世界おやつびっくり箱Vol.20 中国

2018年10月15日 category:世界のおやつ | 中国、冬のおやつ、山査子 | 冰糖葫芦、ビンタンフール | 海外旅行保険、@とらべる、三井住友海上、TRAVEL-MODE

Vol.20 串刺しのキラキラ☆光る赤い玉

ニーハオ♪

今回の世界おやつびっくり箱は、中国の伝統的なおやつ、初登場です。
大きい数珠のようなビーズのような・・・串刺しですけど笑
真っ赤で、キラキラ光っていて、屋台で売られている様は圧巻です。空気がひんやりと、ちょっと寒くなる季節から冬にかけて、中国に旅行に行かれた方は、大抵見かけているのではないでしょうか?

 

画像:iStock

 


これ、日本のお祭りで売っている何かに似ていませんか? そう!りんご飴とそっくり。でも、串刺しにされているのは、リンゴではなく山査子(サンザシ)の実。日本で見る山査子の実より、中国のは、ちょっと大きくないですか?

 

このおやつの名前は

 

冰糖葫芦(ビンタンフール)

 

ビンタンフールは、中国の冬の風物詩といっても過言ではないくらい、大人にもこどもにも大人気な庶民派おやつ です。リンゴの味に似た甘酸っぱい赤い実を30cmくらいの串に刺して、氷砂糖を煮溶かした飴をかけて出来上がりです。いたってシンプル!

山査子の栄養成分は、美容効果が高く、食物繊維やビタミン、ミネラルに加え、抗酸化作用のあるカテキンも豊富に含んでいるのです。消化吸収を助けたり、風邪を引きにくくなるとも言われています。

串に刺して、飴をかけるだけですから自宅で作っている人も多いのだとか。最近では山査子だけではなく、いちご、キウイ、みかん、ぶどう、パインなどのフルーツバージョンの串刺しも人気なのだとか。山査子にはゴマかけバージョンもあります。路面で売ってあるのは、PM2.5などの汚染物質に晒されていて心配な方は、レストランで売っているものや、露店でもビニールに入っているものを買ってくださいね。

 

画像:iStock

 

さて、ビンタンフールの起源ですが。
南宋王朝(1127〜1279年)の時代、寵愛する妃が病に倒れ、救いたい一心の皇帝が、おふれを出したところ、民間の医師が山査子を氷砂糖で煮詰めたものを食べるように勧めたということです。これが庶民にも広まったのですね。それにしても800年!? どこででも、誰にでも手に入るもので、作り方が今も変わらずシンプルで、尚且つ効能効果を実感できるものだからこそ、今も姿を変えず、受け継がれ、人気なのでしょうね。
(出典:チャイニーズドットコム中国語教室「中国の冬のおやつー冰糖葫芦」)

 

葉の落ちた枝に残る赤い実に、雪が降って凍った山査子にそっくりですね。南宋王朝のお話もさることながら、もしかしたら、誰かがこの景色にヒントを得て、作ってみたんじゃないかなぁなどと考えました。

画像:iStock

 

冬場に中国の寒いエリアへご旅行の方は、風邪を引かないように、ぜひぜひトライしてみてくださいね。

投稿世界おやつびっくり箱Vol.20 中国三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

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