2014年04月16日 category:ラオス特集
今回は、世界を旅するSHIHOさんからのラオス・レポートをご紹介します。

Monks receiving morning alms, Luang Prabang, Laos / mattjkelley
SHIHOさんが滞在したのは、ラオスの北部位置するルアンパバーンという街。この街には、王家によって建立された寺院など数々の文化遺跡があり、1995年には世界遺産にも登録されています。
ラオスといえば仏教国として知られ、僧侶が大変尊敬されている国です。このルアンパバーンでは出家者の修行である「托鉢(たくはつ)」が名物で、まだ暗いうちから行なわれています。
托鉢とは、仏教等の修行形態のひとつですが、ルアンパバーンでは地元の人々によって家の前にゴザがひかれ、僧侶が持っている鉢にカオニャオ(もち米)や果物を入れたりするそうです。

「生活に必要となる最低限の食糧などを乞うことで、信者に功徳を積ませる修行らしい」とSHIHOさん。信仰心が習慣化し、こんな時間から外でじっと僧侶を待っているなんて・・・と驚かれたご様子です。
写真の通り、明るくなるころには観光客なども増えて、子どもや犬(?)も托鉢に参加します。僧侶の中には、信者からもらったものをそのまま子どもにあげる僧侶もいます。ちなみに、女性は僧侶や僧侶の衣服に触れてはならないそうです。
SHIHOさん曰く「暗い時間帯の托鉢のほうが本当のルアンパバーンっぽい」。暮らしに根ざしたルアンパバーンの托鉢、ラオスを訪れたら、ぜひ早起きをして見てみませんか?

2014年04月16日 category:おとな旅
こんにちは。ミスターワタナベです。とっさに出てくることを重視した英会話講座、何かを尋ねる表現を学ぶシリーズの第3弾です。今回は、お願いするときに使う定番の動詞「ask」の使い方を学びます。
前回、学んだフレーズ「Can I~」の表現を使って説明しましょう。

★幅広く使える「ask」という動詞
askは「尋ねる」という意味が広く知られていますが、本来は意味の広い動詞で「~を求める、お願いする」というニュアンスをカバーすることができます。ですから、何かをお願いするときはaskが広く使える、と知っておくと便利です。
★「ask+頼みたい人」が基本の形
何かをお願いしたくてaskを使うときは、頼みたい人(原則、youでOK)の形で使います。
★頼みたいことが名詞のとき
お願いすることを名詞で表現したいときは、「ask+人+for+頼みたいこと(名詞)」で使います。
Can I ask you for the way to the ABC hotel?
(ABCホテルへの道を教えてくれませんか?)
このとき、「the way 」(~する方法)は知っておくと便利な表現です。
Can I ask you for the way to buy a ticket?
(チケットを買う方法を教えてくれませんか?)
★to+動詞でお願いしたいことを直接表現
して欲しいことが、はっきりしている場合は、「ask+人+to+して欲しいこと(動詞)」が便利でしょう。英語には一文につき動詞は1回という原則があります。そのため、頼みたい人の後ろは、to+動詞(不定詞)の形にして使います。
Can I ask you to reserve this musical?
(このミュージカルの予約をお願いしてもいいですか?)
Can I ask you to see the hat?
(その帽子を見せてくれませんか?)
★長年の夢、今こそ実現させませんか?

2014年04月16日 category:読者投稿
これまでに買ってよかった海外土産!
世界各国の旅を楽しまれている皆様から、たくさんの「おすすめ海外土産」を教えて頂きました!ぜひ次のご旅行の参考にされてくださいね。
◆訪問国の音楽CD
千葉県 のあとはるさん 60代男性
訪問国での音楽CDを購入して楽しんでいます。クラシック、ポップス、民族音楽など。特にトルコ民族音楽は異国感が豊かで、また訪れてみたくなります。
◆カンボジアで買った1ドルTシャツ
福岡県 すずさん 50代女性
現地ガイドさんのお勧めでかったのですが、色落ちも伸び縮みもなく、生地もしっかりしていて超お買い得。家族に買ってきたのですが、誰もまさか1ドルとは思っていない。お配り用にもっと買ってくれば良かったと後悔してます。
◆EUやその国のシンボルマークのシール
千葉県 遊行さん 男性
マイカーのリヤウインドウなどにに張り付けて走行するとヨーロッパのハイウエイを走っている気分。マイカーはVWゴルフなので、結構マッチングしています。安くて(2~3ユーロ程度)リッチな気分になる優れもの、お薦めです。
◆台湾で買った烏龍茶・韓国で買った韓国海苔
岐阜県 旅好き花子さん 50代女性
お茶を買いに台湾、中国に行きたい。
◆ワイン
千葉県 kazeさん 男性
持ち帰るのは大変だけど、安くて美味しいワインが手に入る。
◆トルコ絨毯
埼玉県 よいこだよさん 60代女性
高額なので日本では思い切って買えないが手作りで思い出にもなり気に入っている 。
◆スリランカの紅茶
東京都 花咲か爺さん 60代男性
◆水タバコ
埼玉県 健さん 60代男性
◆ご当地のマグネットやステッカーなど
福岡県 ひろっこさん 30代女性
◆財布
茨城県 phooさん 20代男性
◆ベトナムの骨董屋で買ったマジョリカタイル
東京都 とみちゃんさん 60代男性
2014年04月16日 category:安全情報
2014年04月16日 category:海外トラブル
岐阜県 旅好き花子さん 50代女性

횡성한우의 친구들 / flowerguy
韓国でキムチを食べたら、おかわりが出てきて断るのに苦労した。キムチがすごく辛くて目から涙が出てくる、咳は出る、でも出された物は食べなくてはいけないと思って頑張って食べた。(旅好き花子さん)
ペ ブルロヨ(お腹がいっぱいです)
出されたものを断るのは心苦しいですよね。ただ、食べきれないほどの料理を用意できることは韓国では裕福の証でもありますので、敬意を表して感謝の気持ちと共にお断りすることは決して失礼なことではありません。無理をせず「배 불러요 ペ ブルロヨ」とお伝えできるといいですね。
2014年04月14日 category:イタリア特集 | 世界の街から
今回はイタリア在住のローマナビネットさんの、シチリアレポートです!
シチリアへはローマから1泊2日の短い旅行でしたが 車で沢山の町を見学しました。 一番思い出に残るのは泊まった町モディカです。
ホテル:
Grana Barocco Art Hotel & Spa ホテルとは思えない玄関、かなり古そう…
私たちが訪れた時は観光客は、ほとんど見かけませんでしたが ホテルの数は随分とありました。 こちらを選んだのは史跡を歩いて廻れる距離、 歴史的なホテル、リーズナブルな価格、団体が利用しないなどと 口コミ重視でした。 1600年の貴族の館を改装したプチホテル ジュニアスイートにグレードアップしてくれる? リーズナブルな価格に負けてね! など ダメモトでメールで依頼したらお願いを叶えてくれて 素敵なお部屋にグレードアップしてくれました。

私が泊まったジュニアスイートの部屋 寝室+サロンです。 貴族が暮らしていた時代はヨーロッパは部屋にバスルームは無く タライにお湯を汲んで行水でした。その名残でしょう バスタブはベットの横にありました。夏だったら湿気でたまらないかも、 このバスタブ、浴槽が滑りやすく掴む棒もないので洗うのは大変でした。 サロンはあったけど、ほとんどベッドの上で仕事をしてました。

朝食は地下の洞窟で この洞窟は1000年ほど前のレストランだったらしい… 当時のワイン蔵などがありました。 朝食はシチリアらしく甘いお菓子類とオレンジジュースで。

ホテルの近くの八百屋さん、7時頃からオープンしてました。 太陽の恵みを沢山受けてシチリアは特大サイズの野菜が多いです。 紫色のカリフラワーは(バイオレットクイン)シチリア特産です 下の段はポロネギ…鍋にピッタシです。

教会のドアーから朝焼けの町を俯瞰 朝一番でお祈りに訪れる地元の人が多いです。 モディカは小さい町ですが教会の数はかなり多いです。

左のメインの道路は昔は川でした。シチリアのベニスと称されてました。 1693年の大地震で風景は一変しました。 それでも見事にバロックの町として復興し美しい田舎町を残してます。 シチリアは有名な観光地を避け、ガイドブックに1行しか紹介されていない様な 小さな田舎町がお薦め。
ローマナビネット はイタリアの小さな田舎町へご案内します。
2014年03月26日 category:イタリア特集 | 世界の街から
今回は、イタリア在住のベルバッコさんからトラーバニ名物をご紹介していただきました!
トラーパニと言ったら、Salina(サリーナ)=塩田。

この日は、ガイド付き塩田見学に申込み、約2時間の説明を聞きました。
まずは集合場所で、トラーパニの塩田地帯について、そしてどういう風に、どんな道具を使って塩が出来るのか
についての説明から始まりました。

塩田(塩の田)との名の通り、1つの生産者の敷地内を上から見ると田んぼのように分かれています。
海から引いた海水をまず一番広いエリアに入れ、その後海水を小さいエリアへと順々に移動させていきます。

途中、水が茶色がかったピンク色になるエリアがあり、この段階まで来るともう塩がハッキリと現れます。


ガイドさんが、
「これは、まさに塩の美容オイルです。みなさん、ぜひ肌に塗ってみて下さい。」
と説明したので、参加者一斉に手を水につけていました。
はい、もちろん私も。
触ってみると水というより本当にオイルっぽい触感で、肌に塗ると美容液のように馴染んで、その後ツルツルになりました。
参加者の一人、イタリア人女性は、
「肌にいいんだったら、ペットボトルをたくさん持ってくるんだったわ~。」
と言いながら、可能な限りたっぷりとこの水を塗っていました。
さすが、イタリア人女性は強し。

ちょうど時期的に白い塩の山はあまり見られませんでしたが、塩田に生息する鳥の様子を観察し、まさに「塩田見学+野鳥の会」。
いろいろな種類の鳥が生息し、塩田内にいる生物を食べて暮らしているのですが、それぞれ嘴の長さが違うので同じ生物を食べることなく、共存出来ている話には一同「お~
」という言葉を発していました。
凄いな~、自然の世界って。
トラーパニの塩は、他の塩田に比べると塩気が強いんだそうです。
イタリアの塩を買う時の参考に。
★イタリアの風を感じる!ベルバッコさんのブログ
http://yaplog.jp/perbacco/
2014年03月12日 category:ウィーン特集


Peterskirche – Vienna, Austria / Ethan Prater
オルガンコンサートを待つ僕の隣で
君はザッハーとデーメルの話をする。
巨匠が手がけたバロック装飾に囲まれて
僕がロットマイヤーの天井画に夢中なとき
君は甘いトルテに思いを馳せる。
僕はどうしようもない溜息を
努めて爽やかな笑顔に紛らす。
そうだ。これがふたり旅だ。

オーストリア共和国の首都、ウィーン。
ウィーンは、華麗という言葉が似合う街である。そしてその理由を、ハプスブルク家を抜きにして語ることはできない。なぜなら、約650年に渡ってこの地に君臨したハプスブルク家が美しいと感じ、こよなく愛したものでウィーンという街が出来ているからだ。
ハプスブルク家の夏の離宮「シェーンブルン宮殿」をご存知だろうか。黄色の外壁が眩しい宮殿である。これは「テレジアン・イエロー」と呼ばれ、国母と慕われる女帝マリア・テレジアの好きな色に塗装されたものだという。ちなみにこの宮殿は、6歳のモーツァルトが7歳のマリー・アントワネットに求婚したという有名なエピソードの舞台でもある。
もちろん、ハプスブルク家の遺したものは建造物だけではない。名だたる芸術家を育て、都と称されるまでに音楽を発展させた功績も、麗しき遺産である。
モーツァルト、ベートーベン、シューベルト、シュトラウス、ハイドン、マーラーなどの音楽家が、ウィーンの空を見上げて美しい旋律を口ずさんだ背景には、それを求め、援助したハプスブルク家の存在がある。味覚についても同様で、もしもハプスブルク家が甘味を愛する一族でなかったら、これほどまでにウィーンの菓子店に豊富なスイーツが並ぶことはなかっただろう。
戦いではなく、結ばれることによって発展させることを家訓としたハプスブルク家。ウィーンに流れるどこか穏やかな空気は、こんなところに通じているのかもしれない。
2014年03月12日 category:ウィーン特集

「カフェ・コンディトライ」というものをご存知だろうか。これはウィーンを訪れたら誰もが一度は目にする「喫茶店+菓子店」のことである。厳密にいうと、単なるカフェではない。
カフェ・コンディトライには、菓子に並々ならぬこだわりがある。名物「ザッハ・トルテ」はもとより、柔らかいクリームを挟んだ「クリームシュニッテ」やシューにチーズと生クリームが入った「トプフェンゴラチェ」など、ウィーンを代表する数々のスイーツが、カフェごとに独自性を主張しながら提供されている。中には名店「ザッハー」と「デーメル」のように、「ザッハートルテ」という名称のオリジナル権を巡って、裁判にまでなった例もある。
写真は、カフェ・コンディトライの中でも老舗中の老舗といわれる「ゲルストナー」(1847年創業)。この店のこだわりも、やはりザッハ・トルテである。「ゲルストナー・トルテ」と呼ばれるそれは、極端な甘味を嫌う日本人の繊細さに合う、上品な味わいが特長である。
菓子店だけではない。音楽ホールや書店など、カフェ文化の薫るウィーンにおいては「お茶をすること」が暮らしのあらゆる場面に同居している。人々が集い、論じ、同じ時を憩うことを「誘う街」なのである。
だから、ウィーンの街を知るには、先ずカフェなのだ。カフェの中に街があるといわれるくらい、この街はそのチャンスに溢れている。減量中の身でも、森に迷い込む気分でコンディトライの扉を開けてみよう。それが、ウィーンを旅するということである。
2014年03月12日 category:ウィーン特集
今回は、綾小路ぶぅさんのウィーン・レポートをご紹介します!
シュトラウス&モーツァルトコンサート

ウィーンといえば、音楽の都。クラシックに縁遠くても、世界最高峰の『ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団』の名はご存知の方が多いのではないでしょうか。今回綾小路さんが訪れたのは、その本拠地である『楽友協会』。ウィーン芸術週間音楽祭なども催される由緒あるホールです。
楽友協会ホール

ウィーン・フィルの定期公演は会員の年間予約席で埋まっていますが、定期公演以外ならチケットの購入も可能です。夏季には観光客が楽しめるようなプログラムも用意されています。綾小路さんが聴いたのは『シュトラウス&モーツァルトコンサート』。これは同行したお姉様たってのご希望だったそう。さぞかし優雅なひとときをお過ごしだろうと思いきや・・・綾小路さんのご感想は「長くて辛かった・・・」。
ウィーンの標識

そんな綾小路さん。断然、街歩きの方が性に合っているようで、こんなワンショットもお寄せくださいました。標識マニアにはたまらない、ウィーンならではの逸品です。表示の意味は『犬に口輪とリードをしてください』。なんでも、ウィーンの街中では犬に口輪をさせなければならないという条例ができたそう。これには『犬には健康状態に応じた運動をさせ、社会との関わりを持たせながら飼育すべきだ』という動物保護の観点があるようです。世界の中でも犬を飼いやすい街として知られるウィーン。綾小路さんも街で可愛い犬を沢山見かけたそうです。
ナッシュマルクト

街歩きで外せないのがマーケット巡りです。海外では地元スーパーに立ち寄るのを楽しみにしているという綾小路さん。写真はウィーン最古の食品市場『ナッシュマルクト』の八百屋さんです。『ナッシュ』とは『食道楽』の意味。ワインの量り売りをはじめ、スパイスやドライフルーツなども豊富に揃うので、お土産選びにもぴったりの市場です。
一流の音楽から庶民の台所まで、盛りだくさんの街ウィーン。さて、あなたはどうやって楽しみますか?