか?
“いやげもの”と聞いて、ひとつ思い出しましたのが、こちら↓
画像:TRAVEL-MODE A
木の影から覗くような仕草を見せて、ちょっと不気味ですよね。
こちらは、ノルウェーのトロールです。フィヨルド巡りをした際、土産物店には、ありとあらゆる種類のトロールグッズがずら〜っと並んでいました。
トロールは、北欧諸国に伝わる森の番人のような妖精です。有名なところではフィンランドの『ムーミン・トロール』ですね。日本のアニメでは『トトロ』。アナ雪にもコロコロと石が転がるようなキャラクターで登場しました。
ノルウェーでは、不気味に怖く描かれることが多いようですが、トロールは、無下に扱うと災いをもたらし、敬意を払えば、富と幸運がもたらされると言われています。これは、森、広い意味で大自然への畏敬の念の表れだと思うのですが、ノルウェーの人たちにはこの不気味なトロールが大人気です。お世辞にも「かわいい」とは言えません。ラッキーアイテムとして “おみやげ” にしたいのはやまやまですが、やっぱりこれは・・・もらった側からしたら、“いやげもの” になるでしょうね。
ノルウェーの大自然の中にいると、私の存在も、私の悩みも憂も針で突いた点ほどもなくちっぽけだと感じたことを今でも思い出します。そんな自分を思い出すために、自分用思い出“おみやげ”としては、買っておけばよかったのかな? 今更ですけど。
自然は時に、人間の想像をはるかに超えて猛威をふるいます。多くの犠牲者と被害を出した西日本豪雨も、そして今年の夏は、命に関わる酷暑となりました。犠牲になられた方々を悼み、改めて自然を畏れ、慎みを持ちたいと思います。
みなさまの夏休みが元気一杯、楽しいものになりますように!
それではまた来月〜。
(編集部・anan)
投稿2018.8月号の編集部だよりは三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
みなさま、こんにちは。
まもなく7月。梅雨が明けると夏到来!夏休みの海外旅行シーズンになりますね。もう旅行計画はバッチリでしょうか? 今月号は、夏休み前にご一読いただきたい記事を3本お送りしました。我がTRAVEL-MODE編集長の最新「中国・北京情報」、「食中毒や感染症の予備知識」、国内のレジャーでは「水難予防」をお届けいたしました。みなさまのお役に立てれば幸いです。
そして、旅の心得として、ちょっと面白い本を見つけましたので、ご紹介したいと思います。
現代訳 旅行用心集
現代訳 旅行用心集
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この本なんと、文化7年(1810年)に刊行された旅行ガイドブックなのです。東海道、中山道のマップから、諸国の温泉292ヶ所の効能書きまでまとめてあり、旅の途中気をつけるべき注意書きまで、内容充実。目次を見ると・・・ 「水が変わることへの用心」 どうです? 目次だけでも面白い。江戸時代に書かれたものですが、現代の私たちが、海外を旅する時の心得として役立ちそうな内容でないですか! 昔は、日本国内の旅行が遠い異国への旅同様に冒険でもあったことが伺えますが、この当時から「水」は旅の用心の一番に取り上げられています。それくらい、「水」は私たちにとって、必要不可欠であり、体への影響があることがわかりますね。「水」には恵まれていると言われる日本ですが、当時は水道インフラはまだ整っていなかったわけで、どのように用心していたかは、現代に於いても海外での水あたり防止に役立つのではないでしょうか。 |
江戸時代は、関所を通過する時、許可を得た旅であることを証明する「通行手形」が必要だったのですよね。今で言うパスポートですが、一般庶民の自由な旅行は制限されていて、唯一お伊勢参りや有名寺社の参詣旅のみ、特別に許されていたのだとか。表紙の図のように馬もあったでしょうけど、庶民はほとんど徒歩。便利なものはないけれど、当時の人は今の便利さを知らないわけで・・・書かれているのは、当時の最新旅の快適術です。現代の私たちにとって便利なものも、逆に無用の長物ということがわかるかもしれません。
江戸時代の大らかな風俗と価値観を知るともに、当時の人たちがどのように旅を快適に楽しんでいたかを知る1冊。海外旅行の前に、江戸時代の旅行心得と知恵を拝借されてはいかがでしょうか。
それではみなさま、また来月〜
(編集部・anan)
投稿2018.7月号の編集部だより【旅の心得本として】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。