【海外】旅行者受け入れ状況・EUに緩和の動き
2021年05月23日 category:特集一覧ワクチン接種が進んでいるEU各国に少しずつ観光客受け入れ緩和の動きが出ています。条件を求めている国もありますが、日本からの受け入れ状況をお伝えいたします。(2021.5.23現在)
★★★
スペイン
You Deserve Spain「ご褒美旅行はスペインへ」

画像:iStock
スペイン政府観光局の母体であるスペイン観光推進局は、「You Deserve Spain(ご褒美旅行はスペインへ)」と題し、外国人観光客誘致に向けたプロモーションキャンペーンをスタートしました。
新型コロナウイルスがもたらした不安な日々から旅行者を解き放ち、心からリラックスした休暇を過ごしてもらいたいというメッセージが込められているということです。
このプロモーションキャンペーンでは、信頼、安全、クオリティを三本柱に旅行計画を促し、スペインの観光名所めぐりや自然をアピールする素材を紹介しています。若者、成人、家族旅行、シニア向けといった幅広いターゲットに向け、ビーチリゾートや巡礼の道など多種多様な素材が豊富に紹介されています。
キャンペーンの開始に合わせて、スペイン産業・貿易・観光大臣は、「スペインは、まもなく世界からの観光客の受け入れを再開する。最高の休暇を過ごしたいと願う旅行者を迎える体制が整った」とコメントしています。
フランス

画像:iStock
フランス政府は、4段階に分けて新型コロナウイルス感染症に関連する制限措置の緩和を行うと発表しました。5月3日には国内の移動制限が解除されたということです。
5月19日以降は夜間外出禁止令の開始時間を21時に緩和し、美術館や映画館、劇場が入場制限付きで営業を再開するほか、カフェやバー、レストランでは屋外のテラス席での営業が可能になるということです。
6月9日には夜間外出禁止令の開始時間を23時に緩和し、6月30日には完全に解除される見通し。さらに、6月9日からは、ワクチン接種や免疫を証明する「健康パス」を示せば文化的な場所、スタジアム、見本市、または「大きなイベント」(最大5000人)に参加できるようになり、「ワクチンパスポート」を保有する外国人観光客の入国も認めるということです。
イギリス

画像:iStock
イギリス政府は5月7日、新型コロナウイルス感染症の感染者が減少したことを受け、夏のバカンスシーズンを前に海外旅行の再開を認めると発表しました。
5月17日から渡航先を感染リスクに応じて「青」「黄」「赤」という3つのカテゴリーに分ける「信号機システム」を導入。最も安全な「青」には人口の約6割がワクチン接種を完了したイスラエルのほか、感染状況が落ち着いているオーストラリア、ニュージーランド、香港、アイスランドなど、12の国・地域が含まれ、帰国後の隔離措置が免除されるということです。
日本は「黄」に分類され、日本からイギリスに渡航した場合は10日間、自宅などで隔離が求められます。赤に分類されているインドやブラジルなどからの渡航した場合は、政府指定の宿泊施設で10日間の隔離が必要になるということです。
イタリア

画像:iStock
イタリアのドラギ首相は5月12日、新型コロナウイルス対策で制限している外国からの観光客受け入れに関し、日本から「ワクチンの接種証明があれば隔離期間なしで入国できるようになる」と述べました。
また、イタリアのスペランツァ保健相は5月16日までに、欧州連合(EU)加盟国、英国、イスラエル、日本とアラブ首長国連邦(UAE)などからの観光客の入国を認めると発表しています。
同国保健省の報道室によると、感染予防の対策を講じた航空便で到着した米国、カナダ、日本とUAEなどからの観光客も受け入れ、隔離措置を求めないとのこと。ただ、航空便の出発前の48時間内のPCR検査、搭乗時の結果が迅速に判明する簡易検査、イタリアに到着時の再度の簡易検査が必要となります。
★★★
少しずつ観光再開に向けて動きも出ていますが、日本政府は、変異ウイルスの感染拡大を受け、新規感染者の減少傾向を継続させ、再拡大(リバウンド)を防止すべく、日本入国制限と検疫体制の一層の強化を発表しています。
外国人・日本人を問わず全ての入国者に対して出国前72時間以内の検査証明書の提示と入国時に新型コロナウイルスの検査を受検する必要があります。
14日間待機期間の措置
□検疫所に提出した誓約書の内容を理解し遵守すること
□入国の次の日から起算して14 日間待機する滞在場所を確保すること
□到着空港から、その滞在場所まで公共交通機関を使用せず、ご家族の車、レンタカー、ハイヤー等の移動する手段を確保すること
□入国後に待機する滞在場所と、空港等から移動する手段を検疫所に登録すること
というわけで、海外の入国緩和のニュースは嬉しいけれど、自由往来にはまだほど遠い。そしてワクチン接種が今後のカギになりそうです。
投稿【海外】旅行者受け入れ状況・EUに緩和の動きは三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
【世界7カ国】海外旅行に関する意識調査
2021年04月22日 category:特集一覧コロナ禍も1年が過ぎ、いつになったら海外旅行へ行けるのか? GW目前にして「今年は行けると思ったのにな」と思う方もいらっしゃるでしょう。海外旅行について他の人はどう思っているのでしょうか。JTB総合研究所、アメリカンエキスプレス・インターナショナルが行った旅行に関する意識調査の結果をお伝えいたします。

画像:iStock
★★★
1. JTB総合研究所が行った意識調査
2021.2月にJTB総合研究所が全国15歳以上の男女12,142 名にインターネットでアンケート調査を行い、2018~20年の海外旅行および国内旅行の経験や、 今後数年間における海外旅行の意向について聞いた結果を報告しています。
以下引用:JTB総合研究所より
コロナ禍におけるこれからの日本人の海外旅行意識調査
(2021年2月実施)
■ 海外旅行に出掛けている人の方が、国内旅行に積極的。2020 年の国内旅行実施率は 71.7%
2019 年に海外旅行を経験している人は、国内旅行のみを経験した人よりも国内旅行回数が多い傾向 2020 年に3回以上の国内旅行を経験しているのは、前年の海外旅行経験者で 25.3%、国内旅行のみは 13.0%。
■ 海外旅行の再開に向け、「行き先にこだわらず、すぐ行きたい」は全体で 13.8%、 「世界的に新型コロナが落ち着くまでは行かない」は 60.4%
男性 15‐29 歳は 26.1%が「行き先にこだわらず、すぐ行きたい」と回答。
■ 観光目的でまず行こうと思う国・地域は「ハワイ」、「台湾」、「米国本土」「オーストラリア・ ニュージーランド」「韓国」が上位
ハワイは「とにかく好き」、台湾、韓国は「日本から近い」、台湾、オーストラリア・ニュージーランドでは 「新型コロナの感染者数が少ない」「新しい感染症に対する対応が信頼できる」も選ばれる理由に。
■「入国時に一定の隔離期間が設けられても海外旅行に行きたい」は全体の 16.9% 「安全のために行動を把握するパッケージツアー(管理型旅行)ですぐ行きたい」は 12.7%
「行き先にこだわらず、すぐ行きたい」と考えている人は、「隔離期間が必要でも行きたい」が 51.2%、 一方、「行動を把握するパッケージツアーを利用して、すぐに海外旅行に行きたい」は 32.6%に留まる。
■ 「現時点で海外旅行再開に向けた行動は特にしていない」は 51.6%と半数を超える
コロナ禍以前の旅行経験者、かつ今後の意向がある人でも、新型コロナが長引けば海外旅行への関心そのものが 薄れる可能性も。

画像:iStock
2. アメリカン・エキスプレス・インターナショナルが日本を含む世界7か国で実施した旅行意識調査
以下引用:トラベルボイス(観光産業ニュース)より
アメリカン・エキスプレス・インターナショナルは、日本を含む世界7か国で実施した旅行意識調査の結果を発表した。これによると、世界各地で旅行再開への強い期待がみられるとともに、コロナ禍の生活が始まって1年がたち、消費者の旅行に対する概念が大きく変わっていることが見受けられたという。
例えば、ラグジュアリートラベルに求める要素では「自分に合わせてカスタマイズされた体験」(回答者の64%)とともに、「プライバシー」(63%)、「厳しい基準での衛生管理」(57%)が多く、アメックスでは「感染リスクを最小限に抑えながら記憶に残る旅行体験をすること」(40%)をラグジュアリートラベルと捉える消費者が増えていると説明。
また、旅行先を選ぶ観点では、密など感染リスク回避のために旅行先は従来人気だった人口の多い大都市から、旅行先としてこれまで思い浮かぶ場所ではなかったセカンドシティーが人気になっているという。
予約に関しては、33%が「料金が高くてもキャンセル規定が柔軟な方を選ぶ」と回答。「旅行の計画があると楽しみが増える」(85%)、「どうしても旅行に行きたいので、今後キャンセルしなければならない可能性があるとしても、旅行の予約をするつもり」との回答も40%を占めた。旅行に対する強い意欲は、アメックスが手配したカード会員の国内旅行予約件数にも表れており、2021年3月の予約件数は同年1月と比較し、航空券は1.8倍、宿泊予約は2.1倍に増加したという。
一方、コロナ以前は人気だったSNSでの旅行体験の共有については、52%が「今年は、旅行に対する非難を受けないように、自分が旅行に行ったことをSNSでシェアするのはこれまで以上に用心する」と回答。政府要請などに反して旅行をした人を非難する現象「トラベル・シェイミング(旅することが恥)」を恐れ、控える人が増えると展望した。
調査は2021年1月15日~24日まで、世界7か国でオンラインで行なった。対象国は、日本、米国、カナダ、メキシコ、オーストラリア、インド、イギリス、米国で、各国1000人(米国は2000人)。

画像:iStock
いかがでしたか?
上記二つのアンケートの回答内容は、概ねうなづけるものではないでしょうか。海外旅行再開に向けて、期待はしているもののやはり様々な不安が先立ち、まだまだ気持ち的にも行動的に見ても消極的です。これからの海外旅行は、プライベート感と衛生管理のニーズが高まる傾向と言えるのではないでしょうか。再開されたとしてもこれまでのように格安で気軽にというわけにはいかないと思われます。綿密な計画の必要性とそれなりの費用がかかってくることが考えられます。
SNSでの旅行体験の共有も控えるという結果は興味深いものがあります。海外旅行での体験をアップし、より多くの「いいね!」をもらうことは、旅の充足感をより高めるものだったはずです。そのモチベーションがなくなることで、旅行の目的や過ごし方も変わり、ひいては価値観や旅行の概念そのものが変わることも考えられます。

画像:iStock
自由な往来が再開された時、あなたはどこへ何をしに出かけますか?
旅に関する考えや従来の消費型のスタイルが終わることも、ひとつ時代が変わることを意味しているのかもしれませんね。
投稿【世界7カ国】海外旅行に関する意識調査は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
海外旅行再開に向けたステップ
2021年03月24日 category:特集一覧世界中の人々の自由な往来が止まって1年になります。いよいよワクチン接種も開始されましたが、往来再開にむけての状況はどのようになっているのでしょうか? 入国に関して緩和の動きも出てきています。 GWも間近に迫り、海外旅行へ行きたい方にとっては、待ちきれない思いが溢れていることでしょう。今回は、海外旅行再開までのステップをお伝えします。

画像:iStock
★★★
再開に向けたステップ
-
1. 外務省発出の危険情報レベルの引き下げ
旅行会社が現地の治安安全状況を判断する外務省の危険情報において、現在、世界中のほとんどの国・地域について、レベル2「不要不急の渡航は止めてください」以上が発出されています。この危険情報がレベル1「十分注意してください」以下になることが必要です。
2. 旅行先の国や地域が日本からの入国受け入れ再開すること。
3月23日現在、外務省が発表している日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置をとっている国は93の国や地域です。また、入国に際しての条件・行動制限措置をとっている国は160の国や地域となっています。海外旅行再開のためには入国後の行動制限が解除される必要があります。各国の行動・移動制限は状況に応じて流動的です。それぞれの国が旅行者を受け入れる環境を整えることも必要となってきます。
外務省:
3. 日本帰国時の隔離など入国制限の緩和
現在は観光目的の渡航は、帰国時のPCR検査結果にかかわらず、14日間の隔離が求められています。この条件は、たとえ相手国が入国を緩和していたとしても、日本人旅行者にとっては、帰国時の重い足かせとなっています。この入国制限が緩和されることが、また一つの再開の目安になります。
※日本への帰国者の制限は以下
◆出発する国で、出国前72時間以内で新型コロナウィルスの検査を受け、その証明を提示すること。
◆入国時にも新型コロナウィルス感染検査。
◆現地での検査の実施、そしてその証明書が提出できない方に対しては、検疫所長の指定する場所で14日間待機することを要請。
◆国籍を問わず、日本入国時、空港検疫所へ「誓約書」の提出が必要。
・14日間の公共交通機関の不使用
・14日間の自宅等での待機
・位置情報の保存
・接触確認アプリの導入等
4. 日本と相手国を結ぶ航空路線の再開
現在、日本発着の国際線の8〜9割が運航休止しています。ビジネス往来が一部再開されていることから、徐々に運航は再開するものと思われますが、すぐにコロナ以前の路線がすべて戻ることは望めないでしょう。一部の試算によると回復するのは2025年までずれこむと見られています。

画像:iStock
5. 各旅行会社では、上記1〜4をふまえてパッケージツアーから再開が検討されている
【JTB】
現在、海外旅行再開に向けてさまざまな機関で検討が進められています。感染予防の徹底はもちろんですが、万が一の場合に適切な処置が求められるとすれば、海外旅行の第一歩は個人旅行ではなく、添乗員が同行するパッケージツアーになる可能性が高いと考えています。つまり、お客様の健康状態を一緒に確認し、必要に応じて現地の関係機関と連携することは添乗員同行ツアーだからこそ可能だからです。
6. 今現在まだまだハードルは高いのが現状
TRAVEL-MODE 2月号でお伝えしたカウアイ島のリゾートバブルが成功し、4月から自主隔離が免除になったというニュースがありました。モルディブでは、陰性証明が必要ですが、自主隔離措置は免除となりました。このように実際緩和の動きも出てきているので、海外旅行に全く行けないわけではなさそうです。ただし、様々に条件はありますので、予定日数や費用が以前よりかかることは考慮しなければなりません。
ハワイ・カウアイ島、新手法「リゾート・バブル」施策が成功、4月から入島後の自己隔離免除へ【外電】(2021.3.19)
3月24日現在、全てではありませんが旅行会社各社どのような催行状況なのか見てみると、JTB、HISでは、GW期間のツアーは中止もしくは空席待ちとなっています。6月からのスケジュールは出ていますが、流動的であることは把握しておきましょう。
例として各社ハワイツアーのカレンダーを添付します。(催行状況のみ)
◆ HIS
![]() |
![]() |
◆JTB
(JTB ゴールデンウィークの海外旅行・海外ツアー特集2021より)
◆近畿日本ツーリスト
状況は流動的であり、日本人が日本以外の国から別の国に渡航する場合(トランジットを含む。)に、渡航先の国が日本人の入国に制限を課すケースがある為、今のところ個人旅行は危険です。渡航を検討される際には、詳細な条件等について、必ず現地の日本国大使館・領事館や各国当局のホームページを参照するほか、在京大使館に確認するなど、最新の情報を十分に確認してください。
今月号の『世界の街から』では、台湾女子の鈴鈴さんが日本から中国への入国をレポートしてくれていますので、併せてこちらもご覧ください。
台湾女子 鈴鈴さんのブログ、『鈴鈴の台湾ガイドブック』より
中国情報|コロナ|深セン隔離体験レポートその一《全体編》
投稿海外旅行再開に向けたステップは三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
どうなる!? 海外旅行再開【デジタル版「健康パスポート」とは】
2021年02月24日 category:特集一覧新型コロナウイルスのワクチン接種が世界で動き出し、マスコミ曰くワクチン摂取後進国の日本でも2月中旬から接種開始となっています。海外旅行好きにとっては、いつから再開となるのか?というところが気になりますが、ワクチンの普及とともに「ワクチンを接種したか否か」が焦点となり、このことが海外往来再開のポイントとして議論が活発化しています。

画像:iStock
ワクチン接種には賛否両論ありますが、実際、カンタス航空などが、国際便の搭乗者に対し「ワクチンパスポート」の提示を義務付ける計画を発表しています。その義務は今後の情勢次第とのことです。また、デンマークでは、新型コロナウイルスのワクチン接種を証明するデジタルパスポートを独自に開発。今後3、4ヶ月以内に、出張などで利用することが可能になるとされており、デンマーク政府は今後、社会活動を正常に戻すために旅行以外でもデジタルパスポートを活用していくかどうか決めるといのことです。すでに世界では「コモンパス」や「IATAトラベルパス」などデジタルパスがいくつか開発され、実証が始まっているようですが、果たしてワクチン接収の広がりが、海外旅行再開の切り札になるのでしょうか?
ワクチン接種の有無に限らず、PCR検査も加えた「デジタル・ヘルスパスポート」として、動きが出ているようです。今回は、「デジタル・ヘルスパスポート」とは何か? その疑問に答えるQ&Aを観光産業ニュース『トラベルボイス』より引用してお知らせします。
★★★
デジタル版の「ヘルス・パスポート」がいよいよ動き出した。テクノロジー企業に加え、各国政府もこれを活用する方向にあるが、現状のように検査やワクチンの規定がバラバラなうえ、様々なパスポートが出回るようになれば、混乱に拍車をかけることになりかねない。
そこですでに登場しているパスポートとその機能、心配されている点について、Q&A形式で整理してみた。
Q: デジタル・ヘルス・パスポートとは? 誰が発行しているのか?
デジタル・ヘルス・パスポートは、アプリまたはオンラインの証明書で、旅行者が新型コロナウイルス検査を受けた際の結果や、ワクチン接種記録が分かるもの。航空会社のスタッフや国境管理の係官がこれをチェックし、その人の感染リスクや周囲にウイルスを伝播するリスクが低いことを確認するという流れを想定している。
入国を許可してよい旅行者かどうかを確認する現実的な方法ではあるが、どのヘルス・パスポートのプラットフォームを採用するか、どの検査方法やワクチンを有効と認めるかは、各国の裁量に任されている。帰国後、出社許可の判断でも役に立つかもしれない。
すでに2020年4月の段階で、コロナ検査が必要になると考えていた航空会社もある。そのうちの一社、エミレーツ航空では、ドバイ保険局(DHA)の協力を得て、検査施設を開設した。現在では複数の航空会社や空港が検査施設を整えているが、デジタル・ヘルス・パスポートが登場したことで、さらに先の段階まで考え、よりユニバーサルな体制を構築することが求められている。
最初に登場したデジタル・ヘルス・パスポートには、ICC AOKパス、コロナパス、コモンパスなどがある。
続いてIATA(国際航空運送協会)のトラベルパスやMvine-iProovパスポート、VeriFLY、V-ヘルス・パスポート、パスポート・フォー COVID、CCI Linuxなどが出てきた。チケット販売のチケットマスター社が、ライブイベント業界の窮地を支えるべく、同様のパスを作成中との報道もある。
OTA各社も、予約を確定する際の必要事項に、ワクチン接種証明を加えるかもしれない。ウェブジェット(Webjet)が顧客の免疫情報をシステム上に記録する機能を設計していると報じられたが、背景には、今後、海外旅行にはワクチンが必須になるとの予測がある。カンタス航空のCEOも同じような考え方を示している。
こうしたなか、様々なコラボレーションが始まっており、航空会社も各国政府も、様々なパートナーとのパスポート開発に動き出している。

画像:iStock
Q: 実際には、どのような流れになるのか?
デジタル・ヘルス・パスポートの枠組みはシンプルだ。
まず旅行者は自分のスマートフォンにアプリをダウンロードし、そのアプリを自分が利用する旅行会社につなげるか、旅程をアップロードする。すると、その旅程において、どの証明書類が必要になるのか、アプリが案内する。これに従い、例えば認定検査機関でコロナ陰性証明を取得し、これが承認されると、搭乗許可を示すQRコードまたは何らかの証明が送られてくる。
しかし、これはまだ始まりに過ぎない。IATAでは、航空各社が自社アプリにトラベルパスを組み込めるようにする予定で、旅行者が自分でアプリを探したり、ダウンロードする手間が省けるとしている。他にもIATAの空港・旅客・貨物・セキュリティ担当上級副社長、ニック・キャリーン氏は1月27日、複数の機能を加えて、3月初めにはリリースする予定だと明らかにした。
続く第二段階として、子供や未成年者、グループ内の複数人を対象としたサービスも4月から提供する。またトラベルパスに検索機能を盛り込むことも検討中だと同氏。複数言語にも対応させていく計画だ。

画像:iStock
Q: デジタル・ヘルス・パスポートはどこでも通用するのか?
デジタル・ヘルス・パスポートを認めるところは限定的だ。
こうしたプラットフォームを正式に認めている国は、今のところアルーバだけ。同国の場合はコモンパスを選択した。自国で展開しているアルーバ・ヘルス・アプリに加え、2月から承認する計画だ。デンマークでは、独自にワクチン・パスポートを開発中という。
しかし、ほとんどの国で、最終的にはワクチンと同様、複数のプラットフォームをデジタル・ヘルス・パスポートとして認めるようになる、という見方が主流だ。国が正式に認めるかどうかは、当該国の国内旅行で義務付けられている規則への対応の有無が、一つのポイントになりそうだ。IATAのトラベルパスでも、今年後半までに対応予定だとキャリーン氏は話す。
同様に、航空各社でもプラットフォーム採用に向けた各種アプローチが進んでいる。ユナイテッド航空はニューヨーク/ロンドン便で、コモンパスの利用を試験的に導入する一方、トラベルパスの諮問グループにも加わっている。また米国政府により、海外からの到着便客すべてを対象に、コロナ検査が義務付けられたのを受け、自社アプリに、デジタル・ヘルス・パスポート的な機能も加えている。
ブリティッシュエアウェイズや複数の旅行会社では、コモンパスの試験利用が始まっている。
シンガポール航空はIATAのトラベルパスを検討しており、IAG、エミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空もこれに追随している。アメリカン航空は、米国到着便の利用客向けアプリとして「VeriFLY」を提供。ブリティッシュエアウェイズも2月4日から、ロンドン発米国便で同アプリを試験導入。英国の航空会社では初の利用となる。
ここで留意すべきは、自国への到着便については、提携するデジタル・ヘルス・パスポート以外は認めないという航空会社の方針が散見されることだ。
Q: データの安全性は?
「取扱い要注意」のデータを格納しているあらゆるシステムと同じく、デジタル・ヘルス・パスポートについてもプライバシー保護対策は、詳細なチェックを受けている。先ごろ開催されたBCDトラベルのウェビナーでは、この問題が最大の懸念材料であると指摘された。
ICC AOKパスとIATAトラベルパスは、ブロックチェーン技術を採用している。一か所に集約してデータベースを管理しないので、ハッキングによりすべての個人情報が流出する事態を防げるという利点がある。アプリ提供会社が、個人情報や健康に関するデータを集める必要もない。
VeriFLYは、ID保証テクノロジー会社のDaonが提供しており、承認手法には生体認証を採用している。
各社がそれぞれ独自の手法を用いているが、ウェブサイトを見ると、やはりデータ保護には力を入れている。例えばVヘルス・パスポートでは、同社のトレードマークであるVコードについて、220京にのぼるセキュアVコードを用いた映像技術(地球人口の一人当たりの数は約3億)であると説明している。
今後、浮上しそうな問題点として、医療ジャーナルのランセット誌は、免疫特権に関連する懸念を挙げており、デジタル・ヘルス・パスポートの普及が、贈収賄などの不正や、無意識の先入観によるバイアスを生むリスクを指摘している。

画像:iStock
Q: デジタル・ヘルス・パスポートは、世界各地へ旅行を再開するための切り札になるか?
答はイエスでありノーだ。
デジタル・ヘルス・パスポート技術には、航空会社や各国政府が大いに関心を示しているものの、今はまだテスト段階の初期に過ぎない。最終的には、多くの国が承認するパスがいくつかに集約されていき、旅行者が迷うことが少なくなるだろう。
旅行促進団体のトラベル・アゲインが実施した調査によると、レジャーおよびビジネス旅行者の75%は、旅行前や旅行中に複数のコロナ検査を受けたり、検査結果をシェアすることについて、それが渡航制限を解除し、旅行を再開するためなら容認するとしている。だが残りの25%については、何らかの対策が必要ということになる。
BCDトラベルの調査を見ると、ワクチンに懐疑的な国もある。中国、ブラジル、メキシコなどでは、国民の80%がワクチンを歓迎する一方、心配している国もある。
またイプソス(IPSOS)と世界経済フォーラムが2020年12月に実施した調査結果では、南アフリカ国民の50%強が接種について、準備はできていると答える一方、ロシアやフランスで同様の回答は40%前後にとどまった。主な懸念材料は「副作用(副反応)」(48%)、続いて「効果がない」(18%)となった。
テクノロジーはすでに出来上がっており、コラボレーションへの意欲もある。しかし問題は、これから世界各地で国境の再オープンが進むのか、ワクチン接種が拡がるのか、そしてデジタル・ヘルス・パスポートの世界標準化が進むのかだ。
※この記事は、米・観光専門ニュースメディア「スキフト(skift)」から届いた英文記事を、同社との提携に基づいてトラベルボイス編集部が日本語翻訳・編集したものです。
オリジナル記事:Digital Health Passports Explained in 5 Questions
者: エドワード・ラッセル&マシュー・パーソンズ、Skift
投稿どうなる!? 海外旅行再開【デジタル版「健康パスポート」とは】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
ハワイ州観光局は、カウアイ島が島への渡航者に義務付けている自己隔離中の新しいプログラム「リゾートバブル」を導入したことをリリースしています。ハワイ州外からカウアイ島を訪れるすべての旅行者は10日間の自己隔離が必須ですが、リゾートバブルの対象ホテル滞在であれば、隔離中もリゾートのサービスを自由に楽しむことができるとのことです。

画像:iStock
★★★
以下、ハワイ州観光局からの出典です。
ハワイ州外からカウアイ島への全ての渡航者は原則として新型コロナウイルス感染症検査の有無関係なく10日間自己隔離が必須となります。
ただし、“リゾートバブル”内のホテル(下記参照)に滞在者のみ事前または到着後の検査プログラムが必須となります。
この“リゾートバブル”プログラムにご参加される方は、カウアイ島へ到着してから新型コロナウイルス感染症検査を受けられるまでの3日間、リゾート内で隔離が必須となりますが、その間、リゾートサービスは自由にお楽しみいただくことができます。到着後検査プログラムにて陰性が証明された場合、リゾートバブル内での隔離が免除となり、外出が許可されます。
“リゾートバブル”利用対象者は下記が必須となります。
1.カウアイ島に出発するフライトの72時間以内に新型コロナウイルス感染症の事前検査を受け、陰性証明書を取得する必要があります。
2.隔離中は必ず“リゾートバブル”内の敷地内のみ滞在となります。
3.カウアイ島に到着してから72時間後に必ず事後検査を受け陰性証明書を取得が必要です。カウアイ島”リゾートバブル“提携ホテルリスト:
• ザ・クリフス・アット・プリンスヴィル
• ヒルトン・ガーデン・イン・カウアイ・ワイルアベイ
• コア・ケア・ホテル&リゾート・アット・ポイプ
• ザ・クラブ・アット・ククイウラ
• ティンバーズ・カウアイ・オーシャンクラブ&レジデンス・アット・ホクアラ
• カウアイ・マリオット・リゾート&ビーチ・クラブ
リゾートバブルを利用するためには、カウアイ島へのフライト出発の72時間以内に新型コロナウイルスの事前検査を受けて陰性証明書を取得すること、島に到着してから72時間後にも事後検査を受けて陰性証明書を取得することが必要になります。事後検査で陰性が証明された場合、外出も許可されるので、リゾート内に併設されたレクリエーション施設を使用することもできます。(リゾート外への外出は不可)
日本からは、出発72時間前の事前検査を受けたうえで、直行便でオアフ島へ到着した後、同日そのままカウアイ島への乗り継ぎ便に乗れば、上記の条件を満たすことになります。
どこかで静かにのんびり過ごしたい方には、隔離とはいえ、様々なアトラクションを備えたリゾートなら、退屈なしでカウアイ島を満喫できそうです。指定された6カ所のリゾートバブルをご紹介します。
ザ・クリフス・アット・プリンスヴィル
プリンスヴィル-カウアイは、カウアイ島の雄大なノースショアを見下ろす人里離れたビーチ沿いにあります。絶壁に囲まれた太平洋が目の前に広がり、朝に夕に素晴らしい絶景を楽しむことができます。施設は、キッチン、ベランダのあるファミリー向けコンドミニアム リゾートで、敷地内には、テニスコート、プール、フィットネスセンター、ミニパッティンググリーンなど数々のアクティビティがあります。
ヒルトン・ガーデン・イン・カウアイ・ワイルアベイは、有名なワイルア川が太平洋に注ぐワイルア湾の美しい風景が自慢の、ビーチフロントのホテルです。空港への近さも魅力のひとつ。美しい自然を堪能できるカラパキ ビーチやナウィリウィリ湾は、幅広い人におすすめのスポットです。
出典:Hotels.com
出典:Hotels.com
カウアイ島南部、ポイプ・ビーチパークより北西へ約800mのところに位置するホテル。現代的な低層の建物、広々としたロビーは美しい生花が飾られシックなインテリアでまとめられています。客室はシンプルな木製家具を配したエレガントな内装で、全室プライベートラナイ付。メインレストランの評価も高く、全体に落ち着いた雰囲気がただよう大人のリゾートです。
出典:Tripadvisor
出典:Tripadvisor
とにかく広大な敷地の中で、手つかずの大自然を満喫できます。敷地内の農園で、トロピカルフルーツをもぎってジュースにしたり、湖で釣りを楽しんだり。散策中に、野生動物に出会うことも。隔離も忘れて、滞在を満喫できそうです。滞在はいずれも豪華なヴィラ、コテージ、バンガローとタイプも色々です。
出典:Hotels.com
出典:Hotels.com
ティンバーズ・カウアイ・オーシャンクラブ&レジデンス・アット・ホクアラ
カウアイ島で豪華な滞在とアクティビティを楽しむなら、ティンバーズ・カウアイ・オーシャンクラブ&レジデンス・アット・ホクアラへ。
450エーカーのプライベートオアシスの中、2〜4ベッドルームの豪華なレジデンスがあり、それぞれのプライベートベランダからは、海の絶景を楽しむことができます。また、2層のインフィニティプール、スパ、フィットネス、バリアフリートレイルの他、ジャック・ニクラウス設計のゴルフコースもあり、アクティビティも充実しています。
出典:Hotels.com
出典:Hotels.com
ハワイ最大のプールと、5つのジャグジーを備えた大型リゾートホテル。カウアイ島ナウィリウィリ港に面するカラパキビーチに位置し、リフエ空港からは車でわずか2分。ハワイ最大級のプールには5つのジャクジーがあり、トロピカルな雰囲気が演出されています。近くには、324haの敷地内にゴルフクラブやテニスクラブを持つカウアイ・ラグーンがあり、思う存分リゾートライフを楽しむことができます。
出典:Tripadvisor
出典:Tripadvisor
カウアイ島は中部太平洋に浮かぶ島で、ハワイ諸島を構成する島のひとつです。島の大部分が熱帯雨林に覆われていることから、「庭園の島」という愛称で親しまれています。ナパリコーストの海岸線沿いに切り立つ壮大な断崖絶壁と尖峰は、数々の有名なハリウッド映画の背景として使われています。また 10 マイルにもおよぶワイメア渓谷とノウノウ山(スリーピング ジャイアント)の尾根を横断するノウノウ トレイルは、ハイキングで人気です。 ― Google

画像:iStock
カウアイ島の玄関口はリフエ空港。日本からの直行便ないので、ホノルルから国内線に乗り換えます。飛行時間は約30分です。ハワイが大好き、ホノルルは何度も行っているという方、次はカウアイ島で、ダイナミックな大自然の中、ゆったり癒し滞在はいかがでしょうか。
投稿カウアイ島 “リゾートバブル” 【自己隔離中の新しいプログラム】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
旅の相棒にしたいカメラたち
2020年12月24日 category:特集一覧人々の生活様式を大きく変化させた2020年。今生きている人々が初めて体験した激動の年でした。一日も早い収束を願い、希望を見出したい2021年。世界が平和でありますようにと願わずにはいられません。みなさまにおかれましては、健康第一に安心安全に暮らせる毎日でありますようお祈りします。

Mountain Fuji bird’s eye view, Shizuoka, Japan.
海外旅行に行きたくても行けなかった2020年。海外旅行好きにとってはもどかしい1年でした。今すぐというわけにはいかないけれど、行けるようになったら、どこへ行きますか?何をして思い出を作り、残しましょうか。というわけで、今回のTRAVEL-MODEは旅の準備編として、旅の相棒に最適なカメラを特集します。
★★★
最近、軽量でコンパクトなミラーレスカメラや進化したコンデジ、またVlogに特化したカメラまで発売されて、万能なスマホとは一線を画して、注目されています。特別な「私だけの写真」を撮りたいですよね。すぐにシェアできるスマホは万能ですが、残したい一枚が取れるのはやはりカメラ。誰でも簡単に美しく撮れて、持ち運びやすいので旅行の相棒として連れて行きたい!今回は初心者でも扱いやすいカメラを紹介します。
1. 一眼レフカメラ、ミラーレスカメラって何?
一眼レフカメラとミラーレスカメラ の違いをCanonは以下のように説明しています。
一眼レフカメラは、カメラの中にある鏡(レフ)に、レンズが捉えた景色を反射させ、「光学ファインダー」を通してその景色を見ます。リアルタイムに景色を見ながら撮影できるため、撮りたい!と思った瞬間にシャッターを切ることができます。一方のミラーレスカメラの場合、ミラーがない代わりに、レンズが捉えた景色を映像に変換し、それを「電子ビューファインダー」や「液晶モニター」に映します。
これのメリットは、明るさや色味などを撮影前に確認することができることです。撮ってみたら思わぬ写真になっていた、という状況を避けることができます。この構造の違いが、大きさや重さの差となっています。
出典:Canon
2. スマホで撮った写真とどう違う?
iPhoneなどスマホも発売される度にカメラは進化しています。SNSにすぐシェア出来ることも利点です。普通のスナップ写真であれば、スマホで十分です。より美しく印象的な写真を撮りたい場合は、ミラーレスや一眼レフカメラです。その画素数、発色、解像感、背景のボケ感など、総合するとより雰囲気のある写真が撮れます。背景はふんわりと、そしてピントが合っている部分は際立って鮮やかに写ります。
Canon カメラ初心者教室より
左の方がふんわりときれいな印象で撮影することができていますよね。一眼の写真は背景がボケて、メインの被写体が際立っているのに対し、スマホで撮った写真は背景がボケておらず全体がごちゃごちゃしている印象に見えるかと思います。このボケ感を出せるかどうかが一眼とスマホの大きな違いです。
(出典:Canon)
詳しくはこちらをご覧ください。
ミラーレス/一眼レフとスマホを比較している参考サイト
■Canon カメラ初心者教室
スマホと一眼はどう違う?写真で比べてみた
■価格.comマガジン
「iPhone」と「フルサイズミラーレス」画質はぶっちゃけどれだけ違うのか!?
■あおぞらレフ
ミラーレスとスマホの違いを徹底解説 一眼はもう要らない?
3. 旅に連れて行きたいオススメカメラ
『PENとの旅は、きっと魅せたくなる。』
出典:OLYMPAS
もっときれいな写真を簡単に撮りたい。気軽に持ち歩いて自分らしく撮影を楽しみたい。PEN E-PL10は、そんな声に応えられる高性能かつ高品位なミラーレス一眼カメラです。一眼カメラだからこその高画質を存分に楽しめるのはもちろん、撮った写真をスマートフォンに簡単に転送できるので、SNSへのシェアもスムーズに行えます。
出典:Canon
初心者に嬉しい簡単操作が魅力的な、キヤノンのミラーレス一眼。写真やイラスト付きの説明画面が表示されるので直感的な操作が可能です。 「オートモード」や「クリエイティブアシストモード」を活用すれば、仕上がりを確認しながら簡単に印象的な写真を撮影できます。
バッテリー残量が少なくなったときに便利な「エコモード」も搭載。専用アプリ「Camera Connect」を使用すれば、撮影と同時に自動でスマホへ写真を転送してくれるので便利です。
(出典:ビックカメラ)
パナソニック(Panasonic) LUMIX G100
出典:Panasonic
ミラーレス一眼カメラをベースに、高音質・臨場感あふれる音声記録が可能な内蔵マイクや強力な手ブレ補正機能など搭載。動画アシスト機能も充実しているので、旅行のみならずこれからVlogを発信したい方には◎
出典:SONY
撮りたい被写体に画面上で触れるだけで、かんたんにシャッターが切れる「タッチシャッター」機能を搭載。チルトする液晶モニターのタッチしたポイントに瞬時にピントが合うので、子どもの目線の高さにカメラを構えて撮影するときも、一瞬の表情を逃さず撮れます。また、タッチで自由にピント位置を調節できる「タッチフォーカス」にも対応しています。
ゴープロとは、アメリカのヘルメットカメラのブランドで、アクティブスポーツの動画撮影を目的とした、頑丈な小型軽量デジタルビデオカメラです。複数のモデルがありますが、どれも手のひらに収まるくらいのサイズ感、しかも防水です。様々な場所に取りつけることができるのも大きな特徴で、屋外でのアクティビティで、その実力を大いに発揮させます。海、山、空など、激しいアクションでも、景色と共に迫力ある写真、動画が撮れるカメラです。海外旅行でも行動派にオススメです。
(出典:GO PRO)
チェキが進化しておしゃれになってる!
いつでもその場でプリントされることにワクワクしっぱなし。旅に連れて行けば、みんなで盛り上がること間違いなし。明るさオート、セルフィーモードで気軽にカンタンに。かわいらしいホワイト、オレンジ、ブルーの3色展開。
(出典:チェキinstax)
お気に入りの相棒は見つかりそうですか?
チャキなら1万円台〜。ミラーレスでも2万円台からあります。上はキリがありませんが…。新しい趣味としてスマホ撮影卒業してみてはいかがでしょうか。2021年は、映える写真が楽しく沢山撮れるといいですね。
投稿旅の相棒にしたいカメラたちは三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
ニューノーマル時代の海外旅行で注目は!?【グランピング】
2020年11月24日 category:特集一覧感染拡大第3波が毎日報道されていて、Go To トラベルも一部で一時停止となりました。国内外問わず、行きたい所へ自由に旅行ができるようになるのは、まだまだ先。少しずつ回復したとしても、時代はニューノーマルとなり、海外旅行のスタイルも大きく変わってくることが予想されます。しばらくは“蜜”を避け、大規模な都市型ホテルよりも、小規模で心と体の充足感を味わう旅や「貸し切りにできるもの」が主流になってくるのではないでしょうか。
そんな中、注目されるのは近年ブーム到来のグランピング。コロナ流行以来、国内でもさらに人気が沸いています。海外旅行解禁の時がやってきたとしたら…自然の中でのんびりゆっくりラグジュアリーに過ごしたい! その時が来るまで夢を見ましょう。スケールも豪華さも驚き、憧れのグランピング施設を紹介します。
★★★

画像:iStock
◆そもそもグランピングとは?
グランピングとは、「Glamorous」と「Camping」を合わせた造語で、「魅力的な、豪華なキャンプ」といった意味で使われています。アウトドアはやったことがないという人もキャンプの道具を持っていなくても、ホテル並の設備と豪華さで、快適に自然を満喫できるのが魅力です。
◆グランピングの始まりは?
そもそものそもそもは、10世紀のモンゴルのパオ(モンゴル語でゲルと呼ばれる移動式の住居)設営にまで遡ると言います。現代のグランピングのスタイルの元となったのは、1900年代、開拓されつつあるアフリカ。サファリや冒険を楽しみたい欧米のセレブたちが、テントを張り、豪華なベッドや調度品を入れ、贅沢にそして快適に過ごしたのが始まりとされています。現在に至るまで、セレブたちが発展に貢献してきたことは言うまでもありません。文字通り豪華で快適なものから、身近で手軽なカジュアルスタイルまで幅広く、広がりを見せています。
◆グランピングのルーツに迫る
南アフリカ
ハミルトンズ・テントサファリキャンプ(ムプマランガ州 クルーガー国立公園内)
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
南アフリカ共和国に位置するKruger National Park(クルーガー国立公園)。東京ドーム40万個以上のアフリカの中でも広大な面積を誇り、アフリカの貴重な動物達の保護区としても有名な国立公園です。園内にあるハミルトンズ・テントサファリキャンプは、19世紀のノスタルジックな雰囲気に包まれながら、エレガンスなキャンプが楽しめる正統派グランピングアコモデーション。クルーガー国立公園設立に貢献した、大佐スティーブンソン・ハミルトンにちなんで名付けられました。
◆グランピングのメッカ。ブームはここから。
アメリカ・ワシントン州
パンパード・ウィルダネス(ミラーシルバニア州立公園)
グラピングのブームは、ここワシントン州から始まったとされています。ミラーシルバニア州立公園のキャンプ場内にあり、キャンプとは思えない贅沢なひとときを過ごせるよう、厳選されたアメニティを備え、原生林の素晴らしさ体験できるグランピングアコモデーションです。
◆オーストラリアの大自然を肌で感じる
オーストラリア
ロンギチュード131(Longitude 131)
![]() |
![]() |
東経131度を意味する「ロンギチュード131(Longitude 131)」は、世界最大級の一枚岩ウルル(エアーズロック)がある場所を示しています。雄大なウルルを望む16組限定のラグジュアリーテントです。太陽の傾きとともに色が刻々と変わっていくウルルを間近に、スペクタクルでグラマラスな滞在ができます。
公式HPでダイナミックなドローン映像を見てみましょう→こちら
◆洗練されたウブドでグランピング
インドネシア
CAPELLA UBUD, BALI(バリ島・ウブド)
1800年代の初期のヨーロッパ人入植者に触発されて、建築家ビル「Bensley」が手掛けたというこのアコモデーションは、手つかずの自然の景観を壊すことなく佇んでいます。テント式の宿泊施設のひとつひとつにプールが備え付けられていて、なんとも贅沢。熱帯雨林の中で様々な自然の音を楽しみながら優雅なひとときを過ごすことができます。
◆家族や友人と気軽に楽しめるタイのグランピング
Lala Mukha Tented Resort Khao Yai ‘ (カオヤイ国立公園郊外)
出展:Lala Mukha Tented Resort Khao Yai ‘
バンコクから車で3〜4時間で行ける避暑地カオヤイ。そのカオヤイ国立公園の郊外にある緑豊かな熱帯の中に、ララ ムカ テンティッド リゾート カオヤイはあります。アフリカの要素を融合した現代建築のグランピング施設で、吹き抜けのレセプション、山々を一望できるオープンレストラン、プールも完備。テント泊とは思えない快適さにくわええ、1泊朝食付きで約1万円前後というリーズナブルなお値段も魅力的。グランピングデビューにはもってこいのアコモデーションです。
Casa de Montana (カオヤイ国立公園郊外)
出展:タイ政府観光局
カサデモンタナもまた、カオヤイ地区にあるグランピングが体験できる施設です。宿泊施設は、キャンパーキャラバンリゾート、コンテナリゾートとバブル・イグルー&キャンプ・イグルーがあり、アウトドア派にぴったりのユニークなキャンプ体験ができます。バーベキューが楽しめるのはもちろん、カフェ「タマリンド」では、タイ産アラビカ種のコーヒー豆を使った自慢のコーヒーやベーカリーなどの軽食もあり、食事のみの利用も可能です。
★★★
海外でのグランピングはスケールも豪華さも大きく違い、よりグラマラスな体験ができそうです。砂漠やエキゾチックな景色、原生林や荒野、野生の動物達の姿、それに本物の満点の星空。日常からかけ離れた世界は、いつの世も私達の冒険心をくすぐります。吸い込まれそうな壮大な自然の中で、何を感じ、どう過ごすかはあなた次第です。海外旅行解禁のその日まで、のんびりしっかり計画を立てて見るのはいかがでしょうか?
投稿ニューノーマル時代の海外旅行で注目は!?【グランピング】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
渡航緩和は人気のハワイから!? 【海外旅行に関するニュース】
2020年10月25日 category:特集一覧いつから行けるのか気になる海外旅行。通常の自由往来はまだ先になりそうですが、新しい様式での海外旅行は人気のハワイから緩和の動きが見られます。ハワイに関するニュースをまとめます。

画像:iStock Panoramic Aerial View of Waikiki Beach Hawaii
★★★
世界中の人々の往来が止まって約半年。10月から旅行以外、留学生やビジネスでの渡航者の入国が大幅に緩和されることになりました。海外旅行好きの皆さんにとっては「通常の海外旅行はいつから行けるの?」と、現状が気になるところですね。しかし、2020年3月25日付で日本邦人に対して全世界への渡航自粛要請(海外安全情報レベル2:不要不急の渡航は止めてください)は、現在も継続して発出されています。日本からの入国を許可している国は、少しずつ増えていますが、帰国時には14日間の自主隔離措置が必要になり、自由な往来はもう少し先になりそうです。
そんな中、ハワイでの入国に関して少し明るいニュース。観光客を迎え入れるにあたっての安全・衛生対策を取られた上で、緩和の兆しが見られます。
◆日本発/ハワイでの入国で14日間の隔離免除が実現へ
ハワイ州観光局によると、ハワイ州が2020年10月15日(現地時間)から開始を予定しているハワイ到着後の14日間自己隔離を免除する事前検査プログラムの検査対象に、日本の厚生労働省が認可する新型コロナウイルスの核酸増幅検査(NAT)を承認した。米国以外の検査が承認されたのは初めて。これにより、日本人のハワイ入国のハードルが一段さがることになる。
ハワイ到着後の自己隔離を免除するためには、日本出発前72時間以内にハワイ州保健局が指定する日本国内の医療機関で新型コロナの検査を行って陰性証明書を発行してもらい、入国時に提示することが必要になる。ただし、指定医療機関については現在も日本の各機関と協議中。確定次第、14日間自己隔離が免除となる日本向けの事前検査プログラムが開始される予定だ。
厚生労働省認可の核酸増幅検査は、ウイルス遺伝子を構成する核酸の一部を増幅して検出する検査法で、PCR検査もそのひとつ。
なお、日本政府は2020年3月25日付で日本邦人に対して全世界への渡航自粛(海外安全情報レベル2:不要不急の渡航は止めてください)を発出している。 一部報道によると、政府はこの制限の解除の検討を開始しているという。
◎ハワイ州事前検査プログラム導入について(2020.10.14)
ハワイ州観光局は、新型コロナウイルス感染状況や防止対策に関する特設ページ「ハワイ州 新型コロナウイルス情報サイト」を開設しました。ハワイの感染状況や統計データ、旅行前に必要な手続き、旅行中の感染防止対策などが掲載され、ハワイ滞在中、新様式での安全・衛生対策を動画でも説明しています。
YouTube/ハワイ州観光局
同局は
『コロナ禍のニューノーマルにおいて、住民と共に、観光客の皆さまも思いやりをもった行動で、ハワイ旅行をお楽しみいただきますようお願いいたします。』
と呼びかけています。
※ハワイに入国するには「健康管理アプリ」の完全登録が必要です。
ハワイ州観光局の動画内でも説明がありますが、ハワイ州政府が新型コロナウイルスの水際対策として新たに導入した「Safe Travel」プログラムに登録することを義務化しています。
ハワイ州政府は、新型コロナウイルスの水際対策として新たに導入した「Safe Travel」プログラムの正しい利用を求めている。「Safe Travel」プログラム は、2020年9月1日からすべての旅行者に対してインストールを義務化した健康管理アプリ。出発の24時間前に自身の健康情報や旅行情報の入力が求められる。入力後、eメールでQRコードが送信され、ハワイ州入国の際には、空港でそのQRコードを提示する必要がある。
ハワイ州政府では、Safe Travelの登録を完了していない旅行者が多く、空港での乗客の健康検査チェックに時間がかかり、待ち時間が必要以上に長くなっているこから、旅行者に対して、ハワイ到着前に以下の3つの手順を完了するように呼びかけている。
- Safe Travelへの登録はすべての旅行者に義務化されているため、旅行者はSafe Travelのウェブサイトで自身のプロファイルを作成し、旅行情報を入力しなければならない。
- すべての旅行者は、ハワイ州が認めた検査機関による新型コロナウイルス検査を受けなければならず、検査結果はこの認可された機関から受け取ったもののみ有効となる。
- 搭乗の24時間前までに、すべての旅行者は、Safe Travelウェブサイトの自身のアカウントで健康問診に回答し、陰性結果を入力しなければならない。すべての情報の入力が完了されると、QRコードが発行され、検疫の欄で「No」と示された旅行者は、予約した宿泊施設にチェックインすることが可能となる。
Safe Travelの出力結果例:報道資料より
また、オアフ島から隣島、あるいは隣島間の旅行については、カウアイ島、マウイ島、ハワイ島とも、出発72時間前までにハワイ州政府が認可した検査機関で検査を受ける必要がある。
◆ANAセールス、ハワイ旅行の販売再開、コロナ対策徹底で来年1月出発分から
ANAセールスは2020年10月22日、来年1月以降のハワイ旅行商品の販売を再開した。新型コロナウイルスの影響に伴う出入国や検疫、現地政府の渡航規制など催行可否はいまだ不透明だが、感染防止対策、商品内容を見直して販売再開を決断した。日本からハワイへの入国については、14日間の隔離免除が実現しつつある。
ハワイ商品の設定期間は2021年1月3日から6月30日。従来の商品に比べ、密を避けるため参加グループごとに専用車で送迎するほか、感染対策を徹底しているホテルを厳選。現地スタッフは安全衛生に関する研修を受講し、ハワイ州政府のガイドラインに基づいた取り組みを実施できるようにする。
また、現地の様子を旅行者にも伝えるため、2020年12月16日には同社の現地ホノルル支店からライブ配信するオンラインセミナーを開催。参加費は無料で、コロナ前後の変化や現地での安心・安全への取り組みを案内する。
ハワイの最新ニュース・話題はこちらから
各ホテルの営業再開のニュースもこちら
↓↓↓
◎国内最大級のハワイ公式ポータルサイト
allhawaii
ハワイの日々を知る
↓↓↓
◎当サイト【世界の街から】でおなじみさゆりロバーツさんのブログ
さゆり in Hawaii
ハワイ州による事前検査プログラムが10月15日(木)より開始されたことに伴い、11月より随時、宿泊施設なども再開を表明しています。日本人に人気のハワイを筆頭に、安心・安全な海外旅行が可能になることに期待が寄せられます。ただ、再開されでもこれまで同様の行動ができるとは限りません。状況によっては予定通りにものごとが運ばないこともあるかもしれません。リサーチはしっかりと、そしてキツキツ盛り沢山のスケジュールを立てず、気持ちゆったりと。理解と良識を持って、新しい旅行ができるといいですね。
投稿渡航緩和は人気のハワイから!? 【海外旅行に関するニュース】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
コロナ禍直前、弊社スタッフが体験した南米旅行記をお伝えしています。今回お送りするのは、最終目的地ブラジル・リオデジャネイロ。世界一の賑やかさ、華やかさを誇るリオのカーニバル。盛大な祭りで、世界遺産をめぐる南米横断の旅はグランドフィナーレを迎えます。
★★★
||| 前回までの旅 |||
旅のポイントお伝えします。その1
【ペルー/リマ〜クスコ〜オリャンタイタンボ〜マチュピチュ旅行記】
旅のポイントお伝えします。その2【ラパス〜ウユニ旅行記前半】
◆最終目的地、リオデジャネイロへ
イグアスの滝を後にし、ブラジル南東部の都市、リオデジャネイロへ向かいます。
アルゼンチン側のホテルをチェックアウトし、タクシーで再び国境を越えて、ブラジル・フォスドイグアス空港へ。ラタム航空でリオデジャネイロのサントス・ドゥモン空港に向かいます。当初はゴル航空でアントニオ・カルロス・ジョビン空港へ行く予定でしたが、一か月前に欠航になったので、こちらに変更しました。(※1)
到着後、空港からタクシーでコパカバーナ地区のホテル(※2)へ行きました。チャックインして少し休憩をしたのち、カーニバルチケットを指定されたチケットカウンターへ受け取りに行きます。(※3)無事にチケット引き換え完了。これで観覧OKです。夜はホテルの近くのレストランで食事をしました。リオデジャネイロの治安が少し不安でしたが、コパカバーナ地区では暗い路地などを通らない&一人で歩かなければ大丈夫そうです。
翌日は夜のカーニバルまでの間、市内観光に行きました。カーニバルの時期はどこも人が多く、慣れていないとあまり観光が出来そうにないので、こちらに語学留学で来ていた日本人大学生にガイドをお願いしました。
◆市内散策
まずは“ボン・ヂ・アスーカル”、通称“シュガーローフ・マウンテン”へ。
ポン・ヂ・アスーカル(シュガーローフ)
ポン・ヂ・アスーカル(ポルトガル語:Pão de Açúcar)は、大西洋に繋がるグアナバラ湾に突き出す半島の上にある奇岩で、ブラジル・リオデジャネイロの南部に位置する。パンデアスカルとも表記する。海抜は396メートルであり、
ポン・ヂ・アスーカルの名前の由来は、その形が砂糖パンに似ているところから来ている。この発音は外国人には困難であるため、英語では意訳してシュガー ローフと呼ばれる。(Wikipedia)
ケーブルカーでウルカの丘に行きそこからまたケーブルカーを乗り継いで頂上を目指します。ガラス張りの大きなケーブルカーは、360度に広がるリオの大パノラマを楽しむことができます。コパカバーナビーチ・イパネマビーチや熱帯雨林の絶景が広がり、頂上へ近づくにつれ沢山のヨットなどが浮かぶグアナバラ湾の綺麗な風景が見えてきます。また、遠くにはコルコバードの丘のキリスト像も見る事が出来ます。朝早めに出発したこともあり、そこまでの混雑なく楽しむことが出来ました。
シュガーローフ・マウンテンを後にして、セラロン階段へ向かいました。全長125メートル・215段の階段や周囲が、カラフルなタイルで覆われています。世界中から集められたというタイルの中にはユニークなタイルも多く含まれています。元々は地元の住民が使用する普通の階段だったのを、チリ人のホルヘ・セラロンというアーティストが20年かけて制作したそうです。フォトジェニックなスポットとして観光客に大人気でした。カーニバル期間という事もあるでしょうが、沢山の人で賑わっていました。周囲を散策してから、ホテルへ戻ります。
◆いよいよカーニバル会場へ!
リオデジャネイロのカーニバル、あるいは、リオのカーニバルと呼ばれる、ブラジル・リオデジャネイロのカーニバル。厳粛な雰囲気の四旬節の期間に入る前に行われる祝祭であり、世界最大の見世物のひとつと見なされている。その歴史は、1723年にまで遡る。 音楽とダンスは、リオのカーニバルのあらゆる場面に結び付いている。(Wikipedia)
夜8時にホテルからバスに乗り、カーニバルの会場へ向かいました。
カーニバルは、アクセスグループ(2軍)が最初の2日間、
チャンピオンパレードはエキシビションのようなもので、一番盛り上がるのは最高峰の戦いが繰り広げられるスペシャルグループとのこと。せっかくなので、今回はこのスペシャルグループのカーニバルを観覧することにしました。会場内まで送ってもらいバスを降りると、沢山の出店、フードトラックや人で盛り上がっていて、雰囲気に気分も上がります。首にかけたPASSを見せて、予約した席へ。パレードの席は上から見下ろすスタンド席が一番スタンダードとのことでしたが、一生に一度の観覧になると思ったので、パレードが最大に盛り上がるセクター7のボックス席(※4)を予約しました。指定席なので、自由席に比べると治安面でも安心感がありました。
花火が上がりパレードがスタート!会場の熱気も最高潮へ!!パレードは、各エスコーラのエンレド(テーマ曲)と共にグループそれぞれのテーマに沿った山車とパフォーマンスでパレードを繰り広げます。(テーマはブラジルの政府の批判や風刺、歴史・宗教・文化などに基づいているそうですが、残念ながらその部分の理解は出来ませんでした。)
パレードはどのグループも本当に凄い迫力!高さ20メートル~30メートルほどの山車は、どれも様々な仕掛けがあり、ひとつひとつがエンターテインメント要素満載!!ひとつのグループに参加している人も大勢でそれが次々にやって来る…いったいどれほどの人がリオにいるのだろう!?本当にとてつもない規模のお祭りです。パレードはコンテストで、優勝賞金1000万レアル(約2億円)をかけた真剣勝負。しかも、優勝しても経費を引いて一人の分け前は殆どないと言うのも納得出来ました。
カーニバルは夜9時にスタートして、朝7時頃まで続くそうですが、今回は1時過ぎに会場を出ました。会場付近は人も多く、カーニバル時期は夜に地下鉄を利用しても大丈夫との情報もありましたが、タクシーでホテルへ戻りました。
◆旅のラストは、あの丘で。
翌日はゆっくりスタート。ホテルから歩いてコパカバーナビーチへ向かい、ビーチを散歩。その後、近くをぶらぶらと散策しました。観光客の多い地区なので、お洒落な雑貨屋やカフェなどもあり、のんびり過ごすには良い場所です。明日はいよいよ最終日です。
コパカバーナビーチ
コパカバーナ(ポルトガル語: Copacabana)は、ブラジルのリオデジャネイロ市南東部に位置するリゾート地である。大西洋に面している。レーミからコパカバーナ要塞までの、全長約4キロメートルにわたる白い砂浜のビーチは世界的に知られ、コパカバーナ海岸、コパカバーナビーチとも呼ばれる。弓なりに続く海岸沿いにはモザイクが施された遊歩道が延び、ビーチに面したアトランティカ大通りにはホテルやブティック、レストランなどが建ち並ぶ。また、リオネジャネイロの高級住宅地としての一面もあり、数々の成功者達が挙って住む場所でもある。
(Wikipedia)
夜のフライトなので、一昨日ガイドをお願いした留学生に案内してもらい、コルコバードの丘へキリスト像を見に行きました。テレビなどにもよく登場して、リオデジャネイロと言えば…のキリスト像。
コルコバードのキリスト像
コルコバードの丘 は、ブラジルのリオデジャネイロにある標高710メートルの丘である。世界遺産「リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群」に含まれている。頂上には、両腕を広げた形の巨大なコルコバードのキリスト像が立っており、このキリスト像はリオデジャネイロのシンボルとしても名高い。夜間には照明が当てられる。キリスト像は、2007年7月に新・世界七不思議の一つに選ばれた。(Wikipedia)
高さ30メートル・左右28メートル、台座だけでも8メートルもある巨大像で、なかなか写真に納めることが出来ないので、寝て写真を撮るスポットまでありました。天気があまり良くなかったのが残念でしたが、世界七不思議のひとつとも言われるキリスト像と対面することが出来ました。周囲からはリオデジャネイロの景観を見渡すことが出来ます。
帰路は、アムステルダム、仁川と2カ所を経由して福岡へ。ここからまた地球の裏側への長いフライトです。街へ戻って昼食を食べた後、アントニオ・カルロス・ジョビン空港から帰国の途に着きました。2月初旬に出発し、オランダ・アムステルダムを経由して5カ国8都市。エキサイティングな長い長い南米横断の旅が終わりました。
◆旅をふりかえって
- 昨年の夏、「これまで行った事の無い所へ行きたい!」と思い立ち、調べ始めると、長期休む事が可能な2月にリオのカーニバルがあることを知りました。タイミングよく旅行好きの友人に恵まれていたことも、壮大な旅の計画を実現できた要因のひとつと言えます。23日間という長旅を、良いも悪いも心置きなく過ごし、感動を共有できた事は生涯の思い出となり、より充実した旅となったと思います。
マチュピチュ・ウユニ塩湖・イグアスの滝・コパカバーナビーチ・リオのカーニバル…、テレビや雑誌などで見た景色を実際に目にする度、感無量で言葉にはできない感動の連続でした。甲乙つけ難い素晴らしいランドスケープの中で、あえて1番印象に残っている所と言えば、ウユニからアタカマ方面への高地の旅です。出発前は、全然イメージしてなかったので、予想外という感じですが、常に富士山より高い4000mオーバーの場所にずっといて、周りは草木が無く岩ばかりで、人がやっと生存できるかどうかというの感じの場所でした。今まで見た事も経験した事もない雰囲気は、まるで火星のようで不思議な面白さがありました。
旅にはやはりキツイと思うこともつきもので、南米は、どこの食事もあまり美味しくは無く、お腹の調子は旅を通してあまり良くなかったです(笑)。ペルーでアルパカ・クイ(モルモット)、アルゼンチンでナマズなど、普段の旅でもなかなか食べないものを食べたことは、よい経験になりました。
南米のトイレ事情はあまりよろしくないのは、想像に難くないと思いますが、今回は本当に世界の果てに行った気分になりました。水が流れ、紙も流せる、お風呂でお湯が出る、食中毒など心配なく食べられるなど、日本の安心感はこの上ないと思いました。
気候、風土、環境、文化も日本とは大きく違い、遥か遠い日本の裏側のような場所で、現地で暮らす日本人と出会った時には、「こんな所に~!?」という感じで、応援したい気持ちで、感慨深いものがありました。ちょうど新型コロナが流行り始めた時期だったので、なんとなくアジア人が肩身狭い時期でもありました。その後、新型コロナの流行が拡大に至りますが、彼らとは帰国後もお互いの様子や情報のやり取りをしました。
旅には予想外の出来事や素晴らしい出会いがあるのが醍醐味で、私にとって、旅行は好奇心の対象です。バスク地方・アフリカ・イースター・ガラパゴス・南極など、まだまだ行った事のない場所へ行きたいと思いますし、観光地でもなんでもない街を何気なくふらりと歩き、地元の雰囲気を味わいたいと思います。いつかまた自由な往来が復活し、憧れの彼の地に立てる日が来ることを願うばかりです。
連載5回。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。一緒に旅をした気分になっていただけましたら幸いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(※1)リオデジャネイロには国際線の乗り入れるアントニオ・カルロス・ジョビン空港と、市内中心地にある国内線専用のサントス・ドゥモン空港の2つの空港があります。
(※2) リオデジャネイロはファベーラと呼ばれるスラム街も数多くあり、ある程度治安の良い地区と危険な場所があります。今回は事前情報から、観光客エリアのコパカバーナ地区のホテルを予約しました。カーニバル期間中のホテルは、宿泊費が高め&早めに予約しておかないと満室の場合が多いです。
(※3)カーニバルのチケットは代理店などでも購入できますが、手数料が高い!自己責任にはなりますが、日本から公式サイトで購入することをお勧めします。カーニバルチケットと会場までのバスチケットを購入することが出来ます。通常のタクシーなどは会場の外までしか入れないので、こちらの公式バスが便利です。主要地区の幾つかのホテルでピックアップしてくれます。カーニバル観覧前までにチケットを取りに行けば大丈夫です。http://www.rio-carnival.net/
サイトはポルトガル語ですが、英語対応しています。また、購入方法をネットで解説しているサイトも幾つかあるようです。
(※4)会場内は13のセクターで区切られていて、セクター1からスタートしてセクター12・13でゴールします。一番盛り上がるのは審査員席周辺のセクター6~9です。(審査員へのアピールのパフォーマンスが見られる)セクター9は外国人専用で他よりも高い設定でした。(人が若干少なめで英語の分かるスタッフがいたりするそうです)また、それぞれのセクターがボックス・スイート・スタンドに分かれていて、ダンサーを間近で見られ自分の席が決まっているのはボックス・高額でVIPに使用されるスイート・一番上のコンクリートの階段状の観客席から見下ろすのがスタンドとなります。スタンドは自由席でかなり混むので、貴重品類は特に要注意です。
投稿旅のポイントお伝えします。その5・完結編【リオデジャネイロへ】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
コロナ禍直前、弊社スタッフが体験した南米旅行記をお伝えしています。今回で第4弾になるその行き先は…アルゼンチン とブラジルの二国にまたがる世界最大の滝。イグアスの滝へ。マチュピチュやウユニ塩湖などと並び一生に一度は見たい南米の絶景として、絶対に外せない!地球の大地を肌で感じるスケール感をお伝えします。
★★★
*「旅のポイントお伝えします。その1」【クスコ・マチュピチュ旅行記】はこちら
*「旅のポイントお伝えします。その2」【ラパス〜ウユニ旅行記前半】はこちら
*「旅のポイントお伝えします。その3」【ウユニ塩湖後半】はこちら
◆ウユニからイグアスの滝へ
◆サンタクルスでトランジット7時間
幸い今回は予定通りサンタクルスに到着し、安堵しました。高所の多いボリビアで、サンタクルスは標高400m程度と空気も豊富。気候も温暖で過ごしやすく、最近では外国人移住者も増えて目覚ましい経済発展を遂げ、南米内で一番成長していると言われている都市だそうです。
トランジットで7時間半程度あったので、市街へ。数年前にオープンした大型ショッピングモールへ立ち寄ると、アメリカのスポーツブランドのお店やスターバックスなども出店していて、これまでのボリビアのイメージと違い近代都市に近い雰囲気でした。スターバックスで久しぶりの美味しいコーヒーで一息。
ペルーやボリビアはコーヒー生産国のイメージがありますが、残念ながら今回の旅で、ここ以外で美味しいコーヒーに巡り合う事はありませんでした。後で聞いた話によると、美味しい高級コーヒー豆は輸出用に回され、残った2級品以下が国内に流通するそうです。それも都市部のスーパーまでで田舎の方はインスタント粉コーヒーだけだそう。また、コーヒーは家で飲み、外で高いお金を払って飲む習慣(カフェ文化)が根付いていないことも影響しているようです。
◆長旅中のオアシス=サンタクルスの日本食
夕食を食べようとサンタクルスのグルメを検索してみると、なんと上位に日本食レストランが数軒…こんなところで日本食?と驚いていると、ボリビアには日系人が多くサンタクルス近くには日本人移住地もあるそう。せっかくなので一番人気の「Restaurant KEN」というお店へ行ってみました。メニューも豊富で、まるで日本の定食屋さんに来たかのうよう。味も地球の裏側とは思えないクオリティで(イメージは学食で食べる定食)2週間ぶりの日本食を懐かしく味わいました。値段も手ごろで、ボリビアの人達にも人気のお店でした。
![]() |
![]() |
空港へ戻って、夜10時45分発の飛行機へ搭乗。予定通り深夜1時50分にフォスドイグアス空港へ到着しました。この日は空港のそばの送迎サービスがあるホテルを予約していたので、迎えの車でホテルへ行き朝方眠りにつきました。
アマゾネス航空でブラジル・フォスド・イグアスへ
◆いよいよイグアスの滝へ
翌日、アルゼンチン側のプエルト・イグアスにあるジャングルロッジホテルへタクシーで向かいました。国境のイミグレーションで一度下車して、窓口で簡単に出入国手続きをします。(路線バスでも国境を行き来することができます。)ジャングルロッジはプエルト・イグアスの街から車で5分程度ですが、その名の通りジャングルに隣接するホテルで、部屋のテラスの向こうはジャングルでその向こうはイグアス川というロケーションでした。
ホテルのテラスにて
イグアスの滝ツアーは現地で手配しようと思い、何も予約していなかったのでホテルで相談しました。(プエルトイグアスの市街にもツアー会社がいくつかあります)
明日1日で、国立公園散策・滝のボートツアー・遊覧飛行をしたいと言ったところ、1日ではハードで難しい!と言われましたが…「明日しか無いので散策は短めでも良い。」とお願いしたら、全て手配してもらえました。
この日は、昨日の移動の疲れをとる為、残りの時間はホテルでゆっくり過ごし、食事はホテルのレストランで、イグアスの名物料理スルビ(ナマズ)のグリルとアルゼンチン名物のステーキを食べました。ナマズは川魚のイメージでしたが、臭みもなく白身でさっぱりした味。少し大味ですが食べやすかったです。もちろん牛ステーキの方がおいしかったです(笑)
![]() |
![]() |
ナマズのグリルとTボーンステーキ
翌朝、手配してくれたタクシーでアルゼンチン側の国立公園へ向かいました。イグアスの滝の国立公園は、アルゼンチン側・ブラジル側どちらにもあり、それぞれ違った滝の姿とジャングルを見る事が出来ます。今回は時間があまりないので、色々な角度から沢山の滝を楽しめるアルゼンチン側へ行きました。ドライバーさんは、ヘリコプター時間に合わせて迎えに来てくれるとの事。
◆アルゼンチン側から
入園してツアー担当者と合流しました。園内はとても広く、ジャングルを歩くトレッキングのルートも沢山あります。滝を見るコースは、下流側・上流側手前・上流側奥の大きく分けて3つですが、とにかく広いので全て周ろうと思うと、確かにここだけでも1日がかりです。まずは上流側の奥の滝を見るコースへ。このコースは、イグアスの滝の最大の見どころともいえる「悪魔の喉笛(Garganta del Diablo)」と名付けられた瀑布をトロッコ列車で見に行きます。
国立公園内のトロッコ列車
終点で下車して少し歩くと、ゴーっという音が徐々に大きくなっていき、さらに進むと目の前に最大水量を誇る悪魔の喉笛が姿を現します。イグアスの滝最大落差の悪魔の喉笛を覗き込むように見下ろすスポットで、凄まじい量の水が流れ落ちるその迫力に圧倒されます。手が届きそうな距離から飛んでくる水しぶきも桁違いです。
先住民の言葉で「大いなる水」を意味するイグアスの滝
悪魔の喉笛が姿を表します。
トレッキングルートに戻って少し散策したら、次はいよいよボートツアーです。受け取った防水袋に持ち物を詰め込み、救命胴衣を着けてボートに乗り込むと、ボートは滝を目指して進んでいきます。幾つかの滝を横目に進み、あるひとつの滝の前で停止。そしてついに、凄まじい水しぶきの中にボートで突っ込んでいきました。流石にそこまで大きな滝ではありませんが、強めのシャワーを思いっきり浴びたような水圧で、目が開けられないくらいの水しぶきの大迫力!当然ビショ濡れです。
滝壺に突入!ボートでアクテビティ。これを水しぶきというのか!?
仰天のボートツアーは、ぜひ動画でもご覧ください!!
![]() |
![]() |
|
|
||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
ボートツアーを終えて、売店で少し休憩してから国立公園を出てドライバーさんと合流しました。ホテルでは公園の滞在時間が短いと言われましたが、十分満喫できた感じです。
◆ブラジル側から
そのままタクシーで国境を越えてブラジル側へ。ヘリコプターはブラジル側の国立公園近くから乗車しました。滝の真上に到着するまで、広大なジャングルの上空を飛んで行きます。どこまでも広がる緑の森とその真ん中に走る大きなイグアスの川。果てしなく続くジャングルの広さに目を奪われていると、森の中に大きな穴があいたように、イグアスの滝が姿を現しました。
ヘリコプター遊覧飛行でダイナミックな地球を感じる。
イグアスには大小275程度の滝があり、滝幅はなんと4キロほど。先ほどまで地上で見ていた滝は一部にしか過ぎず、こんなに広範囲にわたり滝が広がっている事に改めて驚きそのスケールに圧倒されました。イグアスの滝は、地上&ボートからと上空からのどちらの姿も違った魅力があり、これはどちらも外せません。
遊覧飛行を終えて、再びタクシーで国境を越えてホテルへ戻りました。こんなに何度も国境を行き来するのは初めてです。
◎まとめ
*アルゼンチンからのアプローチ
・滝へのゲートウェイとなる町はプエルト・イグアス。国立公園内のビジターセンターからトロッコ列車に乗り、終点の遊歩道入り口で下車したら、さらにそこから歩いて滝を見るというのが一般的なルート。
・アルゼンチン側の景観は、大小無数の滝がかかっているのが大きな特徴であり、それを縫うようにして掛けられている遊歩道を歩きながらその景観を楽しむことができる(遊歩道は、滝を上から眺めるルートと下から眺めるルートの2つがある)。
・アルゼンチン側の遊歩道からは、「悪魔の喉笛」を上から見下ろすような格好で眺めることができる。
・川の中州にあるサンマルティン島へ向かう船着場から、滝つぼに飛び込むボートツアーが出ている。
*ブラジル側からのアプローチ
・滝へのゲートウェイとなる町はパラナ州フォス・ド・イグアス。 滝へのアクセスポイントとなる町のなかで最も規模が大きい。
・ブラジル側の国立公園入口の手前にはヘリクルーズを運行している会社があり、予約なしでも参加することができる。
・アルゼンチン側とは景観が多少異なり、こちらはそれほど多くの滝はないが、ひとつひとつの滝が大きいのが特徴であり、アルゼンチン側にある「悪魔の喉笛」と変わらないくらい迫力のあるシーンを何度か楽しむことができる。また、展望台から「悪魔の喉笛」を対岸から見ることが出来る。
(Wikipediaより出典)
◎イグアスの滝国立公園とそのツアーについて
*パスポートの携帯を
入園チケット購入時にパスポート提示が必要でした。もちろん国境を行き来する場合も必須です。また、2日目も国立公園へ行く場合は、前日のチケット提示で安くなるそうです。
*ボートツアーについて
ボートツアーのチケットは、個人でも公園内のチケット売り場で購入可能ですが、乗車時間があるのでツアー手配の方が効率は良いです。
*びしょ濡れ必至!事前準備を
ボートツアーに参加する際は、サンダルや沢歩きシューズなど濡れてもOKな履物&乾きやすい服や水着で行くことをお勧めします。園内のトレッキングは結構歩く&濡れている場所もあるので、初めから履くなら滑りにくい物がお勧めです。今回は、下は水着に上は速乾性Tシャツ、沢歩き用シューズで行きました。更衣室は無いので、着替えるとしたら園内のトイレなどになると思います。また乗船時に防水袋を渡されますが、パスポートなどは事前にジプロックなどに入れておいた方が安心です。今回は、ポーチも防水仕様のモノで行きました。
*ヘリコプターツアーについて
ヘリコプターに乗車する際に可能なら、前の席へ座るのがお勧め。前方の広い窓からは何も遮るものがなく、外の景色を堪能できます。
次回は、いよいよ完結編。ブラジル側フォスドイグアス空港から旅の最終目的地のリオデジャネイロへと向かいます。
投稿旅のポイントお伝えします。その4【イグアスの滝へ】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。