Patrick Roger=パトリック・ロジェのショコラブティック。@パリ

2016年03月07日 category:お知らせ

通訳・コーディネーターsatomina-parisさんからの最新パリ情報をお伝えします。ハイブランドのブティックか、アートギャラリーと見まごうばかり、ため息がでるほど美しいショコラティエ ブティックです。パリ旅行を計画中の方は、要チェックですよ~♪

★★★

 

ショコラティエというより、チョコラの彫刻家
Patrick Roger
のマドレーヌのショップに行ってきました。

 
 o0480066213578745724
 

 

ノルマンディー出身の彼は、2000年にM.O.F(フランス国家最高職人)を
受賞したチョコレート職人。

チョコの彫刻だけでなく、ブロンズの彫刻まで手掛ける、もはや、
芸術家。
年末~年明けは、マレのギャラリーNikki Diana Marquartニッキーで
「L’expérience arty gourmande 」と題した彼の展覧会が開催されて
いました。

こちらがその模様

 
o0480064113578745758
 

o0480036013578745763

o0480036013578745691

 

 

彼の一番弟子で、ショップのウィンドウをすべて手掛けているのは、
ショコラアーティストとも言える日本人の男性の方。

展覧会中は、会場で彼が、デモンストレーションなどを行っていました・

こちらマドレーヌ広場のパトリック・ロジェのブティックの外観は、
スタイリッシュで一見、チョコのブティックに見えないんです。
まるでモダンアートギャラリー!
↓↓

 
o0480036013578745812
 

 

ショウウインドウには、季節やテーマに合わせたオブジェが飾られ、
今は、ちょうど、イースター前ということで、エッグチョコがお目見え
しています。

 
o0480036013578745670

 

 

人気のボンボンショコラの詰め合わせ箱タイプ

 
o0480064113578745661

 

 

量り売りで、好きなものを詰めてもらえる
サッシェ(透明の袋)タイプもある。

 

今回、とってもフレンドリーな店員さんが、特別に
ボックスに、店員さんの好きなフレバーのボンボンショコラを
チョイスしてくれることに。

 
o0480064113578745735

 

 

ボックス箱の底には、板チョコのタブレットが、、

 
o0480036013578745705

 

 

ブランドカラーのグリーン。

半円形のライムカラーチョコラは、一粒を一口で食べる。
そうすると、甘酸っぱい絶妙なライムのテイストが、
口の中にいっぱいに広がり、幸せ~な気分に!!

 

毎年1月に開催される日本のサロンドショコラの人気は、
年々加熱しているそうで、、、
今年は、会場入するために4時間待ちの行列だったとか😢

終わったばかりのバレンタインも、
考えられないような商戦が繰り広げられているようだし、
日本は、もう、来年のバレンタインのデザインが進んでいると
甘いお仕事ご一緒させていただいている
日本のクライアントさんから聞きました。

 

o0480036013578745744

 

 

本命チョコ、義理チョコ、自分チョコ、友チョコ、逆チョコ、、、、
お菓子業界が作った日本独自のバレンタイン文化。

日本のチョコレートの年間の総売上の80%は、バレンタインチョコ。
他の時期には、チョコレートって、結構売れないのが日本らしく、
一歩、業界に入ると、日本にフランスのショコラティエメーカーが
本格的に参入するのって難しいものがあるんですよね。。。。。。

日本では、バレンタインとサロンドショコラ、POP UP STOREでしか、
販路が見つからないのがホントの現実なんだろうけど、、

 

だから、日本未発売のショコラ、パリでしか買えないチョコラは、
自分チョコでパリで食べても良し、友チョコで、お土産に持ち帰っても
喜ばれるので、
どうしても買いなのだと思います。

 

是非、パリに来たら、
こんなステキなマドレーヌのパトリック・ロジェのショップで
ボンボンショコラのテイスティングにトライしてみてくださいね😊

 

o0480064113578745627

 
 

Patrick Roger
3 Place de la Madeleine, 75008 Paris

Tel:01 42 65 24 47

 

 

ほんとにステキな・・・というより素晴らしいショコラティエ・ブティックですね!
個人的には、フレンドリーな店員さんのグローブまでもがチョコレート色であることにフォーカスしてしまいました~。細部まで抜かりなしのクオリティは、こんなところにも現れているのではないでしょうか。satomina-parisさん、とっておき情報ありがとうございました☆

 
 

★パリを知るならこのブログ

世界の街から」satomina-parisさんのブログはこちら
パリ 通訳・コーディネーターsatomina-parisのパリ通信

★satomina-parisさんのHPはこちら
『パリでの通訳・ガイド・アテンド・コーディネーターをお探しなら』

投稿Patrick Roger=パトリック・ロジェのショコラブティック。@パリ海外旅行保険 の最初に登場しました。

Patrick Roger=パトリック・ロジェのショコラブティック。@パリ

2016年03月07日 category:お知らせ

通訳・コーディネーターsatomina-parisさんからの最新パリ情報をお伝えします。ハイブランドのブティックか、アートギャラリーと見まごうばかり、ため息がでるほど美しいショコラティエ ブティックです。パリ旅行を計画中の方は、要チェックですよ~♪

★★★

 

ショコラティエというより、チョコラの彫刻家
Patrick Roger
のマドレーヌのショップに行ってきました。

 
 o0480066213578745724
 

 

ノルマンディー出身の彼は、2000年にM.O.F(フランス国家最高職人)を
受賞したチョコレート職人。

チョコの彫刻だけでなく、ブロンズの彫刻まで手掛ける、もはや、
芸術家。
年末~年明けは、マレのギャラリーNikki Diana Marquartニッキーで
「L’expérience arty gourmande 」と題した彼の展覧会が開催されて
いました。

こちらがその模様

 
o0480064113578745758
 

o0480036013578745763

o0480036013578745691

 

 

彼の一番弟子で、ショップのウィンドウをすべて手掛けているのは、
ショコラアーティストとも言える日本人の男性の方。

展覧会中は、会場で彼が、デモンストレーションなどを行っていました・

こちらマドレーヌ広場のパトリック・ロジェのブティックの外観は、
スタイリッシュで一見、チョコのブティックに見えないんです。
まるでモダンアートギャラリー!
↓↓

 
o0480036013578745812
 

 

ショウウインドウには、季節やテーマに合わせたオブジェが飾られ、
今は、ちょうど、イースター前ということで、エッグチョコがお目見え
しています。

 
o0480036013578745670

 

 

人気のボンボンショコラの詰め合わせ箱タイプ

 
o0480064113578745661

 

 

量り売りで、好きなものを詰めてもらえる
サッシェ(透明の袋)タイプもある。

 

今回、とってもフレンドリーな店員さんが、特別に
ボックスに、店員さんの好きなフレバーのボンボンショコラを
チョイスしてくれることに。

 
o0480064113578745735

 

 

ボックス箱の底には、板チョコのタブレットが、、

 
o0480036013578745705

 

 

ブランドカラーのグリーン。

半円形のライムカラーチョコラは、一粒を一口で食べる。
そうすると、甘酸っぱい絶妙なライムのテイストが、
口の中にいっぱいに広がり、幸せ~な気分に!!

 

毎年1月に開催される日本のサロンドショコラの人気は、
年々加熱しているそうで、、、
今年は、会場入するために4時間待ちの行列だったとか😢

終わったばかりのバレンタインも、
考えられないような商戦が繰り広げられているようだし、
日本は、もう、来年のバレンタインのデザインが進んでいると
甘いお仕事ご一緒させていただいている
日本のクライアントさんから聞きました。

 

o0480036013578745744

 

 

本命チョコ、義理チョコ、自分チョコ、友チョコ、逆チョコ、、、、
お菓子業界が作った日本独自のバレンタイン文化。

日本のチョコレートの年間の総売上の80%は、バレンタインチョコ。
他の時期には、チョコレートって、結構売れないのが日本らしく、
一歩、業界に入ると、日本にフランスのショコラティエメーカーが
本格的に参入するのって難しいものがあるんですよね。。。。。。

日本では、バレンタインとサロンドショコラ、POP UP STOREでしか、
販路が見つからないのがホントの現実なんだろうけど、、

 

だから、日本未発売のショコラ、パリでしか買えないチョコラは、
自分チョコでパリで食べても良し、友チョコで、お土産に持ち帰っても
喜ばれるので、
どうしても買いなのだと思います。

 

是非、パリに来たら、
こんなステキなマドレーヌのパトリック・ロジェのショップで
ボンボンショコラのテイスティングにトライしてみてくださいね😊

 

o0480064113578745627

 
 

Patrick Roger
3 Place de la Madeleine, 75008 Paris

Tel:01 42 65 24 47

 

 

ほんとにステキな・・・というより素晴らしいショコラティエ・ブティックですね!
個人的には、フレンドリーな店員さんのグローブまでもがチョコレート色であることにフォーカスしてしまいました~。細部まで抜かりなしのクオリティは、こんなところにも現れているのではないでしょうか。satomina-parisさん、とっておき情報ありがとうございました☆

 
 

★パリを知るならこのブログ

世界の街から」satomina-parisさんのブログはこちら
パリ 通訳・コーディネーターsatomina-parisのパリ通信

★satomina-parisさんのHPはこちら
『パリでの通訳・ガイド・アテンド・コーディネーターをお探しなら』

投稿Patrick Roger=パトリック・ロジェのショコラブティック。@パリ海外旅行保険 の最初に登場しました。

『REBORN』@Kuta 【バリ島・インドネシア】

2016年03月06日 category:インドネシア | 世界の街から

雨季のバリ島から、michiさんが優良マッサージ店を紹介してくれました。リーズナブルで、施術もハズレなし!っていいことばっかりじゃないですか!ここなら男性も女性も、安心して利用できそうですよ。

 

★★★

 

 

最近雨多いです。
ちょっと前まで本当に雨季か?
と思うくらい降らなかったのに。

 

 

 

o0800045013557417203

 

 

o0800045013557417247

 

 

 

家の前こんなんなってるよ。。。
何今日?
洪水。

 

 

朝からやまない。
お腹減ったのに食べに行けない。
道路は冠水。
家の裏の畑は海になってました笑

 

涼しくなってくれるのはいいけどやっぱり晴れてくれ!!!

 

 

 

 

最近よく行くマッサージ。

 

o0800060013551995166

 

 

 

 

『REBORN』

 

住所:Pertokoan Dewa Ruci Blok A No. 1, Jalan Sunset Road, Kuta
電話:0361 766744

 

 

シンパンシュールのスミニャック方面へ向かうサンセットロードと脇道の合流するところらへんにあります。

 

 

 

o0800060013551995194

 

 

 

おすすめはこの2時間コース。
2時間でお値段たったの200,000RP(1,750円くらい)

 

 

 

町スパにはもっと安いところもあるけども。
ここは安いくせにサービス満点!

 

 

 

o0800060013551995231

 

受付をすませると

 

 

 

o0800060013551995282

 

 

 

マッサージに使うオイルを選びます。

 

・フランジパニ
・ラベンダー
・ジャスミン
・サンダルウッド

 

の中から好きな香りを選べます。

 

 

 

o0800060013551995322

 

 

 

オイルを選んだら足を洗ってもらいます。

 

 

 

o0800060013551995383

 

 

 

部屋もきれいでいい感じ。

 

マッサージは結局担当によって良し悪しがあるけど、ここは今の所ハズレなし。
優しく、強め、期望にあわせてやってくれますよ!

 

 

シャワー室も完備なので安心です。

 

 

 

o0800060013551995418

 

 

 

終わった後にはあったかい生姜のお茶、フルーツ&フルーツジュース。
フルーツジュースは自分で選んだ奴で作ってくれます。
200,000Rpでここまでしてくれるなんて。

 

 

 

1時間500円くらいの格安町スパもいいけど、
ちょっとだけプラスしてこっちへ来るべきでしょう!

 

 

 

雨がやんだら行ってこようかなー。
明日は晴れますように。

 

 

明日はどんな出会いがあるかな?

 

あでゅ。

 

 

 

michiさん、耳ヨリ情報ありがとうございました! この値段でこのクオリティはあっぱれですね~。それにしても雨季の雨すごいです。
早く晴れますように!

 

 

バリ島情報満載!
「世界の街から」michiさんのブログはこちら

 

michiのバリで道草。~バリ島おすすめ情報とちょっとインドネシア語~

投稿『REBORN』@Kuta 【バリ島・インドネシア】海外旅行保険 の最初に登場しました。

魔女さんぽvol.82〜教会・寺〜@ホーチミン【ベトナム】

2016年03月05日 category:ベトナム | 世界の街から

ベトナムの魔女さんからのホーチミンのお散歩情報です。 独特の異文化を感じながら、清々しい気持ちになれる教会・寺社の紹介です。ベトナム・ホーチミンに行ったら、こんな願掛けもいいですね。

 

★★★

 

 

チョロン地区に来ると必ず立ち寄る

 
寺や神社、教会が好きです♡
 
ちなみに無宗教です(笑)
 
前もブログに書いたけど…
 
チャータム教会
 
o0480064113576536310
 
 
 
 

教会と漢字が不思議

 
 
こちらでは、ベトにゃーさんに出会いました。
 
o0480064113576536368

 
 
教会を管理しているおじちゃんが優しくて好き
 
いつも温かく迎え入れてくれます。
 
中に入って振り返ると…
 
平和の象徴、ハトが
 
o0480064113576536353

 
 
これ、かなり大っきいです。
 
ちょいとかわいい♡何に使うんだろー。
 
 
 
お次は、ティエンハウ廟
 
o0480036013576536441
 
 

こちらの小鳥は、願い事をして放つそうです。

 
初めてみた時は食べるのかと(笑)
 
 
o0480064113576536455
 
 
こちらのお寺はやはりお線香が圧巻です
 
o0480064113576536422
 
 

今回、私もやってみました!

 
右側にあるお供え物売り場で20,000ドン納めます。
 
赤い紙をくれるので、日付と名前を書きます。
 
o0480064013576536328
 
 

紙を持って、反対側にいるおじちゃんの所へ持って行きます。

 
o0480064113576536278

 
 

ぐるぐるお線香に赤い紙を付けてくれ、火は自分でつけます。

 
お願い事をしながらつけました。
 
火のついた線香は写真のようにぶら下げてくれます。
 
この線香が燃え尽きた時に願いが叶うそう。
 
ロウソクのお皿は、南部のソンベー焼き
 
o0480064113576536473
 
 

お線香の香りが立ち込めます。
 
o0480036013576536296
 
 
癒される:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
 
こちらのお寺の細かい装飾も好きです。
 
 
 
チャータム教会 Nha To Cha Tam
25 Hoc Lac,Q5
 
 
ティエンハウ廟 (天后宮)Chua Ba Thien Hau
710 Nguyen Trai,Q5
 
 
 

ベトナムの魔女さま。今回も興味深いお散歩情報ありがとうございました。教会のハト、かわいいですね。ぐるぐるお線香も願い事をして小鳥を飛ばすのも興味深い!魔女さまの願い事、叶いますように。

 

ベトナムを知るならこのブログ

 
「世界の街から」魔女さんのブログはこちら

投稿魔女さんぽvol.82〜教会・寺〜@ホーチミン【ベトナム】海外旅行保険 の最初に登場しました。

スフレ状のフレーバード・蜂蜜、Peroni♪@モスクワ

2016年03月04日 category:ロシア | 世界の街から

りすりす通信モスクワ支局のりりさんからの情報です。カラフルで美しい瓶がずら~っと!100%天然のスフレ状のハチミツですって。どんな種類のフレーバーがあるのか興味津々です。色のトーンも優しく美しく、ラベルもエレガント。女性ウケしそうなモスクワの新しいお土産発掘ですね♪

 

★★★

 

 

 

久しぶりにツベットノイ・セントラル・マーケットの食品売り場へ。

 

と、なんだか可愛い容器を発見。

 

acc0f6bf-s

 

 

 

どうやら「蜂蜜スフレ」という商品らしい。

 

ホワイトコットンやら、ミルク花などと、謎のフレーバー名が並ぶが
アプリコットや、クランベリーなど、解りやすいものもある。

 

見た目以外に、何が私を惹きつけたのかというと、この文字。

 

ec6b6c43-s

 

 

 

以前紹介した、レストラン「ジュリアの台所」の
ジュリア・ヴィソツカヤの名前が燦然と輝き
一部の商品がジュリアとのコラボレーションであることがわかる。

 

「これは、流行り物かもしらんぜ。。。」

 

と、私の鈍い触手が伸びたのだ。(ーvー;)

 

2cf493bf-s

 

 

2種類の大きさがあって、大が600ルーブルくらい。

 

いくら流行り物かもしれないとはいえ、この大きさで“失敗”しても痛いので
まずは小さいサイズから。。。

 

こちらは150ルーブル程度で買えるので、まぁ、口に合わなかったら
ごにょごにょしてしまえば。。。(´∀`;)

 

で、買ったのがコチラ。

 

fd986339-s

 

 

 

クランベリー、アプリコット、メリッサのわかりやすいセット。

 

ジュリア・プロデュースのものは、あいにく小さいサイズがなく、断念。

 

蓋をあけると、香りは ザ・蜂蜜。
ほのかにフレーバーの香りはするけど、蜂蜜独特の匂いが断然勝ってる。

 

味は。。。

 

 

クランベリーは、ほぼ蜂蜜w
アプリコットは、わずかにアプリコット。
アプリコットのようなフルーティな味わい、とか
酸味が爽やか、とか
そういう感じではない。

 

ぶっちゃけ、味も香りも「ほのかに」。

 

でもね、蜂蜜を「スフレ状」にしたのは、結構画期的かも。
ものすごく扱いやすいし、保存も楽チン。
スフレになってることで、甘みもまろやかになってるし
新しい形の蜂蜜としては面白い。

 

それに、今回買った小さいサイズは、フレーバーの選択肢があんまりなかったんだけど
実は「クルミ味」とかが、ものすごく気になってる。

 

ロシアでは、クルミの蜂蜜漬けがよく売ってるけど
この組み合わせ、すごく美味しいんだよね♪
ジュリア・プロデュースのシナモン味も気になるw

 

 

7ecb6408-s

 

パンに塗って食べたら美味しかった♪

 

そして、「Made in Russia」で日本に買って帰るほどの商品って
ロシアには意外とない。。。
小さいサイズなら「話のタネ」としてお土産に買って行ってもいいかもね~。

 

========

 

Peroni の 蜂蜜スフレ(Мёд-суфле)

 

ツベットノイのマーケットの他に、ジュリアのスタジオなど
モスクワ市内で何箇所か取り扱いがあります。
詳細はHPで確認して下さい。

 

 

 

りりさん、おいしい情報ありがとうございました。このセンス、ほんとうに素敵です。ロシアのイメージ変わります!そして、リンクを貼ってくださっている
ツベットノイ・セントラル・マーケット も量り売りでおもしろそうです。“かわいい新しいロシア”を探しに、モスクワ行ってみたくなりました~。

 

 

モスクワを知るならこのブログ

 

「世界の街から」りりさんのブログはこちら

りすりす通信・モスクワ支局

投稿スフレ状のフレーバード・蜂蜜、Peroni♪@モスクワ海外旅行保険 の最初に登場しました。

つらい時差ぼけ、なぜ起こる?~予防・対策~【アンケート体験談発表】

2016年03月03日 category:アンケート | 旅行準備 | 読者投稿

不眠、眠気、頭痛、胃腸障害など、時差ぼけの症状がでると辛いですね。旅行に行った先で楽しめなかったり、帰国後の時差ぼけは日常生活に影響が出てしまうことも。今回は、なるべく時差ぼけにならないよう、その予防策や、なってしまってからの改善方法をご紹介します。

 

3231f68395b56cd95d0e73ec3b6e9d31_s

 

 

まずは、TRAVEL-MODE2月号のアンケートから、お寄せいただいた時差ぼけ体験を紹介させていただきます。みなさんどんな時差ぼけを体験してらっしゃるのでしょうか?

 

 

【時差ぼけ体験談】

 

LAに行ったときに眠れず時差ぼけになり頭の痛みが長い時間続きました。折角、LAに着いたのに楽しめなくなると思い普段飲まない強い頭痛薬を飲みました。いつもは飛行機でひたすら寝ていますが、そのときは赤ちゃんの泣き声に悩まされ寝られなかったんです。
【茨城県りりこさん40代女性】

→長時間のフライトで、周りにどんな人が座るかでも変わってきますね。赤ちゃんは責められないけど、お気持ちお察しします。

 

 

ハワイに到着日に眠すぎてホテルに着いて3時間も寝てしまった。
せっかく朝早い便で着いたのに時間を無駄にしてしまって悔しかったです。
【東京都littlechikalohaさん30代女性】

→日本からハワイへは、夜出発→早朝到着。時差もマイナス19時間と、時差ぼけ発生確率が上がってしまいますね。

 

 

アフリカの帰り、日本に夜帰国しました。家に着いても全く眠れず、明け方になりました。早朝から消防団の訓練で車を運転しました。午後になったら眠い!眠い!車を運転しても眠たくて、うとうとし床屋さんの回転ポールと交通標識に激突してしまいました。すっかり眠気もとび、お巡りさんにこってり絞られました。
【神奈川県きのこさん60代女性】

→あらあらあら~。そんな二次災害が!危なかったですね、お怪我はなかったのでしょうか?

 

 

カナダに仕事で行きました。10日間位の日程だったと思いますが、2日目位までの会議は眠気との戦いでした。
【愛知県名古屋市のすーさん40代男性】

→お仕事での時差ぼけはキツいですね。次回の海外出張ではコツが得られるかも。

 

 

体験談をお寄せいただいたみなさま、ありがとうございます!
アンケート結果では、東向き(例:東京→アメリカ方面)のフライトで症状が出ていますね。

 

 

そもそも時差ボケとは、なぜ起きるのでしょうか?

 

 

ff5c524ce0fe782506d5f540cf9e9c12_s

 

 

飛行機によって、時差のあるところへ長距離でも短時間で移動できるようになったので、時差ぼけが起こるようになりました。
睡眠周期と体温周期のずれが生じ、体内時計が狂ってしまう事で起きる状態を言います。

人間の体内時計は、24時間よりも長くなる方向には適応しやすいようにできています。ですから1日が短くなる東に向かう時に、体内時計を合わせ辛く、西向きよりも強くでると言われています。たとえばハワイへ行く場合、ほとんどの便が日本を夕方遅くから夜に出発します。夜7時に日本を出発すると、フライト時間は7時間前後、時差が-19時間なので、ホノルル空港には朝の7時ごろ(日本時間では深夜2時)に到着します。日常だとぐっすり眠っているはずの時間に朝が来てしまうってことですね。これに体内時計、つまり体がついていかないので、ハワイに着いてもすっごく眠い!ということが起きてしまうのです。
逆に、ヨーロッパ方面への旅行の時は、帰国時が東向きになりますので、帰ってからいつまでもきつい、疲労が抜けないということが起こります。

では、なんとか時差ぼけにならず、行った先でおもいっきり旅を楽しみ、帰ってからもすぐに日常を取り戻せる方法はないのでしょうか?
予防や対策を見てみましょう。

 

 

東へ行くときは、早寝早起き。西へ行くときは遅寝遅起きの前準備。

 

 

4d66ce4efd01fb91c68c986fc0dbdf87_s

 

滞在期間が2、3日の場合

 

出発前に十分な休養と睡眠をとっておきましょう。
現地時間に無理にあわせず、日本時間の夜間にあたる時間帯にまとまった睡眠をとるようにして日本のリズムを保った方が楽な場合もあります。

 

 

滞在期間が比較的長い場合

 

出発前に十分な休養と睡眠をとっておきましょう。
東方(アメリカなど)への旅行場合、数日前より少しずつ早く床につき早起きをするようにしましょう西方へ向かう場合(ヨーロッパなど)はその逆に遅く寝て遅く起きるようにします。
機内では、まず時計を到着地の時間に合わせます。フライトが東方行きの場合にはなるべく早く眠っておくようにします。
到着後は、現地時間に合わせて行動しましょう。

 

 

現地で太陽光の利用

 

滞在地では強力な太陽光線による明るさを利用して体内リズムを現地の時間に早く同調させるようにします。
例)アメリカ西海岸へ飛行した第1日目は、現地の正午頃(日本の午前)から海岸やプールサイドで日光浴や散歩、買物、スポーツ(速歩、水泳テニス、ゴルフなど)をするとよいでしょう。

 

 

機内での過ごし方

 

機内では、現地の時間に合わせて睡眠をとります。現地が夜なら眠り、朝になったら起きましょう。眠る準備として、アイマスクや耳栓を、機内に持ち込むことをお忘れなく。また、眠れないときには、アルコールを少し飲むのも良い方法です。でも、飲みすぎは禁物。飛行機の中は気圧が低く酸素も少ないので、地上に比べて酔いが早く回ってしまいます。

 

目を覚ましておくためには、コーヒーなどでカフェインを摂ると効果的です。ただし、カフェインの作用は、若い人で1~2時間、高齢者では5時間以上も続くことがあるので、注意が必要です。他の人の迷惑にならない程度に、機内を歩くことは、目を覚ます効果以外に、エコノミークラス症候群の予防にも役立ちます。

国際線では、到着地の時間に合わせて食事が出てきます。このとき、少しでもよいですから、食べておきましょう。胃腸には、第2の体内時計があります。食事することでこの体内時計が、現地の時間に合ってくるからです。

 

 

アロマを使ってみては?

 

e0c88bc8fe06bfc98d749db273936cf1_s

 

不眠に悩まされるとき

 

時差ぼけの不調で一番多いのが不眠。そんなときにはやはりラベンダー。ラベンダーは睡眠を促し、からだの中のリズムを整える香り。ホテルのバスタブにお湯をためてラベンダーを2滴入れてよくかき混ぜたら、からだをつけます。目を閉じてゆっくりと香りを吸い込みましょう。お風呂から上がったら、残り香があるバスルームの扉を開けたままベッドに入るのもいいでしょう。ラベンダーのほのかな香りで睡眠の長さだけでなく、質が回復され、次の日から少しずつ眠れるようになるでしょう。

 

他には、サンダルウッド、クラリセージ、マジョラム、カモミール・ローマンなどもおすすめです。折りたたんだティッシュにたらして、枕元において置くのも効果的です。

 

眠気に悩まされるとき

 

なんとなくだるかったり、頭がぼ~っとして目が覚めないときはペパーミントローズマリーがオススメ。ジュニパーのような木の香りも良いですね。ハンカチに1滴落として携帯してみましょう。リフレッシュして頭がスッキリします。
※注意:ローズマリーは、高血圧、てんかん発作のある方の禁忌となっています。

 

旅行のお供に便利なアロマ

グレープフルーツ・・・頭痛を和らげ気分をスッキリさせる。
ペパーミント・・・・・胃のむかつきや吐き気を抑える
ゼラニウム・・・・・・精神のバランスを整えリフレッシュさせる
ベルガモット・・・・・気分を高揚させて活力を与える

 

 

いかがでしたか?
ちなみに編集部ananは、宵っ張り体質、不規則な睡眠時間なので、国内時差ぼけしょっちゅうです。そのせいか海外へ行く時もあんまり時差ぼけ症状を感じたことがありません。個人的な対策としては、飛行機に乗ったらすぐに時計もスマホも現地時間に合わせ、出てくる機内食を「これは晩ごはん」「これは朝ごはん」など言い聞かせながら食べます。

 

私達のカラダ(体内時計)は、やはり日の光に合わせて出来ているし、太陽の光を浴びると気持ちよく目覚められますね。アロマもお気に入りの香りを見つけ、安らぎたい時、逆にシャキッとしたい時に応じて、ぜひ活用してみてくださいね。

 

 

 

 

出典:
JAL快適な空の旅のために https://www.jal.co.jp/health/arrive/
All AboutこれでOK! かんたん時差ボケ解消法より http://allabout.co.jp/gm/gc/299074/

All About Beautyトラベルに携帯すると便利なアロマ http://allabout.co.jp/gm/gc/56667/
心とからだの健康館さわやか21 乗り物酔い&時差ボケの時のアロマレシピ http://www.sawayaka21.com/aroma/es_info/ar-recipe/recipe_norimono.htm

 

 

 

 

 

投稿つらい時差ぼけ、なぜ起こる?~予防・対策~【アンケート体験談発表】海外旅行保険 の最初に登場しました。

外務省 海外安全情報(2016.2.16更新)

2016年02月16日 category:安全情報

◆海外に渡航される方は,最近のテロ等の治安情勢を踏まえ,十分注意してください。
詳細については,渡航先の国・地域の最新の海外安全情報を参照してください。

 

 

 

【トピックス】

 

北朝鮮への渡航自粛要請について

 

 

Tabiregi

 

 

海外で困ったら 大使館・総領事館でできること

 

【重要】

 

海外における女性への性的暴行に対する注意喚起(PDF)

 

海外での違法薬物の所持・運搬等に対する注意喚起

 

海外旅行保険加入のおすすめ

 

 

 【海外邦人事件簿】

 

◆Vol.64旅先で入院したら医療費が嵩む

 

 

 

【スポット情報】

 

2016/02/06台湾:地震発生に伴う被害及び余震等に対する注意喚起

 

◆2016/02/09香港:九龍地区モンコック(旺角)におけるデモ隊と警官隊の衝突に関する注意喚起

 


【危険情報】

 

◆2016/02/09
マリについての海外安全情報(危険情報)の発出

 

◆2016/02/08
スリランカについての海外安全情報(危険情報)の発出

 

 

 

最新情報は外務省ホームページでご確認ください!  

 

 

 

travel2

投稿外務省 海外安全情報(2016.2.16更新)三井住友海上海外旅行保険 の最初に登場しました。

TRAVEL-MODE【2016.3月号】

2016年02月16日 category:Travel-Mode

フィリピン・ボホール島

 

 

 

今月はフィリピン・ボホール島でのジップライン体験をご紹介します。 

 

 

セブ島のすぐ南隣の島、ボホール島。ビーチは美しいパウダーサンドで、沖合いにはフィリピン有数のダイビングポイントがめじろ押しです。島内には幻想的な景観を誇る『チョコレート・ヒル』や、世界最小の眼鏡ザル『ターシャ』など見どころもいっぱい。また爽快な川下りやホエール・ウォッチングなど、アトラクションも充実しています。
【フィリピン・政府観光省HPより】

 

 

 

まだ間に合う!大人気の海外雑貨プレゼントはこちら!

1cli

 

 

 

 ★★★今月号のTRAVEL-MODEは、“世界の街から”に5名の新メンバーを加えて、各国から最新情報をお届け!また“海外トラブル情報”では、海外旅行へ行く方必見の「仕掛けられる罠。こんな人には要注意」をお届けします。どの記事もお見逃しなく~。★★★

 

 

 

◆ 特集 仕掛けられる罠。こんな人には要注意【海外トラブル情報】

 

海外トラブルポラ

 現地の人との交流は楽しく、素晴らしい旅の思い出になりますが、とんだトラブルに巻き込まれる場合もあります。そこで今回は、
「仕掛けられる罠。こんな人には要注!!」と題しまして、人物の
見極め方をお送りします。悪い人は善い人のふりをするのも上手です・・・続きはこちら

 

 

◆ 世界の街から

 

 モスクワポラ    世界の街から

  【ロシア・モスクワ】
<りすりす通信>りりさんより
数日のモスクワ滞在でも楽しめそうな
お手軽クロスカントリーの情報です。

 

とっておき情報満載! 

     
ニューヨークポラ   パリポラ

 【アメリカ・ニューヨーク】
アヴェニューM NEW YORK CITYさんより
ワインも食事も楽しめる、とっておきの
レストラン情報です!

 

 【フランス・パリ】
パリ 通訳・コーディネーター
satomina-parisさんからは、
日本人女性にも人気のアクセサリー
ブランドの紹介です。

     
ベトナムポラ   バリ島ポラ

 【ベトナム・ホーチミン】
ベトナムの魔女ハノイ・ホーチミン
魔女さんからは、新名所となりそうな
“本屋通り”をお届けします。

 

 【インドネシア・バリ島】
michiのバリで道草。のmichiさんより
地元の人も通う安くておいしい
インドネシア料理レストランをご紹介。

 

 

 

◆アンケート結果発表

ホテルポラ  

今回の読者投稿コーナーは、アンケート結果より「私のおすすめホテル」をお届けします。海外旅行へ行く時、みなさんどんなホテルに泊っているのでしょう。あなたはリーズナブル派?それともラグジュアリー?・・・続きはこちら

   

◆今月のアンケート

 
今月のアンケートポラ

 今月のアンケートは「添乗員つきの安心旅行?それとも自由を選ぶ?」
アンケートにお答えいただいた方の中から抽選で、毎月海外雑貨をプレゼントしています。例)憧れの〇〇ホテルに泊って、エステを受けたかったからなど、海外旅行へ行く動機・目的を教えてくださいどしどしお待ちしています~
・・・アンケートに答える

 

◆連載

 
北欧コラムポラ

 北欧コラム、ドロッペさんのハーデソーブラーvol.5は、
マーハウスで真冬の数日を過ごしたお話の後半をお届けします。
マイナス気温の中、百年前の暮らしと変わりない過ごし方。
北欧の人たちは“休暇”をどんな風に捉え、そこにはどんな効果があるのか、ドロッペさんが体験を通して語ります。
「冬のサマーハウスその2」・・・続きはこちら

 

 

 

 

投稿TRAVEL-MODE【2016.3月号】三井住友海上海外旅行保険 の最初に登場しました。

今月のアンケート【2016.3月号】

2016年02月16日 category:アンケート

90fd57cd40c9332a8546f7b21e4330c0_s

 

添乗員つきの安心旅行?それとも自由を選ぶ?

 

 

【今月の質問】     Note: There is a poll embedded within this post, please visit the site to participate in this post’s poll.  

 

pre ※前回も多数のご回答をありがとうございました!下のアンケートに答えて頂くと、抽選でスタッフ厳選の海外みやげを進呈します。 ふるってご参加ください!(写真はプレゼントの一例です)

オリックス生命が気になっている方はこちら

unnamed     

読者アンケート

[contact-form-7 404 "Not Found"]

投稿今月のアンケート【2016.3月号】三井住友海上海外旅行保険 の最初に登場しました。

『冬のサマーハウス(その2)』ドロッペさんのハーデソーブラー

2016年02月15日 category:北欧コラム

hadetsabraヘッダー

 

こんにちは。ティンドラ・ドロッペです。前回に引き続き、サマーハウスのお話(その2)後半です。電気・水道・ガスを引いていない所で、真冬の休暇!?ここにこそ、北欧マインドがつまっているんです。

 

 

前回のお話
『冬のサマーハウス(その1)』はこちら

 

 

サマーハウス滞在2日目、気温マイナス5度、晴れ。
のんびりした朝ごはんを食べ終わる頃には、太陽も低い空にやわらかい光となって、雲の向こうに存在を感じます。

 

「森の散歩にでかけましょう!素晴らしい景色を見せたいの。」
素敵な提案にうなづかない理由などありません。しっかり着込んで雪山歩きに出かけました。
まっ白に染まる森でも、5km歩けば体は熱くなります。生まれたての風が樹々を揺らし、ひんやりと頬をなでていきます。
空気はきらめき、爽やかな針葉樹の香りに、思わず何度も深呼吸。とても気持ちのよいヒーリング散歩です。
雪のキャンパスには、動物達の足跡。シカ、ウサギ、小鳥たち、そしてゾウが歩いたかのような足跡を残したのはシカ科最大種、ムース(ヘラジカ)のものです。私達人間が3人歩いた後は道になっていきます。

 

 

P1050145

 

 

森を抜け、うっすらと氷の張る湖を通って到着した高台の物見やぐらに登ると、そこには見渡す限り、濃い緑色の景色が広がっていました。
さえぎるものは何一つありません。針葉樹の森は、まるで深緑のカーペットのように大地を包み、天と地を分ける線を360度描いています。

 

「見て!これがスカンジナビアの大地よ!これを見せたかったの。スカンジナビアへようこそ。」そう言って、カーンが私の顔を覗き込みます。

 

広大な大自然の中で、私の存在は針で突いた点ほどもない・・・日々積もった疲労も苦悩もすべて吸い取られていきます。「ちっぽけ、ちっぽけ」心の中でそう繰り返すうちに、なんでもないことのように心が晴れていくのです。

 

 

P1050142   P1050158
360度ぐるっとこの景色   うっすらと湖も凍った

 

 

 

3日目は、6km離れたお隣、ヨンナおばさんが遊びにきました。午後からはロバートに勧められて、クロスカントリースキーを初体験。ロバートが屋根裏から出してきたスキー板は、スキーをしたことがない私が見ても、“スキー博物館”とかあったとしたら、そこに展示されていてもおかしくないくらいクラッシックなものでした。

 

P1050271   P1050211

6km先のお隣、ヨンナおばさんのソリ。
これで買い物にも行くのだそう

 

年代モノのスキー板。
当然ストックも木製。

 

 

「じゃあ、ちょっとそこまで行ってみよう!」と、簡単に言われたものの、途中で何度もスキー板の留め金がはずれ「待ってー!」「ゴールはどこ~?」。ロバートについて行くことに必死です。ロバートの「ちょっとそこまで」は、なんと往復6km!慎重に足元ばかり見て2時間。なんとかころばずにサマーハウスに戻ってきた頃は、すっかり日が落ちていました。

 

「顔をあげてみて!これがホーム・スイート・ホームだよ。」。闇に包まれかけている森の中に、キャンドルが灯る窓が見えました。なんと暖かい光なんでしょう。私達の帰りを待って、カーンが灯してくれていたキャンドルの明かり。そしてチムニーからは、もくもくと煙が。あの窓の向こうで、カーンが温かい料理を作ってくれているんだ!疲れも不安も一瞬にして消えてしまうのでした。

 

 

P1050107   P1050110
cozyなダイニング   キャンドルは各窓辺に

 

 

 

サマーハウスには、電気もガスも水道もありません。
引こうと思えば、いつでも引けるのです。ただ、彼らはあえて引いていないのです。

 

サマーハウスにある道具達は、コレクションというものではなく、味のある古い物ばかりです。いつからかそこにあるといった佇まいで、飾られているわけではなく、すべてが現役で使われています。手入れをして長く愛着を持って、家族に引き継がれてきたものです。

 

サマーハウスで過ごす時間は、百年前の暮らしと大きく変わりはありません。でも、原始的な暮らしに戻るわけではなく、人間が持っている本来の能力を発揮するだけです。陽の光に合わせて営み、娯楽のない夜は語らい絆を深めます。男はたくましく頼りがいがあり、女は優しくあたたかい。そしてささいな自然の変化にお互いに心をふるわせて、知恵を絞るのです。

 

「せっかくの休暇なのに、日常と同じことをしてもつまらないじゃない?」カーンもロバートもそう言います。一見すると不便にも思えることも楽しんでしまう、そうしている内に日常の煩わしさやストレスから解放されるのです。
ロバートが教えてくれた「時をすごす家(フリッチスフース)」。その意味がぴったりと、手に取るように理解できました。

 

<休暇>という概念が日本とは、根本的に違うけれど、“時をすごす家”、素敵な考え方です。彼らに限らず、北欧の人たちは“時間の質”に対する意識が非常に高く、心の豊かさとくつろぎを見出すことに長けています。世の中が便利になればなるほど、失っていくものも多いとよく知っていて、ひとりの人間の持つ弱さや痛みも知っているように思います。贅沢したり、楽をする休暇ではありませんが、人としての本質を見失わないため、明日からの活力のために必要な時間を過ごしているのです。

 

 

P1050184   P1050277
小鳥に餌を置いていくカーン   このコーナーのタイトル画
帰路スコーネ地方の景色

 


滞在4日目。気温マイナス9.5度、晴れ。

冬のサマーハウスに滞在することで癒され、リセットできたことは間違いなく、明日からの私に不要なモノは、ここに全部おいて行くことができました。満点の星空から、針葉樹の森からは、沢山のおみやげをもらって、コペンハーゲンへの帰路に着きます。
赤い家を出る時、カーンが小鳥たちに、餌をたっぷりと置いていきました。「ちゃんと冬を越すのよ~。」小鳥たちのさえずる声にも、たくさん癒されましたものね。

 

 

この場をお借りして、あらためてカーンとロバートに感謝を。

 

 

おまけ。
ベストシーズンのサマーハウス

 

DSCN0486

 

 

投稿『冬のサマーハウス(その2)』ドロッペさんのハーデソーブラー三井住友海上海外旅行保険 の最初に登場しました。

ページ上部へ