2026.6月号 編集部だより【完璧に準備しすぎなくてもいい。】
2026年05月22日 category:編集部だよりみなさまこんにちは。
今月は、旅をより気軽にしていく考え方をお伝えしてみましたが、いかがでしたか?
先日、小さな旅に出かけた時のことです。移動中、「あれ?」と思う場面が何度かありました。
スマートフォンのバッテリー残量、予定していた移動時間、持ってきた荷物のことなど。「ちょっと足りないかも」「大丈夫かな」と思いながらも、そのたびに「ま、いっか」と気持ちを切り替えながら進んでいくうちに、不思議と全部なんとかなっていました。
画像:iStock
今回の特集では、“荷物を軽くする旅”をご紹介していますが、実際に旅をしてみると、「念のため」に持っていくものが増えるほど、現地で考えることも増えていく気がします。
「あれを使うかな」「こっちを着るかな」「ちゃんとして見えるかな」など、荷物が増えると、いつの間にか頭の中は、考えることでいっぱいになってしまいます。そうすると、意外と時間がなくなってしまったり、行動範囲を狭めてしまう要因になったりするんですよね。
逆に、持っていくものを少し減らしてみると、不思議と思考まで軽くなっていきます。それしかないからこそ、「これでいこう」と自然に決められる。足りないことを不安に感じるより、「今あるものでどう楽しもう」と考える時間が増えていくのかもしれません。
もちろん、最初は「こんだけしかない」「どうしよう」と心細く感じることもあります。でも、旅先で何度か“なんとかなった”を経験していくうちに、「なくても大丈夫」という感覚が少しずつ育っていく。その感覚は、旅だけではなく、日常にも不思議とつながっていく気がしています。
旅行は、その国や地域の景色や食べ物を味わったり、異国の文化や空気感に触れたりする体験でもあります。そう考えると、「毎日違う服を着ること」や「完璧に整った自分でいること」よりも、“その土地をどう感じるか”に意識を向けた方が、気持ちが少しラクになるのではないでしょうか。
特に海外では、日本人らしい“きちんとしたおしゃれ”が目立つ場面も少なくありません。それが狙われやすく、予期しなかったトラブルに巻き込まれる要因になることも少なくありません。
もちろん、おしゃれを楽しむことは素敵なこと。でも、ライト旅やウルトラライト旅のように、「着るものを気にしすぎない」という感覚を一度体験してみると、不思議と身も心も自由になれるんですよね。
限られた服で過ごすことは、一見不便にも思えますが、「これで十分だったんだ」と気づくきっかけにもなります。そんな小さな体験が、普段どれだけ恵まれた環境の中で暮らしているかを、改めて感じさせてくれるのかもしれません。
完璧に準備しすぎなくてもいい。
少し余白を残しておく。
その感覚を旅の中で体験すると、普段の暮らしや仕事の中でも、「もっと軽く考えていいのかもしれない」と思える瞬間が増えていきます。持ち物だけではなく、思い込みや“こうあるべき”まで軽くなった時、人はもっと自由に楽しめるのかもしれません。
いきなりウルトラライトは、ハードルが高くても、ぜひ、次のご旅行で、今までよりも「少し軽くしてみる」ところから、チャレンジしてみてくださいね。
それではまた来月〜
(編集部anan)
投稿2026.6月号 編集部だより【完璧に準備しすぎなくてもいい。】は三井住友海上 海外旅行保険の最初に登場しました。
