世界おやつびっくり箱 Vol.16インドネシア
2018年05月14日 category:アジア | 世界のおやつ | 世界のおやつ、インドネシア | 世界の食べ物 | 海外旅行保険、@とらべる、三井住友海上、TRAVEL-MODEVol.16 蛍光グリーンのお菓子!その正体は?
スラマッシアン♪(こんにちは)
今回のおやつびっくり箱は、インドネシアから。
すっごく綺麗な緑色の伝統菓子を紹介します。
日本人は、緑色したお菓子を見ると、反応として抹茶かヨモギを想像しますよね。
抹茶を使ったお菓子も、最近ではかなり綺麗なお抹茶色に発色いたしますが、
今回のお菓子は、抹茶でもヨモギでもありません。
このお菓子の名は
Dadar Gulung(ダダールグルン)
インドネシア語で「ダダール」=クレープやパンケーキのこと、「グルン」=包む
という意味なのだそう。
グルンと何を包んでいるかというと、刻んだココナッツにパームシュガーをまぶしたもの。
餡を包むという発想は、アジア圏には多いですね。
そして、本題。
この発色の良い緑色の正体は、パンダンリーフ(=ニオイタコノキ)という植物です。
パンダンリーフは、「東洋のバニラ」とも称されるそうで、甘い香りがします。
画像:Wikimedia
インドネシアのみならず、タイ、マレーシア、シンガポールなど東南アジアで、お料理やお菓子作りに欠かせないハーブなのです。刻んで天然の着色料として、葉に包んでチマキのように蒸したり、ご飯と一緒に炊いたり多用されています。東南アジアの空港に降り立った時のあの独特な香りの正体は、もしかしらたパンダンリーフの香りかもしれませんね。
実はこのパンダンリーフ、甘い香りがするだけでなく、ビタミンやアミノ酸が豊富なのだそうで、高血圧、動脈硬化、デトックス、ぜんそく、麻疹等によいとされ、、美肌や虫除けにも効果があるという何とも万能な有用植物なのです。
インドネシアだけでなく、東南アジアへお出かけの方、街中やスーパーで綺麗な緑色のお菓子やパンを見つけたら、ぜひぜひお味見を。
投稿世界おやつびっくり箱 Vol.16インドネシアは三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。