2014年07月16日 category:お知らせ

Me and My Lunch (IMG_7244R) / Schristia
南太平洋のパプアニューギニア。赤道直下で雨が少なく、燦燦と太陽が降り注ぐこの地で、マズイ南国フルーツを口にすることは、極めて困難でしょう。パイナップルやバナナをはじめ、マンゴー、パパイヤ、グァバ・・・などなど、我こそは!と糖度を競い合うような面々が、胸を張って勢ぞろいしています。日本では馴染みがありませんが、「シュガーフルーツ」という砂糖の塊のような極甘の逸品もあります。おそらく天国とは、こんなところなのでしょう。
しかしながら、このフルーツパラダイスを人間だけで独占できると思ったら大間違いです。
パプアニューギニアには、フルーツを主食とするコウモリ、「フルーツバット」なるものが存在します。「オオコウモリ」や「空飛ぶキツネ」とも呼ばれる彼らは、視覚の発達した昼行性のコウモリです。彼らにとって、炎天下の栄養補給に甘いフルーツは欠かせません。甘い果実を求めて、青空の中を飛び立ちます。下の写真は、カットフルーツを食べている優雅なコウモリ。
彼らをスープなどに丸ごと投入し、食用とする地域もあります(パプアニューギニア、ラオス、グアム、パラオなど)。ちなみに日本に多く生息する小型の「アブラコウモリ」は夜行性で、主に虫を食します。ところ変われば食も変わる。人間もコウモリも同じですね。
2014年07月16日 category:お知らせ

Goroka Show / Anselmo Lastra
ゴロカショーのシンシン
ゴロカとは、パプアニューギニアのハイランド(高地地帯)の町の名です。赤道直下でありながら、標高1600メートルのゴロカは、夏でも涼しく過ごしやすいのが特徴です。高原野菜が豊富で、世界中のコーヒーマニアが注目するプレミアムな「ゴロカコーヒー」の産地でもあります。
そんなゴロカで毎年9月に行なわれるのが「ゴロカショーのシンシン」です。パプアニューギニアを代表する祭典であるゴロカショーには、約80もの部族がさまざまな姿で登場するとあって、世界中からの観光客が押し寄せます。
一度ハマると毎年行かないと気がすまなくなるお祭のため、この時期のホテルはなかなか予約が取れないことで有名です。ちなみに「シンシン」とは民族舞踊のこと。どうやら英語のSINGが語源のようです。
写真のマッドマンは、このゴロカショーに登場するメンバーです。泥の面を被った彼らは、アサロ川流域の部族で、元々は相手を威嚇するために面を被っているんだとか。しかし実際のところは、闘うという雰囲気は一切なく、のんびりした動きをします。(泥の面が重くて動けないのだろうという説もあります)。彼らは、観光客に面を被らせたり、カメラにポーズをとったりと、かなりサービス精神が旺盛です。
ゴロカショーでは、この他にも地毛を伸ばしてカツラを作るウィッグマンなど、想像を絶するコスチュームをまとった様々な部族が登場します。ハマってしまうことを覚悟して、この秘境に一度足を踏み入れてみませんか?
2014年07月16日 category:お知らせ
今回は、ワーキングホリデーで世界を旅するSHIHOさんのパプアニューギニア・レポートをご紹介します。

マスクフェスティバルの合間に、ちょっと足を延ばして「ブナカナウ」の村へ行ったというSHIHOさん。ご覧の写真はその道中に初めて利用したという乗り合いバスです。始めは空いていた乗り合いバスですが、帰りはこんな感じで賑わっています。
皆さん、進行方向と逆を向いて乗るんですね。確かに見晴らしがいいかもしれません。SHIHOさんは「外国人が乗っている!」ということで沢山の方から手を振られたそうで、しばし芸能人気分を味わったとのこと。
とても簡易ですが、写真の黒い紐はいわゆる「つり革」。そして、この乗り合いバスでは、下車したいときは大声で「ストップー」と言うか、天井の金属部分をコインでカンカン鳴らすシステムのようです。
そしてこれは、ブナカナウ唯一の商店。壁に大きな瓶の絵がありますが、ドリンク類を主に販売しているのでしょうか?
写真はチャイム。ブナカナウでは生徒さんが鳴らすようです。生徒さんに任せていると、休み時間を多めに取ったりして、授業にならないのでは?なんて思いましたが、この熱心な授業風景を拝見すると、そんな心配は無用なのでしょう。考えたこと自体、恥ずかしくなりました。
授業を担当されているのは日本人男性のYさんだそうです。SHIHOさんのご紹介により、Yさんのブログも拝見いたしました。Yさんのようなボランティア教師の方々は、学校の敷地内にお住まいなんだそうです。Yさんは箪笥や本棚がまだ設置できていない中お引越ししてこられたようで、たくさんの荷物を床のアリ(大群)から守りつつ、必死に生活しておられるご様子でした。
お部屋に水道がないので、使用時はこのタンクから汲みます。名前は「ワラタンク」。パプアニューギニアでは水のことを「wara(ワラ)」と呼ぶのだそうです。
これは青空のもとでの全校集会。なんだかいい雰囲気ですね。
★世界を旅するSHIHOさんのブログ http://tabijyo.blog76.fc2.com/
2014年07月16日 category:海外トラブル

★弊社スタッフの体験談。
バンコクの屋台で、トムヤムクンを食べることにし、エビを剥く際に汚れるのが嫌だったので、指輪を外してテーブルの上に置きました。エビの皮剥きと、その他の食事にしばし没頭・・・。ふと気が付くと、テーブルに置いていたはずの指輪が無い!?落としたのかと思い、周囲を探しましたが見当たらず。。。どうやら盗難にあったらしいT-Tみんなエビの皮剥きに一生懸命で、テーブルを見ていませんでした。
★弊社に寄せられた体験談。
中国で、ツアーで立ち寄った大型レストランで食事の際に、椅子にジャケットを掛けて食べていました。食事が終わって、ジャケットを着ようとすると、やけに軽い。。。あわててポケットを確認すると、財布が無くなっていました(泣)
近くに置いていても、注意がそれていると、盗難にあいやすい!ので、やはり貴重品類は、肌身離さずが基本ですね。万が一の場合の対処法(海外旅行保険の連絡先など)も、出発前に確認しておくと安心です。保険金の請求に現地での書類などが必要な場合もあるので、ご確認ください。
2014年07月16日 category:パプアニューギニア特集

Me and My Lunch (IMG_7244R) / Schristia
南太平洋のパプアニューギニア。赤道直下で雨が少なく、燦燦と太陽が降り注ぐこの地で、マズイ南国フルーツを口にすることは、極めて困難でしょう。パイナップルやバナナをはじめ、マンゴー、パパイヤ、グァバ・・・などなど、我こそは!と糖度を競い合うような面々が、胸を張って勢ぞろいしています。日本では馴染みがありませんが、「シュガーフルーツ」という砂糖の塊のような極甘の逸品もあります。おそらく天国とは、こんなところなのでしょう。
しかしながら、このフルーツパラダイスを人間だけで独占できると思ったら大間違いです。
パプアニューギニアには、フルーツを主食とするコウモリ、「フルーツバット」なるものが存在します。「オオコウモリ」や「空飛ぶキツネ」とも呼ばれる彼らは、視覚の発達した昼行性のコウモリです。彼らにとって、炎天下の栄養補給に甘いフルーツは欠かせません。甘い果実を求めて、青空の中を飛び立ちます。上の写真は、カットフルーツを食べている優雅なコウモリ。
彼らをスープなどに丸ごと投入し、食用とする地域もあります(パプアニューギニア、ラオス、グアム、パラオなど)。ちなみに日本に多く生息する小型の「アブラコウモリ」は夜行性で、主に虫を食します。ところ変われば食も変わる。人間もコウモリも同じですね。
2014年07月16日 category:パプアニューギニア特集

Goroka Show / Anselmo Lastra
ゴロカショーのシンシン
ゴロカとは、パプアニューギニアのハイランド(高地地帯)の町の名です。赤道直下でありながら、標高1600メートルのゴロカは、夏でも涼しく過ごしやすいのが特徴です。高原野菜が豊富で、世界中のコーヒーマニアが注目するプレミアムな「ゴロカコーヒー」の産地でもあります。
そんなゴロカで毎年9月に行なわれるのが「ゴロカショーのシンシン」です。パプアニューギニアを代表する祭典であるゴロカショーには、約80もの部族がさまざまな姿で登場するとあって、世界中からの観光客が押し寄せます。
一度ハマると毎年行かないと気がすまなくなるお祭のため、この時期のホテルはなかなか予約が取れないことで有名です。ちなみに「シンシン」とは民族舞踊のこと。どうやら英語のSINGが語源のようです。
写真のマッドマンは、このゴロカショーに登場するメンバーです。泥の面を被った彼らは、アサロ川流域の部族で、元々は相手を威嚇するために面を被っているんだとか。しかし実際のところは、闘うという雰囲気は一切なく、のんびりした動きをします。(泥の面が重くて動けないのだろうという説もあります)。彼らは、観光客に面を被らせたり、カメラにポーズをとったりと、かなりサービス精神が旺盛です。
ゴロカショーでは、この他にも地毛を伸ばしてカツラを作るウィッグマンなど、想像を絶するコスチュームをまとった様々な部族が登場します。ハマってしまうことを覚悟して、この秘境に一度足を踏み入れてみませんか?
2014年07月16日 category:パプアニューギニア特集
今回は、ワーキングホリデーで世界を旅するSHIHOさんのパプアニューギニア・レポートをご紹介します。

マスクフェスティバルの合間に、ちょっと足を延ばして「ブナカナウ」の村へ行ったというSHIHOさん。ご覧の写真はその道中に初めて利用したという乗り合いバスです。始めは空いていた乗り合いバスですが、帰りはこんな感じで賑わっています。
皆さん、進行方向と逆を向いて乗るんですね。確かに見晴らしがいいかもしれません。SHIHOさんは「外国人が乗っている!」ということで沢山の方から手を振られたそうで、しばし芸能人気分を味わったとのこと。
とても簡易ですが、写真の黒い紐はいわゆる「つり革」。そして、この乗り合いバスでは、下車したいときは大声で「ストップー」と言うか、天井の金属部分をコインでカンカン鳴らすシステムのようです。
そしてこれは、ブナカナウ唯一の商店。壁に大きな瓶の絵がありますが、ドリンク類を主に販売しているのでしょうか?
というわけで学校に到着したSHIHOさん。写真は学校のチャイム。ブナカナウでは生徒さんが鳴らすようです。生徒さんに任せていると、休み時間を多めに取ったりして、授業にならないのでは?なんて思いましたが、この熱心な授業風景を拝見すると、そんな心配は無用なのでしょう。考えたこと自体、恥ずかしくなりました。
授業を担当されているのは日本人男性のYさんだそうです。SHIHOさんのご紹介により、Yさんのブログも拝見いたしました。Yさんのようなボランティア教師の方々は、学校の敷地内にお住まいなんだそうです。Yさんは箪笥や本棚がまだ設置できていない中お引越ししてこられたようで、たくさんの荷物を床のアリ(大群)から守りつつ、必死に生活しておられるご様子でした。
お部屋に水道がないので、使用時はこのタンクから汲みます。名前は「ワラタンク」。パプアニューギニアでは水のことを「wara(ワラ)」と呼ぶのだそうです。
これは青空のもとでの全校集会。なんだかいい雰囲気ですね。
★世界を旅するSHIHOさんのブログ http://tabijyo.blog76.fc2.com/