Category: 世界の食べ物

世界のおやつびっくり箱【クリスマス拡大スペシャル】

2017年11月08日 category:世界のおやつ | 世界のお菓子、クリスマス | 世界の食べ物 | 海外旅行保険、@とらべる、三井住友海上、TRAVEL-MODE

クリスマスが近づいてまいりました〜。日本でもクリスマスは一大イベントとなっています。中でもクリスマスケーキは定番ですね。有名パティスリーからコンビニまで、こぞってケーキの販売合戦になります。仏教徒の多い日本では不思議な習慣化とも言えますが、宗教的な意味は置いといて、楽しみにしている方は多いと思います。では海外では?どんなお菓子を食べるのでしょう。本場のクリスマスのお菓子を集めてみました。おやつびっくり箱拡大スペシャルでお届けします。

 

★★★

 

 

フランス・アルザス地方 
Berawecka (ベラヴェッカ)

フランスのクリスマスで食べられるケーキは、一般的にブッシュ・ド・ノエル。日本でもおなじみの切り株の形をしたロールケーキです。もしかしたら、日本でクリスマスケーキが浸透したのは、ブッシュ・ド・ノエルからかもしれませんね。
さて、こちらは同じフランスでもアルザス地方のお菓子。ベラヴェッカは洋梨のパン。キリストが生誕した際のおくるみを模したと言われています。中には洋梨はじめ、たっぷりのドライフルーツとナッツがぎっしり。さくらんぼのお酒に浸した後、スパイスやパン生地と一緒に焼かれます。薄く切って、味わいながらクリスマスを1日1日と待ちわびるお菓子です。



 

オーストリア/ドイツ
Vanilla Kipferl (バニラ・キッフェルン)

ヘーゼルナッツパウダーを使った三日月型のクッキーで、クロワッサンの原型とも言われています。ほろほろっとした食感やバニラの香りが優しく、スノーボールと近いお菓子です。オーストリアだけでなく、ドイツでも食べられるそう。やぱりこのクッキーもクリスマスを待ちわびるアドベントの時期に食べられます。

 

フィンランド
Joulutorttu(ヨウルトルットゥ)

こちらは北欧・フィンランドの伝統的なクリスマスのお菓子。ヨウルトルットゥは、クリスマスツリーのてっぺんにある星の形をしています。北欧諸国では、ツリーだけでなく窓に星の形のライトを吊り下げて、インテリアもクリスマスの雰囲気で演出します。クリスマスを待つお菓子も星の形。バターたっぷりのパイ生地に切り込みを入れ、風車のように折って、真ん中にジャムを乗せたサクサクしたお菓子です。冷凍のパイ生地を使えば、誰でも簡単に作ることができますね。

Finnish star-shaped joulutorttu christmas cake with dried marmalade

 

デンマーク
Ris a lamand (リセラマン)

リセラマンは刻んだアーモンド入りのミルク粥のこと。ris(リス)=ライス、つまりお米のことです。お米をミルクで炊いて、冷やしてチェリーソースをかけて食べます。この中に皮をむいた一粒の白いアーモンドが隠されていて、当たった人は来年の幸運が約束されるというおみくじ的要素も含んでいます。
北欧ではサンタクロースよりニッセ(スウェーデンではトムテと呼ばれる)の方が有名で、屋根裏に住むいたずら好きの妖精は人気者。クリスマス時期、街の至る所で小さなニッセ人形が売られているのを見かけます。ニッセが家に住んでいると、その家の繁栄をもたらしてくれますが、怒らせると大変なことになってしまいます。ニッセにご機嫌よく屋根裏にいてもらうため、クリスマスには大好物のミルク粥をあげるという習慣が今でも残っています。ニッセは赤い服を着てとんがり帽子を被っていて、おひげもあります。そうこの姿、みんながよく知っているサンタクロースの原型と言われています。



 

スペイン
Turrón(トゥロン)

スペインのクリスマスに欠かせないのが、こちらのお菓子トゥロンです。その歴史は古く、15世紀とも16世紀とも言われていて、起源はイスラム圏からアーモンドとはちみつが入ってきたところから始まるようです。ソフトタイプとハードタイプがあるようですが、どちらもアーモンドやナッツがたくさん入ったヌガーですね。スペインのみならず、ラテン系の国々でも食され、たくさんのバリエーションがあるということです。

Spanish Turron on Wooden Surface / PincasPhoto

 

 

ドイツ
Black forest cake (ブラックフォレストケーキ)

ドイツでは、シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森のサクランボ酒ケーキ)と呼ばれるケーキです。その名の通り黒い森をイメージして作られています。日本でも通年、ショートケーキとして販売されているのを見かけることがありますね。ココア生地の4層からなるチョコレートケーキで、赤いチェリーがアクセント。白いホイップは森に積もる雪を表しているそうです。日本でも馴染みのある大人味のケーキです。

 

 

ギリシャ
Melomakarono (メロマカリナ)

ギリシャのクリスマス定番お菓子はこちら、メロマカリナです。セモリナ粉を使ったクッキーで、中にはオレンジやナッツ、スパイスが入っています。ヨーロッパ圏のクリスマスは、お国問わずオレンジ&スパイス、ここにナッツが加わるものがとても多いです。オレンジとスパイスの香り=クリスマスの香りなんですよね。この香りをかぐたびに1日1日クリスマスが近づく気分を盛り上げ、クリスマスを待ちわびながら準備をします。


 

イギリス
Christmas pudding (クリスマスプディング)

これはご存知の方も多いかと思いますが、イギリスのクリスマスでは定番のお菓子、クリスマスプディングです。プディングといってもプリンとは様子が違いますし、ケーキともちょっと言い難い。ミンスミートと呼ばれる牛脂を使った生地に、やはりこちらもドライフルーツたっぷり、スパイス、ナッツを入れて、オーブンで長時間蒸し焼きしたたもの。熟成した方が美味しくなるということで、アドベントに入る前の最後の日曜日に作り始めるのだそう。ものすごく手間と時間(日にちも)がかかったものなのです。クリスマスプディングは、キリストと12人の弟子を象徴する13種類の材料を使わなければならないというおまじない的ルールや、指輪やコインを入れて、切り分けた時に幸運を占うことも。食べる前に、ブランデーをかけてテーブル上で、フランベすると香りもよくなり、盛り上がるということです。



 

オーストラリア・アメリカ
Rocky Road cake (ロッキーロードケーキ)

その名の通り、ロッキーロードとは岩だらけの道。ゴツゴツした感じのケーキです。チョコレートファッジの中にナッツがゴロゴロザクザクです。そして欧州と違うのは、マシュマロ入りというところ。大人も子供も大好きなので、クリスマスのデザートに選ばれることが多いようです。アイスを添えても美味しいですしね。
 

 


さてさて、いかがでしたか?
日本で周知されているクリスマスケーキとは違い、華やかさがなかったり、ケーキとはかけ離れているものもあり、驚いた方もいるのではないでしょうか? 見た目には地味なものが多いけれど、ちゃんと意味や言われがあるものが多いですね。特にドライフルーツ、ナッツ、スパイスは全般的に欠かせないようです。簡単に作れるものもありますから、今年のクリスマスはご自身で作ってみてはいかがでしょうか。

投稿世界のおやつびっくり箱【クリスマス拡大スペシャル】三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。

おやつびっくり箱【世界のお菓子シリーズ】Vol.4 ナポリ・イタリア

2017年03月07日 category:イタリア、ナポリのお菓子、スフォリアテッレ | 世界の食べ物 | 海外旅行保険、@とらべる、三井住友海上、TRAVEL-MODE

Vol.4  超絶技法!貝殻のようなパイ

サクサクの食感ととろ~りとした中身を想像しただけで、今すぐ食べたくなる!
パイ好きの方にはたまらないお菓子がナポリにあると聞きまして、調べました。
画像を探して、その見た目にびっくり!「これ手で作れるの!?どーやって?」
何層にもひだが重なった貝殻のようではないですか。これはとても繊細で美しい!

 

Sfogliatella – yummy Napoli pastry for breakfast / Rachel Bickley

 

その名は

スフォリアテッレ( sfogliatella) 

スフォリアテッレとは、「ひだが何層にも重なった」という意味なのだそうで、そして先月号に引き続き、巨匠紹介動画を見つけました。

ご覧ください!この超絶技法!!
これは、手間がかかります。

 

パイの中には、カスタードクリーム、リコッタチーズ、ドライフルーツなどが入っているそうで、
柑橘系のエッセンスが加えられることも多いとか。
さすが、くいだおれイタリアのお菓子! ほんとに今すぐ食べてみたいです。

 

最先端のイタリアグルメ情報が満載!

動画配信元:Italia Squisita

投稿おやつびっくり箱【世界のお菓子シリーズ】Vol.4 ナポリ・イタリア海外旅行保険 の最初に登場しました。

おやつびっくり箱【世界のお菓子シリーズ】vol.3ヴァランス・フランス

2017年02月08日 category:世界の食べ物

Vol.3 スイスという名のフランスのお菓子。

フランス南東部に位置するローヌ=アルプ地域にあるヴァランスという街。リヨンから南に1時間、スイスにも近いところにあります。一般的に日本人にはあまり馴染みがないと思いますが、フランスでは美食の街として知られています。日本からシェフを目指す方々が、料理やお菓子の修業でヴァランスを訪れることもしばしばのようです。
現に今回紹介するお菓子は、かつてヴァランスで修業をしたシェフから「人の形のパンみたいなビスケットみたいな、しかもけっこうなサイズのおもしろいお菓子があるよ。絵に描けるようなかわいさなんだよね。」と教えてもらったのです。「かわいい」に反応し、興味を持った筆者は、シェフから「現地ではパタスイスと呼んでいた。」と聞き、それを元に探したところ、ありました。これね!ホントおっきい!!かわいい。でもちょっと土偶っぽい!?(ぜひ動画でご覧ください!)

このお菓子の正式なお名前は、

Le Suisse de Valence(ル・スイス・ドゥ・ヴァランス)

スイスバレンシアとも言うようですが、この街では「スイス」と言えば、このビスケットを差すくらい、土地の名物となっているようです。
フランスなのに、なぜ「スイス」という名のお菓子かといいますと、フランス革命の頃、ナポレオンによって、この地にローマ教皇が幽閉されていて、教皇の護衛をしていたのがスイスの衛兵達だったということが起源のようです。ですから「スイス」はスイスから来た衛兵さんを模ったお菓子なのですね。

★ちなみにこちらが、「スイス」のモチーフになっているスイスの衛兵さんです。

2974807708_bef945fc87_zSwiss Guard / Dave Hamster

「スイス」は、生地にオレンジピール、オレンジのフラワーウォーターが練り込まれたショートブレッドのような焼き菓子です。ヴァランスでも150年以上の歴史を誇る老舗『ニヴォン(NIVON)』の「スイス」は有名のようで、地元観光局が動画をアップしていましたので、ぜひチェックしてみてください。型は使わず、切り込みを入れてささっと兵隊さんの形になるのがおもしろいです。作ってるところも見ることができます。

 

パリに行っても、お目にかかることはほとんどないという伝統的なフランスの地方菓子。食べてみたい方は、ヴァランスまで行くしかありません。
食文化豊かなヴァランスに興味のある方は、下のリンクをご活用くださいませ。

★創業1856年、ヴァランスの老舗パン屋さん「ニヴォン(NIVON)」
ここのHPにも「スイス」のかわいい動画がありました。
Maison NIVON
17 av. Pierre Semard
26000 Valence
http://www.nivon.com/accueil.html

juste la Drome(ドローム県観光開発庁のHP)
http://www.ladrometourisme.com/fr/

投稿おやつびっくり箱【世界のお菓子シリーズ】vol.3ヴァランス・フランス海外旅行保険 の最初に登場しました。

おやつびっくり箱【世界のお菓子シリーズ】vol.2 ドイツ他

2017年01月10日 category:世界の食べ物 | 幸運のブタ、豚、

皆さま、あけましておめでとうございます。
【世界のお菓子シリーズ】vol.2は、新年に食べるドイツのお菓子をご紹介します。

新年を祝うものや、縁起が良いとされるものは各国様々ありますが、文化圏が違っていてもしあわせの象徴と人気があるもの。それは・・・

cid_ii_15977ca240dc42c2

ブタさんです!

 

言われてみれば、そうかもしれないですね。昔はどこの家にもあった貯金箱。ブタの貯金箱はかなりの確率、世界中で目にします。富と繁栄の象徴であることに加え、日本でもブタさんは「トントン拍子」にかけて、物事が順調にすすんでいくラッキーアイテムでもあります。
1995年に公開された映画『ベイブ』、覚えてますか~!? 映画は大ヒット、子豚のベイブも大人気となりました。子豚を飼うのもちょっとブームになったような・・・やっぱりブタさんは、どこか憎めず、ほんわかしあわせな気持ちにさせてくれるようです。

ドイツではクリスマスが過ぎる頃、お菓子屋さん、パン屋さん、スーパーの店頭にブタさんが勢揃いします。マジパンで出来た食べられるブタさんです。日本でマジパンはあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパの方ではケーキの外側をきれいな色のマジパンで覆ったり、焼き菓子の中身(フィリング)に使われていて、かなりメジャーな食材です。わたくし個人的な見解ですが、日本のポジションでいう「あんこ」的な存在でしょうか。マルチパンとも呼ばれていて、挽いたアーモンド粉とお砂糖で出来ています。粘土細工のように自由自在に形作れるのも魅力ですね。お菓子のブタさんであれば、菜食の人も宗教上の理由で豚NGの人も食べられます。

          
cid_ii_15977ca4be8057deマジパンでできたブタのお菓子「Gluecksschwein」

 

ドイツでは、マジパンでできたブタさんを『Gluecksschwein(グリュックス シュバイン)』“幸運の豚”と呼んで、新年のラッキーアイテムとして贈り合います。
幸せをもたらすアイテムは、他にも『煙突掃除の男』『馬の蹄鉄』『四葉のクローバー』『硬貨』『きのこ』などがあり、これらが組み合わさったものがもっといい!ってことで人気があります。マジパンブタもコインを口に銜えているタイプや、写真のように四つ葉のクローバーを抱っこしているものを見かけます。大晦日の夜、マジパンブタを沢山手作りして、新年に大切な家族・友人に配るという人もいるようですよ。この習慣は、ドイツのみならず、オーストリアや北欧諸国でも同様にあるようです。

かわいければかわいいほど、食べるのがもったいなく、そしてためらうのが頭から食べるか?おしりから食べるか?ということですが・・・縁起物ですからね、そして食べ物ですからね。もしマジパンブタをプレゼントされたら、賞味期限内においしく食べきっちゃってくださいね。

参考webサイト:気になる世界の「招き〇〇さん」コーナー
http://www.geocities.jp/yukisunoyuki/LuckyItem/Europe_LuckyItem.html

 

投稿おやつびっくり箱【世界のお菓子シリーズ】vol.2 ドイツ他海外旅行保険 の最初に登場しました。

おやつびっくり箱【世界のお菓子シリーズ】vol.1 クロアチア

2016年12月13日 category:世界の食べ物

 

TRAVEL-MODE 新シリーズ始めます。

id-100339504Beautiful Child Having Breakfast At Home” from FreeDigitalPhotos


お菓子と聞いただけで心が弾む、甘いものって幸せ感が高まります。お菓子のない国なんてないですよね。世界のお菓子を見てみると、その国の文化や習慣が背景にあることがわかり、お菓子を通してその国に興味を持つことがあるかもしれません。
TRAVEL-MODEでは『おやつびっくり箱』と題して、世界のお菓子を紹介するシリーズをスタートさせます。不思議な魅力がつまったお菓子とともに、国や地域の情報もお伝えします。どうぞお楽しみに!


★★★


vol.1  不思議な〇〇の正体は?

不思議なおやつはないものか探したところ、なに?この模様?見たことないと思ったケーキがこちら。

stonska-torta-1出典:Just Dubrovnik

クロアチア・ストン地方の伝統的なケーキ『ストンスカ・トルタ』です。

ケーキの主たる材料はなんとパスタ。ケーキの中にパスタ?入れ子状態の不思議なケーキです。〇〇に見える部分がマカロニ様のパスタですね。
ケーキの中身は、クルミやアーモンドなどのナッツ類+チョコレートをマカロニにまぶし、シナモン、バニラ、レモンで風味づけをしたフィリングです。このフィリングを甘くないペストリー生地で包み焼いたもので、ベリーなどで飾られることもあるようです。ナッツ、チョコ、シナモン、バニラ!聞いただけで相性がよく、なんとなくお味の想像もつきますが、気になるのは食感ですね。弾力がある感じでしょうか?

ストンスカ・トルタ誕生は何世紀も前にさかのぼり、発端は材料を節約するためのアイディアだったそうです。節約ケーキですが何世紀にも渡り、受け継がれ名物ケーキになっているということは「おいしい!」にちがいありませんね。現在でもクリスマスや結婚式の定番だそうですよ。

stonske_zidine_28-05-2010-_by_zt_4_出典:DUBROVNIK DIGEST

さて、ストンスカ・トルタのストンとはどんなところでしょう。

ストンは、クロアチア南部の海岸線にある小さな城壁の町です。中世から残る城壁は、3つの城をつなぎ、ヨーロッパ一の長さを誇るということで、その様子はヨーロッパ版万里の長城とでもいいましょうか。万里の長城のように人で混雑しておらず、ほのぼののんびりしています。ローマ時代から続く塩田もあり、この塩は地中海一純粋な塩と評価されています。牡蛎が美味しい町としても知られていて、牡蠣に舌鼓を打ったあとのデザートにはやっぱりストンスカ・トルタでしょう。ストンは、日本でも人気急上昇の旅先ドゥブロヴニクのお隣。バスで1時間ちょっとで行くことができます。城壁に登るもよし、グルメよしと日帰りエクスカーションにはぴったりの町ですね。

 

参考URL
Just Dubrovnik <http://www.justdubrovnik.com/>
DUBROVNIK DIGEST<http://dubrovnikdigest.com/en/excursions/ston-and-peljesac>
heneedsfood. <http://heneedsfood.com/recipe/stonska-torta/>
Wikipedia <https://ja.wikipedia.org>
National Giographic <http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20140903/413993/?P=1>

 

投稿おやつびっくり箱【世界のお菓子シリーズ】vol.1 クロアチア海外旅行保険 の最初に登場しました。

お問合せ
ページ上部へ
RSSリーダーで購読する